JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

親は泣き泣き子は育つ

2012年04月30日 | g-i



ゴールデンウィーク前半
「東北南部から山陰東部にかけては30度以上の真夏日となる所があり、全国最高は福島市の31.8度だった。」
「31.8度?!」
おもわずツッコミをいれたくなる気温でありますが、同じ県内でもこのあたりの最高気温は海沿いで18.3度、おそらく我が自宅付近はそれよりは高いと思いますが、それでも20度前後でしょ、さすが東北の湘南(他県者は誰も認めてないってな話もありますけど)震災を経ても過ごしやすい気象状況に変わりはありません。
「これで、放射能問題がなければ・・・・・」
『愚痴は言うまい』ですね。

そんなゴールデンウィーク、みなさんはいかがお過ごしでしょ?
なんちゃって、私ゃおかげさまでゴールデンウィークもヘッタクレも関係なく毎日仕事ですから、
「どうせならもっと暑くなっちまえ!雨よ降れ!雷鳴よ響け!嵐よ来い!みんな涙しろ!」
とまでは言わないものの、海外旅行に出掛ける家族連れや観光地に殺到する人々を
「あ~~ヤダヤダ、なに好きこのんでこんなゴチャゴチャしたところに行きたがるんかいねぇ」
と、妬みやっかみの負け惜しみをほざいておりますから、
「みなさんが何してようと関係ないんですけどね!」(笑)

話はコロッと変わって、
一ヶ月ちょっと前、Mさんのお店でアルバイトをしている高校生Hちゃんが少しの間アルバイトを休むことになりました。原因は学校で処分を受けたためだったんですが、まっ、先生にちょっとばかり刃向かって受けた処分らしく、学校をやめさせられるほどの不祥事では無かったようです。
本人にはもちろん「真面目にやれよ」と言っておきましたけど「そんくらい元気があったほうがいい」みたいな気持ちも何処かにあったりして、これは他人の子供さんだから思う不埒な考えでありますね。いざ我が子となれば頭の一つ二つぶん殴ってるところかもしれません。

落語の『明烏』という噺をご存じでしょうか?
あまりの堅物息子時次郎に困り果てた大店の旦那が、悪友2人になんとか柔らかくしてくれ頼むお話しであります。

頼まれた源兵衛と太助(そうさねぇ、いってみればS君とT君?・・・・こりゃS君の嫁さんにまた怒られる。そうそう私が二人集まったようなコンビですよ。)
「合点承知之助」と請け合ってはみたものの、いかに札つき遊蕩の二人でも、簡単に誘い出せるほど若旦那の堅さはもろかぁありません。
「若旦那、浅草観音裏に霊験あらたかなるお稲荷さんがござかしてね。これがまたたいそう御利益があるそうで、どうでしょうねぇお店の大繁盛を祈願してお籠もり(泊まりがけで)の参拝をしようじゃあござんせんか。」
てんで、大旦那から充分な賽銭(軍資金ね)を携えられた時次郎は『花の吉原、廓初買』とも知らず吉原の大門をくぐるんであります。

まぁその後の云々は落語でお楽しみいただくとして、親ってぇもんは「子供が柔らかすぎても困るし、堅すぎても困る」もんなんでありまして、かといってほどほどがどのあたりかってぇのも、じつは分かってなかったりします。だから子育ては難しい。
我が家はどうだったんでしょうかねぇ?

「オヤジが堅い一辺倒の性格だからねぇ」
「はぁ?それがアンタのほどほどなら、絶対に間違ってると思うよ」
まぁまぁ、とりあえずは二人とも成人したし、そこそこやってるみたいだから、ね。
「親はなくとも子は育つ」
「ちゃうちゃう、親は泣き泣き子は育つ

あれ?何でそんな話になったの?

気を取り直して、昨日の『料理当番、本日の一品』です。


まずは、鮭のムニエル、クリームソース添え。


こちらは、豆腐が悪くなりそうだったので、豆腐入り肉バーグ甘酢あんかけです。
どちらもビールには合いましたが、その後飲んだ日本酒には「?」でした。(笑)

さて、今日の一枚は、デックスとっさぁんです。
珍しく三管セクステットという構成ですが、リズム隊、ドリュー、テイラー、ペデルセン、こりゃもう私的には文句を付ける理由がありません。
あとはフロントの三管ですが、どうでしょう?やはり「デックス一人のほうが私は好きかなぁ」なんてぇところはあります。
ただ、このアルバムは、デックス名義にはなっているものの、スライド・ハンプトンが欧州脱出メンバーを集めて作った的意味合いが大きい一枚ですから、ハンプトンの作編曲家としての妙を示すためにも三管というかたちを取る必要があったのかもしれません。
たしかに、単なるジャムセッションといった感じはしませんよね。まとまりがあるし、デックスはもちろんドリューの魅力も感じられる一枚だと思います。

A DAY IN COPENHAGEN / DEXTER GORDON
1969年3月11日録音
DIZZY REECE(tp) SLIDE HAMPTON(tb) DEXTER GORDON(ts) KENNY DREW(p) NIELS-HENNING φRSTED PEDERSEN(b) ART TAYLOR(ds)

