goo blog サービス終了のお知らせ 

ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

ビアズリー展を見に行く

2025-04-19 | 日々のこと。
3週間一緒に過ごした孫を送って、一緒に東京までついて行きました。
今回驚いたのは、京都や東京などでは駅に(あるいは駅の近くに)授乳やおむつ替えのスペースがあること。
そしてそこでは、母親だけではなく、若いお父さんたちも赤ちゃんのおむつを替えていたことです。
これなら小さな子どもを抱えたパパママも、お出かけしやすいですよね~

といっても、6カ月の赤ちゃんを抱っこしての長旅は大変
いつ泣き出すかと緊張しましたが、ぐずったのは娘がトイレへ行ったときだけ。
あとはおとなしく遊んでるか寝てるかでした
これが1歳過ぎたら退屈したり、動き回ってもっと大変になるのだろうなあ・・・

午前中に家を出て、夕方ようやく無事娘宅に到着。
東京はやはり遠い・・・
パパさんが首を長~くしてふたりの帰りをお待ちかねでした

せっかくだから東京で少しゆっくり過ごしたら?と娘に言われたものの、
今回は一泊しただけで東京を後に(何せ、山ほどの後片づけが待ってます)。
・・・が、ビアズリー展が東京駅の近くの三菱一号館美術館で開催されていると知り予定変更。
早めに娘宅を出て東京駅へ。
そしてスマホ頼りに美術館へ向かいます。







わ~、ドキドキ
高校生のときだったか、大学生のときだったか・・・
ビアズリーのイラストを見て衝撃を受けたことがありました。
イメージを真似て描いたことも・・・
あれから50年経って初めてのビアズリー体験です。

・・・う~ん、細かい!
ゴーリー展を見たときは、同じペン画でもカリカリとペン先の音が聞こえそうな感じがしましたが、
ビアズリーは何というのでしょうか・・・また全然違う印象です。
流れるような線描、そして大胆な黒と白の世界。
そして有名な『サロメ』は、当時のイギリスのタブーに挑んだ問題作。
そのへんのことが知りたくて、美術館のショップで原田マハの『サロメ』を購入。
帰りの新幹線で早速読み始めました。
あ~、これは読んでから見たかったかも!

ビアズリー展はたまたま長女が「見に行きたいねえ」と教えてくれたのですが、
今回私だけ一足先に見に行ってしまいました。
怒ってるかな~
東京の次は高知と久留米で開催とのことだけど、さすがに遠い。
どうか京都でも、せめて関西でやってくださ~い!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の日々、孫と 2025

2025-04-01 | 日々のこと。
先月から、次女が六カ月になる孫を連れて里帰りしています。
赤ちゃんがいる暮らしは何十年ぶりなので準備が大変でしたが、
一緒に暮らし始めるともう大変
子育てってこんなにたいへんだったっけ・・・


一日2回、山ほどの洗濯に





離乳食が始まり





この小さな存在に1日中振り回されています
でも、抱っこした時のずっしりとした重みは命の重み、我が家の幸せの重み。
母の四十九日の法要の日もみんなから可愛がられ、癒しの存在でした。
こんな小さい赤ちゃんがみんなを笑顔にできるってすごいねえ・・・

肩も腕も腰も痛いけど、おばあちゃんはあと一週間がんばるよ!
今は子育て奮闘中の娘にために、姉に教えてもらいながら
シナモンロールを焼きました。
新米ママもがんばれ!









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雛人形に想う

2025-03-01 | 日々のこと。




昨年、女の子の孫が生まれたので、今年の初節句に雛人形を買いました。
去年たまたま梅田のデパートで見かけた、アトリエシムラ×中川政七商店がコラボした
草木染の衣裳着雛飾りに一目ぼれ。
それが頭から離れなかったのですが、さすがにそれには手が出ず・・・
かわりに手織り麻の木目込み雛飾りを奮発しました。

その木目込み人形は、長女が生まれたとき実家の両親が買ってくれたのと同じ真多呂人形。
お顔が上品でとてもかわいらしいのです。
娘もいろいろ見て、やはりこれが一番気に入った様子。
予算オーバーでしたが、なんとか主人を丸め込み購入に至ったわけです
先月届いて娘が写真を送ってくれました。


我が家では娘ふたりが家を出てからというもの、あまり熱心に雛人形を飾ることもなかったのですが、
さすがに今年は35年前の初節句に雛人形を買ってくれた実家の両親のことを思い、
押入れの奥から出してみることに。
お人形がカビていたらどうしよう・・・と心配したものの、きれいな状態だったのでひと安心。







私は三人姉妹ですが、年の離れた姉ふたりは子どもの頃お雛様でよく遊んだというのに、
私自身は雛人形を飾ってもらった記憶もありません。
なので、娘たちが生まれ毎年雛人形を飾ることができるようになって、
一番喜んだのは娘たちより私の方だったかも・・・


先月、介護施設にお世話になっていた実家の母が天国へと旅立っていきました。
昨年12月の中頃から体調を崩し、今年に入って少し持ち直したかに見えたのに
酸素濃度が急に下がりとうとう帰らぬ人となりました。
95歳の大往生でした。

