JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ショート・マイ・ブーム

2017年05月29日 | s-u

梅雨の走りの走りも一休み、今日は晴天です。
今朝またキムおぼっちゃまがオイタをされたようで困ったもんであります。まっんなこたぁほっといて(ほっておいて良い問題でも無いんですけどね。)

先週23日に、三代目ジェームス・ボンド、ロジャー・ムーア氏がお亡くなりになりましたですね。
歴代ボンドの中で、私的には「一番のスケコマシ、いけすかぬ色男」というイメージをもっとりますが、それが「ボンド、ジェームス・ボンド」の最もボンドらしさでもあるわけで・・・とにもかくにもご冥福をお祈りいたします。

流行廃りの激しい世の中で、ボンドのように長く愛されるスパイも珍しいですよね、回を追うごとにアイディアが枯渇していくというか、つまらなくなって消えて行くてぇのが常識と言ってもイイわけで、ボンドと寅さんには常識が通じません。
「なして、そこで寅さん?」
私にとって、二つの映画には大いなる共通点があるのです。
それは、
「ほぼ全作品を観ているのに、映画館で観た本数は数えるほどだ」
ということ
007シリーズは・・・テレビで観たものが多いんですかねぇ(もちろんDVDやらナンタラカンタラが無かった時代にね)
寅さんシリーズ、これはハッキリしています。観光バスの中、しかも帰り道で最も多く観た映画だと思います。

もう一つ、両映画とも、両キャラクターともに、今見直しても(ボンドは今尚健在ですが)その魅力に変わりが無い、これが最大の共通点であり、愛され続ける理由なんでしょうな。

今尚不変といえば、

夕べ今日の一枚でもあるニーナ・シモンを聴きながらウイスキーを飲んでいると
「あ~~~やっぱブルース愛は不変だぁ!オレ、ブルース好きだぁ~~~!」

時々舞い降りるんですよ、若かりし頃に心揺さぶったものてぇのはね、しばらく忘れていても何かのきっかけで「ズドーン!」と、何年かに一度ある「ショート・マイ・ブーム」みたいなもんを呼び起こすんですわなぁ
「よお~~し聴こう、女性のブルース、バリバリのブルース・・・」

  

ベッシー・スミス、マ・レイニー、メンフィス・ミニー、ココ・テイラーにビッグ・ママ・ソーントン

 

今朝の2時まで聴きまくりました。
そして、「ショート・マイ・ブーム」は静かに去って行ったのでありました。(「また、しばらく聴かんでもイイ」笑)
今度は007の「ショート・マイ・ブーム」が来たりして(笑)

てなことで、『料理当番、本日の一品』ですが
夕べは一人飯でありましてね、「ならば」てんで、久々の『居酒屋バブ』を開店。

ビールに始まり日本酒、ウイスキー、それにブルースという・・・
そりゃ酔うはな(笑)

弁当は生姜焼き弁当です。

さて、今日の一枚は、本編でも触れたニーナ・シモンです。

彼女の野太い歌声は、私のブルース愛を呼び起こすには余りあるものでありまして・・・・・
正直、「毎日聴きたいか?」と問われれば、口ごもると思います。
だけどね、考えてみりゃ、毎日ウイスキーを一本空けるわけも無く、
ある熟年の恋を描いた映画を観たとしますわ、
すると映画館を出た瞬間は「まだまだ、オレも恋の一つや二つ」そう思うじゃないですか?
忘れた頃に「ブルース愛」を呼び起こしてくれる・・・・エエアルバムですよ、ハイ。(笑)

SINGS THE BLUES / NINA SIMONE
1966,67年録音
NINA SIMONE(vo) RUDY STEVENSON, ERIC GALE(g) BUDDY LUCAS(ts,hca) ERNEST HAYES(org) BOB BUSHNELL(b) BERNARD PURDIE(ds)

1.DO I MOVE TOU
2.DAY AND NIGHT
3.IN THE DARK
4.REAL REAL
5.MY MAN'S GONE NOW
6.BACKLASH BLUES
7.I WANT A LITTLE SUGAR IN MY BOWL
8.BUCK
9.SINCE I FELL FOR YOU
10.THE HOUSE OF THE RISING SUN
11.BLUES FOR MAMA