1.MY BLUES
2.YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS
3.A NEW THING
4.WHAT'S NEW
5.THE SHADOW OF YOUR SMILE
6.A DAY IN VIENNA


優柔不断が曇天に映え

2012年04月27日 | a-c

昨日、今日とどんよりした空模様が続いています。
じつは・・・私の心もどんよりとしておりまして・・・・

何故か?
聞いてくれますう?じつはねぇ、先日火曜日ですよ。S君の事務所に餅なんぞ持っていきましてね。その日の私はバー○-クへ飲みに行くと決めておったのですが、
「飯でも喰いに行こう」
とのS君からのお誘い、そりぁア~タ、私が『優柔不断のバブ』と呼ばれるのはダテじゃござんせんよ。
「うん、行こう」
てなもんで。

以前ご紹介した『津波を乗り越え再開した中華屋さん』へ向かったわけです。
いつものように、辛い物は避けながら(S君は辛い物が苦手です)見つくろった中華をつまみにビール&紹興酒なんぞをいただきまして、まぁまぁイイ気分に。すると
「ラガブー呑みてぇ」
と、S君。
ラガブーとは、スコッチのラガブーリンのことでありまして、二人ともお気に入りの一品であります。
「ほんなら、○ークでも行って軽くいっぱ・・・・あ~~~、まさやあの店のボトル?」


そもそも、「カラオケスナックにラガブーリンをボトルキープするか?」ちゅう話ですが、S君は「やっちまったぁ」んであります。それを飲みに行こうという算段でありまして、
むろん、『優柔不断のバブ』であり、大のラガブー好きの私が、これを断る理由はありません。

「どちらもロックでいいの?」
「ハ~~イ」とS君
「ん~にゃ、俺はストレート」と私
いやぁ、ちょうしに乗ってしまいましたぁ、カラオケスナックなのに歌も唄わず、クイックイッとね。
そりゃア~タ、酔いますって。しかも、二人とも疲れてるし・・・・・


いつもより早めに潰れたのはS君でした。
「代行(タクシー)一台ね。」
「一台でイイの?」
「イイのイイの俺は行くとこあるから」
まったくねぇ、S君が潰れたということは、私だって同等の、いや、それ以上の酒量をこなしてるわけですから、いっしょに帰りゃいいんですよ。帰りゃいいのに・・・・
その後一人、○ークへ向かった私・・・・・・

「○ークママ、ごめんなさい、許して、反省してます。毎度の事ながら反省してます。本当にごめんなさい。」
その晩以降、私の心は曇天のままなのでありましたとさ、チャンチャン。

さて、今日の一枚は、曇天の心に染みわたるボーカルを選んでみました。
ポリー・バーゲンですが、なにしろボーカルものが得意の私としては(また言うか!)、女優としての彼女の方がピンときたりします。『女房は生きていた』とか『恐怖の岬』とか。

では、何故この音源をもっているか・・・・音源と書いたのがミソですねぇ(笑)
じつは、レコードを所有していないのです。珍しくも「iTunes」でダウンロードしました。しかも、どうしても手に入れたかったってぇわけでもなく、なんとなく?
まったくもって、ポリーには失礼なはなしです。

では、聴いてみてどうかということですけど、
若干歌い方に重さを感じます。「もう少しスッキリさがあってもイイかなぁ」とも思うものの、曇天の空と心の中、反省すれどもなお呑んでしまう私なんぞの呑み相手としては、合っているかなぁ・・・みたいな。

  ぼんやり座りながらただ雨滴を数えているだけ
  自分に降り掛かる雨の数を、もう気づくべきだ
  自分に出来ることは雨を数えるくらいなのだと

ほらね。って、乙女心と比べるな!(笑)

てなことで、申し訳ありませんが、ジャケ写真は所有のものではありませんし、録音日その他無記入はご了承下さい。

LITTLE GIRL BLUE / POLLY BERGEN
POLLY BERGEN(vo)

1.SOMEONE TO WATCH OVER ME
2.AUTUMN LEAVES
3.HAPPINESS IS JUST A THING CALLED JOE
4.LITTLE GIRL BLUE
5.THE WAY YOU LOOK TONIGHT
6.A WOMAN LIKES TO BE TOLD
7.I THOUGHT ABOUT YOU
8.WHEN THE WORLD WAS YOUNG


有意義な講習?

