農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

多古の天井田ミドリマイのヒエとイボクサ取りはじめる

2021-08-20 09:12:18 | 日本不耕起栽培普及会
15年目のミドリマイ水田、今年はポンプが故障し5月8日の田植え時期に水が手当できなかった。7月1日まで雨は降らなかった。でもミドリマイは11月が収獲であるからそれほど心配はしていなかった。8月に入ってやっと余裕ができたので昨日も福田さん大木さんの手間を借りてヒエとイボクサを重点に3時間ほど頑張った。田植えはイセヒカリに合わせて行ったが水があれば手間をかけずとも順調な生育がきたいできた。4.5葉から5葉まで育った苗を植えて十分な水があれば大丈夫である。ミドリマイの場合生育期間が長いので6月田植えでも問題はない。元々湿田で機械が入らない水田であるから表層が乾いていても土の下が水分を含んでいる。ただヒエの発芽条件は土が乾き種に酸素が回れば発芽しやすくなる。ほかの水田も例年になくヒエの発生がおおい。T-sの水が十分確保できた水田は全くヒエは出ていない。耕さないで土を動かさず水があれば草は全くはえない。またこの水田は手植えでありミドリマイで大株になるから30センチ角に植えてあるが除草作業を考えると楽である。