JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

そりゃダメだよ、エアコンの前で首振っても

2019年05月27日 | j-l

いやはや、後半とはいえまだ5月でっせ・・・・・
昨日なんて暑さのあまり、白髪頭の爺(私ね)が、白茶けた紺のTシャツに短パン姿で買い物に行ってしまいましたがね。
「こりぁ絶対に近づいちゃイカン変態オヤジじゃん!」
そうじゃなくたって変態っぽいのにねぇ
ともかく暑い、えっ?真夏日だったのかって?いえいえ26℃くらいだったんですけどね、それでも暑いんです。(キッパリ)
季節外れの暑さもとりあえずは今日までだそうですけど 「毛布かぶっていたあの時期が懐かしい」 人間とはげんきんなものです。

「えー、あなたの持ってる扇子、あぁそれそれ、それはどのくらいお使いになりますかな?」
「この扇子は十年くらい使います。」
「ほー、十年ねぇ・・で、どんなぐあいに?」
「半分、開きまして、最初五年使います。」
「ははあ」
「それがダメになったら、残りの半分を開いて、これを五年使いますな。するってぇと都合、十年」
「ふーん、しかし、どうも扇子の半開きというのはおもしろくないねぇ、あたしなら威勢よく全部開いちゃう」
「へえ」
「みんな開いて、扇子を動かすと、扇子の傷みが早いから、自分で首を振る」

ともかく、北海道では亡くなられた方もいらしたようですから、落語「しわい屋」きどって
「エアコン点けるなんざぁもったいねぇ」
なんて言わずに、ほんとのケチなら最初っからエアコンなんざぁ付けなきゃイイんだから、ある物は使いましょうや、エアコン点けずに首動かしたって涼しかぁありませんから(笑)

そんなところで、『料理当番、本日の一品』

暑いんでねぇ揚げ物は避けたかったんですが、「暑いからこそ」なんてね、トンカツを揚げました。ただし、ソースでは無く大葉と大根おろし、それにポン酢をかけてサッパリと

それに茗荷たっぷりの奴でございます。(ネギトロはおまけ)

さて、今日の一枚は、バーニー・ケッセルとステファン・グラッペリです。 私、ジャズ・バイオリンてぇのは滅多に聴かないんでありますが

昨日の午後、部屋でダラダラと本なんぞ読んでおりまして、BGMは他力本願でAmazon Musicの「カフェ・ジャズ」てなプレイリストを流しておりました。
するとこのアルバムの「It Don't Mean A Thing」がきこえてきまして
「おお、ステファン・グラッペリかぁ・・・・・」
一応このプレイリストを聴き終えた後、改めてこのアルバムを聴き直したと、そういうことです。

ステファン・グラッペリといえば、ジャンゴ・ラインハルトの相棒(今なら反町隆史てせすか。なんのこっちゃ)
このアルバムでも相手がケッセルとはいえジャンゴ色が漂ってまいります。(ただし、ケッセルがアコースティックを弾くことはありませんが)

何て言いましょうかねぇ、ジャンゴもそうですけどアメリカのジャズとは全く違った色気?が漂うんでありますねぇ
このアルバムを聴きながら
「ん~~~ちょっと暑さを和らげてくれたかな・・・・」
じつは夕方になって気温が下がっただけという・・・・でもエアコンの前で首を振るよりは効果があるように思えました。(笑)

LIMEHOUSE BLUES / BARNEY KESSEL, STEPHANE GRAPPELLI
1969年6月23.24日録音
BARNEY KESSEL, Nini Rosso[2](g)
STEPHANE GRAPPELLI(vln)
MICHEL GAUDRY(b)
JEAN-LOUIS VIALE(ds)

1.It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)
2.Out Of Nowhere
3.Tea For Two
4.Limehouse Blues
5.How High The Moon
6.Willow Weep For Me
7.Little Star
8.Undecided


棚に上げれば何でも言える

2017年09月26日 | j-l

『謙虚』『謙遜』『気高い人』『真実』『陶酔』『初恋』
咲き始めた庭のキンモクセイ、花言葉はそんなもんらしいですが

まぁまぁ世の中、衆院解散に小池新党、北朝鮮問題、そんな話題で持ちっきりですねぇ。
わざわざ経費を使って議員大先生を集め、何も語らず何も議論せず解散ってねぇ、もったいないというか、まどろっこしいというか、
撤収するためにPAや舞台装置を設置するみたいな、誰かのコンサートだったら非難囂々でっせ、しかも払い戻し無し・・・・
大先生方にキンモクセイの花言葉を噛みしめて欲しいと思うバブ君でありました。おっと『陶酔』『初恋』は別ですがね。

そんなつもりじゃなかったけれど、なぜか身にしむ歌謡曲・・・・桑田佳祐が歌います『若い広場』
 ♪ PON PON PON   PON PON PON  PON PON PON ......

半年楽しませていただいたドラマ『ひよっこ』も土曜日には終わってしまいます。話によれば全てハッピーエンドだそうで、それがなによりじゃないですかねぇ
大好きな三男もさおり(米子)と結ばれたようで
そうそう、さおり役の伊藤沙莉ちゃん、
最初
「何だろうねぇ、他の出演者に比べて華が無いというか、ブ○というか・・・」
なんて大変失礼な感じを持っておったんですがね。
三男とキスを交わす頃には、
「なんだよ、けっこうカワイイジャン!」
って、

「まぁ、嫁にするならあんなんがエエよ、徐々に可愛さが増すというか、飽きないというか・・・・」
「お前は何様じゃい!」(笑)
「自分を棚に上げれば、○○大先生にも、米子にも、何とでも言えるの!」

ともかく、どこぞのゴジラと同名の首振り人形の姿も見られなくなるかと思うと、少し寂しい気もします。
「って、アンタは時子(佐久間由衣ちゃん)に会えなくなるのが寂しいんでしょ」