2012年04月24日 | a-c

「暑い!」アハハハ、このあたりではそこまでいきませんけど、まぁ暖かいを越えた暖かさです。こうなってくると一番困るのは服ですかねぇ?今日なんか昨日と同じ格好じゃ「なにあの人?」的眼で見られそうで
昨夜いろんな意味でお泊まりの方なんざぁ大変でしょうねぇ、ほら、春だから、春らしい一夜を過ごされたお方も多いんじゃないですかぁ?????(完全に妬みだ。笑)

そんな陽気の中、私は新しい免許証を取りに行ってまいりました。とは言ってもタダもらえるわけじゃなくて、優良運転者免許更新講習ですか?30分のありがたいお話しをお聞きしてまいったわけです。
いやあ~~~そりゃもう有意義な30分でござんしたよ。5年ぶりだったのでほとんど前回の事は忘れていましたが、これほど内容の濃い講義だったのでありますねぇ・・・・
えっ?完全な皮肉だって?分かりましたあ(笑)

いやね、別に文句を言うわけじゃありませんよ、ありませんが、この講習のためにわざわざ仕事を中断したり、いやいや中には休んだ方もいらっしゃるでしょう、そうまでして受けなければいけない講習だとは、わ・た・しは思わないんですよねぇ
講師の交通安全なにがしのお父さんには誠に申し訳ないんですが、内容としてはB4のザラ紙(古い!)一枚に画板印刷したものを手渡せばよい程度の・・・・・・・・いやいや、ほんと申し訳ない。つまり、30分弱の講義で出来る事なんて、どんな優秀な講師でもたかがしれてるって事ですよ。
これを悪く言っちゃえば、「あの講義であの講習料を取るか?」とも言いたくなるんですよねぇ、そして「本当に交通安全の啓蒙になるのか?」ですよ。

京都じゃ悲惨な事故が相次いでます。
昨日の事故なんか、未成年とはいえ無免許って、まさに言語道断でありますが、さればこそ、免許更新講習も行うことより内容に意味があると感じたりもしました。

とにもかくにも、新たにゴールドのICチップ入り限定中型運転免許証をいただき、また運転を続けられることになりました。更新手続きのありように文句を付ける前に「安全運転に心がけねばイカン」と思ったバブ君でありましたとさ。
「そうだよ、アンタちょっと運転荒いから」
「ハ~~~イ」

はてさて、ここでまたしても二日遅れでありますが『料理当番、本日の一品』です。
「○○(私ね)、芋の天麩羅が喰いてぇなぁ~~~」
母のそんな一言で、天麩羅を揚げることになりました。


揚げたのは、母待望のサツマイモ、ウド、大葉、海老、茄子、それにかき揚げです。


タダねぇ、私ゃ、それほどまで天麩羅好きでも無いもんで、一尾100円の鯵をササッとたたいてつまみにしました。


さて、今日の一枚は、ストリングスつながりのクリフォード・ブラウンです。
これはまさに私の「許す!」典型のストリングス共演です。

この録音に当たってブラウニーの心境はどうだったのか?とか、レコードを売るためのコマーシャル的要素がどうだとか、そういった話はほっといて

私のブラウニー好きは、過去何度も書いてきた事ですので言うまでもありませんが、ブラウニーの魅力の一つに、「適応の中のらしさ」というものがあるように感じます。
ブラウン・ローチでの彼、ヘレン・メリルやダイナ・ワシントンの伴奏者としての彼、そしてストリングスをバックにした彼、多彩なシチュエーションの中で、彼はピタリとそれにはまり込みます。それでいて、どれをとってもいかにもブラウニーなんです。ニール・ヘフティの編曲云々はどうでもいい(笑)

「ミュートを使わなくてもこういう演奏が出来るんだなぁ」
初めてこのアルバムを聴いたときにそんな事を言った記憶があります。
今日はちょっと暑いけど、春の一日、ちょっとゆったりとしたソファーなんかに横になって、このブラウニーを聴いたりすると、そりゃもうイイ気分になりますって、ねぇ。
ただし、私のブラウニー一押しアルバムはこれではない事は最後に付け加えさせていただきます。

CLIFFORD BROWN WITH STRINGS
1955年1月18,19,20日録音
CLIFFORD BROWN(tp) RICHIE POWELL(p) GEORGE MORROW(b) MAX ROACH(ds)
NEAL HEFTI strings

1.YESTERDAYS
2.LAURA
3.WHAT'S NEW
4.BLUE MOON
5.CAN'T HELP LOVIN' DAT MAN
6.EMBRACE ABLE YOU
7.WILLOW WEEP FOR ME
8.MEMORIES OF YOU
9.SMOKE GETS IN YOUR EYES
10.PORTRAIT OR JENNY
11.WHERE OR WHEN
12.STARDUST

おまけ、
すてたと思っていた『健康球』
「え?すててないよ」


アハハハ、引き出しの隅に取ってありました。
「なんだ、忘れてたんならすてちゃえばよかった。」


目標!真っ黒ツルツル

2012年04月20日 | d-f

春真っ盛りだというのに最近どうも身体が重い、腰は痛いわ、怠いわ、目はしょぼつくわ・・・・でもまぁねぇ、考えてみりゃ運動不足だし、アルコールの量も減らないし、妄想しっぱなしだし、季節に関係なく不健康な生活態度がそうさせるのも無理からぬ話です。反省してます。(反省だけなら猿でも出来る)

そういやぁ、京都の木村次郎右衛門さん、昨日なんと115歳の誕生日をお迎えになられたんだそうで、

(産経ニュースより)

