JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

癒やしアイテムは魚とかわいこちゃん?

2014年05月30日 | g-i

またまた暑い毎日がやってまいりました。体調を崩しちゃおられませんか?じゅうぶんにご自愛いただきたいと思います。

世の中、拉致問題への進展へ期待したり、結婚間近のうら若き女性が腐乱死体で発見されたり、同級生であったブラジル日系女性がかかわったであろう死体遺棄事件があったり・・・
多種多様と言いましょうか、話題に事欠かない状況ではございますが、私の話題はあいかわらずヌルッとしたものであります。

昨日、午前午後ともに港近くに所用ができ、
「こりゃ、昼飯はこのあたりだな」
なんて思ったのですが、まだ幾分時間が早い。そこで、先日飲み屋でチョックラ話題に上った水族館『アクアマリンふくしま』をのぞいてみることにしました。

 

入場券のイラストは館長さんが描かれたものだと思います。

そもそも、前にもお話ししたように私は「熱帯魚好き」でありますから、一人水族館に何のためらいもありません。
昼までの時間などへたすりゃ水槽一つ眺めているだけで潰せるのでありますが、いちおう入場料を支払っておりますので、隅々まで見てまいりました。



  

  

「これより、一階○○におきまして、△△幼稚園の園児さんによる田植えが行われます。」
突然こんな館内放送が流れてきました。
「田植え?水族館で田植え?」

よく考えてみりゃ、ここ『アクアマリンふくしま』「環境水族館」と銘打ち、子供たちにより多く魚や浜辺の環境、自然へ親しんでもらおうといった展示やイベントを行っていますし、
「それもまたありなん」
てなとこでありますね。
まぁまぁまぁまぁ、かわいこちゃんの田植えは見たいけど、そうそうすぐには終わらんだろうと、しばらくしてからその場所へ行ってみると

あらま残念、そこにいたのはかわいこちゃんではなく、かわこちゃんと呼ばれた日々もすでに忘れ去った職員の方(失礼)が、最後の微調整をしているところでした。
それじゃあかわいこちゃんはどこに行ったのか?

いましたいました。蛇の目ビーチと呼ばれる砂浜を再現した場所で大はしゃぎです。

魚もイイけど、かわいこちゃんを見ていても心がホンワカしてくるもんであります。
ちょっとした時間でしたが、少しだけ幸せな気分を味わえたように思います。

さて、今日の一枚は、レッド・ガーランドです。

レーベルを変えて心機一転、トリオ演奏を吹き込んだこのアルバムがなかなかよろしい。(偉そう!)
プレスティッジ時代より幾分音がクリアーに感じるのは録音のせいなんでしょうか?
オブラート感のあるガーランドもよろしいんですが、クリアーなガーランドもまた魅力があるように感じます。
まっそもそもスタンダード中のスタンダード「ON GREEN DOLPHIN STREET」が、「じつによろしい」てんで、私のこのアルバムへの評価は決まってしまった感はあります。

「バブが他人に勧めるアルバムに、そうそう良いものは無い」
と噂される私ですが(笑)、このアルバムならそこそこ納得いただける一枚ではないかと思っております。

BRIGHT AND BREEZY / RED GARLAND

1961年7月19日録音
RED GARLAND(p) SAM JONES(b) CHARLIE PERSIP(ds)

1.ON GREEN DOLPHIN STREET
2.I AIN'T GOT NOBODY
3.YOU'LL NEVER KNOW
4.BLUES IN THE CLOSET
5.WHAT'S NEW
6.LIL' DARLIN'
7.WHAT IS THERE TO SAY?
8.SO SORRY PLEASE

おまけ、
こちらも水族館らしからぬものを二つ

レッサースローロリスなる原始的な猿なんですけど、二匹の子供を抱きかかえビクとも動きません。
「昼間はあまり動かないんですか?」
と近くの係の人に訊くと
「そだね」
だそうで、写真をクリックすると可愛い『アクアマリンふくしま』のHPから拝借した写真が見られますのでどうぞ。

こちらは、見たくない人も多いと思います。マダガスカルオオゴキブリってぇヤツだそうで、しっかりした顔を見てもいいという方は、上の写真をクリックしてください。


声をかけてくんなまし

2014年05月26日 | s-u

いやいやいや暑かったですねぇ昨日は
特に午後夕方にかけてさらに蒸し暑くなったように感じで、料理当番がきつく感じました。

話はコロッと変わりますが、NHKの『ドキュメント72時間』という番組をご存じでしょうか?
私も「知っている」と言うほどではないのですけど、先週の金曜日だったでしょうか、帰宅してビール片手にテレビを着けると同番組の「大都会・真夜中の大衆食堂」という回が放送されておりました。

