新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

訳が分からない

2009年11月04日 07時41分30秒 | コラム・エッセー

 衆院予算委員会の論戦がスタートした。

 論点の一つに、普天間飛行場の移設問題がある。

 すでに自公政権とアメリカ側との間で、辺野古への移設が合意されている。

 ところが、民主党のマミフエストにおいては、「国外、県外を含めて再検討」となっていたらしい。

「らしい」と書いているのは、私はそれを確認していないからだ。

 もともと日米の両国で合意されていたのに、政権が移ったからといって、変更できるはずがない。

 案の定、アメリカは応じる姿勢を見せていない。

 鳩山政権内でも、意見の食い違いが出ている。

 防衛大臣は、「辺野古移設」と言い、外務大臣は、「嘉手納基地との統合」と言っている。

 鳩山総理は、「最後は私が決断する」としながらも、「県知事と新政権が互いに納得する合意ができないかぎり、いくら日米間で進めようとしても、結論は出せない」とのこと。

 こんなテイタラクでいいのだろうか。

 革命政権ができたわけではない。民主的な選挙制度で、政権が移動しただけなのだ。

 前政権と外国との約束は、よほどのことでない限り、継承すべきではないのか。

「核軍備のない国家は、国家として存在できない」と、近隣の国が言っている。

 そんな国際事情を考えたとき、同盟国との約束事を反古にする日本で、果たして今後に問題を残さないのだろうか。 

 別館として、写真俳句ブログの「いのちの囁き」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

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コメント (8)
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