曾孫が34歳?抱いているのは玄孫って、「ヒェ~~~!」でありますよね。こうなったら来孫も見る勢い、しかもあのコメントお聞きになりました?「サンキュー、サンキュー」って、あ~た、そんじょそこらの代議士よりしっかりしたお答えじゃござんせんか、素晴らしい!
私なんざぁ「何時オッ死んでもイイ」と思っているほうですが、いざ死を目の前にすればきっと木村さんに「あやかりたい、あやかりたい」と手を合わせるんでしょうね。

身体に悪いことしかしていない私も、細々と続けている健康対策といえば、たまに乗り続けている自転車とこれ、

レコードを聴いたり、テレビを見たり、はたまた酒を飲んでいるとき(自宅でね)も、掌の中でこれをゴリゴリしています。私、胡桃好きですから(笑)
えっ?それが健康法か?
そう訊かれると自信はないんですけど・・・・

中国ではボケ防止にじっさい胡桃を片手で回しながら歩いているご老人が多いそうですし、ほら『健康球』って見たことありません?掌で回す玉です玉。

そうそうこういうヤツこういうヤツ、
昔、上海雑伎団とひょんな事で仕事をいっしょにする機会があったのですが、その時私もいっしょに企画した中国物産展で『健康球』を買ったんですけどねぇ・・・・変な臭いが出ちゃって捨てちゃいました。(笑)
手のひらには、身体中のツボが集中していますし、指先を動かすことは脳を活性化させます。と思います。絶対そのはずです・・・よね?(笑)いずれにしてもけして悪い事じゃないとは思うんですよ。

だ・か・ら、『健康球』は捨てたものの、私しゃ、殻の固い鬼胡桃をゴリゴリして、真っ黒ツルツルになるまで回し続けますよ。けして木村次郎右衛門さんは目指しませんけど。

さて、今日の一枚は、ポール・デスモンドです。

何度も言いますが、私はウィズ・ストリングスってぇのがなんとも苦手なんです。さらにアレンジがピックアップされるというのも個人的に好かん理由なのでありますが、中には「許す!」(私が許してもしかたありませんけど)といったアルバムもあるわけで、例えばブラウニーの「WITH STRINGS」とかね。

そこでこのアルバムはどうかというと・・・・・
「う~~ん、そもそもデスモンドとジム・ホールとの組み合わせもあんま好きじゃ・・・」
てなところもあるのに、デスモンドにはあっているとも思うのであります。

ジャズとして好き嫌いではなく、ともかく美しいしらべです。「LATE LAMENT」なんか、ジャケ女性のトロッとした眼差しに、ほんとあってますよねぇ。まさにイージーリスニングの極めみたいな(笑)
ある意味、こういうのが最もデスモンドらしいといえばらしいのかもしれません。

余談ですけど、今思うと我が娘には、こんな一枚を贈っておけば良かったかなぁとも思ったりして(そうすりぁ、もう少しジャズに興味を持ってアルトサックスをやっていたかもしれない。笑)

まっ、とりあえず「許す!」かな?(なんのこっちゃ)

DESMOND BLUE / PAUL DESMOND
1961年9月14日~1962年3月15日録音
PAUL DESMOND(as) JIM HALL(g) GENE CHERICO(b) CONNIE KAY(ds)
& Others + Strings

1.MY FUNNY VALENTINE
2.LATE LAMENT
3.LIKE SOMEONE IN LOVE
4.I SHOULD CARE
5.THEN I'LL BE TIRED OF YOU
6.ILL WIND
7.DESMOND BLUE
8.BODY AND SOUL
9.I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN
10.ADVISE AND CONSENT
11.AUTUMN LEAVES
12.IMAGINATION


ホンワカ陽気はエエねぇ

2012年04月18日 | s-u

いやぁ良い陽気になってまいりました。最近また増えてきたように思う地震やその他諸々の心配事はともかく、まずはこのホンワカした雰囲気に浸りたいと、そんなことを思う毎日です。

先日、大河ドラマ『平清盛』を見ていた母の、
「この人は誰だ?」
との問いに
「ほら、何だっけ、今売り出し中の、ほら、CMにもよく出てんじゃん、ほら・・・」
武井 咲の名前が出てきません。
「だから、ほら、あれだよ、ほら」(笑)
すると
「女優さんの名前じゃなくて、役、誰の役かってこったぞ」
「・・・・・・あっ?なぁんだ、何役かってことね。彼女こそ、絶世の美女とうたわれし常磐御前じゃござんせんか。常磐御前?知ってる?常磐御前、義経のおっかさん」
「あぁ、この女(こ)が・・・・この女(こ)がねぇ」
さて、母のこの一言にどういった意味が含まれていたのか・・・まっ謎としておきましょう。(笑)
武井 咲と常磐御前のイメージが母の中で合致したかどうかはともかく、これより保元の乱、平治の乱と、兄弟親子、男と女、ナンタラカンタラ、ともかく訳分からんドロドロの時代に進んでいくわけですから、母の質問に答えていくのも大変になってくるようには思えます。

