今日、母親の亡い孫娘が、初めての墓参り。
わずか７ヶ月での死別だったのだ。もちろん、母親の記憶はない。
テーブルの上には、私が撮った３人の写真が載せてある。
生後１ヶ月の孫を抱いた嫁が、息子と写っている。病気になる前の笑顔だ。
先ごろまで、「私のお母さんは？」という問いに、息子は、「お空にいるよ」と、答えていた。
その孫も、もう５歳なかば。
母親が病気で亡くなったことを、息子ははっきりと告げた。
「じゃあ、会えないの？」 孫は訊ねたそうだ。
「うん、会えないよ」 息子はそのように答えたという。
そのとき、孫は少し泣いたらしい。
聞かされた私は、瞼が熱くなった。不憫な孫を思った。
若くして死んだ嫁にも、憐れの思いは強く、そして深い。
そんな経緯があって、今日の墓参りとなった。
孫娘はステップを一つ踏み出すことになった。
この父と娘を、いのちの限り、しっかり支えたい。
私にとって、今生の重大な役目だ。
別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。
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どうか、ご一家が幸せでありますように。
また、お嫁さんのご冥福を祈ります。
今日(土）は我が家の全員で息子の墓参りに行きます。
今日のお孫さんの気持ちは如何でしょうか？
同じ道をたどった子供として何時までも 母の思い出は残ります。
ここでご子息の決断 お一人で育てられると前に伺いました、やはり母は一人なのですね、私は父が後添えをもらいましたとき 小学校5年でしたがどうしても馴染めずやはり死んだ母が私の母だと思いました
子供心は難しいものです。
胸が痛みます。
息子さんもよく頑張ってこられましたね。
見守ってこられたひよどりさんご夫婦の胸のうちを思うと言葉に詰まります。
孫娘さんの健やかな成長を祈っております。
５歳過ぎてからの娘に、初めての墓参りを考えてた息子さんの志、そして爺婆も一緒の墓参、胸熱くなる思いです。
息子は、「こんなに大きくなったよ」と、お墓に声をかけておりました。
孫はその隣で、黙って手を合わせて・・・。
一歩踏み出しました。
息子は今も独りで頑張っています。
私たちは見詰めています。
毎週土曜は、私たちは出かけて行って、ご飯を一緒に食べています。
孫が「家族」という言葉を使うとき、ジジ・ババと自分たち父・娘を指しています。
不憫ですが、離れて見ていようと思っております。
息子は無我夢中だったと思います。
やっと人心地がついたように思っているのではないでしょうか。
私たちも寄る年波ですが、できるところまで、しっかり見ていようと思っております。
３６５日は長いような短いような・・・ですね。
すべては成り行きで運んでいる次第です。
息子の苦労は助けるにも限度があります。
こちらも歳ですしね。
やれることはやろうと、自分に対する気合いだけはしっかり入れています。