話を戻しましょ
『ひよっこ』の主題歌に乗せられて購入した桑田佳祐の「がらくた」ですが
「『大河の一滴』目的で買った「ヨシコさん」は何だったんだろう・・・」
初回版ボーナストラック以外は全て「がらくた」に収録されているという
「やっちまったぁ!」(笑)

 ♪ ・・・・・ちぎれ始めた絆に 幸せ過ぎて気付かぬまま あゝ秋がゆく・・・・・♪

「それでもけっこう聴いてるから良かったんじゃないかねぇ。
と、自分に言い聞かせるバブ君でありましたとさ、チャンチャン。(笑)

てなことで、『料理当番、本日の一品』

秋シャケ、それに茄子・インゲン・シメジのソテー、ホワイトソースがけです。

もちろん私はシメジ抜き・・・というか、ほぼイカの三種盛りで済ませました。

お弁当はこんなんです。

さて、今日の一枚は、ディック・カッツです。
まっちょっとした変化球?
我がログでは、リー・コニッツやJ.J. ジョンソンのバックでご登場いただいたくらいですかねぇ?
どちらかというと「オリン・キューブニュースとマイルストーンを立ち上げた人」のイメージが私も強いのですが・・・

まずはザックリプロフィール
1924年3月13日メリーランド州バルティモアの生まれ、私と同じ魚座ですからそりゃ優秀でしょうね。(笑)
ジョリアード音楽院を経て1950年にニューヨークへ進出、オスカー・ペティフォード、ケニー・ドーハムなんかといっしょにプレイ、その後、フィリー・ジョー・ジョーンズ、ジム・ホール、アル・コーン、ズート・シムズ、フィル・ウッズ・・・・オーケストラUSAなんかにもおったんですな。
マイルストーンを創立したのは1967年、プロデューサー、A&Rマンとしても活動して、リー・コニッツとも共演と、日本にもコニッツといっしょに来とります。
演奏はジョン・ルイスも認めたという・・・(ルイスってぇとこが私は今一つ気に入りませんが)そんなとこですかね。

肝心のアルバム(今日の)ですが、悪くは無いんですよ。
ただ、ピアノが中心アルバムというよりはギターが引き立ってます、
「いや、ちょっと目立ち過ぎじゃねぇ?」
正直、トリオ演奏を聴いてみたかったと思ったりします。

1958/12/17,1959/1/23)
PIANO & PEN / DICK KATZ
1958年12月17日、1959年1月23日録音
DICK KATZ(p) CHUCK WAYNE[1,3,4,8], JIMMY RANEY[2,5,6,7](g) JOE BENJAMIN(b) CONNIE KAY(ds)

1.TIMONIUM
2.AURORA
3.DUOLOGUE NO.1
4.GLAD TO BE UNHAPPY
5.ROUND TRIP
6.AFTERNOON IN PARIS
7.AIN'T MISBEHAVIN'
8.ACRAPPLE FROM THE APPLE


♪・・・・ありがと、ありがと、おでん ふぅふぅ

2017年09月04日 | j-l

やっぱり青空はいいもんです。
昨日の超久しぶりの青空にそんな思いをなさった方も多いと思います。しかも蒸し暑さは無く爽やか、私なんざぁ思わず自転車で公園に出かけてしまいました。
それがね、私のボケは確実に進行していますねぇ、カメラを忘れたのはまぁイイとしても、携帯まで家に置いてきてしまうという・・・
「写真を撮るつもりじゃなかったんか~~い!」(笑)
それでもシオカラトンボと競争したり、ボケ~~っとベンチに座ったりすると、身も心もリフレッシュできて・・・イイ時間を過ごした気になりました。

太陽輝く青空、爽やか太陽さんとまん丸お月さんの会見は初々しくてよろしゅうございましたねぇ、幸せそうな若者の姿は私なんぞには少し眩しすぎますがホッコリした気持ちにはさせてもらえるもんです。
それにひきかえ、共産主義未来の太陽?民族の太陽?社会主義の太陽?まっ何の太陽でもイイけど、ぶくぶく一人だけ肥えて太陽どころか破裂して超新星にでもなろうかというあの男は、ろくな事をしてくれませんなぁ
どうしたらあのぶくぶく男の膨張を止められるのか?難問であります。

話はコロッと変わって、
そんな爽やか青空の昨日は『料理当番、本日の一品』のメニューに選択の余地はありませんでした。
 ♪・・・・ありがと、ありがと、おでん ふぅふぅ・・・・♪
Mさんのお店でおでんのセールが始まりしてね、微力ながら売り上げ貢献をせねばと、メニューはおでんで決まり。
先週のあのクソ暑い時なら「えっ!おでん?!」てなもんが、ここ数日の低温傾向に「それもまたよし」でありました。

ところで、私ね、土曜日はほぼ一日Mさんのお店におるんですけど、
 ♪・・・・ありがと、ありがと、おでん ふぅふぅ・・・・♪
この曲が何度も店内に流れるんです。これがねぇ、耳に付くというかむかっ腹立つというか
「うるせぇ!!」
流れるたんびに心で叫んどります。

調べてみるとこの歌
BiSHというアイドルグループ?が唄っておるんですがね
「Saちゃん、こんなグループ知ってる?」
「知らなぁ~~い、興味なぁ~い」

アイナ・ジ・エンド、モモコグミカンパニー、セントチヒロ・チッチ、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・D
「日本人なら日本の名前に敬意を払え!ふざけた名前名乗りやがって!」
と、オジサンは思わず怒りたくなるような6人のグループなんだそうで、ちなみにBiSHとは「Brand-new idol SHiT」(新生クソアイドル)の略なんだとか
「それはピッタリなネーミングだ」
代表曲は・・・・・

って、まてよ、
これって、宮城県で話題になったPR動画的狙いに、今私が引っ掛かろうとしている?
「クワバラクワバラ・・・世の中どこにどんな仕掛けや落とし穴があるか分かったもんじゃねぇ」(笑)

