農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

ボカシづくり2月16日で終える

2021-02-19 07:37:58 | 日本不耕起栽培普及会
昨年から西出流のボカシづくりで移植ゴテを使って丁寧に切り返すという方法を学んだ、数年手抜き作業でボカシに固まりができて仕上がりがうまくなかった。手作業として手間はかかるがいい解決策となった。いくつかの課題を残しながら順調である。次には元だね方式で麹菌、乳酸菌、酵母菌、納豆菌、土着菌の5種類をそれぞれ米ぬかと合わせてサクラ酵素と光合成細菌を薄めて45度cまで発酵させてそれぞれをまとめて、米ぬか、油粕、焼成骨粉、魚かすをそれぞれ10キロないし20キロに一括混ぜ合わせる。そこでも水に溶かしたサクラ酵素と光合成細菌で適度にしめらす。佐倉ではハウス内30度c前後で1月24日から2月16日まで行った。寒い時期での管理であるからコバエなどの虫の発生もなく3人で交代にほぼ毎日切り返しができた。最後は放線菌の発生で終了という流れにしたかったが連日の切り返しでは確認ができない。この元だね方式でやるとおおもとの発酵が3日目には始まるのでスタートが早く順調である。今回は魚かすと動物性の素材を入れているので発生する匂いが気になったが、それほどでもなかった。とにかく今回は50度を超えるような温度にはならずアンモニアの発生はなかった。その後の保存は今年はコメの古い紙袋を11枚に収めハウスの外に並べブルーシートで雨除けをして設置した。