東京は鶯谷駅近くで30年間24時間営業を続ける大衆食堂に集まってくる、それぞれの人々を映し出す、そんなドキュメンタリーでありました。
風俗店を営む元デリヘル嬢だったオバサン、他の客にアニキと呼ばれる建設作業員、仕事の休憩時間に「ここなら誰かには会える」とわざわざやってくる女性一人、仕事がうまくいった時には、必ずここで麻婆豆腐をアテにビールを飲むというダンディーなアパレル関係の老紳士(酔いつぶれてラーメンをズボンにかけちゃうんですけどね。)
その他ets.ets.
それぞれがそれぞれの仕事や事情や家庭や・・・・それが放送ではほんの少しの時間なのにそれでも何となく浮き出てくる、それが「大衆食堂」の「大衆食堂」たらんところでありましょうか。

いえね、なしてそんな番組の話をするかってぇと
先日漫画の単行本をお借りしまして、漫画なんざぁ読むのはどれくらいぶりでしょ

題名は『深夜食堂』

営業時間は、夜12時から朝7時頃まで。
人は「深夜食堂」って言ってるよ。
客が来るかって?それがけっこう来るんだよ。
・・・・・・・・

テレビ東京でドラマ化されていたそうですから、ドラマで見た方もいるかな?
ともかく、その単行本を何冊もお借りし、読んでいるさなかの「大都会・真夜中の大衆食堂」という
ほら、何となくタイムリーな気がしません?
そりゃまぁ漫画の世界と現実世界はちょっとばかし違いますよ、
違いますが、人それぞれが人それぞれの想いや悩みや喜びや悲しみを背負って偶然とあるお店ののれんをくぐる、見知らぬ客とたわいも無い話をしていると何となく気が落ち着いてきて、
「ほっ」
なんてね。

「個室みたいな作りの居酒屋で、仲間同士大いに盛り上がる」これもエエですが、「一つ店の中での偶然の出会い」これもまたエエんでありますよ。

私はね、一人飲みが大好きなんでありますけど、それは何を隠そう「寂しがり屋」だからなんでありますねぇ。
えっ?そんなこととうの昔にわかってた?さようで(笑)
寂しがり屋の一人飲みがもう一人の寂しがり屋に会い、さらにもう一人の寂しがり屋に会い・・・・・
これだから外飲みを止められないんでしょうね。

今日のお話に結論はございません。
ただ、何時か何処かで一人飲みの私に出会ったら、是非ともお声をかけていただきたい、よろしくお願いします。(笑)

てなことで『料理当番、本日の一品』です。
昨日は焼き物オンリーでした。まずは

豚トロの炙りです。それと

ハマグリをいただきまして、吸い物も考えたのですが、これが一番とこちらも焼いてしまいました。
いやいや、日本酒にはほんと良く合います。暖かいうちになんて調子に乗って、3合もいただいてしまいやした。
これに香の物と、出来合いのビビンバでシャンシャンです。

その後は、例のごとくロックグラスを片手にジャズを・・・ってぇのは嘘。
昨日はロックグラス片手にサッカー観戦でした。
「優勝おめでとう!なでしこジャパン!」

さて、今日の一枚は、お久しぶりのホレス・シルバーです。
先日『母の日』は終わりましたが、『父の日』は6月15日でありますよ、
何故にそんなことを言うかと申しますと、『母の日』比べ『父の日』はどうにもないがしろにされる傾向があります。

寛大で、慈悲深く、品の良い
もしそんな人がいるとしたら
僕の父こそがそんな人だった

反発した父ジョンに捧げた「SONG FOR MY FATHER」
あなたも是非お父様に、プレゼントまでは強要いたしませんので、お声だけでもかけていただければと思います。

SONG FOR MY FATHER / HORACE SILVER

1963年10月26日,1964年10月31日録音
HORACE SILVER(p)
CARMELL JONES(tp) JOE HENDERSON(ts) TEDDY SMITH(b) ROGER HUMPHRIES(ds) 1,2,4,5
BLUE MITCHELL(tp) JUNIOR COOK(ts) GENE TAYLOR(b) ROY BROOKS(ds) 3,6

1.SONG FOR MY FATHER
2.THE NATIVES ARE RESTLESS TONIGHT
3.CALCUTTA CUTIE
4.QUE PASA
5.THE KICKER
6.LONELY WOMAN


人格権 (今日はまじめか!)

