JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ボクチン、クリスマスに怒られちゃったぁ、エヘ

2016年12月26日 | a-c

 ♪ 朝日が昇るから 起きるんじゃなくて
   目覚める時だから 旅をする
   教えられるものに 別れを告げて
   届かないものを 身近に感じて ・・・・♪

先週の金曜日だったでしょうか、NHKのSONGSで拓郎を聴きながら(見ながら)一杯やっつけとりましてね、おもわず「人生を語らず」を大声でいっしょに歌ったら酷く叱られまして・・・(笑)

しかしまぁ拓郎も見た感じがじつにお爺ちゃんになられて、時代を感じます。それでも歌の力強さ、メッセージ性には、全く衰えを感じさせない、そこはさすがでありましたねぇ。

いかに洋画少年、ロック少年、深夜放送少年であろうとも、拓郎もまた思い出のミュージシャンに他ならないわけでありまして
ただ、「ひねくれ者のバブ」ですから、当事誰しもが「イイ」とか、「バッチリ聴いてる」てな代物をどうしても好きとは言えず、「アンチ、ビートルズ」と同じように「アンチ、拓郎」を気取っておりましたけどね。
聴いているくせに、いやじつは好きなくせに・・・アホですねぇ(笑)

そんな流れで、クリスマスの昨日は、クリスマスソングではなく、拓郎のレコードを聴き直してみることにしました。
もちろん全てを連続で聴く忍耐力はありませんので、途中途中JAZZをチリバメながらね。
「まったく、暮れで忙しいんだから・・・・」
との雑音は・・・・・聞こえないことにしました。(笑)

そうそう、「青春の詩」なんかにはこんな冊子が付いてましてね。「この譜面を見てレコードを聴きながらコピーする」てな事をやってたのでありました。
「懐かしい!」

 ♪ これこそはと 信じれるものが この世にあるだろうか
   信じるものがあったとしても 信じないそぶり・・・・♪

「だから、うるさいって!」

また怒られたところで、『料理当番、本日の一品』です。
イブの土曜日は帰りが遅かったので、いちおうクリスマスの宴は昨晩に



 

こういうもんを作るのは、普段より手間がかからんのでありまして、なにしろピザは既製品、チーズやサラダもただ切るだけ、本当に手作りしたと言えばローストチキンぐらいです。
「あれ?なしてクリスマスにはチキンなんだ?」
と思いながら、ワインなんぞをたらふく飲んだバブでありました、とさ。

 ♪ 雪でした あなたのあとを なんとなくついて行きたかった・・・♪

「もうヤメなさい!」
「ハイ」

お弁当ももちろん作りました。

さて、今日の一枚は、ごく最近手にしたシリル・エイミ?シリル・エイメー????まっどっちでもイイんですが、フランス生まれの歌姫です。

完全に私らしからね一枚ではありますけど、拓郎を聴き飽き、ワインに酔った私には新鮮さ溢れる一枚でありました。
私の場合、ボーカルを嫌う最大の理由は「歌詞の意味を理解できない」というもんであります。
だからでしょうねスキャットはとても好きです。(笑)
エラの「IN BERLIN」が好きなのも、あのスキャットがあるからだと思います。

基本、唸るようなスキャットを愛する私ですが、このエイちゃん(エイミだかエイメーだか分からないので。笑)の「カル~~イ感じの歌声でのスキャットも悪くない」と言う気持ちに、歳がさせたんでしょうね。「LAVERNE WALK」好きです。

LET'S GET LOST / CYRILLE AIMÉE
2016年
CYRILLE AIMÉE(vo) ADRIEN MOIGNARD, MICHAEL VALEANU(g) SAM ANNING(b) RAJ JAYAWEERA(ds)

1.LIVE ALONE AND LIKE IT
2.THERE'S A LULL IN MY LIFE
3.ESTRELLITAS Y DUENDES
4.LAZY AFTERNOON
5.THREE LITTLE WORDS
6.TES BEAU TU SAIS
7.LET'S GET LOST
8.SAMOIS À MOI
9.NINE MORE MINUTES
10.LAVERNE WALK
11.THAT OLD FEELING
12.EACH DAY
13.WORDS
14.WELL YOU NEEDN'T