ともかく、おでんは美味しくいただきました。もちろん日本酒とともにね。
あらためて『料理当番、本日の一品』です。

こちらがメインのおでん

私は鰹のたたき付です。(贅沢ぅ)

お弁当は、豚の生姜焼きと辛子明太のハーフ&ハーフ弁当です。

さて、今日の一枚は、ユセフ・ラティーフです。

ユセフというと一風変わった感じのする日本人ウケしないマルチ奏者?
まぁまぁ、かく言う私は以前も言いましたかねぇ、嫌いじゃありません。
アルトからテナーに移ったのが高校時代だったそうですが、そのテナーをブリブリ吹いているリーダーアルバムも、(サイドメンとしてはけっこうあるし)
「ほれ、この通りあるんですよ」(笑)

私的には、後のユセフの方が好みということはあるんですけど、この演奏を忌み嫌う理由は全くありません。
夕べおちょこをロックグラスに持ち替え、部屋に籠もったころに聴くには十分すぎる一枚です。

LOST IN SOUND / YUSEF LATEEF
1961年8月14日録音
YUSEF LATEEF(ts) VINCENT PITTS(tp) JOHN HORTON(p) RAY McKINNY(b) GEORGE SCOTT(ds) CLIFF JARVIS(ds)

1.OUTSIDE BLUES
2.SOUL BLUES
3.BLUE ROCKY
4.DEXTERITY
5.TRUDY'S DELIGHT
6.INTROLUDE
7.TRAIN STOP
8.BIG FOOT


迷惑は・・・・やっぱりかけてるか

2017年07月05日 | j-l

台風に春雨前線、島根に大雨特別警報まで出て、まぁ梅雨の末期によくある『イタチの最後っ屁』みたいなもんなんですかねぇ?
でもなんだか最近は毎年何処かでこんな事が、いや災害が起きているような気がして、
「温暖化かぁ・・・・」
と、私でも思うところです。
この辺りはといえば、昨日一日ジトジト雨が続いてはいましたが、おかげさまで台風の影響も少なく、今朝は青空が広がっています。

そんな雨の昨日、私はお休みでしてね。天候に苦労されている皆様には誠に申し訳ないんですけどインドア派の私にとってこの上ない休養日となりました。

PCに溜まった写真の整理をしてみたり、まだデジタル化していなかったレコードを取り込んでみたり、読み直そうと思っていた本を読んだり・・・・

昼には「暑い暑い」と家人の目を盗みビールまで飲んじゃったりして
「やっぱ夏はこれだいね、昼間の酒はエエ!」

ウトウトッと30分ほど昼寝をかまし、間近に迫った我が神トレーン(笑)の『儀式の日』を迎える予行演習とばかりに彼の音に酔い、何を思ったか突然映画「ベニー・グッドマン物語」を見たりしてね。

 
天麩羅鍋を手に入れてから揚げ物づいてますかねぇ
フライドチキンと、冷やしトマトは私だけ粗塩にオリーブオイルで

さらには、最近益々好きになりかけている夕飯作り、これをつまみに飲み直す、
ベタベタの身体を湯船で流し、扇風機の真ん前に陣取りビールで喉を潤すと、ウイスキーのボトルを手にして部屋へと移動、後は野となれ山となれ・・・・・
一日が終わりました。(笑)

「バブ、北朝鮮はICBMを発射し、厳粛厳粛の防衛大臣がこれに向かい合い、説明を尽くすという総理大臣は逃げ回る、そんな時にお前はそんなくだらん一日を過ごしてイイんかい!?」

「イイんです。何故なら、私がそんな一日を過ごしても誰に影響を与えるわけでも無く、迷惑をかけるわけでも無い(キッパリ)。いつ無くなるか分からない平和な時を満喫して何が悪い!」

「いえ、あなたは十分迷惑をかけています(これもキッパリ)!」(家人)

「すんません。」

 さて、今日の一枚は、フューバート・ロウズです。
夕べのウイスキーのアテでありますが、ふと振り返ると我がログにはロウズの出番が少ないことに気付きました。
どうしてか?それは一言「フュージョン」という単語に固い頭が拒否感を示した結果だと思います。

このアルバムとて
「ロウズとコリア?ヘェ~~」
てな事を最初感じたに違いないのです。(覚えてませんが。笑)偏見とはそういうものです。

しかし聴いてみると、ピッコロはともかくロウズのフルートは魅力的ですし、コリアのピアノがまた良かったりして
けっこう夕べはノリノリでウイスキーを飲んどりました。
もちろん「フュージョン」のイメージからはかけ離れた演奏であることもありますけどね。

THE LAWS OF JAZZ / HUBERT LAWS
1964年4月2,22日録音
HUBERT LAWS(fl,piccolo) CHICK COREA(p) RICHARD DAVIS(b) BOBBY THOMAS[1,3,6], JIMMY COBB[2,4,5,7](ds)

1.MISS THING
2.ALL SOUL
3.BLACK EYED PEAS AND RICE
4.BESSIE'S BLUES
5.AND DON'T YOU FORGET IT
6.BIMBE BLUE
7.CAPERS

追伸、

夕べ調子に乗ってロウズの「FAMILY」も聴きましたが(レコード、CDは持ってません。レイのMD落としです。)、
「これはやっぱりジャズじゃなかろ?」
まだまだ頭が固いんでしょうか?(笑)


ウルトラマンは18歳?