2014年05月22日 | d-f

ここ二、三日の話題といえば、「チャゲ&アスカのASKAが覚醒剤所持で逮捕」「片山被告再拘留」、韓国では「宗教施設に強制調査」等々ございますが、
やはり福島県人としては、昨日の「大飯原発再稼働差し止め判決」、これを話題とせずして何を話題とする、てな感じでしょうか。

みなさんは『大飯原発運転差止請求事件判決要旨』なるものをお読みになりましたでしょうかねぇ?いわゆる判決文でありますが、
ネットでも見られますんで是非一読あればと思います。

原発の再稼働問題については、そりゃ賛否ございましょう。
しかし、今回の要旨を読むと、(裁判所の文章としてはじつに分かりやすく、私みたいなアホでも理解できるくらいでした。)じつに真っ当で説得力のあるものではなかったかと、私は感じました。
「生存を基礎とする人格権が公法、私法を問わず、すべての法分野において、最高の価値を持つ」
そして、生命を守り生活を維持するという根幹に基づくものが人格権であり、経済的損失やましてコストの低減などと比較するべきものでもないといった解釈は、じつに賛同できるものだと感じたのです。

福島の現状をご覧なさいな、「万が一にも事故は起きない」と豪語した福島第一原発が、その「万が一」に遭遇したら、あれよあれよとあのザマですわ。
「万が一にも事故は起きない」の中身は、「万が一だと事故にはなるかな?」っちゅう笑い話にもならん話だったという・・・・

そして、あれから3年、いまだ帰還できずにいる住民は、先の見えない避難生活を送り、人情としてこれを受け入れた住民との軋轢も表面化し、その壁はあの大津波をも防げるんじゃないかってくらい高くそびえ立っています。
目に見えない被害は補償を受けている者、受けていない者問わず、多方面にあることは間違いありません。

肝心の原発本体も、まぁちょろちょろちょろちょろ、問題が出るわ。将来的に人材すら確保できないんじゃないかなんて言われてますしね。
いまだ廃炉へ向けての半歩すら進まず、前段階の汚染水処理だけで右往左往、昨日から地下水の海への放出が始まりました。
「東電も国も基準値よりさらに低い基準値を設定して放出する」
こんなん、正直に言いましょうか、誰も信じちゃおりません。信じちゃ無いけど、許すしか方法がないという現状。
汚染水の浄化装置、アルプスだかヘルペスだかマッターホルンだか知りませんけど、まともに動いたためしがない。(三機ありますが、先日全て止まりました。)
凍土壁?これだってどうだか

健康問題?
「小学生が表で運動できない結果、肥満率がワースト・・」
てなニュースもありましたが
低線量被爆についてだって、ちょっと前に県から『県民健康管理ファイル』なる物が送られてきましてね。

「県をあげて県民の健康を守っていきますよ」という意気込みなんでしょうが、裏を返せば
「低線量の放射能が引き起こす健康被害が、じつは全く分かっちゃいないので、こんなもんで長~~い時間をかけ調査するしか手がないんですわ」
って、言われているような・・・

風評被害?
そりゃ酷いですよ。農・蓄・水産物はもとより、観光その他諸々、人的差別だって間違いなくあると思いますしね。
「自分たちはきちんと自分たちの手で検査をし、安全だと分かったものを出荷してるんですよ。だからへたすりゃ全国一安全な物なんですからどうぞ食べてください。」
そうなんですよ。
だけどねぇ、大本の『東電』や『国』を私たちが信じられないように、『福島への不信』はぬぐえんのですわねぇ・・きっと

まっ、ともかく「万が一」は必ずあるんです。逆に「絶対」は無い。これだけは確かだと思います。
現状、福島県民の人格権は間違いなく侵害されましたし、これからもされ続けるでしょう。
かの漫画『おいしんぼ』の云々、そして今回の「大飯原発再稼働差し止め判決」、もう一度いろんな尺度で福島の現状を考えてみてはいただけないでしょうか?
興味を持って議論いただければと思います。

「原告らのうち、大飯原発から250キロメートル圏内に住居する者は、本件原発の運転によって直接的にその人格権が侵害される具体的な危険があると認められるから、これらの原告らの請求を認容すべきである。」
と、『大飯原発運転差止請求事件判決要旨』は結論づけております。

さて、今日の一枚は、ドン・フリードマンでござんす。

フリードマンというとどうしても「CIRCLE WALTZ」とこうなるわけですが、そうですねぇ、このアルバム、特にB面なんか聴いちゃうと、そのイメージはもろくも崩れ去るかもしれません。
評価は分かれるでしょうが、私はやっぱり「A面がエエ」ですかねぇ
つまり私も万人同様「CIRCLE WALTZはエエ派」なんでございましょう。

ゾラーが難解なのか、フリードマンが難解になろうとしているのか、それは定かではありませんが、私にはやっぱり難解であります。
フリードマンは何処へ進もうとしたのか?あなたには分かりますか?

