新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

教育は国のアイデンテイテイ

2007年08月07日 19時13分07秒 | 国際・政治

 このごろは少し静かになったが、ひところの教科書問題はひどかった。「侵略」を「進出」に書き替えたのはケシカランと言って、中国と韓国がヨコヤリを入れてきた。もともとは某反日新聞の誤報がキッカケだった。

 それに対し、日本政府は反撃ができないどころか、テキの事実誤認をたしなめもせず、直ぐに詫びてしまうテイタラクだった。
 もともと、教科書にどう書くかは、日本の勝手ではないのか。間違ったことを書いて損をするのは、日本ではないのか。国民に間違った教育をして困るのは、将来の日本なのだ。
 にもかかわらず、鬼の首を獲ったような姿勢で、スッタモンダ。
 対する日本は、「ゴメンナサイ」でコトを納める方向で動いていく。事実を論議もせずに、
摩擦回避が外交だと思っている。

 反面、反日国家やアメリカは、将来の反日国民育成のために、あるいは非人道国家の国民と思わせないために、勝手な教育をしている。
 そんな反日国家やアメリカに対し、日本は抗議をしない。できないでいる。

 南京虐殺問題について、中国やアメリカに定説があるのかもしれないが、少なくとも日本には、すべてを認める段階にない。日本にも反論はある。にもかかわらず、日本は、一切、抗議も問い合わせもしていない。

 広島・長崎の原爆投下について、アメリカの若者たちは、「戦争を早く終わらせるためにやったこと」とか、「アメリカ兵の戦死者をこれ以上出したくなかったので、原爆を投下したのだ」と言ってはばからない。他人の痛みは痛くないからね。
 しかし、日本は、抗議はしていない。
 当時の日本は和平を求めていたのだが、その交渉には乗ろうとせず、「生体実験」的でかつ、「無差別大量虐殺」の原爆投下をしたのだ。非人道的この上ない行為なのだ。
 しかし日本は、一切抗議をしていない。

 もっとも、愚かで軽率な元大臣が、「原爆の投下は、ソ連参戦を回避するためにやったことで、しょうがなかった」、と演説している国なのだから、呆れた話なのだが……。昭和20年2月11日、アメリカ、イギリス、ソ連3国による「ヤルタ協定」で、ソ連の参戦は決まっていたのだ。大臣ともあろう方が、「ヤルタ協定」を知らなかったとは思えない。

 中国政府による国民洗脳も徹底を極め、日本軍の残虐行為を教え込んでいる。各地の戦争資料館で、様々な教育宣伝をおこなっている。しかし、日本が抗議した話は聞いたことがない。

 私は、アメリカや中国の教育に対し、抗議をすべきだと言っているのではない。各国の見識で国民を育成しようとしているのだから、いちいち目くじらを立てるのは如何かと思っている。教育は内政問題なのだ。外国がくちばしを差し挟むべきではない。

 ひるがえって言えば、日本の教科書にイチャモンをつけてもらいたくないのだ。抗議をされてもはねつける日本政府であってほしいのだ。

「歴史認識が間違っている国民は、ふたたび侵略や虐殺をする恐れがある」と言いたいのだろうが……。サッカー場における中国フアンの愚行は、どのように説明するのか。

 国民教育は、優れて内政問題なのです!

 

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