農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

農薬使用は無理がある。昔の使用していた苦い経験を思い出す

2015-11-02 09:05:58 | 日本不耕起栽培普及会

私は年金暮らしだから成功しても、失敗しても構わないということで失敗を恐れず自然にやさしい方法を選ぶが、10人のうち成功するのは1人といわれてためしに半分は農薬を使用する機会を選んでみたが、PK液につけるのはあまい香りがして問題なかった。次に線虫サビダニ剤を始めたら、昔のD-Dを使用したころのにおいを思い出しもうだめであった。今回は実験だ実験だと自分に言い聞かせ済ませたが、これをみなさんにはすすめたくなかった。市販されている種子や球根に農薬が散布してあるピンクや青の着色剤が塗ってあり、人間が誤って食べないようにと注意を喚起するために処理されているわけだが、こうした処理も改めて考えると問題である。生命体である植物が農薬とかかわりを持たないで生きていかれる環境づくりが大切であるとかんがえる。農薬もしかり、原発もしかり本来使用しなくてすむ道を選びたいものである。関連して被覆材であるマルチについても新たに使用すべきかどうか、草を抑えること、被覆による温熱効果、雨を抑えられるの3点で利用価値は高い、しかしマルチ材の後の処理の点で刈り払い機に噛まりやすいこと、燃やすとダイオキシンが出るなどのマイナス面がある。いずれも環境を汚すこと、作業効率をどのように考えるかである。いずれにしても年金暮らしの枠で考えると江戸時代あるいは昭和30年代以前の時代にさかのぼってどのように農業に取り組んでいたかで決まるきがする。団をとるとすればもみ殻被覆で行けそうである。あるいは稲わら、切わら被覆もありかもしれない。