散策の折りに撮影した山茶花。
大部分は日陰になっていたが、一部の枝や花に陽が当たっていた。
陽を浴びている花は、至極上機嫌に咲いていた。
日本は和の國であった。
十七条憲法を持ち出すまでもなく、農耕民族としては、「和」によって社会を構成していたのだろう。
「和」をもって発展してきた國であった。
その日本が、今、大きく揺らいでいる。
社会は殺伐としてきており、目を覆いたくなる悲惨な事件も多発している。
総中流化と言われていた社会が崩れ、格差社会と言われ始めて久しい。
閉塞感が社会を覆っていて、なんとなく息苦しい感じだ。
和の國が崩れ始めているのだ。
経済至上主義や競争原理主義が、かつての日本の麗しい国柄を、無惨に破壊し始めているのではなかろうか。
市場競争の結果を「善」とした考え方は、日本の國に相応しい「哲学」ではなかったのかも知れない。
この状況を無策のまま放置していたのでは、社会はどんどん崩壊し、とんでもない國になって行くのではなかろうか。
鶴田浩二の歌ではないですが、真っ暗闇じゃござんせんか、などど言っている場合ではないですよね。
今日も茶飲み友達とチョット真面目な話をしました。政治経済、治安問題。のんびりと余生をなんて望めそうもないですね。
いくら力んでみても、力及ぶことではないのですが、時には声が大きくなってしまいます。
世の中の流れがよくないですねえ。
誰のせいなのでしょうか。
親近者(身内)の殺人事件が特に多い世の中です
聞くところによると 日本が上位らしいですが 本当でしょうか? う~~ん!
どうしてこんなことになったのでしょうか。
とにかく家族、地域、会社などの共同体が毀れてきましたね。
理由はいろいろあるのでしょうが、経済至上主義や競争原理がなんらかの働きをしているように思えて仕方がありません。
ハンドルの遊びは必要です。
利益至上主義で毀れましたね。実感します。
バブルを作りそれをつぶし、長い不況が続きました。
共同体はボロボロです。