JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

感謝感謝です。

2011年12月31日 | a-c

いよいよ今日は大晦日、2011年も今日でお終いですかぁ・・・・・
毎年毎年「来年こそは」の想いに変わりはないんですがねぇ、やっぱり今年は後にも先にも『3.11大震災』、どっちに転んでもこれ以上最悪な年は無いと思えば、来年2012年は今年以上に悪くなることも無いだろうとそう信じております。

そんな最悪の一年ではありましたが、これほど他人の優しさを感じた年も無かったように思います。
助け合ったご近所さん、給水所で出会った高校の先生ご夫婦、必至に捜索、後片付けをしていただいた自衛隊、警察、ボランティアの皆さん、不義理にしていたにもかかわらず暖かい言葉と支援をいただいた大学の旧友、互いの無事を喜び合った友、避難を快く受け入れてくれた姉夫婦、ネット上での励まし・・・・・どう感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。

ただ、私などのように住む家も、落ち込んだとはいえ収入も確保できている者はまだしも、未だ先の見えぬ生活をおくられている方々が、来年に向けてどれほどの不安を抱えておられるか、それを想うと楽観的に新年を迎えられないのも現実です。
言ってもさもない事ですけど、『原発事故さえなければ』の言葉はついつい口に出てしまいます。憎むべきは自然なのか?人なのか?これから何十年もの間そんな思いを抱きながら新年を迎えるとしたら・・・・・・・
今年の最大の教訓は何かと訊かれれば、「想定外などあってはならない、いや、想定外で取り返しのつかない物など造るべきではない」ということでしょうか。
どうぞみなさん、そんなあたりまえの教訓を得るために何十年もの間苦しむ人々がどれほど生まれたのか、忘れないでいただきたい。そして、なんとかそんなあたりまえの教訓を今後間違いなく活かせる、そんな社会であって欲しいと願うばかりです。

ともあれ、明日からは新年、2012年を迎えます。一歩でも前へ前進できる年であればと思っています。

 

てなことで、昨日はいつもの年と同じように、神棚を清め、お供えをあげ、お節もどきの仕込も終わりました。

そしてなんとビックリ、檜枝岐に住む従姉妹から生の檜枝岐蕎麦が届きました。この蕎麦が旨いんですよぉ。今晩もMさんのお店がありますので、帰ってきしだい檜枝岐蕎麦で一杯やりながら年越しという、エエですがな(笑)

さて、今日の一枚は、とうぜんのごとく以前に紹介済みのものですが、昨日からずっと聴き続けています。
やっぱ、バブ君のモチベーションを保ってくれるのはこの人しかいないんですよ。
いつもの年はコルトレーンで始まるのですが、今年は〆も彼に頼ることにしました。感想は抜きです。(笑)
とにもかくにも、今年一年ありがとうございました。そして2012年が、私にとって、皆さんにとって、良き年でありますよう心よりお祈りいたします。

LIVE TRANE  THE EUROPEAN TOURS / JOHN COLTRANE
1961年~1963年録音
JOHN COLTRANE(ts,ss) ERIC DOLPHY(as,fl,bcl) McCOY TYNER(p) REGGIE WORKMAN(b) ELVIN JONES(ds) [DISC 1, DISC 2-1~3]
JOHN COLTRANE(ts,ss) McCOY TYNER(p) JIMMY GARRISON(b) ELVIN JONES(ds) [DISC 2-4~7, DISC 3~7]

