農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

多古桜宮自然公園での田植え5月8,9日で行う、20数名の応援

2021-05-10 09:01:41 | 日本不耕起栽培普及会
元々この公園は2003年スタートでごみの中間処理場の設置や残土の捨て場といった計画があり山林と水田の所有者が集まって民間の自然公園として町長はじめ200人が集まり休耕田の再生から始めた。当時の堂本知事さんが環境保全の立場で全面的に協力していただくことができました。しかしボランテアで始まった里山保全も高齢化で70,80歳と動きが鈍っている。ところがコロナも関係しているか若い世代へとバトンタッチの機運が突如発生し丁度子育て世代が動き出して米や野菜を不耕起栽培や自然栽培、有機栽培など農薬、化学肥料を使わないで自然に優しい農法の動きである。
今困っていることは水田に必要な水を引くためのポンプが老朽化で水田に水が貯められないということです。40,50万円かかる、その金が出せないというのです。この土日の水田も水がない状態で田植えをせざるを得なかった。先輩たちjから受け継いできた耕さない水田すでに18年になるが、アイデアをいただきたいとおもいます。鳥井報恩-電話090-8112-6838,メールagrihoon@gmail


憲法を順守するために水田洋さんから学ぶ、今日の東京新聞記事からの紹介

2021-05-03 09:25:58 | 日本不耕起栽培普及会
水田の田植えが忙しい時期ではあるが、コロナ騒ぎのなかやはり大切なこととして政治の動きにも目が離せない。この水田洋先輩101歳1919年生まれの社会思想史研究家の記事は大変参考になる。国家は手段まず先に個人がある。ただ一人であるということ。そこから社会や国家が始まっている。ホッブスは説く、この本で、政治的な権力や国家のようなものが、どのようにして生まれるのかを考え抜いた。水田は名古屋大学で教える傍ら市民活動の輪にも加わった。1977年、88年名古屋に招致する構想が名古屋であったが、先頭に立って反対した。「税金がオリンピックに使われ、市民生活が貧しくなると予想された。名古屋の経済力では無理だ」市民の声が多く届いた。昨年からのコロナ下ではとにく大変な状況にある。ホッブス的な個人主義というのかな。まず先に個人があり、政治的権力は便宜的なものに過ぎないという考えが自分の考えの根底にあった。今回のコロナ下でクルーズ船に乗船した客が1名発生しただけでひきかえしたというニュースが流されたが権力の行き過ぎた判断が働いたように感じた(鳥井)