新種で新酒を飲んでみたいもんだ

2017年05月22日 | a-c

どうしちゃいましたかねぇ?まだ5月だというにこの暑さ
「オイオイ、真夏になったら何度まで上がるんだい?」
さらには
「北朝鮮はまたミサイルを撃っちゃうし、何をどうしたいんだろうねぇあのお坊ちゃんは・・・・」
誰もが不安を感じますよね。

不安といえば
「テロ対策」という表題に、我がログ同様関係ない事柄がみっちり詰まったようなわけの分からん法案が成立しそうな勢いですが、その隠れた事柄に『本当に必要なもの』『じつは要らない危険なもの』があるとすれば、一色単にせず分けてしっかり論争せずに成立させて良いものなのか?私は疑問に思います。
なんだかここ数年の間に日本という国が益々戦前回帰しているように感じるのは私だけなんでしょうかねぇ?
国の主権が国民にあるというあたりまえの権利が徐々に離れているような気がして・・・・いやいやこんな事をログに書くとなんかの法律に引っかかるかも知れません、クワバラクワバラ

そんなわけで最近のニュースは相変わらず不快な出来事が多くて、「湘南王子と眞子ちゃん(あえて内親王とは申しませんが)のご婚約間近」なんてぇのがホッとするニュースだったでしょうかねぇ

そうそう、普段我々が食べている日本近海のサザエが新種だったというニュースを見ましたか?

そのニュースによると、サザエは貝殻のあの角のような突起の形状や数で、日本、韓国沿岸の種と、中国南部沿岸の種に大別されるんだそうでしてね、
これは常識であったのが、岡山大の福田宏准教授(貝類分類学)が原典をインターネットで調べたところ、日本近海のサザエにも用いられていた「トゥルボ・コーヌトス」と言う学名が、じつは中国産の特徴を備えたスケッチ(産地も中国と記載されていたそうです。)をもとに決められた学名であることに気が付いたんだそうで、
その後もいろいろ調べを進めた福田宏准教授が、間違いなくこれはおかしいと確信し、新種「トゥルボ・サザエ」として登録されたというお話しであります。

それにしても新種というもんは、新たに発見された動植物だけでなく、勘違いでそう思い込んでいた種を調べても発見できるという、何だか笑っちゃいますよね。
ともかく、これでサザエさんもホッとして・・・ますかね?

新種といえば、先日18日に、独立行政法人『酒類総合研究所』が毎年行っている全国新酒鑑評会の結果が発表されました。(新種じゃなくて新酒のお話しね。笑)

全国から860点が出品され、437点が入賞、その中から242点が金賞に輝いたそうで、うち最も多くの金賞を得たのが、今年も福島県であったという(5年連続)、同県人としてはじつに鼻高々の結果となりました。(昨日の最高気温は、福島市が全国第二位でありましたが。笑)

国権酒造(南会津町)の『大吟醸 國権』なんざぁ10年連続の金賞だそうで
「おめでとうございます。」

「ほんじゃま、初鰹に合わせて何か呑んでみましょかねぇ・・・なになに『大吟醸 國権』1.8リットル税別六千円・・・六千円?!」
気を取り直して、もっと身近の四家酒造(いわき市)『又兵衛 大吟醸』なら
「え~~と・・・720ミリリットルが三千円?!」

いやいや本物の酒飲みなら惜しくは無いのかもしれませんが
「普段自宅じゃ、2リットル千円の紙パック入り純米酒を飲んでんだよ」
てな私にはねぇ・・・・
「どうせ私は本物の酒飲みじゃなくて、ただの酔っ払いオヤジですから」
けっきょく昨日も安酒にあまんじたのでありました。

それにしてもさぁ、一般庶民(アンタはそれ以下だけどね。)がどう感じるかも意見として必要でしょ?
なんとか品評会の審査に紛れ込むなんてぇことはできんもんですかねぇ

まっそんなこんなで『料理当番、本日の一品』です。

予定どおり鰹の刺身です。もちろんニンニク醤油でいただきましたが・・・夕べ牛乳を飲んで寝たおかげか、今朝はそれほど・・・・・ヤッパ臭う?(笑)

 

で、生もの嫌いに何を喰わせたかというと、豚しゃぶ、ソースは二種類用意しました。それにインゲン入りの炒り豆腐です。

お弁当は唐揚げ弁当でした。

さて、今日の一枚は、ロンネル・ブライトです。
ドラムレスでケニー・バレルのギターが入ったピアノトリオです。
以前「THE RONNEL BRIGHT TRIO」もそうでしたが、悪くないけど取り立ててこれだというアルバムでもありません。
が、心地よさは二重丸といった気はします。二日酔いかどうかも分からないような酔っぱらいにはブライトのピアノも、バレルのギターも心地良いのでありました。

BRIGHT'S SPOT / RONNEL BRIGHT
1956年9月26日録音
RONNEL BRIGHT(p) KENNY BURRELL(g) LEONARD GASKIN(b)

1.PENNIES FROM HEAVEN
2.GONE WITH THE WIND
3.IF I'M LUCKY
4.BLUE ZEPHIR
5.STRUTTIN' IN 
6.I SEE YOUR FACE BEFORE ME
7.BRIGHT'S SPOT
8.LITTLE GIRL BLUE


日曜日に寿命を延ばします。

2017年05月19日 | a-c

今日は朝からお久しぶりの快晴です。
人間じつにわがままなもので、雨が降らなきゃぶつぶつ言い、晴れ間が遠のけばまたぶつぶつ言う、今日の夕方あたりは「暑いのはねぇ・・・」と文句を言っておるでしょう。

そんな晴天を見越してでしょうけど、今朝はいつもより1時間も早くたたき起こされました。
「ハイ、行ってきて下さい。」
と、手渡されたのは大きなビニール袋と100円玉5枚
「??????」
「麗しき加齢臭のしみ込んだ毛布を、洗ってきなさい!」
てんで、朝の6時にコインランドリーですよ。まっ歩いて1,2分の所ですから毛布2枚にシーツ1枚持ってもそれほど苦にはならんのですが、ともかく眠い、
遠回りしてコンビニの珈琲を入手、ファニアス・ニューボーンJr.の「HARLEM BLUES」じゃ目が覚めそうも無いので、GLIM SPANKYをいつもより大きめの音で聴きながら洗濯機を回してきました。

こうしてご無沙汰のコインランドリーに来てみると、学生時代を思い出しますねぇ、あの頃はこんな綺麗な場所でも無く、こんな大きな洗濯機もありませんでしたが、黒いビニール袋に詰め込んだ、そりゃもう若い男のホルモン満載、加齢臭どころじゃござんせんよその香りは(笑)それを一気にぶっ込んで、粉石鹸をふりかけて・・・・・
「その話、長くなる?」
「すいません。」


福島民報より

先日13日、我が田舎の港にも初鰹が水揚げされました。
とはいえ、今年は全国的に水揚げ量が減少しているとかで、なかなか鰹の値段も下がりませんがね。

私は、4月にすでに鰹はいただいておりますので何が初鰹かは微妙ではありますけど、やはり地元に水揚げされた鰹を口にしてこその初鰹でしょ、今度の日曜日辺り旨い日本酒でも仕入れて・・・・・
となると、「生もの嫌いのあのお方に何を喰わそうか?」(笑)

ところで
「れいの『アニキ刺す気?キスする気?』じゃなくて『アニサキス』は大丈夫なんかい?」
「何言ってやがんだい、んなもんが怖くて江戸っ子やってられっかてんでぇ!・・・・江戸っ子じゃ無いけど」(笑)

