冬期湛水の不耕起栽培が順調にいって雑草の悩みもほとんどない水田、この公園で20a7枚のうちでここだけが岩澤さんが語るこの方式にマッチングした水田であり5,6年不耕起・湛水を続けていたら、稲刈りの前日排水して当日バインダーで入ってもしたが固まっていて刈りいれが問題なく作業がおこなわれた。雑草で問題はヤベイズルでこれは畦からの侵入でかきとる必要がある、収量は谷津田で光線が十分でないこともあるが10a換算で4.7俵であった。岩澤さんは平均8俵は是非と言っているが、利根川の肥沃な灌漑水と異なり湧き水,天水、地下水ではほとんど栄養の補給がないので米糠も50k程度では無理があるということに最近きがついた。また保志さんの水田見学をしたせいかあまり収量にこだわらなく5俵でよしとする開き直りもでてきている。今年の変化ではこのT-S水田ではじめてではあるがアカウキグサがでたことである。閉鎖環境のなかで何故発生したのか疑問はのこるが確かなことである。
佐倉の斉藤さんの紹介で乳苗の水耕方式で暗所でなく、常に光線を受けながら4月10日から25日まで10から15センチまで育て乳苗と稚苗の中間の苗を育てる。6メートルのアルミの箱に200グラム播き程度の密度で種を播き、最初は無肥料で水を循環させ、後半で大塚液肥を与える。不織布の上に種を播き6メートル6本で30アール分の苗となり、既存の田植え機で田植えができる。施設の初期投資に金がかかるが、岩澤さんは8ヘクタールで慣行との併用はしなかったので現在も続けられている。8年目である。ただ除草剤の使用は続けており無農薬ではない。これまでの乳苗とは光線に当てながら水を循環させて育っているので従来の乳苗とはことなる。いわば限りなく稚苗に近い方式になる。