その際環境保全型と定義しているのは3原則があって不耕起と敷き草と輪作の3つである。この農法のアメリカでの広がりは確かなものでる。1960年代初めにはほとんどいなかったのに2003年には7200万ヘクタール、13年には1億5700万ヘクタールまで拡大している。アメリカ、カナダ、アフリカなどに広がりをみせている。
私の体験で水田での不耕起と合わせて大豆のへそ曲がり多収法を岩澤信夫さんから教わり継続した課題として取り組んできたが大豆の裏作として冬に小麦と大麦を育ってて5年目となる。初年度小麦の栽培の時、稲わらを敷き草としたが、その時麦の周辺で生活するクモなどの小動物の生き物の存在を確認でき、土を作るのは有機物があって小動物が働くことに気づき、水田における切わらとトビムシ、イトミミズ、ユスリカなどの関係と同じことに気付いた。すなわちモントゴメリーの書いている環境保全型農業の考え方と一致するものである。