DISC 1
1.IMPRESSIONS (1961/11/18 パリ)
2.MY FAVORITE THINGS (1961/11/18 パリ)
3.BLUE TRAIN (1961/11/23 ストックホルム)
4.NAIMA (1961/11/23 ストックホルム)
5.IMPRESSIONS (1961/11/23 ストックホルム)
6.MY FAVORITE THINGS (1961/11/23 ストックホルム)
DISC 2
1.Mr. P. C. (1961/11/25 ハンブルグ)
2.MILES' MODE (1961/11/25 ハンブルグ)
3.MY FAVORITE THINGS (1961/11/25 ハンブルグ)
4.NORMAN GRANZ INTRODUCTION (1962/11/17 パリ)
5.BYE BYE BLACKBIRD (1962/11/17 パリ)
6.THE INCH WORM (1962/11/17 パリ)
7.EV'RY TIME WE SAY GOODBYE (1962/11/17 パリ)
DISC 3
1.Mr. P. C. (1962/11/17 パリ)
2.MY FAVORITE THINGS (1962/11/17 パリ)
3.THE INCH WORM (1962/11/17 パリ)
4.Mr. P. C. (1962/11/17 パリ)
5.NAIMA (1962/11/19 ストックホルム)
DISC 4
1.TRANEING IN (1962/11/19 ストックホルム)
2.BYE BYE BLACKBIRD (1962/11/19 ストックホルム)
3.IMPRESSIONS (1962/11/19 ストックホルム)
4.SWEDISH INTRODUCTION (1963/10/22 ストックホルム)
5.TRANEING IN (1963/10/22 ストックホルム)
6.Mr. P. C. (1963/10/22 ストックホルム)
DISC 5
1.NAIMA (1963/10/22 ストックホルム)
2.THE PROMISE (1963/10/22 ストックホルム)
3.SPIRITUAL (1963/10/22 ストックホルム)
4.IMPRESSIONS (1963/10/22 ストックホルム)
5.I WANT TO TALK ABOUT YOU (1963/10/22 ストックホルム)
6.MY FAVORITE THINGS (1963/10/22 ストックホルム)
DISC 6
1.Mr. P. C. (1963/11/1 パリ)
2.LONNE'S LAMENT (1963/11/2 ベルリン)
3.NAIMA (1963/11/2 ベルリン)
4.CHASIN' THE TRANE (1963/11/2 ベルリン)
5.MY FAVORITE THINGS (1963/11/2 ベルリン)
DISC 7
1.AFRO BLUE (1963/11/2 ベルリン)
2.COUSIN MARY (1963/11/2 ベルリン)
3.I WANT TO TALK ABOUT YOU (1963/11/2 ベルリン)
4.IMPRESSIONS (1963/11/4 シュトゥットガルト)


PC大丈夫だろうねぇ?

2011年12月29日 | s-u

いよいよ押し詰まってまいりました。
どうしようもなくなったパソコンですが、私の買い換えの主張は年末の物入り期もあり、あっさりと否定され
「もう一度だけオーバーホールを試みて、ダメならってことで良いんじゃない」
「オーバーホールの方が高くついたりなんかしちゃったりして・・・・・・あははは」
おかげで年賀状も古いPCを持ち出してやっとのおもいで作り上げるという・・・・たいへんでした。
てなことで、やっと一昨日、ホスピタルから我がPCが退院してまいりまして、今のところサクッと動いていますので・・・こんどこそしばらく大丈夫なんだろうなぁ?

ここ二週間ほどは、忘年会、クリスマス等々いわゆる『年末イベント』で忙しく・・・・・・・・・って、まっつまりはこんなたいへんな年の総まとめの日々をいつもの年と変わらずただ飲みっぱなしで過ごしてしまったということなんでありますけど、PCが無いせいで写真の整理も出来なかったので、今日はその間の『料理当番、今日の一品』紹介ということでお付き合いいただきたいと思っています。

まずは、「独り忘年会」と称し、地酒をいただいた事への感謝を込めた宴を

私にとっては「下手な料理屋でやっつける(お酒をね)より、理想的な酒のアテが揃ってる」てなところ、しかしまぁメインの煮魚はじめわさび漬けも山かけも、我が家で好むのは私だけという、家人にはまったく喜ばれないメニューでありました。

おかげで、さらに豚汁まで作るはめになったりして(笑)

ところで皆さんのお宅では、クリスマスはやはり特別な日なんでありましょうか?
我が家では子供もいなくなり年寄り所帯でクリスマスなんてぇものはあってもなくても同じようなもの、私なんざぁクリスマスイブに「去年のイブも来たんだから、今年も来なよ!」てな、ほぼ脅しに近い(笑)誘いで『バーO-ク』で過ごす始末でありました。
ところが、翌日の25日になって知人から
「バブ君、クリスマスやった?(どう考えても間違った表現ですが)余り物みたいで悪いんだけど、もらってくれないかなぁ」
なんて連絡がありまして、ケンタッキーの『五穀味鶏の胸肉のロースト』なるものが回ってきました。
そこで急遽
「クリスマスっぽくしてみようか」

