JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

酒のツケが腰に

2006年11月21日 | s-u

毎回のことですが昨晩も少々飲み過ぎ、午前中はハイテンションを維持できたものの、昼食を食べた後は一気に眠気がさしてきました。
「こういう時は体操だ!」とばかりに車を駐車場に止め、ストレッチ・・・
一・二、一・二、・・・グキ! あららら、ちょっと腰のあたりが
ぎっくり腰とはいかないまでも、へんに筋を伸ばしちゃったみたいで、腰から右足にかけて電気が走りました。
おかげで、お目々はパッチリ開きましたが、夜になっても痛みが取れません。風呂上がりに湿布でもして寝るしかありませんね。
「まいったよ、腰をちょっとやっちゃったみたいでさ、湿布出してくれる」
「自業自得、夜遊びと、太り過ぎと、運動不足、腰だって文句が言いたいんだよ」と母、
まさにその通りであります。

というわけで、今日は久しぶりの休肝日。
ところがそんな日に限っておかずがねぇ、今年初の鍋、しかも私直伝の『雪鍋』であります。
「う~~~~!日本酒が、日本酒が~~~~!」
「今日はあきらめなさい!最後は雑炊にするんだから、米の水じゃなく粒をお腹に入れんの」
「ハーイ」

ここでちょっと『雪鍋』のレシピを、
材料は種類が少なくてもいいんですよ、豆腐と塩鱈と大根とネギ、これだけあればOK。一人二人で多種の具材は不経済でしょ、今日はたまたま春菊があったらしく、入っていましたけど無くてもじゅうぶん旨いですから
ポイントは塩鱈を使うこと、塩鱈は適当な大きさに切り水気を取り、お酒を少しふっておきます。これに片栗粉をまぶして、少々多めの油でごげめがつくまで揚げ焼きにします。
昆布と鰹節でだしを取って、多めのネギを投入、鱈も投入。
塩と香り付けの醤油を少々、ちょっと濃いめの味付けでいいのですが、鱈から塩が出ますので気をつけて。
豆腐も加え、一煮立ちしたところで、酒を少々、ちょっと絞った大根おろしを雪のように散らし蓋をします。(今日は春菊も入りました。)
もう一度、煮立ったら出来上がり。
淡泊な鱈も、揚げ焼きにすることで、ひと味変わりますよ。

ともかく、最後は雑炊でしめて、アルコール無しの夕食を無事終了いたしました。
明日になっても腰は痛いかなぁ・・・・

さて、今日の一枚は、ホレス・シルバーです。
シルバーといえば、「生粋のブルーノートっ子」25年間で約50枚のアルバムをブルーノートに残しました。
この間、ブルーノート以外で残したリーダー盤は、ジャズ・メッセンジャーズ独立直後、エピックに入れた「HORACE SILVER TRIO」一枚だけ、しかも6曲オリジナルを用意したのに、3曲はスタンダードにかえて欲しいとプロデューサーに要求されたことに、かなり不満を持っていたそうで「ライオンなら絶対にそんなことは言わない」と言ったとか言わなかったとか。ともかく、ブルーノートを改めて惚れ直したきっかけになったようですね。
こうして、その後、録音したのが今日のアルバムです。
二枚を聞き比べると、だんぜんブルーノートのほうが勝ち!みたいなのは感じますよね。
やっぱり、大ヒットした6/8の変拍子曲「SENOR BLUES」が聴き所でしょうかね。

6 PIECES OF SILVER
1956年11月10日録音
HORACE SILVER(p) DONALD BYRD(tp) HANK MOBLEY(ts) DOUG WATKINS(b) LOUIS HAYSE(ds)
1.COOL EVES
2.SHIRL
3.CAMOUFLAGE
4.ENCHANTMENT
5.SENOR BLUES
6.VIRGO
7.FOR HEAVEN'S SAKE

おまけ、
「ジャズ四方山話」を更新しました。よろしければ覗いてみてください。