さても、常磐御前つながりではありませんが、常磐沖のコウナゴが17日に北茨城で出荷自粛解除になったとのニュースが流れてきました。
コウナゴ、いわゆる新子と呼ばれる冬に生まれたものなのでしょうけど、それらの放射能が基準値を下回ったというニュースは我々にとっても朗報ではあります。なんたってア~タ隣町ですから。
でも北茨城にしてみれば、いかに基準値を下回ったからといえすぐ隣は福島県、それだけで風評は免れないわけで・・・・そして、逆も真なり、我が町にしてみれば隣町のコウナゴがOKになっても、県境を挟めば下回ろうが何しようが出荷まで漕ぎ付くのは容易なことでは無いという・・・・・
「常磐御前も出てきたことだし、常磐沖の海産物もなんとかなれよぉ」
と、わけの分からない事を言ってしまったバブ君でありました。(笑)

ところで、大河ドラマといえば、来年は我がマドンナ綾瀬はるかちゃん主演の『八重の桜』であります。
そんでね、昨日、今日とはるかちゃんが会津におこしになってるってんでありますわ。
これが何処ぞのパワー溢れる韓流なんとかであれば、捕る物もとりあえずおこしになる先々に押しかけるんでありましょうが・・・・残念ながらオヤジパワーはそっちには向かわないんですねぇ、どうしてでしょう?
遠くのマドンナより近くの何とか?そういう訳でもないかな?結果のでない金は使わない?そんなこともないし(どう考えても無駄遣いは得意技ですもんね)。ともかく、いずれ彼女が私を訪ねてくれるという妄想は別に、ブラウン管(今はそう言わないか)の中、銀幕の中でお逢いできれば、わちきは幸せなんでありんす・・・・なんのこっちゃ

そうそう、以前S君と会津喜多方に行ったときに『喜多方 蔵の里』で、まるで知ってない方がおかしいとばかり新島八重の話を偉そうに語ったんでありますが、それも『八重の桜』がらみの「にわかウンチク」であったことをここで暴露し、S君には深くお詫びするものであります。(笑)

てなことで、三日遅れの『料理当番、本日の一品』です。
じつは、諸事情により日曜日に買い物へ出掛けられず、あり合わせの物で作ることになりました。

こちらは、マキマキカツ。中身はサッと炙った茄子とチーズの二種類です。

こちらは、卵餡かけ湯豆腐。あり合わせにしちゃあそこそこ美味しくできました。

さて、今日の一枚は、ビリー・テイラーです。
ここ3回ほどのアルバムは、別に意識したわけではないんですが、全く違ったピアノのイメージがあります。そのくせ私的には何処か相違点とは言えない類似点といったものも感じるのであります。ザックリ言ってしまえばそれがジャズなのかな?なんて、わけの分からんことを言っちゃいますけど。

そんなこたぁともかく、今日のアルバムですよね。
テイラーといえば、哀愁がない?人間味が薄い?なんとなく優等生?上品すぎる?とのイメージ?ザックリ言えばまとまりすぎみたいな。
でもそれはけして悪い事じゃない。

そんな彼が、なんとダンシングビートを披露しちゃったってぇのが今日のこのアルバムです。
上品すぎるとか、人間味がないとかいった演奏からはかけ離れた一枚だと思います。とりあえずノリノリでいっしょに「イエーイ」てな感じ?
難しさなんてミジンコもない・・・でもその中に、いかにもテイラーらしいスタイルもチラッと見える・・・・
テイラー本意での演奏であったかどうかは別として、なかなかよろしいアルバムだと私は思います。

I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREE / BILLY TAYLOR
1967年録音
BILLY TAYLOR(p) BEN TUCKER(b) GRADY TATE(ds)

1.PENSATIVA
2.I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREE
3.MORNING
4.T.N.T.
5.HARD TO FIND
6.LONESOME LOVER
7.SUNNY
8.CAG


一等賞の組み合わせ

2012年04月13日 | j-l

北朝鮮のロケット?ミサイル?まぁ何でもいいけど打ち上げに失敗したそうで、結果、日本への被害もなかったわけですから良かったっちゃ良かったんですけど・・・なんだかねぇ
と、それはともかく
ここ数日の陽気で、徐々にまわりの風景も変わってまいりました。

「絶景かな、絶景かな、春の眺めは価千金とは小せえ、小せえ。この五右衛門には価万両・・・・・」
とまではいかぬものの、恥ずかしげに開花した桜は、恥じらいを知る乙女のごとく
「おうおう、ういやつよのう」
みたいな(笑)

あと数日も過ぎれば、「ういやつ」も色気を増して「ホルモン全開の女」へと変化つかまつるんでしょうなぁ、そしてさらに濃厚な気を発しながら花びらを舞せる・・・・・
って、ほんとオヤジはヤダねぇ(笑)

前回も申しましたが、「花見とくれば酒」団子なんざぁどうでもいいわけで
昨晩、仙台土産だと銘酒『浦霞』の生一本ササニシキ純米酒ってぇのをいただきましてね。「うい桜」を見ながら呑みゃあいいもんをさっそく昨日の深夜味見をしてしまいました。