そして今日は29日、昨日のうちに鏡餅をつくり、明日明後日で今年も「来年こそ良い年でありますよう」の願いを込め『お節もどき』を作る予定でいます。

さて、今日の一枚は、お久しぶりのブルーノート、スタンリー・タレンタインです。
バックにマッコイを従えた一枚でありますね。
じつにタレンタインらしいとも、マッコイらしいとも言えないアルバムかもしれませんが、他人がなんと言おうとタレンタインの音が嫌いじゃない私には、これでも充分というか、「THEY ALL SAY I'M THE BIGGEST FOOL」や「WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE」このへんの曲は好きですねぇ。正直マッコイを聴いているという感覚にはいささか不満を感じますが(笑)
ジャケ写真はLPのものですけど、昨晩はCDでの拝聴、なんとアルバム「AIN'T NO WAY」なんかの6曲おまけ付き盤でありまして、全部を聴き通す、これは少々長すぎる感はあります。これがCDの難点ですかね。

ともかく、年末に来てこうして何事もなかったかのごとくJAZZを聴いていられる私は幸せ者だと思うしだいで・・・・・
それでも「原発問題等々まだまだ続く今年の傷を癒せる日は来るのでしょうか?」なんて事は考えてはいるんですよ。
(ジャケ写真はLPですが、詳細は昨晩聴いていたCDで紹介します。)

EASY WALKER / STANLEY TURRENTINE
1966年7月8,19日, 1967年7月28,19日, 1969年6月23日録音
STANLEY TURRENTINE(ts) McCOY TYNER(p) BOB CRANSHAW,GENE TAYLOR(b)  MICKEY ROKER, ROY LUCAS, BILLY COBHAM(ds)

1.MEAT WAVE
2.THEY ALL SAY I'M THE BIGGEST FOOL
3.YOURS IS MY HEART ALONE
4.EASY WALKER
5.WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE
6.ALONE TOGETHER
7.A FOGGY DAY
8.SATN'S SHUFFLE
9.WATCH WHAT HAPPENS
10.INTERMISSON WALK
11.WAVE


空に浮かぶチョコトリフ

2011年12月13日 | g-i

毎日寒くていかにも冬という感じになってきました。まっ我々皮下脂肪族としてはあのクソ暑い日々よりはこちらの方が何かと都合がよいんでありますが、「寒い」を理由に身体を動かさなくなるとさらに皮下脂肪を蓄える原因にもなったりして・・・・「デブは死ぬまで治らん」ですかね。(笑)

ところで、10日の皆既月食はご覧になりましたか?
私は仕事あがりに一杯飲みながら、久しぶりに冬の空をじっくりと眺めました。

月が完全に地球の影におおわれたのは、夜の11時過ぎぐらい?
いわゆる『赤い満月』をしっかりと見させていただきましたが、私の目には『赤い満月』というよりは「ちょっと古くなったチョコトリフがぽっかり空に浮かんでいる。」そんな感じに見えてしまいました。(笑)

色はともかく神秘的だったのは、ふだん見る月はまさに「盆のような月」なのに対して、皆既月食時の月はとても立体的に感じたことでしょうか。
それがリアルに「月って浮いてんジャン」って感じてしまうというか・・・・・面白いですよねぇ
寒さも忘れて見入っていると、ヒューって流れ星まで見えたりして、これで隣にカワイコチャンでもいて、「寒くないかい?」なんて肩をグッと引き寄せたりなんかしちゃったりして・・・・・・・
「アタシじゃ不満かい!?」
「え?????」
そうでした。その時、その場には、○ークママも他のお客さんもいたんでしたね。
「もっもっもちろん、ママで、そりゃもう満足でござんすがな」

