農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

多古T-S水田の近況

2017-07-07 10:08:59 | 日本不耕起栽培普及会

今年の田植えは家族に呼びかけ2日に分け15人が参加してくれたこともあり、事前にふるさと有機を振ったり多少米ぬかを振ったせいかイネの育ちが良い。特に角地の切わらを半年積んで米ぬかや微生物菌を流したところは特別である。周辺で雑草にイモチ菌が出ているので警戒も必要である。雑草はコナギが多少発生しているが、佐倉の和田の実験田周辺と比べると長年不耕起を続けてきた効果はでている。ただ7月3日水田に入ったところ東側の奥が肥料不足で生育にばらつきがでている。光合成細菌の流し込みを行ったが、全体に均一に届くやり方が必要であると感じた。雑草取りは初めて水田に入ったが6月まではオタマジャクシが活動しているのでコナギの発生が遅くイネに与える被害はすくない気がする。水は土水路で上の水田と直結しているので10センチ程度の深水はできないが水を切らすことはない。写真は上からの全体と角地の育ちのいいところである。