そういやぁ、「ういやつ」じゃありませんけど、「酒はたぼ」なんてぇことも言います。
「たぼ」とは、日本髪の「髱」から来た俗語、若い女性のことでありますが、桜に酒、いい女、とまぁ一等賞の組み合わせが実現すれば、それはまさに「価万両」なんでありましょうねぇ

「おめぇと比べられる桜も哀れなもんよ。どんなに美しく咲き誇ろうとおめぇにかなうわけもない。」
「まっ、うれしい」
なんてんでぇ、キュッと一杯・・・・・
そういうときゃやっぱりスッと長めの白い徳利とちっちゃな盃かなんかがエエですわなぁ
「おめぇもいっぺいやりな」
するってぇと、いい女の頬と徳利にも似たうなじが桜色に染まって・・・・ん~~~ニクイ
・・・・・「アホか」
まぁまぁ、私の妄想癖は衆知の通り、現実味が全くないんだから可愛いじゃありませんか。ロマン、男のロマンですよって。

さて、今日の一枚は、スティーブ・キューンです。
前回のハーマン・フォスターからこれってぇのもどうかと思ったんですが・・・・まっいいでしょ。

正直言ってこの人のピアノに、私は面白味は感じません。おっと、勘違いしないでください「面白味がない」=「嫌い」ではありません。
なんて言うかなぁ、キューンという人は何処をとっても知的?これをリリカルと言うのかどうかは私には分かりませんが、「イエイ」てな高島忠夫的気分にはなれないみたいな(笑)

この手のアルバムが本当に好きな人は正座して聴くんでしょうか?
私の場合は、どうも正座して聴くのは苦手みたいで、身体を揺するか、もしくはサ~~っと聴き流すかが好きなわけで、このアルバムは後者に属すると思います。
もちろん「LOVE WALKED IN」のキューンなんかとは、また一味違う気がしますけど、基本、知的で美しい演奏に変わりがないようにも思えます。

まっ、いずれにしても、泥臭い演奏で白い徳利がヘソ曲げてもいけませんから、こんな演奏でヘソを撫でるってぇのも良いかなぁ・・・なんちゃって。

THREE WAVE / STEVE KUHN
1966年録音
STEVE KUHN(p) STEVE SWALLOW(b) PETE LA ROCA(ds)

1.IDA LUPINO
2.AH-MOORE
3.TODAY I AM MAN
4.MEMORY
5.WHY DID I CHOOSE YOU ?
6.THREE WAVES
7.NEVER LET ME GO
8.BITS AND PIECES
9.KODPIECE


日強くて風さだまらず

2012年04月09日 | d-f

いやいやまぁ暖かいこと、花粉は別としてやっぱ寒いよりはエエですわねぇ
そんな陽気に誘われて、ってわけでもないんですが、今日は珍しく時間もあったので散歩コースだったあの公園に行ってみました。
何故「あの」なのか?

震災以降ほとんどこの公園を散歩することは無かったんです。
それは、震災で一時期いたるところ散歩コースが歩けなくなっていたこともあるんですが、この運動場に建ち並ぶ仮設住宅を見ると、どうしても気が滅入ってしまうからだったと思います。本当は目をそらしちゃいけない現実なんでありますけどね。

ともかく、久しぶりに散歩をすると、桜のつぼみはほんのりピンクがかって、今日の陽気ならここ二、三日にも開花でしょうか、

コブシ?木蓮?の花も、まさに開かんとしています。

     木蓮に 日強くて 風さだまらず

飯田蛇笏の一句でありますが、先週の爆弾低気圧もしかり、今日暖かいからといって油断は禁物ですよね、なにしろ地球さんは病んでらっしゃいますから

あいかわらずのんびりしているのは亀さんであります。
「こいつら、地震の時はどうしてたんだろ?」
と思いつつ、まさに『今日を生きる姿』をそこに感じたりして(笑)

仮設住宅もそうですが、この陽気に子供の姿を全く見ないというのもやっぱり滅入りますねぇ、以前のように若いお母さんが子供たちと遊んでいるそんな姿を見たいものです。
えっ?子供じゃなくて若いお母さんが見たいんだろうって?
まっ、それもあります。(笑)

いずれにせよ、昨年はゆっくり花見も出来ませんでしたから、今年は『一人花見酒』ってぇのも悪くありません。開花が楽しみです。

てなことで昨日の『料理当番、本日の一品』です。

まずは変則ネギダコ、タコに炙ったホタテ、ネギを醤油、ダシ、りんご酢(少々)で和え、ごま油をサッと回しかけました。ビール、日本酒になかなかエエ感じでしたよ。

こちらは、チキン南蛮です。もちろんビールにもご飯にもピッタリです。

さて、今日の一枚は、盲目のピアニスト、 ハーマン・フォスターです。
この人のピアノは好き嫌いがハッキリしますかねぇ?
つまり、私は嫌いじゃない個性派とでも言いましょうか

