農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

和田小脇実験田作業はじめる

2021-02-15 17:01:51 | 日本不耕起栽培普及会
日本アカガエルの産卵が水田の側溝で始まっている。佐倉の水田は印旛沼水系の地域の特徴として粘りけが乏しく固まりにくい、特に湛水を続けると田んぼに
機械が入らなくなる。周辺の農家の了解をえないと水はいれられない。しかし日本アカガエルは発生の時期が限られている。実験田周辺でも産卵のスイッチは入っている。写真にあるように2月9日には土手下の水路では産卵が始まっていた。16日の撮影である。水田の除草は乾いた状態で刈払いを行い、特に畦際の雑草を刈り取る。その後畦周りの水漏れをチェックし水を入れ、代掻き状に刈払いとレーキを使って田面の高低を調整する。畔の周囲に溝を切って田面全体に水が循環できることがその後の稲の生育をよくする。カエルは水田全体に水が入ることを今か今かと待ち望んでいる、1ヶ月程度の猶予はカエルさんも許してくれる。3月10日までのはなしだろう。雑草は畔周りから侵入してくる。私たちは耕さないを基本にしているので水田内部の雑草は動きださない。隣の水田とか畔周りからの雑草の種である。