METAMORPHOSIS / DON FRIEDMAN

1966年2月22日録音
DON FRIEDMAN(p) ATTILA ZOLLER(g) RICHARD DAVIS(b) JOE CHAMBERS(ds)

1.WAKIN' UP
2.SPRING SIGN
3.DRIVE
4.EXTENSION
5.TROUBADOURS GROOVEDOUR
6.DREAM BELLS


我が止まり木

2014年05月19日 | m-o

我が地域では昨日今日の気温上昇もさほどなく、体調を崩すようなこともなさそうではありますが、いよいよもって東北の太平洋側では異常気象が懸念されているようです。

先週の土曜日のこと、○ークの常連さんが突如Mさんのお店に出没なさいまして
「バブちゃん、今日、○ークが開店10周年だって知ってた?」
「へぇへぇ伺っておりました。」
「ほんじゃ、行くよね」
「・・・・・」
お三人様でお越しだったのですけど、みなさんは近くの居酒屋で一次会をし~~の、それから○ークになだれ込むご予定だそうで
「来週末から始まるフェアの準備もあるしねぇ・・・オレは・・・」

と言いつつ、ついつい足が向いてしまうのは私の悪い癖であります。
「あら、来たんだぁ」
って、その言い方は
「ご無体な」(笑)
何はともあれ、10周年を祝いつつ、駆けつけ3杯のテキーラでみなさんに追いつくべくテンションを上げてまいりました。

上がりついでにみんなで記念写真なんぞも撮ったのですけど
「この写真をブログに載せたら・・・殺す」
とのことで、『バブ10周年記念に散る』てぇのもいただけませんから、報道自粛させていただきます。
しかしまぁ、どうして私ゃこのメンバーですといじめられ役になるんでしょう?
けっこうこの日もいじめられましたよ。
「え~~ん、え~~~ん、ボクちゃんがそんな可愛い過ぎるからって、そこまでいじめなくとも・・・・」
「アホか!」
またまた楽しいお酒になりました。

あらためて、Bar○ーク、開店10周年おめでとうございます。
途中震災もありぃの、3年、5年、7年、10年、区切り区切りで
「ようもった」
とホッとする、まったく商売とは大変でごぜぇますよね。
これからも、ママが28歳を通せる限り(いや、それにはとうに無理があっても 笑)
我が止まり木として、そこに存在していただけますようお願いいたします。

てなことで、『料理当番、本日の一品』です。

え~~鯛です。本当は鱗焼きにでもと思ったのですが、あまりに貧相な鯛だったもので、オリーブオイルとニンニクでごまかしソテイにしました。

これに、また母が文句を言いそうなので、ただの煮物を添えました。

さて、今日の一枚は、Bar○ークのアニバーサリーですしねぇ・・・・って、全く関係ありませんでしたね、モンクとロリンズです。もちろん過去に紹介済みですが

このアルバムは、今風(?)に言えば、オムニバス・アルバムとでも言いましょうか、このアルバムのために新たに二人が取り直したという一枚ではありません。

しかしまぁ、ロリンズとモンクの競演を聴くと、ロリンズという人がいかに「我が道を行く」ってぇタイプかがよくわかると言いますか、相手がモンクであろうと意に介さぬふてぶてしさを感じますよね。
トレーンにしても、ラウズにしても、必死にモンクについて行く的ところがあるのに、ロリンズはそんなことありませんもん。

アニバーサリーに「FRIDAY THE 13TH」てぇのはどうかとも思いますが、私がJAZZ喫茶にイリビタリになった当初、とても好きなアルバムの一つでした。
こうして聴くと、「ずいぶん長い間ジャズを聴いてるなぁ」なんて感じたりもします。
ある意味『原点回帰』できる一枚?
まっ止まり木は古くなれども我が原点
○ークには、そんなお店であってほしいですね。

THELONIOUS MONK AND SONNY ROLLINS

1953年11月13日[5] 1954年9月22日[3,4] 10月25日[1,2]録音
THELONIOUS MONK(p) SONNY ROLLINS(ts) PERCY HEATH, TOMMY POTTER(b) WILLIE JONES, ART BLAKEY, ARTHUR TAYLOR(ds) JULIUS WATKINS(frh)

1.THE WAY YOU LOOK TONIGHT
2.I WANT TO BE HAPPY
3.WORK
4.NUTTY
5.FRIDAY THE 13TH


それぞれの価値観?

2014年05月16日 | a-c

報道等によれば、今年の夏はエルニーニョの影響で冷夏のおそれがあるとか、
体型的に涼しい夏は歓迎なんでありますが、消費税+食品等々値上げにでもつながると、喜べませんわいねぇ、
「夏は暑く、冬は寒い」そうあるべき事は、そうあるべきなんであります。
おっと、本題に入る前に、前回「ナイジェリアの『女子高生大量誘拐事件』」と言ってしまいましたが、女子中学生でしたね、反省しお詫び申し上げます。

「バブちゃん、『金のおむすび』は食べた?」
先日飲みに行ったとき、常連客のMbさんが、そんなことを言ってきました。
「ああ、喰いました喰いました、しゃけおむすび」
「さすがぁ(何がさすがかは疑問ですが、笑)、で?どうだった?味のほうは?」
「いやぁ、美味しかったですよ、暖めずにそのまま食べたんですけど、他のおむすびと違ってフワッとした感じで、具も大きいしね、海苔も・・・・」
「だよね、だよね、オレはね、夕べ買ってきて今朝食べたのよ、だけど、十分その美味しさがわかったもん。」
するとママが
「へぇ、テレビでもけっこういろいろやってたらしいけど、そんなに違う?」
「そりゃ、あれだけの値段だもん、違わなかったらイカンでしょ」