ともかく、ちょっと寒かったものの、冬の天体ショーを楽しませていただきました。

てなことで恒例『料理当番、本日の一品』であります。

「寒いので鍋にしよう」ってことになったんですけど、私はどうしても『キムチ鍋』が食べたくて・・・・・けっきょく『めいめい独り鍋』ってなことになりました。
「キムチ鍋ウメ~~!!」(笑)

さて、今日の一枚は、フリードリヒ・グルダです。
この方、ウイーンの三羽烏(他の二人が誰かは知りませんが。笑)と言われた、いわゆるクラシック界では名の通ったピアニストでありますが、私は彼のモーツァルトもベートーベンも「グルダだ」という意識を持って聴いたことがないので、そのへんの講釈は避けたいと思います。
「クラシック音楽はすでに死んでいる」てなことを言いつつジャズにも手を染めた方だそうですが、どの世界にもそういうお方はいるもので、それは完全なるベランベエか、もしくは実力と自信があるがゆえの言動か、どちらかであります。
その点、グルダに関しては間違いなく後者でありましょうねぇ。

「またしても、私のあまり得意としないクラシックとジャズの融合かぁ?」
と思って聴くと、良い意味で裏切られます。
フィル・ウッズはじめ四管の響きも良いんでありまして、じつに心地よい後味を残すライブアルバムだと思います。

AT BIRDLAND / FRIEDRICH GULDA
1956年6/28日録音
FRIEDRICH GULDA(p) IDREES SULIEMAN(tp) JAMES CLEVELAND(tb) PHIL WOODS(as) SELDON POWELL(ts) AARON BELL(b) NICK STABULAS (ds)

1.THEME SONG VIENNA DISCUSSION
2.PEE WEE MARQUETTE INTRODUCES FRIEDRICH GULDA & HIS SEXTET
3.SCRUBY
4.DARK GLOW
5.NIGHT IN TUNISIA
6.DODO
7.AIR FROM OTHER PLANETS
8.NEW SHOES
9.BERNIE'S TUNE


『鈍感』のすすめ

2011年12月07日 | p-r

あいかわらず突然起こるPCの不具合で苦労しています。やっぱり買い換えかな?
先日亡くなった立川談志師匠のお話やら昨日出た福島第一原発50キロ圏内補償指針やらいろいろ書きたいことも多いのですが、それも遅れ遅れになってしまいます。
今日は今のところPCストを起こしていないので、このうちに更新を済ませてしまいましょう。

と言いながら、今日の話は師匠のことでも原発事故補償のことでもありません。(笑)
先週の金曜日、いつものようにバー○-クへ飲みに行くと、『アクアマリンふくしま』安部義孝館長が独りスコッチを楽しんでおられました。
その時、お聞きした興味深いお話しをひとつ

きっかけは、ゴキブリの話題からでした。
「館長、アクアマリンではデカイゴキブリも展示してますよね。」
(「止めて、その話だけは止めて!」ママの言葉は無視しつつ)
「ああ、あれね、あれは私のアイデアです。」
安部館長は以前『多摩動物公園昆虫園』にいらしたこともあって、
「多摩動物公園でも、そこらじゅうにいるいろんな種類のゴキブリを邪魔者にしないで展示したらどうだろうって提案したことがあって、アクアマリンでもやっちゃいました。」

さらに「ゴキブリでもう一杯」といきたいところを、ママがあまりにも怪訝そうな顔をしているので、以前から『アクアマリンふくしま』で研究を続けているシーラカンスの話へ、
「ところで館長さん、シーラカンスみたいな生きた化石は、どうしてとんでもない環境変化に耐えて昔のままの姿で生き延びてこられたんでしょ?それはある意味完全な進化形だからなんでしょうか?」
「イイ質問だねぇ、そりゃあ同じ生きた化石でもゴキブリのようなヤツは、ある意味人間より完全形の生物と言えるかもしれないけど、シーラカンスはじめほとんどの生きた化石に共通する資質といえば、『鈍感』だよ。」
『鈍感』?」

安部館長曰く、「環境変化や天敵に対して『敏感』に反応しながら形態や生態を変えて行くのも生き残りの手だてかもしれないが、逆に『鈍感』であるがゆえにまわりの変化を受け流す底力がある。」というのです。
そして、
「結果、昔のままの姿で生き続けているということは、彼らの方がより優れた生き延び方をしたということになるのかもしれない。」
さらに、
「その『鈍感』こそ、福島がおかれている現状に、いや今、全ての人間にもっとも必要な資質なのかもしれないよ。」

