新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
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不思議なお話

2010年05月26日 08時09分28秒 | コラム・エッセー

 普天間基地移転問題が、日米政府間で大筋の合意がなされた。

 さあ、収まらないのが与党の一角を占める社民党だ。

 言葉遊びがお好きな党だが、今度も動きだけは活発だ。

 党党首でもある福島瑞穂大臣が、眦を決して沖縄へ乗り込んだ。

 仲井真沖縄県知事と会談し、「辺野古移転に対し、一緒に反対をしましょう!」と、固い握手をしていた。

 知事としては、沖縄世論を見ているのだろうが、福島大臣との握手には、躊躇うところがあったように思えてならない。

 このような福島大臣の動きに対し、鳩山総理の発言がまったくなっていなかった。

「閣僚として行くのはいかがなものかと思うが、社民党党首という立場で行かれるのはやむを得ない」

 こんな発言だったのだから、まったく呆れた話ではないか。

 大臣を辞めてから行ったのなら、この発言でいいのだろうが、現職大臣の肩書きで行ったのに、こんな莫迦な論理はあり得ない。

 飛行機の代金は、党が支払ったのだろうか。それとも、大臣として計上したのだろうか。

 ちっぽけなことを言うようだが、こんなおかしなことがまかり通り、鳩山総理が容認しているのだから呆れるのだ。

「辺野古案で協力してほしい」と、鳩山総理が知事に依頼した翌日、内閣の閣僚が、「辺野古移転反対で頑張りましょう!」と、知事と握手している怪。

 鳩山総理の統率力の問題ではあるが、矛盾を平気な顔でやってのける福島瑞穂の厚面皮にも呆れてしまった。

 これがこの内閣の実情だ。

 いや、この程度の政治家が、日本の指導者なのだ。

 反対なら、社民党は政権から離脱すべきだ。福島瑞穂は、大臣を辞任すべきだ。

 鳩山総理は、内閣の方向と異なる勝手な動きをする大臣を、即刻解任すべきではないのか。

 別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

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コメント (9)
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