みなさんはお食べになりましたでしょうかねぇ?
まっ、そんな話もあったんで、今日の昼飯は「セブン飯」でありました。

前回(というか、初めて)食べた『金のおむすび』が鮭だったので、今回はいくらの醤油漬けにしようと思ったのですが・・・・残念、売り切れ、けっきょくまた鮭を喰らうはめになりました。

いや、やっぱ美味しいですよ、同店の他のおにぎりと比べても間違いなく違いを感じ取れます。

『金のおむすび』が200円でしょ、塩から揚げ3個で150円、レギュラーコーヒーが100円、締めて450円なり・・・・・
「何でコーヒー、ふつうお茶かなんかじゃね」
っと、そこはそことして、おにぎり一個と少しのおかず、それに飲み物だけでワンコイン・・・・
どうですかねぇ?これを高いと取るか?妥当と取るか?人それぞれの価値観でありましょうね。
ちなみに私の場合、味的には満足しましたし、値段も妥当だとは思いましたが、ランチには少々量足らずでありました。ワンコインでガッツリ系という方には、少々不向きでありますかね。
でもまぁ、ハンバーガーなんかと比べても、さほど高いというイメージはありませんけど・・・・
「アンタねぇ、一つ500円のケーキと一つ500円の饅頭、どっちが高い?」
って、それこそア~~タ、それぞれの価値観ですよ。

さて、今日の一枚は、ケニー・バレルのボサにしてみました。
一曲目の「TRES PALABRAS」なんざぁ
じつに都会っぽくないというか、臭いというか(笑)
それってホーキンスのせい?
いやいや、そこが逆にエカッタりする。
一杯飲むBGMとしても、洗練されたオシャレな店で聴いたんじゃイカンのですよ、
汚ったねぇくらいの店とママでエエんですわ。(おっと、オークママ、あなたの店とあなたのことを言っているわけじゃござんせんよ。)

そして、短いバレルのソロ「NO MORE」が入り~~の「GUILTY」・・・
この流れ、エエでしょ?酒が美味いっしょ?
そんでもってまたまた臭っさい「MONTONO BLUES」
B面は臭さがあるボサのオンパレード、これもこれでイイ
ほいで、最後は無茶臭いのきついブルース、ホーキンスが嬉しそう
この感じ・・・・私は好きです。
ん?それもまた「それぞれの価値観か?」


BLUESY BURRELL / KENNY BURRELL WITH COLEMAN HAWKINS

1962年9月14日録音
KENNY BURRELL(g) COLEMAN HAWKINS(ts) TOMMY FLANAGAN(p) MAJOR HOLEY(b) EDDIE LOCKE(ds) RAY BARRETTO(cong)

1.TRES PALABRAS
2.NO MORE
3.GUILTY
4.MONTONO BLUES
5.I THOUGHT ABOUT YOU
6.OUT OF THIS WORLD
7.IT'S GETTING DARK


凡人の願い

2014年05月12日 | g-i

初夏の空気が充満しつつある昨日今日、我が家の小庭にも花が競うように咲いております。


 

 

ここ何年かあたりまえのように感じるのは、「春を味わう間もなく夏が来る」ってぇ事でありまして、
これも世界的気候変動によるものなのかもしれませんが、考えてみると、歳を取って感じる間もなく時間が過ぎてしまう、つまり時間感覚が年々早まってくる老化の表れではないのかと・・・・寂しい!
「おいおい、もう5月も半ばだで、あっという間に今年も半年が過ぎちゃうねぇ」
なんて、「まだ一ヶ月以上ある」という考えにならないところも、その老化のせいなんでしょうかねぇ?

   

ともかく、「春が無くなった」という人もいれば、「春が短くなった」と思う人もいる、いやいや「夏が長くなったんだ」てぇ人もいるでしょう。
一方から見えるものが全てかと言えば、「んなこたぁねぇよ」ってぇのが世の中でありますからね。

がしかし、
「ならぬことはならぬものです」
『八重の桜』じゃありませんけど、そういうこともたくさんあると思うんですよね。
「って、何の話?」

今、韓国を揺るがす大事件といえば『セウォル号沈没』に始まり、次々と吹き出る「安全軽視社会」の実態でありますよね。
これとて対岸の火事ではなく、『絶対の安全神話』を信じた結果の『原発事故』にも類似点があるように感じるのは「下衆の勘繰り」というものでしょうか?

「悔い改めなくていい」との教えを説く宗教団体も注目されておりますよね、キリストさんがそんなことおっしゃったとは聞いたこともありませんけど、おそらくは偏屈な見方をして「そうともとれる」と理屈付けたんでありましょう。

一方、ナイジェリアの『女子高生大量誘拐事件』
ボコ・ハラムですか?
「西洋の教育は罪だ!」
いやいや、私とて「日本の教育が絶対にイイ」なんて、心から思ってはおりませんが、「互いに信じるものが違えば教育もまた違う」というのは現実でありますし、まぁそこを理解し合えないのが人間の愚かさであり、どの紛争においてもそれが根源なんではありましょう。
でもね、
「人身売買の市場がある。アラーが私に売れと言っている」
少なくともこれは、イスラムの教えでも無いように感じるのですがねぇ

「常に自分の行動を正当化したい。」
人間てぇのは、何故にそう考えるんでしょうかねぇ?

いやね、韓国の分けわからん宗教団体も、ナイジェリアのボコ・ハラムも、さきほどの『原発安全神話』のごとく、日本に置き換えて見たりなんぞするわけですわ。
「あの~~~ちなみに私のような凡人の考えですから、ス~~ッと流してもらってよろしんですよ」
という前提で聞いてやって下さい。(笑)

日本では最近最大の論点である『集団的自衛権』ですが、賛否はとりあえず別として、『憲法』の拡大解釈はいかがなものかと・・・
聖書を拡大解釈すりゃ「悔い改めなくていい」、コーランも拡大解釈すれば「人身売買の市場がある。アラーが私に売れと言っている」
凡人の私には全て同じようなものに感じてしまうのですよねぇ
ひょっとして
「ならぬことはならぬものです。」
なんじゃないかってね。

戯言です、戯言です
きっと、そこにはもっともっと深い政治的意味合いが・・・・
でも、凡人バブは単純に願っています。
「戦争は嫌です。お偉方の思惑や正当化のために、大切な若者を戦闘員として殺し合いの場へ送るような事だけは、なんとか止めていただきたい」

てなことで『料理当番、本日の一品』でありまして、
昨日11日は『母の日』、そこで私も母に「なに喰いてぇ?」
すると母、「カレー」
そりゃまぁカレーならさほど手間もかかりませんし、私としちゃ願ったりかなったりなのですが・・・・・
「よしわかった、カレーっぽいのだったらいいな」

てんで、これです。
まぁそうですねぇ、カレーと言えばカレー?違うと言えば違う?
レシピをザックリもうしますってぇと、
カレー粉とヨーグルトで手羽元を半日ほど漬け、フライパンでニンニク、タマネギを炒めたら、カレー粉、小麦粉を加えさらに炒め、湯むきトマトのざく切りも炒め、鶏を漬けておいたヨーグルトをドバッと入れて、そこへコンソメスープを足し入れる、とうぜんこれでカレーもどきっぽくとろみはつきますから、これへ別に炒めた手羽元を入れて煮込み、バターと塩こしょうで味を調える。(あっ豆も突っ込んだわ)
そんな感じです。
珍しく母も手羽元3本たいらげましたので、まぁまぁ美味しかったんじゃないでしょうかね。

さて、今日の一枚は、お久しぶりのゴードンとっさぁんです。
先週の金曜日、昼食で立ち寄ったラーメン屋で、なんと「NUMBER FOUR」が流れてきたんでありますねぇ
ラーメンすすりながらのとっさぁんも悪かぁないんですが、思わず自宅で聴き直したという一枚であります。
いかに一時ジャズシーンから遠のいたとはいえ、とっさぁん節は健在でありまして、さらには私の好きな感じのドリューさんもいらっしゃる。
私にとっちゃなんとなく嬉しくなるアルバムなんですよね、これ。

DADDY PLAYS THE HORN / DEXTER GORDON

 1955年9月18日録音
DEXTER GORDON(ts) KENNY DREW(p) LEROY VINNEGAR(b) LAWRENCE MARABLE(ds)

1.DADDY PLAYS THE HORN
2.CONFIRMATION
3.DARN THAT DREAM
4.NUMBER FOUR
5.AUTUMN IN NEW YORK
6.YOU CAN DEPEND ON ME


今日は『大ゴミ』を考える日

2014年05月05日 | p-r

いやはや、今朝の地震はちょっくらビビリましたねぇ、
母など3.11の記憶がよみがえるのか、「ヤダヤダ」を連発しておりました。

  ♪ 柱のきずは おととしの
     五月五日の 背くらべ
     粽(ちまき)たべたべ 兄さんが
     計ってくれた 背のたけ  ・・・・♪

今日は『端午の節供』、『重五の節供』とも言いますね、端は初を午は五に通じるといった意味ですから、「五がらみの日だぁ~~ね」ってぇことでどちらもあまり違いはございませんが、
そもそも発祥の中国じゃあまり良い日じゃなかったそうで、陽数(五)が重なる日は大悪日、『物忌の日』とされたそうでございますよ。
んなもんで、邪気を祓い、毒虫が家に入ってこないようにと菖蒲やヨモギといった芳香性の強い植物を用いたと・・・
まっ、今晩菖蒲湯に浸かりながら、偉そうに子供たちにでも話してやれば、オヤジの威厳も・・・・・回復しませんわな。(笑)

