農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

稲のコナギとの戦い

2008-08-15 20:19:15 | 日本不耕起栽培普及会

コナギが稲に勝っている映像ー代かきをして土が軟らかいと植えられたイネも柔らかく軟弱に育ちコナギとの競争に負けてしまう。08726konagikatu 08726konagikatu2それに対して不耕起状態でさらに湛水化していることで、エチレン効果が働いてコナギに稲は勝つ。0887inekatu 0887inekatutannsui


長野・高山村園原さん訪問記(4)

2008-08-15 18:04:04 | 日本不耕起栽培普及会

エチレンホルモンの不思議

 成苗5.5葉での田植えで不耕起の固い田の土を破って根を伸ばす時エチレンを誘発して根を太く張り自己保存と子孫繁栄への道を確保していく。エチレンは気体ガスで空気に触れると酸化エチレン(エチレンオキサイド)になる。

 アポロ計画のおり、帰還した宇宙船と飛行機の消毒剤として使用された。大病院での手術用具のガス消毒にも使われている。不耕起水田のイネが病害が少ないのはイネの体内でエチレンオキサイドが作られることと深く係わっている。次回湛水田での雑草問題に入る前にこのエチレン効果は不耕起で土が固いためにイネとコナギの競争で70グラムと薄播にした苗は稲が勝利する。参考にこの後写真を引用する予定です。