2017年06月29日 | j-l

「仮面ライダーは10歳、ではウルトラマンは幾つでしょうか?」
先週の土曜日、こんなくだらないクイズをK太郎にぶつけました。(暇か!)
「えっ?なんすかそれ?」
するとそこに居合わせたSaちゃんが
「それ知ってる、バブさんに前に教えてもらった。」
「オレは前にもこんなくだらん事を言ってたんかい」と反省)
「だから、仮面ライダーは10歳なんだよ、なっ、そこがヒントよ」
懲りない中年オヤジです。

答えは、仮面ライダーは「トゥ~~~!」で10歳、ウルトラマンは「ジュワッチ・・・ジュワッチ・・・ジュハッチ!」で18歳・・・・・
「そこのチミ、くだらなすぎて笑う気にもなれない?????無視すんな!」

まぁまぁ、これは今日の話題のフリでありまして
去年だか今年は『ウルトラマンテレビ放送開始50周年』だったんだそうでありますが(そりぁ私も歳を取るはずだぁ。)

「バブさん、奥土居美可っていうジャズシンガーを知ってる?」
歌物、ましてや日本のしかも最近のジャズシンガーなんて、ほぼほぼ知るわけもありません。
「知らん」
「じゃこれ貸してやるから、聴いてみてよ。」
と、O君から手渡されたのがこれ

「ULTRAMAN JAZZ VOCAL」という代物であります。

聞けばO君は、ウルトラマングッズの収集マニアなんだそうで、しかも始めたのは40過ぎ、「昔好きだったことに再度目覚め、子供の頃には許されなかった大人買いを」てぇことは、私にも理解できます。
「でもウルトラマンってどうなのよ?」
「いやいや、せこせこジャズを収集するアンタに言われたかぁないね。」
ごもっともでございます。
ともかく、古い物から今現在も増え続けているウルトラマングッズまで収集するのには、それなりの覚悟と財力が必要でしょうね。
「よく家族が・・・・・あっおめぇはひとりもんかぁ」

おっと話を戻しましょうか
「なになに?アレンジ、ピアノが若宮功三、ベース店網邦夫、ドラム今泉正義、ギター荻原 亮、サックス川村裕司、トランペット竹田恒夫、チェロ平山織江、そんでもってボーカルが奥土居美可・・・・ふむふむ、メンバーには知った名前がポロポロ・・・って、それにしてもウルトラマン?ジャズボーカル?なんじゃそりゃ」

まぁねぇ、「いろんな流行歌をジャズアレンジして」的CDは数知れず、それが良いか悪いかは・・・・・・・・・・
とりあえず聴く前にネットで調べてみると、
「今年の6月14日って、まだ発売したばっかじゃん。」

なんにしてもせっかくなんで聴いてみましょか

1.ウルトラマンタロウ
2.ウルトラセブンの歌 [ウルトラセブン]
3.オーブの祈り [ウルトラマンオーブ]
4.ウルトラマンの歌
5.Brave Love,TIGA [ウルトラマンティガ]
6.ウルトラマンレオ
7.ウルトラマンダイナ
8.ウルトラマンメビウス
9.帰ってきたウルトラマン
10.ウルトラマンガイア

私が実際に見た記憶があるのは『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』、名前を知っているのも『帰って来たウルトラマン』???そのあたりまでですかねぇ
まぁまぁ、奥土居美可さんのお声はよろしいし、若宮功三氏のアレンジ?これは苦労なさったでしょうねぇ。
さらに、ネットを見ると過去にも幾つかウルトラマン系のジャズアレンジCDが発売になっているようで
O君には、
「まぁ良かったけど、オレはいいかな」
とでも答えておきましょうか、だって他のCDも持ってきそうですもん。(笑)

さて、今日の一枚は、ミルト・ジャクソンです。(「ULTRAMAN JAZZ VOCAL」じゃないの?)

ベルギー出身のボビー・ジャスパーとフランク・ウェスを迎えての「バイブとフルートの共演」、これが趣旨ですかね。
全体的にとてもイイ感じの演奏だと思います。

私的にはトミフラが入っている「BAGS' NEW GROOVE」と「CONNIE'S BLUES」の方がちょっとだけイイかなぁなんて思いますが、それはつまりフランク・ウェスよりボビー・ジャスパーの方が好きってこと?
まぁまぁ、バレルにヒースにテイラーそしてミルト・ジャクソン、悪かろうはずは無いんであります。
「しいて言えば、まとまりすぎていてそこに面白みが無い?」
それを言っちゃぁ
「お前は何者だ!このハゲ~~~!」
って、どこぞの議員さんに蹴られそうです、ハゲじゃないけど。

BAGS & FLUTES / MILT JACKSON
1957年5月21日, 6月10,17日録音
MILT JACKSON(vib) KENNY BURRELL(g) PERCY HEATH(b) ART TAYLOR(ds)
BOBBY JASPAR[1,7], FRANK WESS[2-6](fl) TOMMY FLANAGAN[1,7], HANK JONES[2-6](p)

1.BAGS' NEW GROOVE
2.SANDY
3.MIDGET ROD
4.I'M AFRAID THE MASQUERADE IS OVER
5.GHANA
6.SWEET AND LOVELY
7.CONNIE'S BLUES


バブは弘法にあらず

2017年06月18日 | j-l

朝から曇り空、午後からはチラッと雨も降りました。
「梅雨?」
愚問です。

今日は最初から料理の話題で恐縮ですが、(私は梨本さんではありません。笑)先日、親戚のお葬式で母がお返しにカタログをいただいてまいりましてね。

「○○、そういえば天麩羅鍋ってあったっけか?」
何を今さらなんですけど、私が揚げ物をする時、小ぶりの中華鍋みたいなパンでいつも行っているわけでござんすわ
「手頃な大きさの天麩羅鍋があってもイイなぁ・・・」
って、アンタは何もせんだろ(笑)

ありがたき母心で安物(おっと、それは失礼ですよねバチが当たります。でも何だかんだ言いながらお葬式のお返しですから)の天麩羅鍋が届きました。

「ほんじゃまぁせっかくだから天麩羅でも揚げましょうかねぇ」

てんで、『料理当番、本日の一品』は天麩羅です。

 

鍋が変わると今まで私がいかに苦労をしてきたかが、よ~~く分かります。
ちょっと深さと広さがあるだけでなんと楽になることか
「ご覧あれ、簡単にサクサク天麩羅が揚がるじゃござんせんか」(笑)