心の火種にもご用心

2016年12月23日 | s-u

冬至も過ぎこの辺りの小中学校は今日から冬休みだそうで、いよいよ押し詰まってまいりましたですね。

「今年は誰も来ないし、べつに正月準備もねぇなぁ」
恒例、毎年の母の一言でありますが
そのくせ「そこそこの準備は毎年やらざるを得ない」のが我が家です。

まずは年賀状、これは終わりました。暮れに送る贈り物の手配も済みましたし、本格的に忙しくなるのは来週からですか・・・・
「お節もどきの買い出しでしょ、正月飾りに御札、鏡餅に・・・・・・・」
何が「べつに正月準備もねぇ」ですかねぇ、ほんとにもう(笑)

そんな中、今週の火曜日は、久しぶりにS君とゆっくり飲んでまいりました。
諸事情により「はしご酒」とはいきませんでしたが、美味しい灘の酒をチビチビ?ゴクゴク???まっ話も酒も尽きず、しばしの楽しい酒席でありました。
気の置ける相手と一献、そりゃエエもんですよね。

その後は独りで次のお店に、もちろんウイスキーをと○-クママに電話をすると
「今日はみんなでやっつけちゃってさぁ、ウイスキーじゃ無くても良かろう合流しなよ。」
と、カラオケ付の居酒屋?(今風の居酒屋では無く、おかあさん独りでやっているような)へ
バー○-クに集いし若者達を引き連れた一団に合流とあいなりました。
いやぁ、飲みました、歌いました、日本酒を通しました(笑)
まぁまぁ、そんな日があっても
「よろしかろう?」

話は変わりますけど、
昨日の糸魚川での大火、「地震雷火事親父」オヤジの怖さは退化の一途をたどってもやっぱり「地震雷火事」の恐ろしさは変わらないわけで、ひとたび火を出せばあれほど広がってしまう、ほんと怖いことです。まっ怪我人が少なかったのは不幸中の幸いでしたが、この年末に来て焼け出された方々には、心よりお見舞いを申し上げます。

先日のご近所さんの火事も、あの日風が弱かったおかげで延焼が無かっただけで、風があったらどうなっていたことか、改めて用心が肝心であります。

じつは、フジテレビからこんな記念品が送られてきました。

先日の火事の模様を動画撮影しておりましてね、これを地元FNN系のニュースで使用したいと申し出があり承諾したのでありました。

ちょっとねぇ、他人様の不幸を動画撮影し、それをニュースに提供するというのはいささか不謹慎だとも思ったのですが・・・・・
こんな記念品までもらっちゃうと、益々申し訳ない思いです。
それでも、糸魚川の大火のような惨事が起こらないよう、少しでも火の用心の警鐘になればと・・・そこだけに救いを求めています。

いずれにしても、私もそしてS君も、いやいやみんなが何らかの火種を心に抱えているもんでござんすよね
年末の忙しさで火の用心を怠り、それが大火に・・・てな事にならぬよう気をつけましょうや

「さぁて、明日はクリスマスイブでMさんのお店も忙しいし、墓参りも行かにゃあいかんし、掃除もあるし・・・・・・頑張らねば」

暖かさも今日まで、明日、明後日には寒さが戻ってくるようです。みなさんも年末の忙しさに体調を崩すてなことが無いよう、抜けるところは抜きつつ頑張りましょうね。

さて、今日の一枚は、ウエイン・ショーターです。

1960年代半ば、ブルーノートにおけるアルフレッド・ライオンの仕事は終末を迎えつつありました。
そして、メッセンジャーズを離れ、マイルスのバンドに加わったショーターが、この時期残したリーダー・アルバムは、ほぼほぼライオンの手でブルーノートに残されたのでありました。

さてもそんな時期に録音されたこのアルバムは何故かお蔵入り、まぁまぁライオンのブルーノートじゃよくあることではありますがね。
その真意を、「NIGHT DREAMER」「JUJU」「SPEAKE NO EVIL」「THE ALL SEEING EYS」「ADAM'S APPLE」「SCHIZOPHRENIA」なんぞと聴き比べて語るほど、私には耳も音楽感もございませんので止めておくとして、
この時期、ショーターもまた「トレーンのごとく精神性の追求をしていたんだろうなぁ」なんては感じたりします。
とはいえ、行き着いた先はトレーンとは違う物でしたけどね。

まっ
「この頃のショーターもハンコックもバブは聴くんだ」
と、お思い下さいな。じつはこのアルバムちょっと好きなんです。特に「INDIAN SONG」あたり(笑)

ETCETERA / WAYNE SHORTER
1965年6月14日録音
WAYNE SHORTER(ts) HERBIE HANCOCK(p) CECIL McBEE(b) JOE CHAMBERS(ds) 

1.ETCETERA
2.PENELOPE
3.TOY TUNE
4.BARRACUDAS (GENERAL ASSEMBLY)
5.INDIAN SONG


ダニの巣抱いて寝てやがれ!

