農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

へそ曲がりの大豆研修会終わる、その時の苗

2015-06-22 08:13:29 | 日本不耕起栽培普及会

毎年夏至の日の近くでへそ曲がりの大豆研修会を行っている。この農法は茨城の石島友エ門さんが開発した方法で岩澤信夫さんが1993年の農業技術体系追録18号に記録がのこっている。岩澤さんは生前この技術を庶民レベルで伝えていきたいと普及に努め、雑誌現代農業にもわかりやすく紹介している。研修会では基本的なことを繰り返し講義し実践している。最近も丹波の方でこの方法が普及し従来の慣行栽培よりも2倍の収量が確保できることを報告し、原点になっている不耕栽培普及会にその業績を還元し何らかの手立てをとりたいという連絡をうけている。

私たちとしては先々自国のコメと大豆の生産システムを日常の食生活に残すことで東アジアのモンスーン気候型の文化を残すことになり、健康を維持することにつながっていると確信している。コメを作り、こうじを作り、大豆を作りそしてみそ、そして酒を作るなど自給的生活の発展である。

今回の研修会のための苗です。6月3日に播種、6月10日に根を切り芽をつんだ、これは6月19日のサンプルです。