ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

春の食卓

2017-03-22 | 食べること。




急に暖かくなって春物を出してきたら、また肌寒くなってセーターを着こむことになったり。
晴れの予報だったのに、結局一日中曇っていたり(このあたりではよくあることです)。
3月は気候まで落ち着きがありません。
それでも・・・春は少しずつ近づいているのでしょうね。

先日の我が家の食卓。
フキノトウの天ぷらと新ワカメのサラダです。
フキノトウは主人が山で見つけてきたもの。
ワカメは主人の知り合いから採りたてをいただいたもの。

フキノトウもですが、我が家では生のワカメが出回ると、ああようやく春の訪れだなあと感じます。
以前は海が荒れた翌日に、主人が子どもを連れて海へ行き流れ着いたワカメを採ったものです。
たくさん採れたら干したり塩漬けにして保存しましたが、新鮮なものをさっと茹でて
ポン酢で食べるのが何より美味しい
この時期だけの贅沢ですね~


義母がグループホームに入居して一か月半が経ちました。
何度か様子を見に行きましたが、家にいたときより落ち着いた様子でひと安心。

この10年間、ずーっと親たちの介護で振り回されて自分のことは後回しでした。
というか、目の前の問題に一生懸命で他のことを考えたり悩む余裕がなく、結局放っておいた諸問題。
それが今どっと押し寄せてきている状態です。
これまで(面倒で)やってこなかったことを、もう親の介護を言い訳にはできないよなあ。

今年はちゃんと健康診断やガン検診を受けよう。
体力と筋肉をつけよう。
ダイエットもしよう。
(義母が入居したとたん、体重が2キロ近くふえてしまったのはなぜ?
家の片付けをしよう。
(自分の終活も考えねば)
本を読もう。
また水彩画を描こう。
・・・以下、省略。

さて、このうち今年はいくつできるでしょうね
今はとりあえず、ずーっと見たかった海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のDVDを見ながら、
原作の『氷と炎の歌』のシリーズを読み直しています。
これがまたすっごく面白くて、他のことに手をつけられないのが困りもの。
まだまだ冬ごもりから抜け出せないくっちゃ寝ですが、
もう少し暖かくなったら動き出そう・・・出さねば・・・もぞもぞ・・・



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我が家の味噌作り 2017

2017-03-03 | 食べること。
義母がグループホームに入居して一か月が経ちました。
やれやれとのんびりする間もなく、2月は確定申告で過ぎていったわけですが、
その合間になんとかお味噌を仕込むことができました。

今年も大阪屋こうじ店に行き、去年と同じく味噌作りセット(大豆2㎏、麹3㎏、塩900g)を購入。
去年と同じく、IH用の鍋二つとIH用ではない大鍋をストーブにかけ大豆を茹でます。
ストーブではなかなか柔らかくならないので、今年は早く茹で上がったのから順次つぶし、
大鍋の大豆をIH用に移して茹でていきます。





去年よりはスムーズにいったのかな?
お昼過ぎには完成。




(去年とほとんど同じ画像になってしまいました


義姉に教えてもらって大豆のゆで汁に日本酒を加えてみたけれど、去年も一昨年もカビに悩まされました。
今年はどうでしょう・・・ちょっと心配。


去年はほとんど仕事をしていなかったので、確定申告をするのに数字の入力からしなければ
ならなくて大変でした。
(それに毎年やっているのに、毎年何かしらわからないところが出てくるのはなぜ?
そんな状態のときにお味噌をつくる余裕なんてなかったのだけれど、
主人は乗り気だし、娘たちは美味しいと喜んでくれるのでつくらないわけにはいきません。
(心の中では面倒だなーと思いつつ・・・笑)

いつの間にか、自分の中でも朝のトーストからご飯にお味噌汁が定着し、
義母がいなくなってもそれが続いています。
なので、味噌作りもしばらくがんばるか~
もう少し余裕ができたら麦味噌もつくってみたい、かも。



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要介護3に 特養の申し込み・・・のつもりが急展開

2017-02-11 | 介護〈同居の日々〉



きのうの日中はたいしたことなかった雪が、夕方あたりからしんしんと降り積もり
今朝は40㎝ほどに。





庭のローズマリーが雪に埋もれ、鉢植えの石楠花が根こそぎ倒れていました。
予報ではまだまだ降るって?
もう十分なんですけど...