2016年12月20日 | a-c

ここ二、三日暖かい日が続いています。「冬なんだから寒いほうがイイ」なんておっしゃる天邪鬼もおられるようですが、暖かいにこしたこたぁありませんやね。

そんな中、我がリズム隊にドラムが加わり、ついにトリオが完成いたしました。

「マッコイっしょ、ギャリソンっしょ、やっとエルビンもやって来て、こりぁあとはバブトレーンを待つばかりかぁ?!」
ってな妄想は一瞬のもの、これを何処に飾り置くか?でありますねぇ、なにしろ妄想のごとく強いリズムセッションならよろしいのですが、
「どれどれ」
「触るなぁ!崩れる」
てなもんで、特に最近、またまたこの辺りの地震が増えとりますしね・・・・

「なに?掃除もろくにしないこの部屋に、ホコリのたまり場みたいなもんをまた作ったの?」
隠していたマッコイ、ギャリソンともども発見されてしまいました。
「どうせ直ぐにゴミになるんだから、もう崩しちゃって袋にでも入れておけば」
「・・・・・・」

「うわぁ、カワイイ!!」
なんてんで、キャラクターもんを欲しがるイイ歳の・・・・いやもとい、今でもお嬢さんだと思いたがっているお方がいたりするじゃないですか
クリアファイルに衣紋掛け?(古い!ハンガー)まぁまぁある程度消費できる物はイイとして、私なんかに言わせりゃ最大のお荷物、ぬいぐるみみたなもんをやたら欲しがるヤカラね

「ぬいぐるみなんて、あれこそ使い道も無くやたら大きいし、最後はゴミっしょ」
「えぇ~~!?クッション代わりにもなるし、抱き枕にもなるし、飾ってもおけるし・・・少なくともブロックで作った楽器よりは役に立つと思うよ」
「うるさい!あれはねぇ作るという過程が伴うことに意味があるの」
「なら、壊してもう一回作りゃイイじゃん」
「うるさい!うるさい!うるさい!ダニの巣抱いて寝てろ!」

まっ、そもそも喧嘩をするだけバカバカしい(笑)
ともかく、そのうち良さげなボックスでも見つけてきて、アンプの上にでも飾ってやりますよ、
「エエ、エエ、絶対に壊さんぞ!飾ってやる!」(笑)

てなことで、『料理当番、本日の一品』です。
まずは、鮭のホイルチャンチャン焼きです。

野菜たっぷりで母も気に入ってくれたようです。

こちらは・・・・何でしょ?(笑)自分でも何と言う代物か言いようが無いのですが、ともかく、鶏だしで、大根にニンジン、ゴボウ、里芋、白菜、シメジ、コンニャク、お揚げ・・・・いろんな物を炊いた汁です。(笑)

お弁当はおにぎりでした。

さて、今日の一枚は、ローランド・カークです。

おそらく彼のリーダーアルバムを紹介するのは、このログではほぼ無かったかと・・・・あっ!「DOMINO」があったか
ともかく、つまるところ私は彼をあまり好きじゃ無いという事なんであります。
昔から、一度にいくつもの楽器を吹いて、なおかつ声まで上げるって、音楽性云々以前の問題というか・・・・

そういうことでこのアルバムも我が家ではほぼお蔵入り、それを夕べ引っ張り出して聴いてみたというわけです。

「WE FREE KINGS」あたりのフルート、「SOME KIND OF LOVE」「THE HAUNTED MELODY」のテナー、悪くはないんですけどねぇ
年数が過ぎ、耳も変わってきましたんで・・・でも、いっぺんにブファはやっぱダメですねぇ私は。

え?そのわりに『料理当番、本日の一品』は、いっぺんにブファだろうって?

WE FREE KINGS / ROLAND KIRK
1961年8月16,17日録音
ROLAND KIRK(ts,fl,strich,manzello,siren) RICHARD WYANDS[3-5,9], HANK JONES[1-2,6-8](p) ART DAVIS[3-5,9], WENDELL MARSHALL[1-2,6-8](b) CHARLIE PERSIP(ds)

1.THREE FOR THE FESTIVAL
2.MOON SONG
3.A SACK FULL OF SOUL
4.THE HAUNTED MELODY
5.BLUES FOR ALICE
6.WE FREE KINGS
7.YOU DID IT, YOU DID IT
8.SOME KIND OF LOVE
9.MY DELIGHT

追伸、今日は仲間内の忘年会です。
久しぶりに何かと不自由なS君もやってまいります。
「ムフフフ、楽しみ楽しみ」(「こら!」)


マッチ一本・・・お互い気をつけましょう

2016年12月13日 | y-その他

事件です?いや事故です????火事です!!!