なるほど、人間『敏感』に生き続けるからこそ欲が生まれ、便利を追求しさらに効率を重視し、セコセコセコセコ動き回る。そのために分不相応なエネルギーを必要として、さらに・・・・・・・・こうして深みにはまり込んでいくのかぁ。
それってひょっとしたら、ただただ『黙示録』に加速邁進する愚かな生物の象徴みたいな?

じつに考えさせられるお話しでした。
そのとき安部館長には言いませんでしたが
「館長さん、『鈍感のすすめ』なんて本、お出しになったらいかがでしょ」

そんな良いお話しを聞いた夜、バー○-クで出た酒のアテは「ポトフ」でした。ママは「ポトフじゃなくて洋風おでんだから」なんて言っておりましたが。
『安部館長の良い話』を家人に語ってしまった私は、「ポトフも美味しかったしね」てなことをついつい口走ってしまいまして、
「そりぁようござんしたわねぇ、寒いからポトフなんて・・・・おいしかたっでしょうよ。」
「・・・・・・・」
てなわけで、日曜日にはポトフを作ることになりました。『料理当番、本日の一品』です。

ジャガイモ、キャベツ、大根、ニンジン、ベーコン、ソーセージ、トマトと、ともかくあるもの全部ぶっ込んで煮込みました。(笑)
「あれ?キノコ無かったけ?」
うるさい!

ほんとうは、このハンバーグもポトフの中に入れちゃおうかとも思ったのですが、チャチャッと和風ハンバーグにしました。

さて、今日の一枚は、先日久々に聴いたチャーリー・パーカー & ディジー・ガレスピーです。

「私がよく聴くジャズは何かと質問されると、じつに狭い範囲のものに終わっている」的な話は、幾度となくここで申してまいりましたが、いわゆるモダンジャズを語るに絶対的存在であるチャリー・パーカーにしても、あるいはディジー・ガレスピーにしても、聴く頻度はフュージョンにも匹敵するほど少ないのであります。
その理由は何かと考えると、
ほら、その場でライブをモロ聴いていたわけでもないし、耳にはいるのは録音ばかり、となるとです、一枚のアルバムに同じ曲が何テイクも入っているってぇのが多かったりするじゃないですか、これがどうにも飽きてしまったりして・・・・
今日のアルバムなんかもそんな典型かもしれません。
演奏?演奏そのものを嫌う理由が私にあったとしたら・・・・・あるわけ無いでしょ(笑)
こうしてたまに聴くと、それはそれでじつに良い気分になるのですから。

ところで
「バップはジャズの私生児じゃないんだ。バップは過去の伝統から一線を画くし独立している」と語ったパーカーに、「バップはジャズのひとつの解釈に基づいた表現形だよ」と反論したディジー(ここで言うところのジャズとは、バップ以前のという意味ですよ。)、「ダウン・ビート・アンソロジー」に掲載されていたこの二つの記事はじつに興味湧くものでした。
その後の二人の生きざまをあんに示唆するようで・・・・興味ある方はお読み下さい。

BIRD AND DIZ / THE GENIUS OF CHARLIE PARKER Vol.4
1950年6月6日録音
CHARLIE PARKER(as) DIZZY GILLESPIE(tp) THELONIOUS MONK(p) CURLEY RUSSELL(b) BUDDY RICH(ds)

1.BLOOMDIDO
2.AN OSCAR FOR TREADWELL(take3)
3.AN OSCAR FOR TREADWELL(take4)
4.MOHAWK(take3)
5.MOHAWK(take6)
6.MY MELANCHOLY BABY(tak1)
7.MY MELANCHOLY BABY(tak2)
8.LEAP FROG(take5)
9.LEAP FROG(take8)
10.LEAP FROG(take9)
11.LEAP FROG(take11)
12.RELAXIN' WITH LEE(take4)
13.RELAXIN' WITH LEE(take6)