kan-haru blog 2010 GLOBAL EXPO会場
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羽田空港D滑走路
羽田空港D滑走路は羽田空港の神奈川県側に、海に突き出した形の全長が3120mで幅が424~524mで広さが100ヘクタールあります。滑走路の長さは2500mで、大型旅客機の「エアバスA380」が離着陸できる能力があり、10月31日から国際定期便が就航する予定です。D滑走路が供用開始されると、年間の発着能力が現在の28.5万回から40.7万回に増強されます。
羽田空港4本目のD滑走路
D滑走路は、2007年7月23日から2010年8月30日まで一般公開(「イベント 羽田空港滑走路工事 4本目滑走路建設工事現場を見渡せるD滑走路の見学」2008年見学参照)されており、それまで見学できる空港用地内の南端に開設したプレハブ3階建ての建物の展望台が設置されていましたが、「D滑走路建設工事」の完了に併せ8月30日をもって閉館し、約3年1ヶ月で訪問者数は63,151名に上りました。
閉鎖前のD滑走路3階建て見学展望台(左:プレハブ3階建て見学展望台(日経トレンデイネット20100823から)、中:見学展望台の上からの展望、右:見学展望台2階資料室20080810)
D滑走路の構造は、滑走路長2,500m、幅60mであり、海面上約13~17mの高さに建設されます。滑走路の構造は、南西側が多摩川の河口に当たり、流れを損なわないように配慮して、東北側の約3分の2(2020m)は埋め立て方式で、南西側の約3分の1(1100m)は海中に柱を立てる桟橋方式が採られています。
D滑走路の構造(東京国際空港D滑走路建設外工事HPから)
D滑走路の本工事は、空港等土木工事、港湾土木工事、港湾等浚渫工事、空港等舗装工事、港湾等鋼構造物工事の5つの異なる工種による工事で、各工種を得意とする15社が構成するJVにて9つの工区に分割して3年にわたる一大プロジェクトでした。本工事に関する記録写真や工事パンフレット紹介が、東京国際空港D滑走路建設外工事のホームページから見られますので参照してください。
羽田GLOBAL EXPO
大田区では、羽田空港国際化を記念して、「羽田GLOBAL EXPO」を9月11日(土)~12日(日)に、羽田空港 新国際線ターミナル屋外駐車場で開催されました。11日の午前中に時間が空いてましたので、短時間ですがEXPOの雰囲気を駆け足で見てきました。
GLOBAL EXPO会場周辺マップ
羽田GLOBAL EXPOは、今年10月に羽田空港が国際化することを一つの契機として、外国からの来訪者をはじめ、区民の方々や近隣地域の方々へ国際都市・大田区をPRすることを目的として区が主催するイベント(大田区報9月1日号参照)です。
また、EXPO開催の9月11、12日は、「空の日」で「空の日フェスティバル2010」と同時開催され、D滑走路歩き始め、新管制塔見学や飛行検査機・YS-11(量産初号機)・空港特殊車両等を新国際線エプロンに展示(12日のみ)されましたが、こちらの方は時間が採れないので今回は見送りとしました。
EXPO会場へのアクセスは、羽田空港第1・2旅客ターミナルから無料の巡回バスが運行されていましたので第2旅客ターミナル2階駐車場から乗車して、第1・2旅客ターミナルの間を1週半して会場の新国際ターミナルビル前で下車しました。バスを降りてTシャッツウエルカムゲートを潜ると、右側のテント前は大勢の人の行列です。その行列は、D滑走路見学バスツアーは車窓見学の申し込みの列で、10時半到着時には既に申し込みが2千人の定員を超えており、その手続前の人の列でした。
EXPO会場の入り口付近(左:EXPO会場Tシャッツウエルカムゲート、中:羽田GLOBAL EXPO案内板、右:申し込み締切後のバスツアー手続きの列)
EXPOの内容は、「国際線就航都市等の魅力を紹介するグローバルテラス」、「世界に誇る大田区をご覧あれおおた観光・産業館」、「世界を食べつくすワールド屋台」、「グローバルパレード」、「国際化記念ステージ」、「グローバルTシャツミュージアム(羽田とつながる世界のTシャツが集合)」「D滑走路見学バスツアー」などです。