最初の「YESTERDAYS」にしたって、もと曲のイメージからすれば「こうバンバン弾かなくても」的感じはありますよねぇ、でもそこがこの方の魅力なんであります。「スタンダードナンバーもスタンダードじゃない」みたいなね。
一方、そんな彼のオリジナル「CAROL」を聴くと、じつに素敵なバラードだったりして、どんなにドス黒い感じの人でも恋人に囁くときには優しくなるんですかねぇ・・・・男って可愛い(笑)

ともかく、「必ずこのピアノを聴け!」的存在ではないものの、一度聴いて好き嫌いを判定しても良いんじゃないかなぁ、なんて思うお方ではあります。

THE EXPLOSIVE PIANO OF HERMAN FOSTER
1961年5月9日録音
HERMAN FOSTER(p) EARL MAY(b) GRASSELLA OLIPHANT(ds)

1.YESTERDAYS
2.LIKE SOMEONE IN LOVE
3.CAROL
4.DANCING IN THE DARK
5.GOODBYE
6.DREAM


な、ファルコン

2012年04月04日 | d-f

「桜など草木の花が咲き始め、万物に清朗の気が溢れて来る頃」
今日は二十四節気の一つ『清明』なんだそうでありますが、いやはや昨日からの春の嵐で「晴朗の気」とはどうにもいかんような、そんな『気』が漂っております。
えっ?「それはバブにはもう人生の春が無いからだろう」ってですか?ほっといてください。(笑)

さても、私の「バブ」もですが、呼び名とかあだ名とか、みなさんそれぞれあるかと思います。そしてその云われもきっかけも千差万別でありましょう。ときには「いつ誰につけられたものだかも分からない」てなこともあるもので
先日大学のOB会で幹事を務めたチャリンコ、その「チャリンコ」というあだ名も、そのOB会中に
「いや、俺が付けたあだ名だ」「いやいや俺だ」「違うって、○○君が・・・・」
ともめたりなんぞして、
「アタシもよく分かんないんだよねぇ」
本人が覚えてないんじゃどうしようもありません。

「なんか気になんだけどね、おまえ何かに似てるよなぁ・・・」
私の場合、このフレーズをジェネレーションギャップを埋めるコミュニケーション方法として使っているところがあります。
(?どうゆう意味?)
つまりですねぇ、Mさんのお店でアルバイトをしているような若い子との話題に利用するというか・・・・
「あっ!思い出した。・・・・Y、おまえ、『未来少年コナン』とかいうアニメ知ってる?あれに出てくるさぁジムシーに似てねぇ?」

だいたいが、その子をちょっとムッとさせるようなキュラクターに仕立てるんでありますが、自分で言うのもなんですけど、これがかなり似ているケースが多くて
「まったくぅ、そんなんに似てません。」
なんて言いながら、本人も何処かなるほどと思うのか、半笑いだったりするわけで・・・
ちなみに、自分自身がそれを言っても許してもらえるようなキャラクターじゃないとかなりの顰蹙をかいますので、そこにはじゅうぶんご注意いただきたいコミュニケーション方法ではあります。

そんなわけで、私が「似てる!」ってぇものは、「本人は半分受け入れるけど絶対に言われたくない」万が万そんなものを選びます。

同じくMさんのお店のバイト、Maちゃんには
「なんか気になんだけどね、Ma、おまえ何かに似てるよなぁ・・・そうだぁ!おまえ『ネバーエンディングストーリー』って知ってる?あれに出てくるファルコンだぁ、そうだそうだ、ファルコンだよぉ」
「???????」
この時の最大の失敗は彼女が『ネバーエンディングストーリー』を観たことが無かったということで
「こんど観てみな、絶対似てるから」(酷い)

それから、数日後
「バブさん、お店(彼女は昼間、他のケーキ屋さんで店員をしております。)のおばさんにファルコンのこと言ったんですよぉ、そしたら「言えてる言えてる」って言われちゃったぁ」
とまぁ、ふつうはここで笑ってお終いなんですが・・・・・
「ファルコン」
「はい」
彼女は返事をするようになったんですねぇ
「だって、ファルコンってけっこう可愛い響きじゃありません?」
ですって、

まっ、あだ名や呼び名なんてぇものは、こんなんから生まれるのかもしれませんねぇ。
「な、ファルコン」

さて、今日の一枚は、ケニー・ドーハムです。

このアルバムも今となってはどれがオリジナルのジャケだか分からないほどいろんな形で出ていますが、ジャロ盤「THE ARRIVAL OF KENNY DORHAM」がオリジナルなのかな。私が持っているのはこのサナドゥの再発盤です。

ドーハムといえば「静かなるケニー」という、じつに凝り固まった私の思い込みからすると、その直後(年をまたいだ約二ヶ月後)に録音されたこのアルバムはじつに興味深い一枚でありました。

聴き所はバリトンサックスとのツーフロント?バリトンってぇのが面白いですよね。それとドーハムとしては珍しいミュート演奏、バライティーにとんだ曲調、一般的にはそのあたりですかねぇ?