これに豚汁を加えて、ビールからのぉ日本酒
「うん、天つゆまで用意したかいがあった」

「弘法筆を選ばず?なんたってア~タ、私ゃ弘法大師じゃござんせんから」(笑)

話はコロッと変わって、ムッシュかまやつ氏がお亡くなりになったのは3月1日だったでしたかね。(野際陽子さんも亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。)

そこで先日、ブルーズ・ザ・ブッチャーとの共演盤「Rockin' with Monsieur」を聴いたんですが、思いの外気持ちよくて
今日の午後のBGMは、これと間に今日の一枚を挟んでのブルーズ・ザ・ブッチャー最新盤「Rockin' and Rollin'」でありました。

  

天麩羅の仕込みは「RUNNIN' SHOES」以降を聴きながらやったんですがね、これも味に影響しましたですかねぇ?
永井“ホトケ”隆ひきいるブルーズ・ザ・ブッチャー・・・これはあなどれません。(笑)

最近は藤井四段初め、若者達がどんどん台頭してきて、音楽の世界でもアメリカのグレーズ・ヴァンダーウォール(でしたっけ?)、日本だって以前触れた鈴木瑛美子ちゃんもそうですし、大山琉杏ちゃんだとか、まぁとんでもない若者が現れてきております。
しかし、「そこそこのオヤジだって頑張ってるよねぇ」とブルーズ・ザ・ブッチャーなんざぁ思わせてくれる、しかもブルースって・・・・・

「今日の天麩羅少ししょっぱくなかった???そんなこと無い?おかしいなぁブルースの汗と涙がこもってたはずなんだけど・・・」
んなこたぁありません。(笑)

さて、今日の一枚は、ブーガルー・ジョー・ジョーンズです。

正直に言いましょう、私はけしてこのアルバムが好きではありません・・・・ん~~~この言い方は語弊がある、「私なりのジャズというジャンルからすると」というわけの分からん注釈付でです。

考えてみりゃ、70年代にそれまで名も売れていないジャズギタリストが、いわゆるジャズの王道をやってどこにウケたか?そう問われれば、このアルバムは全くもってそこへの回答そのもののような気もします。

今日、和製ブルースの合間に聴くには、決して悪くありませんでした、というか良かったと思います。
いわゆるソウル・ジャズですか?(私には、このジャンル分けがようわからんのですよ。)それが「ジャズとしてどうか?」という問いには私は答える気が起きません。
ジャンル分けが嫌いだと豪語する私が、ジャズというジャンル(私の中だけの)にこだわるのは、まさに矛盾のなにものでもありません。

今日聴いてどうであったか?BGMとして何の不都合もありませんでした。というか時折膝でリズムを取ってましたしね。(笑)

RIGHT ON BROTHER / BOOGALOO JOE JONES
1970年2月16日録音
BOOGALOO JOE JONES(g) RUSTY BRYANT(as,ts) CHARLES EARLAND(org) JIMMY LEWIS(fender-b) BERNARD PURDIE(ds)

1.RIGHT ON
2.THINGS AIN'T WHAT THEY USED TO BE
3.POPPIN'
4.SOMEDAY WE'LL BE TOGETHER
5.BROWN BAG
6.LET IT BE ME

余談、

野際陽子さんの訃報で思い出したのですが、昔キーハンターを見ていた小学生の私は、密かにユミちゃん(大川栄子)に恋しておりました。(笑)

お弁当は鶏南蛮と塩鮭と梅肉和えご飯でした。


今日は我が家系ラーメン?!

2017年06月13日 | j-l

気温が低くてしかも曇り空「温かいラーメンでも良かろう」てんで、久しぶりの完全休日の昼食は我が家系ラーメンとあいなった次第です。

我が家系ラーメンは、麺は手打ち、スープは煮干しの魚介系と鶏ガラの動物系を合わせ・・・・・・
「家で喰うラーメンにそこまで手間かけるかい!」
あはは、麺はもとよりスープも入った三食パックの安インスタント生ラーメンです。(笑)

具材だってスーパーで買ってきたチャーシューの切り落としと味付けメンマ、唯一手作り?といえばゆで卵ですかね、海苔の手作りは困難ですし(笑)
おっと、しかしながらじつはスープに企業秘密のある物を隠し味として入れとります。

支那そば、中華そば、ラーメン・・・呼び名はいろいろでありますが、こう見えて私は無類の麺好き(我がログを見ても明白か)、最低でも週に一度?いやそれ以上に麺を食し、特にラーメンの比率は高いのであります。(毎日、一食は麺でも良いくらい)
ただ、ラーメンに関しては、以前も言いましたかねギトギトコッテリは身体がそうそう受け付けなくなってきておりまして、これも以前言いましたがけっきょくはアッサリ系醤油ラーメンの頻度が高まっています。

忘れられないラーメンと言えば
いわゆる支那そば?
ネギとシナチク、ほうれん草にナルト、薄っぺらのチャーシュー一枚、その辺の食堂から出前を取ると何故か海苔の上に胡椒がいっぱい乗ってたりして・・・・
きっと今食べるとそんなに美味しくないんでしょうけど、何だか無性に懐かしい
それから呑んだ締めに食べた屋台のニンニクラーメンね、これでもかってくらいニンニクが利いているスープに別売りの生卵を落とし入れて、どう考えても翌日の仕事に支障があったでしょうけど、気にしませんでしたねぇ

ところで、今日の我が家系ラーメンもそうですけど、最近ほうれん草とナルト、この二つのトッピングをほとんど見なくなったように思います。

この二品がラーメンのトッピングの定番になったのには諸説あるようですけど、
「支那のそばだから、日本蕎麦のトッピングをそのまま乗っけちゃおう」
てぇのが最も有力な説だそうで、
「まぁねぇ温かい蕎麦にほうれん草は乗っているような気がしなくも無いけど・・・ナルトって乗ってたっけ?」
私的にはかまぼこのイメージが強いんですけどね。

