沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

「日本一の海」で泳いできました!

2006年06月19日 | 離島物語

 座間味報告第2弾です。18日の午前9時、仕事疲れの残る先輩を置いてハチローは一_2人、古座間味ビ ーチへと行ってまいりました。すでに人がたくさんいて、ラフウォータースイムの出場者らしきグループもいました。一見普通のおばちゃん連中に見える軍団が海に入るやいなや、豪快なクロールで沖目指して泳ぎ始めるたのには度肝を抜かれました(汗)。さすが前日には5㌔を泳ぎきった人種ではあります・・・。ハチローも負けじと、売店でインスタントカメラとメガネ、シュノーケルセット31_1を購入。33歳、硬くなりつつある体をストレッチでほぐした後、いざ日本一の海へ! 

 ダイビングを除けば2006年度初泳ぎ、またそれが座間味の海であるという幸せ。喜び _1とハチロの目を見つめて、「早くよこせ!」と言わんばかりに、おちょぼ口(でもすごい歯をしていました)をパクパク! ちぎって放ると、一瞬にしてパク!また真正面に来ます。結局ほとんどそいつに食われてしまいました・・・。でもあまりにも迫力のある魚だっため、帰宅後、資料で調べてみるとゴマモンガラ(モンガラカワハギ科)という魚で「鋭い歯を持ち・・・攻撃的で人間にも突進してくることで知られる」と書いてあるではありませんかぁ!! 危ねぇ危ねぇ!! 全長60㌢にもなるそ1241うです。素直にソーセージをあげててよかったです(汗)。そのゴマ モンガラは、しばらくついてきては、恨めしそうにハチローを見つめていましたよ(左写真)。「初対面のお前にたくさん魚肉あげたじゃねぇかよ!」という気持ちは魚には通じません・・・。

 ところで正午前、とんだハプニングが発生! シュノーケリングを一休みしていたハチローの耳に次のような島内放送が聞こえてきたのです。「2時半発の高速船クイーンざまみがエンジントラブルのため全便決行となりました。緊急対応としてフェリーを増便し1215分と1630分に出航いたします」(!)。何だとぉ~!1215分って、あと20分もないじゃないかぁ! 海パンでタバコをすっていたハチローはそのまま立ちDsc_0044j3_1尽くしてしまいました・・・。あきれるハチローを尻目に、殺気立った本土の選手、観光客らがダッシュでビーチを出て行きました。それはそうでしょう、その日は日曜日、翌日からほとんどの人が仕事でしょうから飛行機に間に合わなければ大変です。まったく、高波など が原因ならともかく、エンジントラブルって・・・こんなことが笑って許されるなら沖縄の恥ですよ! せっかく島あげての一大事業がこんな形で終わるなんて。ハチローらは仕方なく16時半発の便に乗りましたが、もちろん大混雑。座る場所もなく時間半デッキで立ちっぱなし! 仕事でエネルギーを使い果たしていた先輩は、ハチローのクーラーボックスに座り頭を抱えていました(笑)。そんな中、出港して30分ばかりしたころ、撮影したのが右写真。カタブイ(方言で超局地的に雨が降ること)の絵ですが、風に流され斜めになっているところが、何だか逆に島から空に向けて放水しているように見えたのです。皆さんにはそう見えますかね?

 

 ・・・と、ここまで書いたところで、福岡から来ている別会社の先輩から飲みの誘いが入りました。お世話になっている方なので、行ってきま~す。

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「自然の海」で泳ごうよ!

2006年06月19日 | その他

 「ラフウォータースイム」に沸いた座間味島から帰ってきました。「離島晴れ男」の名に たがわず、ハチローの業務時間中は、行きの船からは想像もできないくらいの晴天が続き、更に真っ黒に焼けてしまいました。自慢の広いおでこはテカテカと黒光り・・・(汗)。 

 レース部門は「5㌔の部」「1.5㌔の部」「スイム駅伝」の3部門でした。下写真は「1.5㌔の部」のスタートです。200 人超がいっせいに海に駆け込むシーンは遠めからでも迫力Dsc_0173_2 がありましたよ。

 ところで間近で見た「ラフウォータースイム」は、かなり盛り Dsc_0316_2ただ参加者の9割強が本土の方ということを聞き(それはそれでいいことなのですが)、「沖縄の海の素晴らしさは本土の人が知っている」と言われるのを目の当たりにしたような気がして、寂しい感じもしました。まぁ、毎日眺めている海なので、熱い中あえてそこで騒ごうという気になれないというのも分かりますが「世界に誇る座間味の海にウチナーンチュは1割弱」という状況はちょっとさびしいですね。「自然の海での水泳大会」をモットーとするこのラフウォーター、その趣旨がウチナーンチュには当たり前すぎたのかもしれませ ん。

  右上写真は「待ち人来たり」というテーマで撮影。決して水着のお姉さんだけを狙ったわけではありません!あしからず。左下写真は「スイム駅伝」のゴール直後のシーンです。駅伝レースには4人のスイマーに加え、地元のボランティアがカヤックで同行Dsc_0011_3していたのです。アンカー泳者が、そのカヤックのこぎ手に感謝の握手をしていますね。大会の趣旨でもある「地元あげての応援」というのが形になった瞬間です。

出場者と地元のスタッフは、レース終了後、座間味港で交流パーティーを行い更なる懇親を深めたようです。ラフウォータースイム、内容はともかく(!)、座間味の風光明美にも支えられて(それが一番か!)、見ていて絵になる大会でした。

 ちなみにハチローと先輩が泊まったのは「浜田」という民宿。もちろん「浜田さん」という方が経営している宿で、質素ですが、清潔な感じの落ち着いたところでした。「急いで昼飯を作ってくれ」「いらないと言ったけどやっぱり夕飯作ってくれ」などとというこちらの急な要望(ひどい!)にも快く答えてくれた浜田のおかみさん、本当にお世話になりました! びんビールを注文したら一緒に湯飲み茶碗を持ってきたり、朝食を半分食べ終えたころに「あい、みそ汁置きっぱなしだったさぁ」と慌てて持ってきたりしたことは、何の恨みにも思っていません!ありがとうございました(謝)。そんな憎めない人情味あふれるおかみさんがいる「浜田」については、次のアドをご参考に!

http://www7a.biglobe.ne.jp/~minshuku-hamada/

 ところで「日本一美しい」とも評されるコバルトブルーの座間味の海を見ていると、泳ぎたくなってきたハチロー。業務を終えた翌日、空いた時間を利用して泳いできました!売店で即買いしたインスタントの水中カメラをもってシュノーケリングをしてきたので、その模様を早速次回お伝えしたいと思うとります(ただいまキタムラで現像中!)。

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