沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

夢抱く 別れの春

2023年03月21日 | 10郎

 沖縄も日中の気温が20度を切ることがほぼなくなり、春の到来です。バス停近くの草木も新緑が芽吹いていました。8郎家の春をお伝えします。

 愛息10郎が小学校を卒業しました! 誕生から12年11カ月も成長を温かく見守っていただいたブログチェッカーの皆さんに厚く御礼申し上げます。それにしても子の成長は早いですねぇ~。式典では泣いてしまうかもと警戒(笑)して出席しましたが、コロナ禍を経て式次第が淡泊化していることもあってか、涙を流すような演出はありませんでしたね(ホッ)。それでも卒業証書をもらい旅立つ子を目の当たりにした親として、感無量に違いありません。卒業おめでとう、10郎。6年間よく頑張りました。でもやっぱり友達、先生との別れはさみしいね~。郷愁を感じました。

 最後となった「よい子のあゆみ」(通信簿)にあった担任教諭の10郎に対する評価です。※ちなみにネット情報によると「よい子のあゆみ」という名称は沖縄と奄美くらいだそうです。知りませんでした!

 クラスでの愛息の姿が浮かんでほのぼのとしました。先生方も6年間ありがとうございました。

 中学校でも向上心を失わずにチバリヨー。

【閑話休題】いつの時代も卒業ソングというがあるものです。30数年前当時はおニャン子クラブの『じゃあね』(1986年12月発売)でした。今聴いても当時の甘酸っぱい思い出が蘇ります。アイドルグループが歌う数少ない名曲ですね。思い出を忘れがちな同世代の方々(笑)のために一応リンク張っておきます。

 

♪ ずっと仲良しで

  いてくれた

  時は思い出の

  たからばこ

 

 

  🌸  🌸  🌸  🌸  🌸

 

 さて、2023年のこの時期一番の話題は、WBC(ワールドベースボールクラシック)であることは疑う余地もありません。視聴率も歴史的な数字となっています。本日、われらが史上最強の侍JAPANはメキシコを逆転サヨナラで破り、見事決勝進出を決めました! 吉田正尚選手の同点3ラン、源田選手の後ろ向きキャッチ、大谷選手と周東選手のW激走、そして不振にあえいでいた〝村神様〟のフェン直のサヨナラ打、走攻守すべてで執念が出た素晴らしい試合でした。決勝戦が楽しみです! 

 話は変わりますが、下写真は侍JAPANの初戦を家族でテレビ観戦したさいの夕飯です。デパートで開催されていた「うまいもの展」で購入したものです。まずはアナゴ寿司タマゴ

 ローストビーフ丼。超おいしゅうございました。グルメ小僧10郎もびっくり。

 しかし一番おいしかったのは餃子でした(笑)。「人生で一番おいしい餃子だ」と妻も共感。いずれも包装紙を捨ててしまったので、肝心な銘柄、生産元は分かりません!(謝)

 明日はWBC運命の決勝戦。宿敵アメリカを破って3度目の世界一という夢を実現してほしいですね! 

 

 ・  ・  ・  ・  ・

 

 愛車エクストレイルを失い、現在レンタカー生活を送っていることは報告しているところです。8郎家のライフスタイルに適合する車はズバリ、TOYOTAハリアーなのですが、300万円をはるかに超える予算に庶民派サラリーマン、ひるんでいました。ということで、絶滅危惧種のステーションワゴンであるカローラツーリング略してカロツー)にも試乗してみました。ご覧の通り、カローラシリーズとは思えないほどかっこいいデザインです。売れているようです。

 しか~し、8郎家にとって最も重要視したい後部座席において、かなりの減点があったのです。8郎の頭があと1㌢で届くくらい天井が低いのです。「三苫の1㍉」でも「源田の1㍉」でもない「8郎の10㍉」。これはただでさえ毛という緩衝帯がないおっさんにとって危険なのです(笑)。熱は感じるし、ちょっとでも車がバウンドすれば8郎は頭頂部を打撲してしまいかねません。ということで「最後の希望」だったカロツーも断念しました。8郎の話は冗談として、日々大きくなる10郎や年々齢を重ねるじいじばあばをゆったり快適に乗せてくれるのは、この車にはできないとはっきりしたからです(もちろんトータル的には素晴らしい車です。子供が小さいご家庭や若いカップルには超おススメです!)。