そうそう、ナルトが全国的にラーメンのトッピングとして広がったのには、藤子不二雄の漫画のせいだという説もあるそうで、
「もともとは彼らの田舎近くの港町で全国的に売り出そうとしていたナルトに似た『赤巻』を、必ず彼らの漫画の中ではラーメンにトッピングしてあったからそれが広まった。」
てんですが、私の記憶だと小池さんのラーメンはいつも口と丼が麺でつながっていて、そこにナルト(赤巻)があったのか不明です。(笑)
ただ、もしそうだとして、それで『赤巻』じゃなく『ナルト』が広まったってぇのも何だか寂しい気がしますけどね。


赤間の方が、蕎麦のトッピングかまぼこに近い感じ

ともかく、今日の昼食は、我が家系ラーメンと半ライスであったというご報告でありました。
「なんだそれだけかぁ~~い!」

さて、今日の一枚は、ミルト・ジャクソン、ジョー・パス、レイ・ブラウンのビッグ・スリーです。

我が家系ラーメンで腹を満たし、マッタリと平岡正明氏の『毒血と薔薇』なんぞ読み返している午後には、最良のBGMであったと自画自賛しています。

この三人でメチャクチャな演奏をしたら・・・・絶対(世に絶対は無いけど、笑)メチャクチャになる訳が無い。
これを安定と言わずして何を安定と言うか?
これは、私なんぞから言うと「面白みも無い」と、ふざけたことも申すのでありますが、故に、どうしても小難しいジャズ論なんぞを読む時のBGMには最適だと・・・・・
ごめんなさい平岡正明氏の『毒血と薔薇』を私はけして小難しいジャズ論とは思っておりませんので誤解無きよう。

仮に小難しいジャズ論なんぞを読む時に聴いている音楽に気を取られる事は最良ではありません。
安定した、間違いない、思った通りだと聴く前から分かるようなこのアルバムなんかだとよろしいんじゃないかってね。
時折本を置いて目を閉じる、するってぇとバグスのバイブが心に染みたりするんですよ、ハイ。

THE BIG 3
1975年8月25日録音
MILT JACKSON(vib) JOE PASS(g) RAY BROWN(b)

1.THE PINK PANTHER
2.NUAGES
3.BLUE BOSSA
4.COME SUNDAY
5.WAVE
6.MOONGLOW
7.YOU STEPPED OUT OF MY DREAM
8.BLUES FOR SAMMY


ケッケッケ かかったな!?

2017年03月06日 | j-l

「バブさん、パソコン買ったんだけど何をどうしたら何を使えるようになる?」
先週SNちゃんがこんな事を言ってきましてね。
最大の目的は「先日生まれた甥っ子の動画を両親に見せてあげたい」(持っているパソコンが古くて固まっちゃうだそうです。)なんだそうで
「イイよ、うちに持ってくれば立ち上げ設定してやるよ。」

てな事で昨日の日曜日、彼女が我が家にやって来ることに。
「アンタの部屋でヤルの?」
「ヤルって、何だか変な言い方だねぇ
「そうじゃなくて、あんな汚い部屋に・・・女の子が嫌がるでしょ」
まぁそりゃ言えなくもありませんが、いろんな意味で趣味部屋の方が都合がイイ
「そこは、我慢してもらうしかないね。」

ともあれ、趣味部屋で設定を
「なに?まだ梱包も解いてないのかい?」
「ハイ」

開けて仕様を見ると、
「ゲゲゲ、こりゃかなりのハイスペックパソコンじゃん」
昨年11月のモデルで今から一つ前の型落ちだそうですが、
「SNちゃんが思っている以上に利用しないともったいないかもよ。」

「何からやったらイイでしょう?」
「ともかく電源を入れましょう。そんでもってワイファイをつないで・・・」
OSはWindows 10、
「そういえば、かなり今までに更新プログラムが出ているから・・・・」
案の定、OSの更新だけでかなりの時間がかかりそうです。
「ともかく待とう」
すると、
「バブさん、あれが尊敬する人ですか?」
壁に鎮座するコルトレーンのパネルを見て、そんなことを言い出しました。
「違う、崇拝する人(笑)」
さらに本棚にあった『Coltrae Chronicle』を見つけ、
「これ見てもイイですか?」

その場に私をよく知る人が居れば、仮に○ークママでも居れば
「SNちゃん、そこだけは触れちゃダメ!バブの話が更新時間以上に長くなるよ」
と忠告をしたことでしょう。
でも、そこには誰も居ません。
「ケッケッケッケ、かかったなぁ」

って、私だってねぇ良識ある大人でっせ、更新状況を見ながらコルトレーンの話を・・・・
「ヤッパしたんだ、SNちゃんは聞かされたんだ、かわいそう」

ともかく、立ち上がったパソコンで、マイクロソフトのID設定・メール設定・iTunesのダウンロード(彼女はiPhoneユーザーですから)等々諸々行い、旧パソコンの必要データを入れ替えて
「ほんでは、一つの目的であった動画再生をやってみますか」

あたりまえですが、綺麗に再生出来ます。
「やったぁ!お父さんも喜ぶわ」
最後に、iCloud、OneDriveと、Windows 10の説明をザックリして
「あとはマニュアル本でも参考に勉強しな」
で終了でありました。

「間違いなくパソコンの説明より、コルトレーンの話の方が長かったろうねぇ・・・・SNちゃんよく我慢したね、偉い偉い。」
「コラ!」

ともかく、私とほぼ同い歳のSNちゃんのお父さんは、動画を見て喜んでくれたでしょうかねぇ

まっ そんなこんなで『料理当番、本日の一品』です。

SNちゃんの件で買い物時間が少し遅れ、あまり手間のかかる物は作れませんでしたが、SNちゃんがどうしてもお礼にと買ってくれたジン・ビームのアテには十分でした。

御弁当はいつものごとく。

さて、今日の一枚は、クリフォード・ジョーダンです。
が、なんでまた夕べはこんなんを引っ張り出して聴いたのか?
ジン・ビームで気分を良くしたから?
それにしても、昔からあまり私好みの一枚とは言えないところがあって・・・・

しかし夕べは
A面は避けB面を聴いたんですけどね。
「うん、B面はいけるかもしれない」(じつはA面を聴いても同じ事を言ったりして)
私の耳はやはり大きく変化してきているのでしょうか?それとも初訪問の若い女の子の空気が残ってた?
けっこうノリノリだったりして(笑)

まぁまぁ、これぞソウル・ジャズ・・・なのか?