今日はお休みだったのですが・・・・
「○○!○○!早く、早く降りてこう!」
「何大騒ぎしてんの?」
と、部屋から一階に降りてみると、道路を挟んだ斜め前のお宅からモクモクと煙が・・・・
「早くって、こりゃ火事だよ火事、119番!」

程なくして消防車が到着、炎が見えなくなるまで30分位?40分位で鎮火したでしょうかねぇ?
ともかく、目の前でこんな火事を目撃したのは初めての経験でビックリしましたよ。
不幸中の幸いとでも言いましょうか今日は風も弱く、怪我人もそこに住んでいた奥様が煙を吸って病院に運ばれたものの命に別状無し、延焼もお隣の家の壁を焦がした程度で済んだようですけど、なにしろ乾燥していますからねぇ、あっと言う間に火はそのお宅を飲み込んでいきました。

しかしまぁ震災の時もそうでしたけど、ああいう場に居合わせると、自分が何をどうするべきなのかてなことは全く思い浮かばないもんでざいますなぁ
いわゆる「ウロウロして何も出来ない」木偶の坊そのもの、ただ呆然ってヤツです。
不謹慎とは思いますけど、ただただ「我が家に被害が及ばぬよう」そればかり祈るだけ・・・・・・という

夕方のローカルニュースによれば出火元は流し付近だったとか、料理でもされていて火が何かに燃え移ったんでしょうかねぇ?
まっ、詳しい原因は明日以降の調査となるのでしょうが
ともかく、この辺りは冬場猛烈に乾燥しますし、今日みたいに風が無い日も珍しくなりますんで注意せねばいけません。

火の用心、マッチ一本火事のもと

さて、今日の一枚は・・・・・今日は止めておきましょうか。


男々しいバブの独り言

2016年12月12日 | y-その他

突然

BRUICHLADDICH Bere Barley 2008
Unpeated Islay Single Malt
700ml 50%

そんな島物(アイラ)を、先日一杯いただいてまいりました。
度数のわりには口当たりは軽く、島物独特の香りはほとんど無し、アイラ嫌いのお方でも「これならいけるかな?」といったシングルモルトでありました。
これを「麦芽系の風味が強く淡いピートフレーバー」というのだそうですけど、私的にはそんなんはどうでも良くて
「島もんにしては物足りなさもあるけど、これはこれで美味い酒やね。」
「アルコールなら何でも美味いんでしょ」
「それを言っちぁおしめいよ」

まぁまぁ、昨日はゆっくりと歩きながら、片道20分くらいかなぁ?そんなスーパーまで買い物に行ってきたんですけどね。
冬空となんちゃ無い住宅地を見ながら
「出遭いっちゃなんだろう?」
唐突ですねぇ・・・・・いや、出遭いもまた唐突なんであります。

いろんなもんと出遭い、別れ、また出遭う

寝る間際にふとラジオから流れた音楽に心ときめかせ、調べに調べ探し当てる、これもまた出遭いでありますが、改めて昼間聴き直すと「そこまでのもんだったか?」って(笑)

酒蔵を訪ね試飲に「これだぁ!」と、最大の喜びを感じさせてくれた出遭いが、家に持ち帰って飲んでみると「あれ?」って

一目で「素敵な人だなぁ・・・」なんて思った彼女との出遭い、結局はその時気にもとめていなかった彼女の隣にいた違う女性を好きになってしまったりして、これもまた出遭い

「今日のこの何気ない風景も、この前飲んだBRUICHLADDICHも、また出遭い・・・・・」

「あのさぁ、男の場合、出遭った物をなるたけ離したくないっちゅうか、全部懐に入れたいってな気質があるんだろうね。つまり別れが下手なんだなぁ、その点女性は・・・」
「バブはねぇ、そうやって男女差別するところが悪いとこだよ。」
「未練がましいのは、たしかに男ということでは無く、オレだから・・・かぁ」
そんな会話を思い出したりして