国際化のイベントであるので、後援はオランダ政府観光局などの14ヶ国の観光局・庁や観光財団などの18団体、ルフトハンザドイツ航空などの航空・航空機会社および空港など18社、社団法人大田工業連合会などの8社団・財団法人・連合会および、京浜急行電鉄株式会社が協力に参加する多彩な顔ぶれの後援の催しです。
羽田GLOBAL EXPO会場マップ
EXPO会場の出店ブースは、羽田空港国際化のイベントであるので、航空関連会社、観光などの旅行関連ブースや、東京都や大田区の観光商店街ブースとともに、世界を食べ歩きの出来る飲食店ブースなど特色ある出店が並び、どのブースの前も混雑していました。
EXPOならでの様々な出店ブース(左上・中上:航空会社関連ブース、右上:観光関連ブース、左下:東京商店街ブース、中下:大田区商店街ブース、右下:世界の飲食店ブース)
「グローバルテラス」では、国際線就航都市等の魅力を紹介する各航空会社の展示コーナーがあり、「グローカルパティオ」では出展航空会社のスタンプラリーを行っていました。
国際線就航都市航空会社の展示風景(左・中:グローバルテラスでの国際線就航都市航空会社の展示、右:グローカルパティオでの航空会社のスタンプラリー)
今年は9月に入っても炎暑のおさまる気配が無く、羽田GLOBAL EXPOは炎天下の開催でしたが、羽田空港国際化のイベントであるため暑さをものともせず、大変な人出のEXPOでした。これをチャンスの契機として、不況からの脱失を期待したいと思います。11時も40分を過ぎましたので、巡回バスで第2旅客ターミナルビルに戻り帰宅しました。
炎天下のEXPO会場風景(左・中:炎暑の中EXPO会場は人で一杯、右:ステージでは「荏原流太鼓ひびき會」の太鼓演奏)
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毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(9月分掲Indexへ)
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次回 大森町界隈あれこれ 秋のイベント 旧東海道ふる里まつり・ふれあい祭り・野音祭他 その1 へ
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羽田空港D滑走路
羽田空港D滑走路は羽田空港の神奈川県側に、海に突き出した形の全長が3120mで幅が424~524mで広さが100ヘクタールあります。滑走路の長さは2500mで、大型旅客機の「エアバスA380」が離着陸できる能力があり、10月31日から国際定期便が就航する予定です。D滑走路が供用開始されると、年間の発着能力が現在の28.5万回から40.7万回に増強されます。
羽田空港4本目のD滑走路
D滑走路は、2007年7月23日から2010年8月30日まで一般公開(「イベント 羽田空港滑走路工事 4本目滑走路建設工事現場を見渡せるD滑走路の見学」2008年見学参照)されており、それまで見学できる空港用地内の南端に開設したプレハブ3階建ての建物の展望台が設置されていましたが、「D滑走路建設工事」の完了に併せ8月30日をもって閉館し、約3年1ヶ月で訪問者数は63,151名に上りました。
閉鎖前のD滑走路3階建て見学展望台(左:プレハブ3階建て見学展望台(日経トレンデイネット20100823から)、中:見学展望台の上からの展望、右:見学展望台2階資料室20080810)
D滑走路の構造は、滑走路長2,500m、幅60mであり、海面上約13~17mの高さに建設されます。滑走路の構造は、南西側が多摩川の河口に当たり、流れを損なわないように配慮して、東北側の約3分の2(2020m)は埋め立て方式で、南西側の約3分の1(1100m)は海中に柱を立てる桟橋方式が採られています。
D滑走路の構造(東京国際空港D滑走路建設外工事HPから)