SOUL FOUNTAIN / CLIFFORD JORDAN
1966年10月12,25日録音
CLIFFORD JORDAN(ts,fl,p) JIMMY OWENS(tp,flh) JULIAN PRIESTER(tb) FRANK OWENS(p,org)[1-5] EN TUCKER(b)[1-5] BOB CRANSHAW(b,el-b)[1-5] BOBBY DURHAM(ds)[1-5] JOE WOHLETZ(bongo,perc) ORESTES VILATO(perc)[1-5] JOHN PATTON(org)[6-8] BILLY HIGGINS(ds)[6-8] RAY BARRETTO(conga)[6-8]

1.T.N.T.
2.I'VE GOT A FEELING FOR YOU
3.H.N.I.C.
4.I GOT YOU (I FEEL GOOD)
5.CARIBBEAN CRUISE
6.SENOR BLUES
7.EEH BAH LICKEY DOO
8.RETRIBUTION


放射能より差別的心情汚染

2017年02月21日 | j-l

 ♪わたしの好きなみつるさんは、おじいさんからお店をもらい
  二人いっしょに暮らすんだと、嬉しそうに話してたけど
  私と一緒になるのだったら
  お店をゆずらないと言われたの お店をゆずらないと言われたの
                                         ・・・・・・・・♪

突然岡林信康の『手紙』を歌ってしまいましたが・・・・・

 関西学院大(兵庫県西宮市)の40代の外国人非常勤講師が2014年、英語の授業中、福島県出身の20代の女子学生に「放射能を浴びているから電気を消すと光ると思った」と話していたことが21日、大学への取材で分かった。大学は差別的な発言で「東日本大震災の被災者に思慮がなかった」として、17日付で講師を減給3カ月の懲戒処分とした。

とのいう嫌なニュース流れてきました。

ここで何度声を上げたでしょうか?
原発事故で最も懸念していた差別的心情・・・やはりこれはジワジワと心に染みつき、洗い流そうにも流せない、ある意味放射能よりタチの悪い汚染のように思います。
いえね、この大学講師はもちろん言語道断なんでありますが、私に言わせりゃ表に出ないその汚染が一番の懸念なんであります。

アメリカの花札大統領、もとい、トランプさんが完全なる差別主義者である事はアホな私にも分かるんですが、内に秘めた差別、これはなかなか見抜けない。この見抜けない差別こそ本当は一番怖いんじゃないかなんてね。

いえいえ、かく言う私だって何処かにそういう差別意識を持っているに違いありませし、誰しもが心に秘めながらも持っているものなのかもしれません。それが何に対してかはそれぞれでしょうけどね。

そしてそれが何かの出来事で、事件で、一個人によって、集団心理へと変貌した時・・
結果は歴史が教えてくれてると私は思っています。

話が訳分かんなくなってきましたね。
ともかく、染みついた差別的心情を消す事はとても難しい事だと思います。
せめて私は、その汚染から逃れるべく信念を持ち、私自身がどこかで今持っている偏見きわまりない心情をなんとか除染していく努力をしたいと考えています。

放射能より差別的心情に、どうぞ皆様も汚染されませんよう願っています。

なに真面目なことこいているのか、笑っちゃいますよね、てなことでいつものごとく『料理当番、本日の一品』です。
まずは、私のつまみから

鯛の切り身が安かったので昆布締めにしました。ネギやら大葉やら水菜やらといっしょに、濃いめのごまだれで食べてみましたが、見た目以上に美味しくて、日本酒が進みました。

こちらは、メイン・・・といっても、もちろんつまみになりましたけどね、メヒカリの唐揚げです。

おっと、別の日に作った『好評だった一品』

トマトソースで煮込んだ肉団子です。珍しく母が、ペロッと平らげました。

さて、今日の一枚は、エルビン・ジョーンズです。

コルトレーンんとこを離れるちょい前のアルバムです。
ジョーンズ3兄弟そろい踏みのセッションとJ.J.とチェンバースが入ったセッションと二つ合体の一枚ですが、アルバム全体として統一感を感じさせるのは、メルバ・リストンのアレンジからなのでしょうか?
これは良いところでもあり、逆に一曲一曲の印象が薄いという難点も秘めているように思います。

悪くありません・・・が、私としては「聴きやすいけど・・・う~~ん」そんな感じでしょうかね。
と言いつつ、夕べ晩酌に付き合ってくれたアルバムを私が否定する訳はありませんけどね。
個人的には「AND THE AGAIN」が好きです。ついでに、「一曲一曲が短すぎねぇ?」(笑)

AND THEN AGAIN / ELVIN JONES
1965年2月16日,3月18日 ニューヨーク録音
ELVIN JONES(ds)
THAD JONES(cor) HUNT PETERS(tb) CHARLES DAVIS(bs) HANK JONES(p) ART DAVIS(b)
J.J. JOHNSON(tb) FRANK WESS(ts,fl) CHARLES DAVIS(bs) DON FRIEDMAN(p) PAUL CHAMBERS(b)

1.AZAN
2.ALL DELIBERATE SPEED
3.ELVIN ELPUS
4.SOON AFTER
5.FOREVER SUMMER
6.LEN SIRRAH
7.AND THE AGAIN


秋の夜長は・・・ドラマかな?