今朝はすっかり寝坊してしまいました。
いつもなら土曜の朝は義母のデイのお迎えがあるので、慌てて玄関の雪かきをするのですが
今日はその必要もなく、先日つくった八朔マーマレードのトーストでのんびりと朝食です。

というのも...
急きょ、義母のグループホームの入居が決まったのです。
あまりに突然のことで私たちもびっくり。
半信半疑でしたが、思えば入居されているのはほとんどお年寄り。
その健康状態しだいで次の入居が突然決まるというのは、当然のことなのですね。


去年申し込んだグループホームのひとつからから打診があったのが2週間前のこと。
ここは「入居にあたり申し込み順ではなく、緊急性を考慮する」とのことでした。

実は、昨年の12月に介護認定を見直すため区分変更申請をしたのです。
以前にも書いたように、義母の認知症が進んだのか昼夜逆転、夜間妄想の症状もあり
そういうときは何を言ってもだめで頭を抱えていました。
ケアマネさんに最近の症状を訴えたところ、要介護3になるかもしれないとのこと。

本来は2年おきに要介護認定の更新があるのですが、その間に症状が進んだ場合
区分変更申請ができるそうです。
要介護2の義母は、デイサービスやショートステイを限度額ぎりぎりまで利用していました。
それが要介護3になるともう少し増やせるし、何より特養の申し込みもできるようになります。

申請には主治医の意見書も必要ということで、普段診てもらっている内科の先生に
日頃の義母の症状を伝えにも行きました。
そうやって待つこと一か月。
1月の中旬に要介護3の通知が届きました。

ケアマネさんにその旨を伝え、特養の申し込みの説明を聞いていたとき、
「緊急性を考慮すると言われたグループホームには伝えておいたほうがいいですよ」と言われ、
早速連絡しておきました。
特養については同居しているのですぐには無理だろうと思っていましたが、
本人の症状や家族の体調など緊急性を考慮されるので、介護保険を限度額ぎりぎりまでつかってる場合
ポイントが高くなるとのこと。
可能性があるのならと特養についてもあれこれ調べ、書類を集めたりしていた矢先、
そのグループホームから電話があったのです


1月末に入居が決定し、2月の始めとりあえず身の回りのものと冬物の衣類を持って義母を
連れて行きました。
もちろん本人には詳しいことは伝えていません。
機嫌が悪くなって帰ると言い出したらどうしようと心配しましたが、その日は
よく寝てくれたせいかおとなしく「迎えに来てよ」と言われただけ。
(それはそれでせつなかったのですが...)

翌日タンスを運んで行ったときは、「明日も来てくれるんか?」にかわりました。
これまでデイサービスやショートステイを利用していた義母は、ひょっとして
同じようなつもりでいたのかもしれませんね...


義母がグループホームに入居してくれて、ほっとしたというのが今の正直な気持ちです。
もちろん主人は複雑な思いを抱えているだろうし、私自身最後まで在宅で世話できなかったという
負い目のようなものはあります。
それでも、義母といてイライラして怒ってばかりいた自分を思い返すと、義母のためにも
私たち夫婦のためにも、今の状況ではベストではないにしてもベターな選択だったと思います...





義母が家にいなくなって、まず私がしたかったこと。






「お風呂の電気がついているときは戸を開けないでください」
「コンセントを抜かないでください」
「ここに置いてあるものを持って行かないように」
などなど、我が家のあちこちに貼ってあるたくさんの貼り紙。
(以前テレビで認知症の家族のいる家庭を見たとき、同じような貼り紙を見て
 ああ、どこもいっしょだなあ、と思ったことがあります)

これらを全部はがしました!

毎晩タイマーをかけた炊飯器を2階に持って上がらなくていい、
お風呂にゆっくり入れる、
物音にびくびくせず眠れる、
気兼ねなくDVDや読書に集中できる、
そんな当たり前の日々が今とても新鮮!
そして、義母が1日でも早くグループホームに慣れて、穏やかに暮らしてくれることを願うばかりです。




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八朔マーマレード

2017-02-09 | 食べること。




主人の知り合いから、ご自宅の庭に生ったいうオレンジや八朔をいただきました。
(他に伊予柑っぽいの、デコポンっぽいの等々)
日本海に面していて、冬はどんより曇り空あるいは雪、というこの土地で
庭にオレンジが生るというのにはびっくりですが、それが甘くて美味しいのにもびっくり。
酸っぱい系が苦手な主人も食べられます。

ただ八朔だけはどうかな、ということで、先日マーマレードに挑戦しました。
以前は天草晩柑や柚子でよく作っていましたが、朝食がご飯とお味噌汁になってからは
マーマレードを作るのも久しぶり。
なので一応レシピ通り、ちゃんと皮を茹でて一晩水に漬けておいたのに、少し苦みが残ってしまいました。
まあ大人の味ということで・・・(主人にはだめかなあ


何かと忙しくて確定申告になかなか手がつけられず、気ばかり焦ってしまう2月。
おまけに去年は仕事どころではなかったので、一昨年分のデータがプリントアウトして
そのまま置いてあるのを発見。あちゃ~
一体何から手をつけてよいやら・・・