と、分かったような口はきかずに、私としてはじつにバランスの良いアルバムといった印象があります。
この頃のドーハムは暖かいんだなぁ、やっぱりねぇ、ホッとするんでよ、こういうのが

KENNY DORHAM MEMORIAL ALBUM
1960年1月10日録音
KENNY DORHAM(tp) CHARLIE DAVIS(bs) TOMMY FLANAGAN(p) BUTCH WARREN(b) ARNOLD ENLOW(ds) 

1.STAGE WEST
2.I'M AN OLD COWHAND
3.SONG OF DELILAH
4.BUTCH'S BLUES
5.STELLA BY STARLIGHT
6.LAZY AFTERNOON
7.TURBO
8.SIX BITS
9.WHEN SUNNY GET'S BLUE


ダラリの日曜日

2012年04月01日 | v-x

今日は4月1日、『火星人襲来』みたいな嘘もついてみたいんですが、すぐ顔に出る私としてはいささか無理がありますよね。(え~~~~?)
ともかく東京では桜も開花したそうで、いよいよ本格的な春到来?
考えて見りゃ、昨年は花見どころの話じゃありませんでしたから、今年はゆっくり「花見酒」とでもいきたいものです。

ところが、ここにきてMさんのお店では風邪が流行しておりまして、年度末と重なった先週は「そりゃもう大変さ」常態、おかげで一手伝いにすぎない私もそれなりに忙しかったりして、昨晩も帰宅は深夜12時過ぎ、帰って飲んで寝るのが精一杯常態ですから、このままでは「花見も辛い」かもしれませんね。

そんなわけで、せっかくの日曜日もダラッとした一日でした。
起きて朝飯食べて・・・・グテ~~トロトロ
「買い物!」
と言われても・・・・ヨッコラショのダラダラ
昼飯食べたらまたしても・・・・グテ~~トロトロ
「○○さんのところは行かないの?」
「そうだぁ、今日はパソコン教室もどきの日だった」
と、一度鞭は入れたものの、若干ピシッとしたのはその間だけ・・・・
あっという間に
「なんだよ、もう夕方?」
てなもんですよ。
イカンですねぇ、何処かでこのダラダラさを解消せねば・・・今週はマッサージでも受けに行っちゃおうかなぁ・・・・その暇があればね。(笑)

とはいえ、そんなダラダラ日曜日でも、夕方になれば、ほれ料理当番だけはこなすんでありまして

ご存じのごとく、原発事故の影響で近くの港には魚が揚がらない常態が続いています。まぁねえ、近海物でなければ何処で水揚げしても関係ないんでしょうが・・・これもいわゆる風評被害ですか?
そんな中、市内水産高校の実習船『福島丸』だけは、ハワイ沖実習後に水揚げを行っています。
今日近くのスーパーへ買い物に行くと、その『福島丸』が捕ってきたメバチマグロの切り落としがありました。
「よっしゃ、今晩はこれで一杯だ。」(こうゆうときは元気が出たりして。笑)

お酒も、得意の『真澄』を仕入れてきましたよ。
てなことで、『料理当番、本日の一品』です。

『福島丸』のメバチは漬けに、岩手産のワカメと、これは震災地産ではありませんが烏賊の沖漬け何ぞを一盛りに、もちろん『真澄』にはベストマッチでした。

生もの嫌いの母には、土曜日のお弁当用にと仕込んだハンバーグの一部を、玉葱の挟み焼きにして出しましたが、残った玉葱で作ったソースがなかなか美味しかったらしく、好評でありました。

こちらは、先週の一品、隠れてよく見えませんが豚ヒレ肉と白菜のクリーム煮と、母が食せる数少ない生もの、貝柱をトッピングしたサラダです。

さて、今日の一枚ですが、先日、S君と昼飯をご一緒しまして、あいかわらず二人とも好きな蕎麦を食べたんでありますが、その蕎麦屋で流れてたんですねぇ、「LEFT ALONE」が蕎麦に合っているかどうかは別として・・・・
おっと、地震です、地震。けっこうデカイ、けど馴れちゃつているとこもあって・・・それがイカンのでしょうけど。
「津波は心配なし・・・えっ?楢葉、富岡で震度5弱?大丈夫かい原発?!」
まっ、慌ててもしょうがない。続けましょ、

てなわけで、ほんと久しぶりだったんですよ「LEFT ALONE」、そんでね、あらためて家で聴き直したという。
そんなわけで、もちろん紹介済みですが、このアルバムを今日の一枚にしました。
なんだかんだ言ってジャッキー・マクリーン良いよね。(笑)

LEFT ALONE / MAL WALDRON
1960年録音
MAL WALDRON(p) JULIAN EUELL(b) AL DREARES(ds)
JACKIE McLEAN(as)[1]

1.LEFT ALONE
2.CAT WALK
3.YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS
4.MINOR PULSATION
5.AIRGIN
(6.Mal Waldron : The Way He Remembers Billie Holiday)