2016年10月19日 | j-l

窓に差し込む陽光の長さは日に日に伸び、反比例で日暮れが早くなる、まさに秋の夜長ってぇヤツですか?(昨日は暑いくらいでしたけどね)
「涼しくなって少しは庭(仕事)が出来るからイイけど、夜何したらイイかわがんねくて困る」
とは母、プロ野球が終わった今(巨人の試合が無くなった時点で母の野球は終わっています。)、
「スポーツ中継も昼間だけだしなぁ・・・」(ここでの母のスポーツ中継とは、おもにマラソンと駅伝を指しとります。笑)
「テレビ番組も再編期なんだから、面白そうなドラマでも見つけりゃイイじゃん。」
耳が若干遠くなった母には、ドラマの台詞がよく聞き取れないらしく
「最近のドラマはつまんねぇから」
と、そこはドラマの内容にケチを付ける始末。
「ならば補聴器を・・・・・・」
「そだなめんどくさくて!」
まぁまぁ、話は堂々巡りに終わるといういつものパターンです。

ドラマと言えば、
相変わらず朝のルーティーンとしての『べっぴんさん』、こちらも習慣のような『真田丸』・・・・結局前クールは私も他に見るドラマがありませんでしたねぇ
ところが、今クールは毎週録画予約をしたドラマがありましてね、へぇへぇ

勇者ヨシヒコの新シリーズ『勇者ヨシヒコと導かれし七人』が始まったんですねぇ
私、最初のシリーズ『勇者ヨシヒコと魔王の城』から、そのあまりのくだらなさに心奪われまして大ファンなんであります。
「くだらなすぎて見るのに全く頭を使わずに済む」これがこのドラマの最大の魅力ですよね。
すでに2回放送を終えましたが、私の期待に十分応えてくれています。

あっ!そうそう、今クールでは無いんですが、もう一つ見ている(ん?見ていた)ドラマがありました。

『勇者ヨシヒコと導かれし七人』の第二回の放送を見ていて
「あらま、シャカには息子がおったんじゃのう・・・・しかも、タイジじゃなかねぇ」

あはは、何を言ってるか意味不明でしょ、その見ていたドラマがNHKBSでやっていた『ママゴト』っちゅうヤツでしてね。

このドラマのある意味主役でしょうね、タイジという役をやっていた子役の小山春朋君、これがア~~タ、まぁめんこいことめんこいこと。
その子が『勇者ヨシヒコと導かれし七人』で、シャカの息子として出てきたと、そういうわけです。

くだらなさでは『勇者ヨシヒコと導かれし七人』ですが、この『ママゴト』っちゅうドラマは、酒を飲みながらついついウルウルしちゃうエエ感じの話でありました。

本来火曜の深夜にやっていたドラマなんですがね、私は一週遅れの月曜日、面白そうな出演者なら『The Covers 』を見て、引き続きこの『ママゴト』の再放送も見るてぇのが、月曜深夜のパターンみたいになってまして
ですから、「本来は昨晩が最終回、されど私は来週が最終回」と、こうなるわけです。

このドラマの本当の主役は、「場末のスナックのママ」映子役の安藤サクラさんですが、奥田瑛二の娘、柄本明の嫁、エエ感じの女優さんですなぁ
とか言いつつ、最近まで江口のりこさんと見分けが付かなかったんですけどね。(笑)
まっどちらも素敵な女優さんですからお許し召され。

このドラマ、漫画が原作だそうで、最近は多いですよねぇ漫画原作
これを良いか悪いかなんて語っている時代じゃ無いんでしょうな、私だって『深夜食堂』をイッショケンメ見てましたもんね。

本放送ではすでに終わってしまったこのドラマ、私は来週の最終回を楽しみにしております。

「小山春朋君、めんこいんだけど、イケメン俳優は無理だろうなぁ・・・」
「余計なお世話です!」

さて、今日の一枚・・・・
と、その前に、昨晩はドラマとは別に録画をしていた番組があります。『東京JAZZ 2016』でありまして、じつはその中でもぜひとも見てみた?聴いてみたい?お方がおりましてね。それはアロルド・ロペス・ヌッサです。

先日、ネットラジオを視聴していると彼の「AFRICA」が流れてきまして、我が触手がピクピクッと反応したもんですから、「これはアルバムを一枚聴いてみなアカン」とネットからダウンロード(やっぱCDは買わないんだ)
私の趣味としてはいくぶん異色ではありますけど、それを今日の一枚とさせていただきます。

「キューバの注目の才能、アロルド・ロペス・ヌッサのMack Avenue 移籍第一弾!」
となっとりますんでそうなんでしょう。(なにぶんよう知らんもんで。笑)

ゴチャゴチャした説明はともかく、この方のピアノには大いに興味を抱きます。
じつに耳に残るというか、流れるような旋律を聴かせたかと思うと、激しく叩きつけるような力強さも聴かせ・・・・
なんとなくですが「キューバ音楽の奥深さを、やはり心に持っているのだろうなぁ」みたいな?
今度はしっかりCDを購入したいと思います。
「録画した『東京JAZZ 2016』も楽しみだなぁ」
その評はいずれ

EL VIAJE / HAROLD LOPEZ-NUSSA(Harold López-Nussa)
2016年録音(?)
HAROLD LOPEZ-NUSSA(p,key,vo) ALUNE WADE(b,vo) RUY ADRIAN LOPEZ-NUSSA(ds,perc,vo) MAYQUEL GONZALEZ(tp) DREISER DURRUTHY(perc,vo) ADEL GONZALEZ(perc) RUY FRANCISCO LOPEN-NUSSA(ds)

1.ME VOY PA CUBA
2.AFRICA
3.FERIA
4.LOBO'S CON PAN
5.BACALAO CON PAN
6.EL VIAJE
7.MOZAMBIQUE EN MI B
8.D' UNA FABULA
9.INSPIRACION EN CONNECTICUT
10.ORIENTE
11.IMPROV