とりあえず、今度の休日の朝は久しぶりにトーストと熱い紅茶にしましょ









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サイレント・ブレス

2017-01-30 | 読むこと。




新聞の書評で知り、父の延命治療について悩んだ経験のある私としては気になっていた本です。

ページを繰ると、最初に著者の言葉が。

   サイレント・ブレス

 静けさに満ちた日常の中で、穏やかに終末期を迎えることをイメージする言葉です。
 多くの方の死を見届けてきた私は、患者や家族に寄り添う医療とは何か、
自分が受けたい医療とはどんなものかを考え続けてきました。
 人生の最終章を大切にするための医療は、ひとりひとりのサイレント・ブレスを
守る医療だと思うのです。




大学病院の総合診療科に勤める水戸倫子は訪問クリニックへの移動を命じられます。
そこは在宅で最期を迎える患者専門のクリニック。
自分の要領のわるさ故、こんな小さなクリニックに左遷させられたのだと落ち込む倫子でしたが、
さまざまな患者と向き合ううちに少しずつ考え方が変わっていきます。

患者は大学病院では知りえなかったような人々。
新しい抗がん剤の治験を断り家に戻った乳癌末期の女性、胃ろうを拒む女性、
消化器癌権威でありながら自らの膵臓癌の治療を拒否した倫子の大学の元教授などなど。


死にゆく患者にとって、医師の存在価値などあるのだろうか。
そもそも病気を治せない医師に、何の意味があるのだろう。


最初はそんなふうに無力感を感じていた倫子が、治療ではなく、家で穏やかな最期を迎えようとする人々を
手助けする医療の大切さに気づき、自ら脳梗塞の後遺症でもう意思の疎通もできなくなった父の最期を
自分で看取る決断を下します...


私はNHKの「ドクターG」が好きで、毎回登場する医師の技量と患者に向き合う姿勢に感心しながら見ています。
可能な限り患者を病から救うのが医者の務めだと思っていたし、誰もがそういう情熱を持った医師の
診察を受けたいと思うのではないでしょうか。

でも。
もし、自分や家族が助かる見込みのない病に罹ったとしたら。
あるいはもう十分生きて、あとは静かに自宅で最期を迎えたいと思うとしたら...
そんなとき必要とされるのは、最後まで望みを捨てず治療を続ける医師よりも、患者の気持ちを大切にし、
看取る家族に寄り添い、自分らしく最期を迎えさせてくれる医師ではないでしょうか。

この作品は終末期医療という重いテーマを扱っていますが、倫子の目線が温かく、患者に寄り添う医療を目指し
自らも悩みながら医師として成長する姿が描かれているのでさくさく読めます。
また、探偵のように謎解きする大河内教授や、ピアスをしている看護師のコースケ、
行きつけのお店のニューハーフのケイちゃんなど、登場人物もユニークで意外性があっておもしろい。
その一方で病状などとても詳しくリアルに描写してあり、専門的な内容になっています。

というのも、著者は出版社勤務を経て医学部に編入し、現在終末期医療を専門とされている医師とのこと。
その経歴に少し驚きましたが、さすがに現役のお医者さまだけあって、描かれる医師や患者それぞれの苦悩や
死に向かう姿勢に対して納得でき、また深く考えさせられるものでした。



私自身、6年前に父の延命医療の決断を迫られ、とても悩んだことがあります。
食べられなくなった父はずっと点滴でなんとか最低限の栄養をとっていましたが、
それも限界になり、鼻からの経管栄養にするか、それとももう点滴をはずして
自然にまかせるのか...
自分の死んだときはこのファイルを見るように、と、いろんな資料を残してくれていた父。
なのに、自分の延命治療については何ひとつ残してはくれていませんでいた。

親の命を子どもが決断しなければならないというのは残酷なことです。
時間があればネットであれこれ調べ、姉たちとも相談しました。
けれど、なかなか決心はつきません。
病院嫌いの父のこと、管に繋がれるのは嫌だろうなあとは思うものの、点滴をはずすということは
餓死させることになるのではないのだろうか。
そう思うと恐ろしく、悩んだ挙句経管栄養を選びました。

しかし。
その管をはずさないようにと手の自由を奪われ、それを抗うこともやめた父の姿を見ると
申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
そして、父はそんな治療を拒否するかのように、管を入れて一週間もたたないうちに
亡くなったのでした。

今でもあのときのことを思い出すとつらくてたまりません。
どうして最期に苦しむようなことをしてしまったのか、穏やかに最期を迎えさせてあげなかったのか...
あのときこの本に出会っていたら、きっと違う選択をできたのに。

「よく考えてごらん。人は必ず死ぬ。いまの僕らには、負けを負けと思わない医師が必要なんだ」

「死ぬ患者も、愛してあげてよ」


いつか必ず訪れる自分や家族の死。
超高齢化社会で他人ごとではなくなった終末期医療。
大河内教授が言うような、そんな医師がふえてほしいものです。


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