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農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

菊川の青島さんの水田のサヤミドロ効果について香取の藤崎芳秀さんの経験と突き合わせて検証する

2023-05-25 14:56:09 | 日本不耕起栽培普及会
今年の1月26日、3月20日菊川の冬期の調査見学をおこなった。氷が張るような寒い時期にもサヤミドロは菊川の水田脇の側溝で観察できた。
千葉に帰ってから佐倉と、多古の2か所(桜宮自然公園の天井田と染井の大塚水田),茨城稲敷郡金江津の福田水田の水の取り入れ口の4か所でサヤミドロを発見できた。
香取の藤崎さんはサヤミドロの発生時期は6月で暖かくなってからと語っていたがそのもとになる種の分は年中その水田の周りで生き続けていたのだとおもう。丁度アカウキクサ、イチョウウキゴケが不耕起堪水を3年続けると発生するのと同じで古代からの遺伝子といったものではないか。特に水田単作地帯の利根川水系とか滋賀の琵琶湖周辺環境は類似している。
菊川の水田脇の側溝ここにサヤミドロがいた。
昨年この水田でサヤミドロが発生、流水がポイントのよです。
生き物豊かな水田だった。イトミミズユスリカトビムシなどでいっぱいだった。

佐倉と多古の里山は類似した環境でサシバが飛び交っている

2023-05-07 10:55:57 | 日本不耕起栽培普及会
あらためて私たち日本不耕起栽培普及会は成苗の5葉を目指し、今年は1箱浸種した種で60グラムで育て根の育ちかたも順調でボカシ肥も雑菌も抑えられて順調であった。生き物関係でもそれぞれ確認を初めている。映像は準備できなかったが佐倉実験田ではヒル、多古桜宮自然公園ではシマヘビ、ヤゴ,サワガニ、トビムシなどである。コシヒカリの苗の状態です。
天井田でサワガニです
トンボのヤゴです。大量の虫たちの生息は確認できていないが今後報告していきたいとおもいます。

利根川を挟んで茨城、金江津の水田でサヤミドロを確認

2023-04-21 11:25:13 | 日本不耕起栽培普及会
20年前千葉県香取地区でサヤミドロが自生していたが、田植え後に邪魔になると除草剤で枯らしてしまったと書かれていたが、探してみると不耕起栽培を続けている地帯では生息していると確認できた。今回は金江津の福田水田で5年不耕起を続ける水田の用水口で生息を確認できた。
グリーンが強く、繊維が硬い
用水の溜まっている場所にたまっていた。

佐倉実験田でのコシヒカリ、一部苗枯れも出ている。水の交換

2023-04-21 10:42:30 | 日本不耕起栽培普及会
サヤミドロの生息を佐倉、福田水田で確認、千葉でもある。神崎にもあるのではないかと確認をいそいでいる。佐倉での苗の今を観察ください。この時は3葉です。
苗枯れの個体も脇にあります。下のがサヤミドロです。
水の入れ替えをしました。
シュレーゲルの卵です。すでに黄色い卵が大きく育っている。