あっという間に3月に入り、もう半ば。いよいよ年度末です。
突然ですが、背水の陣という言葉があります。今さら説明不要なワードですが、その意味をネット辞書から引用させてください。
失敗したら再起不能という一歩も後にひけない状態に身を置いて、決死の覚悟で事に当たること。
だそうです。
由来としては、中国漢の韓信が趙との決戦にあたり、わざと川を背にした陣を敷いて退却できないようにし、自軍に決死の覚悟をさせて大勝利をおさめた・・・という故事から来ているそうです。書いているだけで息苦しくなる言葉ですね。そんな言葉を冒頭に引っ張って来たのは、もちろん今回のキーワードだからです。
下写真は、中小企業診断士試験(特に2次試験)に向けて、オンライン授業が受けやすいようPCが机上に置けるレイアウトに変更した8郎の勉強スペースです。3月はまるまる2次試験対策に充てる予定です。
2017年11月にスタートした診断士試験の総勉強時間が1500時間を超えました。のろまな亀(引用元:1983年TBSドラマ『スチュワーデス物語』)のように遅々とした道のりですが、長い旅路の道標の一つなので感慨深いものがあります(とはいえ純粋に机に向かっていた時間は7~8割くらいでしょうか。ネットでの情報収集、過去問の印刷時間、むぬかんげぇ~等、試験に関する作業はほぼ含んでいるので)。どちらにしろ、当初目標として掲げた〝2千里の道〟の7割を超えたことになります。年数は思っていた以上にかかっていることは大いに反省しますが、あきらめずに歩いてきたことも事実です。
千里の道も一歩から、です。あの時勇気を振り絞って一歩を踏み出さなければ、今の千里も千五百里もありませんでした。初心を忘れないために、この資格への挑戦を決意し、気合が入りすぎていた(笑)3年半前に書いた記事を載せておきます。個人的な備忘録なので、読まなくて結構、けっこう、コケコッコーです。
今回のメーンテーマはもうお分かりの通り、不人気カテゴリー〝資格試験〟なのですが、興味のない方が多いと思うので、最後に回します。最近の8郎家の話題からいきますね。
まずは愛息10郎の学童野球です。
10郎がついに代表公式戦4番デビューしました。もちろん8郎は勉強優先で不参加です。妻もなにがしかの試験を受けるため不参加でした。注目の成績はというと、3打席2打数1安打(内野安打)、1三振、1四球(打点付き)という不完全燃焼でした。新チームも記念すべき初陣を一回戦敗退と相成りました。10郎は打率5割かつ1打点なのでぎりぎり合格点といきたいところですが、安打がクリーンヒットではなかったということ、打点が付いた四球は勝利を確信した相手チームが出した3番手女子ピッチャーの乱調によるもの、という減点要素があるので、やはり及第点とはいきませんね。
10郎は同時に、代表戦キャッチャーデビューでもあったのですが、先輩エースピッチャーのショートバウンドを2回後逸するなど、空回り。最後はセンターに回されるなど、実力不足を痛感し、本人も悔しそうでした。キャッチャーの後ろには誰もいないという危機感、つまり背水の危機感がまだまだ足りなかったかな。でもいい経験になったね!
悔しかったら、悔しかった分だけ素振りをするしかないんだ。必ず回ってくるチャンスを待ちながら。人生も一緒だぞ!
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8郎家のホワイトデーです。野球帰りの妻と10郎に買ってきてもらいました。行きつけのパティスリーモロミさんです。おいしゅうございました。
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さて業務のことでも一点、備忘録として残しておこうと思います。
年度が代わり、会社で名刺を新注する時期が来たので、3年前に取得した不動産系国家資格「宅地建物取引士(略して宅建士)」を併記することにしました。
今目指している中小企業診断士を取得できたら、名刺には即、併記するつもりなのですが、宅建士については現部署の業務と直接関係ないということもあり、これまで念頭にありませんでした。それが、今回併記を決めたのはなぜかといいますと、やはり数年後の会社に対する危機感ということになります。手元にある武器は何でもかんでもすべて戦闘モードにしておこうと気持ちを切り替えたというわけです。
8郎が2年後に突入する50代は、高い確率で、一年一年がサラリーマンとしての生き様を問われるきっついものになるだろうと考えています。国家資格という例え小さな武器でも、スクランブル態勢でスタンバらせておこうと思います。併記したからには、配るだけチャンスの芽が少しでも広がってくれればと願いを込めて。
まぁ、宅建士の名刺併記効果は未知数ですが、50歳以後の名刺には必ず中小企業診断士を併記してやるぞ~🔥 と誓いを新たにしました。8郎もあと2カ月で48歳。時間はどんどんなくなっていきます。8郎にとって今一番貴重なのはお金でも、せこい出世争いで得た肩書でもなく、準備のための時間です。
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さて、遅まきながら本題の資格試験のテーマに入ります。3度目の挑戦となる1次試験に絶対合格するために、8郎自らも背水の陣を敷くことにしました。自分を逃げることのできない環境に追い込むのです。ただ、その策の中身については、まだここには書けません。もったいぶるわけではありません。理由は、今年の試験日程がまだ発表されていないからです。8郎流背水の陣は、試験日程が分からないと敷けない、まさに〝天の時〟に頼らざるを得ない布陣だからです。
下写真はアマゾンで購入したタイマーです。試験本番対策として購入しました。特に2次試験4科目は各80分間という時間をいかに効率よく使うかが合否の分かれ目だと言われているからです。独学だとだらだらやってしまうので、気を引き締めるためにです。
試験日程は3月末か、遅くとも4月中旬までには発表されるはずです。1次試験は昨年同様、東京五輪の影響で1カ月前倒しの7月初~中旬となることが想定されます。2次試験は10月中旬~後半でしょうね。日程が確定したら、即、背水の陣を敷きますので、そのときに策の中身を公開いたします(そんな大げさに言うことではありませんが。笑)。
1次試験に向けて今心がけていることは、最重要科目「財務・会計」だけはたとえ1問でも毎日解くことです。合格者たちに共通する手法だそうですが、8郎は過去2年できませんでした。情けない限りです。日々の継続が結果につながることを信じて、地味ぃ~な作業を続けるしかありません。
さて、8郎の背水の陣とはいかなるものなのか、勘のいいブログチェッカーの皆さんに読み悟られてしまう前に、今はまだ後ろに川はないということで、敵前逃亡させていただきます。今日はこれにて。