ところで「粽たべたべ」とありますが、このあたりじゃほとんど『粽』を目にしません。(私が気付かないだけかもしれませが)
「『端午の節供』といやぁ、やっぱ柏餅でしょ」
ってぇ感じが大いにするのですけど、これも地域性でしょうか?
ちなみに『粽』を五月五日にいただくのも、屈原という王族が川に身を投げ、これを悲しんだ屈原の姉がちがや(茅の葉)でくるんだ餅を、物日の五月五日にその川に投げ入れたという中国の故事からきているそうであります。

話を戻しましょ、
故に、「我が息子などはおそらくは『粽』なんぞ食べたことがないのではないか?」なんて思うのですが・・・・どうなんだろ?

そんな息子の、五月人形やら破魔弓やら甲やらが、処分できない『大ゴミ』として狭い我が家の一角を占領しております。(鯉のぼりや絵のぼりが無いのは不幸中の幸い?ではありますが)
雛人形にしても、五月人形にしても、その時は大いに張り切るものですけど、後々考えると「コンパクトにこしたことはない」と思うものです。

またまたちなみに、
五月五日に「何故に甲だ絵のぼりだ」ってぇ話ですけど、これは中国の故事でもなんでもなく、菖蒲が尚武に変じて武運を祈る武士の習慣から始まったそうでありますよ。

ともかく、毎年五月五日を迎えるたびに、この『大ゴミ』をどう処分すべきか迷うのでありました。

てなことで『料理当番、本日の一品』でありますが
たしかタケノコご飯のお弁当を仕事に持って行ったのが、一週間前の土曜日だったと思います。
それがア~タ、今週もタケノコ三本も集まっちまいやしてね、これもまた『大ゴミ』にするわけにもいかない、一本はご近所さんに御裾分けして、残り二本をぬかで炊き、
「今日はタケノコづくしじゃい!」

ただのタケノコご飯じゃ芸がない、いなり寿司にしてみました。

こちらは、ニシン出汁で炊いた煮物、これに姫皮たっぷりのお吸い物を添えました。

 

「それでも私ゃ違うもんが喰いてぇ」と、私一人が食したのは鰹であります。
またまたまたちなみに、
鰹は五月五日に縁遠からぬ食材でありまして、『菖蒲』転じて『尚武』これまた転じて『勝男(鰹)』とこうくるわけで、ましてや初鰹となりゃ『初物七十五日』七十五日も長生きできるっちゅう縁起もんでさぁね。

  初物が来ると持仏がちんと鳴り

さて、今日の一枚は、○ークママに持たされたもう一枚にしました。
もちろんここでは再紹介ということになりますが、私が持っている物とはジャケットが違います。
それは、これがSJゴールド・ディスクのシールをしっかり付けた、東芝発売のLIBERTYであり、センターレーベルを見ると1980年代発売のアルバムであるからです。

内容は言わずもがな、各氏がおっしゃるとおりこれほどのメンバーですから、記念すべき一枚であり、各ミュージシャンの熱気、お客さんの熱気を十分に感じ取れる一枚だと思います。
が、ここでのパーカーを・・・・また「喧嘩うってんのかテメェ!」となりそうなので今日はやめて、
とにもかくにも、レーベルを超えたメンバーを一堂に会した『カナダ・トロント・ニュー・ジャズ協会』と、その演奏を持ち込みのテープレコーダーでこっそり録音したチャーリー・ミンガスに、敬意を表したいと思います。

ママへ、こちらも盤の状態は良好でしたよ。

JAZZ AT MASSEY HALL

1953年5月15日録音
CHARLIE PARKER(as) DIZZY GILLESPIE(tp) MAX ROACH(ds) BUD POWELL(p) CHARLIE MINGUS(b)

1.PERDIDO
2.SALT PEANUTS
3.ALL THE THINGS YOU ARE
4.WEE
5.HOT HOUSE
6.A NIGHT IN TUNISIA


バブ家 家訓?