鰹というと
六代目三遊亭圓生師匠の『髪結新三』、これを思い出します。
鰹半身と三十両の半身・・・・

   狼の 人に喰わるる 寒さかな

大笑いできる噺でも無いんですが、圓生師匠にかかると歌舞伎や浄瑠璃とはまた違った味わいがあります。
知らないお方はぜひ一度お聞きいただきたいと思います。

   寒い時 おまえ鰹が 着られるか

初鰹を何としても喰おうてんで、江戸っ子は、女房の着物まで質に入れて金を作ろうとしたそうで、そりゃ女房もこう言いたくなりますわねぇ
いくら今年は値が下がらないとは言っても、嫁さんの服まではぎ取る程でも無く、初鰹は寿命を750日も延ばしてくれるという縁起物ですしね、みなさんもタタキじゃ無くて、ニンニク醤油にチョイとつけて、刺身で召し上がってみて下さいな。

   初鰹 酒呑む時も 延ばしけり

なんちゃって

さて、今日の一枚は、デイブ・ベイリーです。
と言ってもピンとこないかもしれませんねぇ、ドラマーですからリーダー盤が少ないですもんね、我がログでも以前「BASH !」「ONE FOOT IN THE GUTTER」を紹介しましたが、あとはサイドメンものばかり、
ところが、このお方のリーダー盤はどれもなかなかのもんでありまして、さりとて何処がどんな風に良いかと訊かれると、答えにも困ったりするんですけどね。

私的に言うと、スルメ(・・・イカン江戸っ子だっけ?アタリメね。笑)のごとく、「聴き込むほどに味が出る」そんなアルバムが多いかと思います。

今日の一枚もそんな感じ、聴き流しても悪かぁ無いんですが、ジックリと聴いてみるのも一興
てなとこですかね。

GETTIN' INTO SOMETHIN' / DAVE BAILEY
1960年10月26,27日録音
DAVE BAILEY(ds) CLARK TERRY(tp) CURTIS FULLER(tb) CHARLIE ROUSE(ts) HORACE PARLAN(p) PECK MORRISON(b)

1.SLOP JAH
2.LITTLE OLD MONGOOSE
3.EVAD SMURD
4.BLUES FOR J.P.


ヒアイにあらずヒワイ

2017年05月16日 | d-f

今年も庭のテッセンが満開となりました。

花言葉は「甘い束縛」だそうで、
「う~~~~ん 縛って!」
って、普通に気持ち悪いですけど、オヤジが言うとさらに輪をかけるのは?
「それぞオヤジの哀愁ぞ」
ほんとかいな?哀愁と言うよりは悲哀、いや卑猥のような気もしますが(笑)
ともかくもう一つの花言葉「高潔」には、オヤジのそれはほど遠いわけであります。
「そりゃまぁオレの鼻言葉は『高齢』『とけない自縛』だけど・・なにか?」


 百両の 石にもまけぬ つつじ哉

                          一茶

厳密に言うと庭に咲いているのはサツキだと思いますが、こちらも見事に今満開です。
「花もイイけど木々の緑が鮮やかになってきたもんね。」
まさに。
ここ何日かの久しぶりのまとまった雨に、山の緑が一段とまぶしく感じられるようになった気がします。
季節は春から初夏へと変わりつつあるのでしょうね。(場所によっちょ真夏の所もあるようですが、笑)

年が明けたのがつい先日だったように感じているのに、あっと言う間に初夏って・・・・
これこそオヤジの悲哀、オヤジは老人へとまっしぐらですわ。

Mさんのお店にやって来る子供達も、どんどん大きくなっていって、
「あれ?今何年生だっけ?」
「一年生です。」
「あれ?もう中学だっけ?」
みたいな

そうそう、先日ね、巡回をしていた若い警察官が二人、お店にあんパンと牛乳(それは、張り込み!笑)、もとい軽食と飲み物を買いに来ました。
「ご苦労様、今日は何時までなの?」
「深夜の2時までです。」
「そりゃあ小腹も減るわなぁ」
すると、たまたま店内にいた小学生3人が、
「あっ!警官だ警官だ!」
と、大騒ぎ
(ん?警官って・・・ふつうお巡りさんだろ?)
「最近はお巡りさんって呼ばれないの?」
と、警察官に訊ねると
「あぁ、そうですよね、私も小さい時はお巡りさんって言ってたけど・・・・最近多いんですよ警官ってよぶ子。」

そういえば、最近は大人も「お巡りさん」とは言わなくなったような気もします。「警察の人」とか呼び捨てのごとく「警察」とかね。
時代ですなぁ(笑)

