新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

散る山茶花

2018年01月24日 12時46分24秒 | 写真と俳句

  咲く山茶花はとても魅力的ですが、散る山茶花にもまた深い風情があります。

 地面一帯に散った花びらこそが、山茶花の真の姿ではないかとすら思いたい。

 胸の底の悲しみを隠し、あっけらかんと散っている山茶花。

 誰かの代わりに、深い悲しみに耐えているような姿に思えるのです。

   かなしみは散るさざんかとやって来る    ひよどり 一平

   (かなしみはちるさざんかとやってくる)

コメント (2)
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