2014年05月01日 | y-その他

 
夕べからちょっとばかり嫌な空模様でありまして、乾ききった大地には恵みの雨でもあるのでしょうけど、風もそこそこ強くて
「どっちか一つにしてほしい」
いやいや、嘘だね、「雨だけにしてほしい」でしょ(笑)
とにもかくにも早5月、ついこの前正月を終えたばかりだったように感じるのは歳のせいでしょうかねぇ 

さても一昨日の『昭和の日』のこと
S君の事務所で「jwcadで書いた図面をiPadにどうやって落とすか」てなレクチャーをS君に行っていますてぇと
「バブ、今日お休みでしょ?飲み行こうぜぇぃ!」
的趣旨のメールが届きました。

「飲みの誘いは何をおいても一番に受ける」は、我がバブ家の家訓(バブ家じゃなくてバブだけね。)、
お誘いいただいたのは○ークママでございます。
「そりゃま忙しくもないしエエけど、何処に何時?」
「せっかくの休みなんだし、早い時間から行っちゃおうか」
(って、オイオイ、アンタの店は休みじゃなかろうが!笑)

まっ、てんで
夕方の5時ですよ、5時
いやね、真冬でもあればもう暗いんでしょうけど、まぁ明るいこと
「こんな時間から飲んでもエエんかねぇ?」
するとママが、「そうだねぇ」と一応の相づちを打ちながら
「ここに行こうかと思って・・・」
と一枚のチラシを持ち出しました。

「まずはこのA面のラーメン屋ね、ここでこの無料クーポンと、この割引券を使ってビールを飲ミィーの、次にB面のここ行ってこのクーポンを使って飲ミィーのってぇのはどうかね?」
(なんとこのおばさん、もとい、このお嬢さん、チラシ使いの飲ミィーをはしごしようちゅうお考え、しかも自店の開店前に・・・・あっぱれ!)
「そりゃもう、わたくしはおっしゃるがままに・・・・」

とそんなこんなで、まずはかの東池袋は『大勝軒』の流れを汲むという『優勝軒』小名浜店へ、
「この、餃子・ビールセットってぇヤツと、無料クーポンの唐揚げ、それにビールを一つね・・・・悪りぃねぇ、ラーメンは喰わないんだけどエエ?」

ビール二杯と餃子、唐揚げをたいらげた二人は、
「こちそうさん」

と、早々に次の店、オープンしたばかりのチェーン居酒屋『はなの舞』小名浜店
(前にも言いましたが、大型居酒屋ってぇところは、こんな時でもないと行かないんでありますけどね。)

店員さんに
「これ使って一番お得な飲み方おせぇて」
それがア~~タ、この店員さん、おかチャン(げへへ、さっそく名前なんぞ訊いちゃったりして)が、めんこいんでありますよ。
コニコニっと、しかもアッカルク、一番お得なチョイスを教えてくれまして
「もうそれでイイ、おかチャンの言うことなら何でも信じちゃう」(笑)

と、おかチャンのお勧め通りに飲み散らかし、○ーク開店時間にきっちり間に合ったというお話しでございました。
えっ?けっきょくアンタは何時に帰ったのかって?

えっ?けっきょくアンタは何時に帰ったのかって?
そりゃアンタ、飲み始めが早くとも帰り時間はいつもとほとんど変わりなしという・・・・・・面目ない。(笑)

さて、今日の一枚は、MJQです。
じつはこのアルバム、私所有の物ではありません。その『バー○ーク』に以前から置いてあった物で、とあるお客さんが持ち込んだらしいのですが、その後取りにも来ず、さりとてプレーヤーを持たないママが聴けるわけもなく
「バブ、持って行ってCDにしてくれてもいいよ」
てんで、一昨日持ってきたというわけです。

長年放置されていたものの、幸いにも立てて両押し気味に置いてあったおかげでしょうか、二枚とも(いっしょに「JAZZ AT MASSEY HALL」も持ってきました。)レコード盤としての状態はすこぶる良好で、さっそく夕べ視聴しました。

盤面に傷もなく、針飛びなどいっさいありません。
我が陳腐なステレオシステムで聴くには十分すぎる音質であります。

音はともかく内容ですが、もちろん二枚とも初聴きではありませんし、内容もそれなりに理解しています。
「THE MODERN JAZZ QUARTET」を評すれば、これまさにMJQ、それ以上でもそれ以下でもない・・・・
なんとも煮え切らん言い回しですけど
ジョン・ルイスをあまり好みとしない私からそれ以上の評を引き出すことが無意味なわけで、
「ミルト・ジャクソンのバイブは良いんだけど、ルイスがいっしょだとハジケない」
てな、穿った心を持つ自分自身に、「もっと真摯にMJQを聴くべきだ」と、あらためて言い聞かせておりました。

THE MODERN JAZZ QUARTET

1957年4月3,4,5日録音
MILT JACKSON(vib) JOHN LEWIS(p) PERCY HEATH(b) CONNIE KAY(ds)

1.MEDLEY
   ~ a)They Say It't Wonderful b)How Deep Is The Ocean
      c)I Don't Stand A Ghost Of A Chence With You d)My Old Flame e)Body And Soul ~
2.BETWEEN THE DEVIL AND THE DEEP BLUE SEA
3.LA RONDE
4.NIGHT IN TUNISIA
5.YESTERDAYS
6.BAGS' GROOVE
7.BADEN-BADEN