農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

農業をプラスXとして位置づけ玄米菜食、少食が宮沢賢治にも通じる

2021-08-16 08:36:49 | 日本不耕起栽培普及会
日本の戦後はなぜかアメリカナイズされた文化が主流となりマスコミはパンと肉の売り込みに心血を注ぎ腸の長さで食べ物の違いで長さに差が出るとまで分析された。しかしアメリカと日本を往来する医師で内視鏡を使い20万例の胃と腸を観察し腸の長さは本来日本もアメリカも差がない食習慣の蓄積で生まれえたものである。そしてアメリカで1980年代に日本人の食生活とアメリカ人の食事の比較で米食の優位性を議会で認められている「マクバラン報告?」その新谷弘美は乳製品や肉の摂りすぎを警告している。
 私も愛知で学校給食でパンと脱脂粉乳をいただいた。その結果国産でパンを作りたいと南部小麦や強力粉を探しに東北地方を歩いたことがある。現在はユメシホウという強力粉の原料の小麦を作っている。酵素玄米食を日常としているが小さい頃の給食は老後にも影響している。
 現在においても農民連などで少規模な家族経営を勧めている。それでも栽培面積は2haを下らない。機械化が避けられない。その結果土に生息する小動物の命を維持することができない。その結果野菜の食品としての価値が低下してしまった。保存がきかなくなっている。工業化された水耕野菜は、確か形はトマトやイチゴの形をしているが栄養価は下がっている。形だけで勝負するのかということである。