今年久しぶりに雛人形を全部出して飾ってあげようと思ったのは、
自分では意識していなかったけれど供養する気持ちがあったのかもしれません。
母が認知症になってから大変な日々が続き、ついお互いきつい言葉でやりあって
最近はそのときの不機嫌な母のイメージしか残っていなかったのですが、
かつてはおしゃべり好きでちょっと見栄っ張りの華やかな母でした。
小さい子どもが大好きで、孫たちをよく可愛がってくれ、長女の雛人形も
両親がおもちゃ問屋まで一緒に行って私が気に入ったのを買ってくれたものです。

自分が“おばあちゃん”という立場になって、嫁いだ娘を想う気持ち、
生まれてきた孫を想う気持ちがよ~くわかるようになりました。
子育てで大変だったとき、やはり頼りにしたのは実家の母だったなあ・・・

お母ちゃん、今年は雛人形を飾ったよ。
これからも天国で孫やひ孫たちを見守っていてね。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の締めくくり 〈2024〉

2024-12-14 | 日々のこと。



孫が生まれて2カ月が経った先月の下旬、お宮参りのため今回は主人とふたりで
東京へ行ってきました。
前回会ったときはまだふにゃふにゃとした赤ちゃんでしたが、
ずっしりと重く、それなりに意思表示ををする赤ちゃんに成長していました。
つまり・・・以前は誰が抱っこしても泣き止んでくれたのに、
今はママの抱っこじゃないと泣き出してしまうということ。
明け方子守唄をうたいながら抱っこで寝かせていたのは、
今思えば孫と私の至福の時間だったのね・・・


実は、孫が生まれ産後の娘の手伝いのため東京へ行ってからというもの、
けっこうなハードスケジュールをこなしてきました。
東京から帰ってきて10日後には主人の入院があり、
退院して約2週間後にお宮参りでまた東京へ。

今年は私にとって激動の1年でしたが、その中でもこの秋は目まぐるしく
走り回っていたような気がします
2週間近く家をあけたのも初めてなら、主人の入院もこれまでで一番長かったため
家で一緒に過ごせたのは1か月でわずか10日間というのも初めてでした(笑)

長い入院生活に耐えた(?)主人のために、東京へ行ったら連れて行ってあげる、
と約束していたのがここ↓







恵比寿ガーデンプレイスにあるYEBISU BREWERY TOKYOの工場見学。
はい、テレビで紹介されてるのを見て、私もここで美味しいビールを飲みたかったので
時期的にクリスマスのイルミネーションもされて華やかでした。
もちろん、いろんな種類のビールも飲んでとーっても美味しかったです

今回は主人が孫と初めて会う、ということもあって、東京見物というより
娘の家に滞在していることが多かったのですが、せっかくなのでホテルの近くの
水族館でも行こうと(私が水族館好きなもので)、マクセルアクアパーク品川へ。
イルカのショーもよかったけど、クラゲの水槽に癒されました~










今年のお出かけはこれで十分、といったところなのですが、
最後に毎年恒例の高校時代の友だち6人との一泊旅行がありました
これは今年の締めくくりにふさわしく、みんなで美味しいもの食べて、
いっぱいおしゃべりして、のんびりまったり過ごす旅行です。

今年は大阪・梅田のホテルに宿泊。
デパートでクリスマスマーケットを見たり、







クリスマスのイルミネーションを楽しんだり、







美味しい中華や串カツを食べたり。







みんなで今年の出来事や近況を伝えあったり、思い出話をしたりして
日頃のストレスも発散(笑)
「ちょっと聞いて~。もう大変やってん」と、しんどかった出来事を
聞いてくれる友だちのありがたさ!
すでに来年の温泉旅行の予定も決まりました。
元気に動き回れるうちに、また遊びに行かせてもらうからね~




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京にて 〈2024年 神無月のころ〉

2024-10-27 | 日々のこと。
9月末から2週間近く東京に滞在していました。
この時期、東京は暑かったり肌寒かったり。
おまけに慣れない生活で寝不足(枕が変わると眠れない質です)や食欲不振に陥り、
疲れがとれずに数日間悩まされました。

が、それもようやく落ち着き、ちょっと余裕もできたので
一度行ってみたいと思っていた東洋文庫ミュージアムへ行ってきました。
ここで見たかったのがこれ、







モリソン書庫です。







モリソン書庫では、1917年東洋文庫の創設者岩崎久彌が、北京駐在のオーストラリア人G. E. モリソン博士から
購入した東アジアに関する欧文の書籍・絵画・冊子等約2万4千点の貴重なコレクションが展示されています。
床から天井までぎっしりと蔵書で埋め尽くされた風景は荘厳というかなんというか、もう圧倒されて
言葉もありません。
「知」の集積とでもいうのでしょうか。
人類の「知」に対する執念のようなものをひしひしと感じました。



展示室には、アーサー・ウェイリーが英訳した『源氏物語』や
(これをまた現代語訳にした本が今話題ですよね!)







1485年に出版された最初のラテン語訳の『東方見聞録』なんかもあります。







オランダ語版の『ターヘル・アノトミア』や、それを翻訳した『解体新書』なんかも
普通に展示してあって、「えっ!?本物?」ってびっくり。
とにかく古くて貴重な書物や資料がたくさん並んでて驚かされます。


慣れない駅で迷ったり、行き帰りの電車を間違えたりして娘に心配されましたが、
行ってよかったあ!
すごくいい気分転換になりました。

リフレッシュして、娘宅に戻ったらまた家事に専念です。
新米のパパとママは、おチビちゃんにふりまわされる日々なので







おかげで、ばぁばも東京で貴重な時間を過ごせましたよ~



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする