農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

2018新年に当たって、今年の稲、大豆の塾企画

2018-01-06 11:05:17 | 日本不耕起栽培普及会

ここ3年高浜大介さん企画するアースカラーの傘下で日本不耕起栽培普及会の活動を続けてきたが、そこから自立して佐倉の地で不耕起栽培の稲と大豆の塾を継続することにした。当面のサポーターは5年ほど私と行動を共にしている広島から通っている今井孝さんと、事務的な作業を担当する福田大輔さんー17年度塾生の3人で企画運営にあたる。またこの佐倉の和田地区は岩澤信夫さんが生前最後の活動の場として選ばれ、印旛沼の浄化を大きな課題として、地域の方々に働きかけた経緯があり和田地区に未来農業研究会が設立され、私も其の会の会員でもあり、年配の藤井毅、藤崎言行、斉藤和等の地域業を支える逸材が控えている。

最近の塾の会員は農薬、除草剤使わず化学肥料を使わないで自給的なお米、大豆作りの半農、半xの比較的若い方々とやはり定年前後の方々が多い。和田地区の実験田は和田小学校のすぐ脇にあり休耕田をアースカラーの最初の活動で開墾に取り組んだ。今ではその小学校の5年生が毎年田植え、いきもの調査、稲刈りを体験できる場となっている。また神崎の近くにある寺田本家の酒屋では岩澤信夫さんが30年近く実験田としていた藤崎芳秀さんのお孫さんが近い将来農業後継者として働ける準備を始めている。高卒で勤め始めたのである。若い世代の方々も農薬、化学肥料、除草剤を使わない新しい感覚の人々が育っている。それらの力を育てていきたい。