22年度の国家予算を編成するにあたり、政府・与党で「事業仕分け」を行っている。
税金の使い方をより効果的にするため、事業の中身を精査しているのだそうだ。
過去の政権では、一度も行われていなかった。
公開しているため、これがすこぶる面白い。
攻めるより守る方が難しいことは分かるが、それにしても、省庁側の説得力のなさには、呆れ果てた。戸惑っているのかもしれない。
もちろん、自信を持って説明している説明者もいたが、おおかたは仕分け人側に負けている。おずおずしていて、喧嘩にならない。
仕分け人側としては、「国民目線」という常套句が使える強みがある。
昨日から、第二段目の仕分け作業に入った。
判断に悩む事業が目白押し。
大向こうばかりを意識せず、日本の現在と将来を見据え、大所高所に立った判断をしてほしい。
「過去の政権は悪!」と叫ぶのは恰好いい。
予算をバッサリと削減すれば喝采が起きる。
しかし、未来に禍根を残してはならない。
民間人の使い方には、若干の心配はあるが。
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