沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

友に贈るもの

2018年06月25日 | どぅしぐわぁ

♬ みんなでできることを足し算すれば もう何も怖くはないさ   

 
 慰霊の日に梅雨明けした沖縄です。平和の時代に生まれ生きる8郎も、反戦の気持ちを新たにしたところです。さて、いきなりですが、冒頭に載せたのは、ケツメイシの数ある名曲の中のワンフレーズです。8郎が今、友に贈りたい曲です。
 
 
 
 いちどぅしの一人が、病気を患い入院しました。8郎ら友人一同でお見舞いに行ってきました。思っていたより元気そうだったので、一安心したものの、体のあちこちに見られる変化から、症状に苦しんでいることは分かりました。1時間ほどの対面でしたが、これまでと変わらず軽口をたたく彼に、お見舞いに行った8郎らが、逆にエネルギーをもらったような気もしました。
 
 8郎はお見舞いに行く日程が決まったとき、彼にプレゼントしようと思っていた本をアマゾンで注文していました。しかし、お見舞い当日までに届かず(メルカリに乗り換えるぞ!)、渡すことはできませんでした。しかし、彼が「病室では疲れていて文字を読む気がしない」と言っていたので、持ってこなくてよかったと安堵もしたり(笑)。どうせ中古本なので、8郎がまず読んでみたいと思います。 
 
 
 
 お見舞いのあと、集まったメンバー4人で久しぶりに飲んできました。一番病室に足を運んでいる友人は残念ながら仕事で欠席でしたが、みんな、疲れ切ってはいたものの『何とか元気にやっている』感が、うれしかったです(笑)。場所は8郎御用達の韓国居酒屋です。この店は会社帰りの8郎のしーぐゎ(方言で『隠れ家』)なので、店名は明かせません! 前にもご紹介しましたが、いつも満席ではない感じ(失礼)が8郎的には都合がよく、韓国の料理がおいしいのでとても気に入っている店です。オーナーのPさんも会話して楽しい方です。
 

 この店のおすすめメニューは「ニラチヂミ」(750円)です。一皿で3人分はあります。野菜がたっぷり入っていて、おいしゅうございました。ビールに合います!  あまりに美味しかったので、このあと「海鮮チヂミ」(900円)に格上げ注文させていただきました。どぅしぐわぁたちも「で~じおいしい」と喜んでくれました。Pさんが、食べやすいように細かく切り分けてくれていました。気が利く!

 40代後半の世界に足を踏み入れた野郎どもの話題は、経済不況、格差社会、子育て・老後の不安、そして愛すべき妻への苦言(笑)などなど、10代の頃の「イケてる」自分たちにはとても聞かれたくない話ばかり。それでも、どぅしぐわぁたーと酒を飲む楽しさは、10代のころと何ら変わりはありません(飲んでたばー)。

 でもやはり、そこにいるべきリーダーの不在はとても寂しいものです。苦しさを顔に出さない彼が今一番苦しんでいて、病と孤独に闘っているのです。8郎らにできることは、できる限りの支援をし、待っているぜというメッセージを贈り続けることだと思います。そういう思いを共有した飲み会となりました。

 彼ならきっと「宇宙人にさらわれて今戻ってきたさーや」とでも軽口を叩きながら(8郎イメージ)、戻ってくるでしょう。どぅしぐわぁ一同、その日を楽しみに待っていようと思います。

 

♬ 君が明かした夢の話が いつの間にか僕の目を覚ました

  デカい世界へと願い描いて この冒険を共に続けていこう