 以上の理由から夢のハリアーを買うと覚悟を決めたのです! 右肩下がりの会社に勤めるサラリーマンにとって、かなり高い買い物となります。しかし、腹をくくりました。4月から8郎は中学生になる10郎の野球に付き合えなくなるので、そのほとんどを妻にお願いすることになります。週5日出勤の妻は貴重な週末の休日をそれでつぶすことになります。かなりの負担なので、その送迎の時間くらい快適に過ごしてもらいたいと思ったからです。それが所得減と物価高の二重苦にあって、高い買い物を決断した理由です。

 色はブラックが第一希望だったのですが、ほとんど妻が運転するということも意識し、女性向けのプラチナホワイトパールマイカにしました。沖縄の直射日光対策でもあります。

 ちなみに妻に「買おう!」と伝えたのはホワイトデーでした(笑)。妻はその日に契約を完了! お菓子などのプレゼントは一切買っていないけれど「夢を買った」夫の気持ちが多少でも伝わっていればと思います。。。

 購入したといっても半導体不足やウクライナ情勢等もあって納期は8月末となります。夏の対面が今から楽しみです。

 

 さて、4月から中学生になる10郎にも〝愛車〟を買いました。自転車です。通学には使えませんが、放課後の硬式野球部と塾への移動のため必須なのです。コモドクロスという商品名で3万円弱でした(高!)。運転の練習に使わせていただいた、とある施設前で撮影。かっちょいー。かごにのっているカバンは8郎の私物です。

 ところで「俺自転車乗れるよ」とのたまっていた10郎ですが、なんと直進しかできないことが判明! 空いた時間を使ってはターンの仕方、ギアの使い方など練習中です。おい、のんびり屋の息子よ、中学生活に間に合うのか!

 

 そんな10郎にも相棒との別れの春が来ました。相棒とは〝沖縄学童一の二刀流〟を目指すために昨年春に5万円近くはたいて購入した軟式用高反発バット「レガシー」のことです(これで公式戦11本のホームランを打ちました)。でも中学からは硬式に行くのでもう使うことはありません。なので10郎はレガシ―を軟式野球を続けるチームメートに寄贈することを決めました。自チームから10郎とともにU市選抜に選ばれたN君です。一般用サイズのこのバットをフルスイングできるのはチームで10郎のほかに彼しかいないので、元コーチ8郎も納得しました(当初8郎は草野球チームダン●ンズへの寄贈を検討していましたが息子の意思を尊重しました)。10郎は相棒との別れに名残惜しかったのか、最後の素振りをした後、スマホで撮影していました。このバットにはホームランという野球最大の夢を追いかけた思い出がいっぱい詰まっているからね。さようならレガシー、そしてたくさんの夢をありがとう。

 10郎の目標が、とある教育関係の冊子に載っていたのでアップします(卒業アルバムよりいいこと書いていたので!)。

 父8郎が常々力説している「大谷選手は本当は二刀流ではない。打って投げてと当たり前に野球をしているだけだ。本当の二刀流とは全く違う道を極める文武両道のことなんだ!」をどこかで意識してくれてたらうれしいです。小さいころの夢はでっかいほうがいいからね! 

 息子が掲げた夢をできる限り全面サポートしたいと思います。

 最後の写真はこれまで載せる機会がなかった1枚です。撮影したのはもう半年も前になります。ランドセルにいっぱい教科書を詰め込んで腕立て伏せをする10郎です。ランドセルともお別れなので、愛息の努力の証拠として記念に載せておきますね。

 その地道な努力はいつかきっと沖縄の青空に美しいアーチを描いてくれるさ! チバリヨー、10郎。

 以上、8郎家の夢抱く別れの春をお伝えしました。侍JAPANが日本人野球ファン共通の夢を叶えてくれることを祈って、今日はこれにて。

【追記】年度内にもう一度記事を更新する予定ですが、その際に報告させていただきたいことがあります。ご理解よろしくお願いいたします。