農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

不耕起湛水8年目のT-4ミドリマイ水田の雑草

2014-05-05 08:32:50 | インポート

昨日は雑草だらけの2年目水田の苦労を紹介したが、不耕起・冬期湛水を続けることで雑草は拾い草程度になると岩澤信夫さんは各地の普及会の会員の経験で言われていたがこの8年目のミドリマイの水田に実際に入って草取りをしてみると、それが再現される。冬期の湛水が十分でなくても雑草の根は深くは生育できない。冬期のすべての期間を湛水にするとここの水田は土水路で深く深くなり機械とかが入りにくくなるため浅めの水にしている。結果は確かに雑草は生える。しかしその生え方が「拾い草である」耕さないということは下に根が伸びないということである。またここでは収量のことは考えないで岩澤さんの理論に従い実施するとしているのでその後の結果がそのまま出てくる。草の種類はミゾソバ、マツバイ、ヘラオオバコ、キツネノボタン、アメリカセンダン、タナズナ、ガマ、フサモなどである。確かに水の量を気にしなくなったら増えたのは事実である。

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