D滑走路の本工事は、空港等土木工事、港湾土木工事、港湾等浚渫工事、空港等舗装工事、港湾等鋼構造物工事の5つの異なる工種による工事で、各工種を得意とする15社が構成するJVにて9つの工区に分割して3年にわたる一大プロジェクトでした。本工事に関する記録写真や工事パンフレット紹介が、東京国際空港D滑走路建設外工事のホームページから見られますので参照してください。
羽田GLOBAL EXPO
大田区では、羽田空港国際化を記念して、「羽田GLOBAL EXPO」を9月11日(土)~12日(日)に、羽田空港 新国際線ターミナル屋外駐車場で開催されました。11日の午前中に時間が空いてましたので、短時間ですがEXPOの雰囲気を駆け足で見てきました。
GLOBAL EXPO会場周辺マップ
羽田GLOBAL EXPOは、今年10月に羽田空港が国際化することを一つの契機として、外国からの来訪者をはじめ、区民の方々や近隣地域の方々へ国際都市・大田区をPRすることを目的として区が主催するイベント(大田区報9月1日号参照)です。
また、EXPO開催の9月11、12日は、「空の日」で「空の日フェスティバル2010」と同時開催され、D滑走路歩き始め、新管制塔見学や飛行検査機・YS-11(量産初号機)・空港特殊車両等を新国際線エプロンに展示(12日のみ)されましたが、こちらの方は時間が採れないので今回は見送りとしました。
EXPO会場へのアクセスは、羽田空港第1・2旅客ターミナルから無料の巡回バスが運行されていましたので第2旅客ターミナル2階駐車場から乗車して、第1・2旅客ターミナルの間を1週半して会場の新国際ターミナルビル前で下車しました。バスを降りてTシャッツウエルカムゲートを潜ると、右側のテント前は大勢の人の行列です。その行列は、D滑走路見学バスツアーは車窓見学の申し込みの列で、10時半到着時には既に申し込みが2千人の定員を超えており、その手続前の人の列でした。
EXPO会場の入り口付近(左:EXPO会場Tシャッツウエルカムゲート、中:羽田GLOBAL EXPO案内板、右:申し込み締切後のバスツアー手続きの列)
EXPOの内容は、「国際線就航都市等の魅力を紹介するグローバルテラス」、「世界に誇る大田区をご覧あれおおた観光・産業館」、「世界を食べつくすワールド屋台」、「グローバルパレード」、「国際化記念ステージ」、「グローバルTシャツミュージアム(羽田とつながる世界のTシャツが集合)」「D滑走路見学バスツアー」などです。
国際化のイベントであるので、後援はオランダ政府観光局などの14ヶ国の観光局・庁や観光財団などの18団体、ルフトハンザドイツ航空などの航空・航空機会社および空港など18社、社団法人大田工業連合会などの8社団・財団法人・連合会および、京浜急行電鉄株式会社が協力に参加する多彩な顔ぶれの後援の催しです。
羽田GLOBAL EXPO会場マップ
EXPO会場の出店ブースは、羽田空港国際化のイベントであるので、航空関連会社、観光などの旅行関連ブースや、東京都や大田区の観光商店街ブースとともに、世界を食べ歩きの出来る飲食店ブースなど特色ある出店が並び、どのブースの前も混雑していました。
EXPOならでの様々な出店ブース(左上・中上:航空会社関連ブース、右上:観光関連ブース、左下:東京商店街ブース、中下:大田区商店街ブース、右下:世界の飲食店ブース)
「グローバルテラス」では、国際線就航都市等の魅力を紹介する各航空会社の展示コーナーがあり、「グローカルパティオ」では出展航空会社のスタンプラリーを行っていました。
国際線就航都市航空会社の展示風景(左・中:グローバルテラスでの国際線就航都市航空会社の展示、右:グローカルパティオでの航空会社のスタンプラリー)
今年は9月に入っても炎暑のおさまる気配が無く、羽田GLOBAL EXPOは炎天下の開催でしたが、羽田空港国際化のイベントであるため暑さをものともせず、大変な人出のEXPOでした。これをチャンスの契機として、不況からの脱失を期待したいと思います。11時も40分を過ぎましたので、巡回バスで第2旅客ターミナルビルに戻り帰宅しました。
炎天下のEXPO会場風景(左・中:炎暑の中EXPO会場は人で一杯、右:ステージでは「荏原流太鼓ひびき會」の太鼓演奏)
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