まぁまぁ、いずれにせよ『卑猥な老人』と呼ばれるように私は間もなくなるのでしょう。
「そのまえに・・・縛って!」
「だから、気持ち悪ぃって、『卑猥なオヤジ』め!」

てなことで、『料理当番、本日の一品』ですけど、じつは先週末少々個人的に忙しくて、弁当はお休み、日曜も料理を作っておりません。
そこで、別曜日に作ったこんなもんを

我が母はご存じのごとく「魚が嫌い、肉が嫌い」というお方。先週、母の日が近いと母が好きな物をと考えたのですが・・・・
不思議ですねぇ、鶏肉の臭いはあまり好きじゃ無いくせに、トマト煮は好きなんですよ。さらにチーズ大好き人間ですから(牛乳嫌いなくせに)、鶏つくねのトマト煮を作り、バターライスにぶっかけてドリア風にしてみました。
「どうだい旨いかい?」
「ん、うんめぇ」
めでたしめでたし(笑)

付け合わせは、カニかま入りのサラダでした。

さて、今日の一枚は、お久しぶりのマイルスです。
エバンスがマイルスバンドに参加していた期間は7ヶ月あまり、しかるに録音数も少なく、スタジオ録音では「1958 MILES」「KIND OF BLUE」(すでにこの時にはバンドを離れていましたけどね。)の2枚
ライブ盤でも、5月の「LIVE IN NEW YORK」、9月の「JAZZ AT THE PLAZA 1958」、そして今日の7月に録音したアルバム、「後出しジャンケン」もけっこうあるんでそれだけとは言えませんが、
ともかく、マイルスとエバンスが突き詰めて完成したものが「KIND OF BLUE」であるとすれば、その過程にはおのずと興味が湧くものであります。

そんな興味でこのアルバムを聴くと、それはまだ完成には至らず、というか「完成するんか?」という疑問すら感じるわけで・・・・・
「もう7月でっせ、「KIND OF BLUE」に間に合うんかいな?」
しかしながら、それを成し遂げてしまうこのマイルスバンドの素晴らしさもまた感じるのです。

この時期のエバンスは「レッド・ガーランドをスイング感の無い白人プレーヤーと交代させた」という批判にさらされ続けていたわけで・・・今日のテーマでもある『卑猥』いやいや『悲哀』を感ぜずにはいられないわけであります。

ともかく、そういった裏事情もふまえつつ、エバンスがマイルスバンドに加わっていた間のアルバムを聴くのもエエんじゃなかろかな?

MILES DAVIS AT NEWPORT 1958
1958年7月3日録音
MILES DAVIS(tp) JOHN COLTRANE(ts) CANNONBALL ADDERLEY(as) BILL EVANS(p) PAUL CHAMBERS(b) JIMMY COBB(ds)

1.Introduction By Willis Connover
2.AH-LEU-CHA
3.STRAIGHT, NO CHASER
4.FRAN-DANCE
5.TWO BASS HIT
6.BYE BYE BLACKBIRD
7.THE THEME


オンスを救うのは、色っぽいあの人か?ひよっこか?

2017年05月09日 | a-c

お久しぶりでございます。
この間私はどうしていたのか?まっ皆さんにはどうでもよいお話しでしょうが、まずは「暖かくなったなぁ」と思った瞬間、大風邪をひきまして、いやいや冗談じゃ無くここ数十年で私的には最も酷い風邪だったんであります。
さらにその後極度なオンスに陥り、キーボードを叩くことすらオックウになっていたとそんなわけですわ。(笑)

まぁまぁ、オンスもやっと薄れてきましたんで、改めまして、

オンスの間も生活はいたって普通で・・・・
そうそう悲しいニュースと嬉しいニュースが一つずつ、

悲しいニュースは、『○ークママの愛犬が老衰でママの腕の中で旅立たれた』というもの、
「ママの心を癒やすのは、酒だけか?」
あまりツッコミもできず、真相は不明です。

嬉しいニュースは、『母、初曾孫の写真を見る』
6日土曜日、甥っ子に長男が誕生しました。LINEづいてる義兄がすぐさま写真を送ってくれて、母にその可愛らしい姿を見せることができました。
「命はつながっているのでありますねぇ・・・・・」(感涙)

話はコロッと変わって、今度の朝ドラ『ひよっこ』のお話し

今回は「出演女優の誰それがめんこい」てんじゃなく、じつに楽しく見ております。
そうですねぇ・・・私の年代にかなり近い世代のお話しであり、しかもヒロインの出身地が我が田舎に近いということが近親感を生んでいるからでしょうか?

ヒロインや彼女を取り巻く若き女性陣にも、そしてそれぞれの田舎の家族達にも癒やされる毎日ですが、三男君、彼が無茶苦茶めんこくありません?

「三男、あの子は良い子だねぇ・・・純朴で純粋であった私が若かりし頃とオーバーラップして・・・・」
「それは無い!」

主題歌『若い広場』もエエですねぇ、あのCGだか実写だかようわからんタイトルバックも好きですねぇ。
桑田の昭和っぽい歌ってぇのは前々から好きですが、歌詞がよく聴き取れないのは桑田節だとあきらめております。(笑)

 ♪ 愛の言葉をリル シャイなハートがドキドキ ・・・・♪
最初の「リル」からして「射る」なんじゃないかと聴いとりましたが
「上海帰りのリル」の「リル」なんでしょうか?

 ♪ 船を見つめていた ハマのキャバレーにいた 風のうわさはリル ・・・♪
この歌詞は知っています。(笑)ちあきなおみのこの曲が良いんだなぁ

原曲は、映画「フットライト・パレード」の「SHANGHAI LIL」に違いないわけですが、作曲はかのハリー・ウォーレンですかねぇ?
ハリー・ウォーレンというと、あの著作権裁判『ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー裁判』を思い出したりして・・・まっそれはイイか

RCA初のゴールド・ディスク、グレンミラーの「CHATTANOOGA CHOO CHOO」もウォーレンの作曲でした。
「ウォーレンの曲を聴いてみよう!」
発想はいつも単純です。
M.J.Qで「ROSE OF RIO GRANDE」、チャット・ベイカーで「THERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU」を、ダイアナ・クラールで「BOULEVARD OF BROKEN DREAMS」

どんどん話は逸れてしまいましたね、(いつものことですが、笑)
ともかく、桑田の『若い広場』が発売になったら手に入れようと思っています。

さて、今日の一枚は、流れでダイアナ・クラールです。

アルバムのサブタイトル「A Dedication To The Nat King Cole Trio」どおり、ナット・キング・コールへのトリビュートアルバムであります。

ピアノの弾き語りという点で、ナット・キング・コールは彼女の原点的存在なのかも知れませんが、同じカナダのオスカー・ピーターソン(彼は歌も上手い)という手もあったかなと・・・(笑)

ともかく、私が彼女を好きなのは何とも渋い歌声と、実力十分のピアノ・・・ウソをつきました。なんといっても色っぽさでしょ、人妻でも年増でもフラフラッと・・・・・(失礼)
まぁまぁ、このアルバムは、オンスの我が身にも浸みてくる魅力があると、そう思います。

我がオンスを癒やしてくれるのは、色っぽいクラールか?それともひよっこか? ん~~~迷うところです。(笑)

ALL FOR YOU - A Dedication To The Nat King Cole Trio / DIANA KRALL
1995年録音
DIANA KRALL(p,vo) RUSSELL MALONE(g) PAUL KELLER(b) BENNY GREEN(p) STEVE KROON(perc)

1.I'M AN ERRAND GIRL FOR RHYTHM
2.GEE BABY, AIN'T I GOOD TO YOU
3.YOU CALL IT MADNESS
4.FRIM FRAM SAUCE
5.BOULEVARD OF BROKEN DREAMS
6.BABY BABY ALL THE TIME
7.HIT THAT JIVE JACK
8.YOU'RE LOOKING AT ME
9.I'M THRU WITH LOVE
10.DEED I DO
11.A BLOSSOM FELL
12.IF I HAD YOU


おまけ、
オンス中の『料理当番、本日の一品』を一気に

   

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