「考えてみりゃ今こうしてみているなんちゃない空も、もう二度とお目にかかれない代物だもんなぁ・・・」
そして、そのほんの一時を後々私が思い出すことがあるのか?
「ただの冬空をながめて、そんなことを思うことこそアンタの未練のあらわれ、女々しいねぇ・・・おっと、アンタ流に言わせると男々しいか?」

そのくせ
「私にはもう出遭いなんか無い!」
と流した涙がウソのように
「彼氏でぇ~~す」
って、
そんな女の子の笑顔に心癒やされたりしてね。

・・・・あれ?今日は何のお話し?
男々しいバブの独り言、季節がそんな気持ちにさせるという事よ」(笑)

そんな日曜日の『料理当番、本日の一品』ですが、
かなり最近作ったような気もしないではない酢で煮込んだ手羽の柔らか煮です。

我が家には若干(かなり)わがままなお人がおりますので、「そのお方が手羽は一本しか食べんだろ」との予測のもと大根も一緒に煮込んでみました。

 

さらにそのお方用に二品(と言っても、一皿は香の物ですが)
さらにさらに、おそらくはちょっとオンス気味の我が輩は、長っ尻になろうとの予測のもと「板わさ」ならぬ「板ショウガ」を用意し、寒さと戦うためにちょっと暖めたポン酒と格闘、久しぶりに我が家で六合ほどいただいたのでありました・・とさ。
(正確には、六合くらいしかポン酒が無く、ウイスキーも飲み干し・・・・「今日仕入れてこなくては」)

弁当は、得意の鮭と梅と青じその混ぜご飯です。

さて、今日の一枚は、ジャズじゃござんせん。クラシック?
須川展也とロン・カーターです。
むろん畑違いの二人の共演アルバムということになるのですが、これもまたラジオで聴いて手に入れたCDだったと思います。そして、しょっちゅう聴くアルバムかと問われれば「NO」です。

不思議なんですが、この手の音楽を「どの時間で聴くのか」というと、私の場合非常に限られてしまいます。
朝?いえいえ、昼間?いえいえ、夕方?いえいえ、夜?いえいえ、
「それじゃ聴かねぇんじゃん!」

そうですねぇ、聴く機会は少ないのは確かです。
昼酒を飲んで、本も読まず、それこそ冬の青空を窓越しに見ながら、寝るでもなく、起きているでもなく・・・・そんな時に「アルハンブラの想い出」あたりを聴いていると、じつに心地良い
「そりぁ機会が少なくて当然だし必要ねぇんじゃねぇ?」
ってですか?
それは違います。出遭ったときに手に入れ、昨日みたいな冬の青空と、オンスが重なるときなんかに、ふとその出遭いを思い出させてくれる。そんなアルバムがあっても
「イイんです!」(笑)

すいません、我がJAZZリストには登録していないのでコピーという単純作業が出来ず、二人以外のパーソナルの省略、そして曲の日本語表記をお許し下さい。

air / 須川展也, RON CARTER
1999年10月18,19日, 2000年2月29日~3月2日録音
須川展也(as,ss) RON CARTER(b) 他

1.アリオーソ
2.ブラジル風バッハよりアリア
3.アルハンブラの想い出
4.アイ・ガット・リズム
5.サマータイム
6.ポロヴェッツィアン・ダンス
7.G線上のアリア
8.グリーンスリーブス幻想曲
9.ハフナー
10.美しい夕暮れ


セクハラエロおやじに解決策は無し

2016年12月05日 | m-o

今日は雨を覚悟していたのですが、蓋を開ければまさに快晴、気温も上がっております。
師走を迎え、Mさんのお店で流れるBGMは朝から晩までクリスマスソング(朝から晩までは居ませんが。笑)
いよいよ今年も押し詰まってまいりましたねぇ

「バブさん、ほら見て、甥っ子、小っちゃいわりには目鼻が整ってると思いません。」
親バカならぬ叔母バカ全開なのは、生まれて間もなく手術を余儀なくされた甥っ子の、まるで病気など無かったかのような元気な姿に目を細めるSNちゃんであります。
「はいはい、メンコイメンコイ、オレとしちゃ早くSNちゃんの子供を抱いてみたいけどね。」
そこ!そこは完全なセクハラであります。

「ねぇ、お前さん。この間から言おうと思っていたんだけど、良い折りが無くてね。」
「何だい。折りがなければ、竹の皮ででも間に合わせろ。」
「そうじゃないんだよ。お前さんを喜ばせる事があるんだよ。」
「ありがてぇ、何か拾ったのか。」
「そうじゃないやね。この頃、見るものを見ないんだってば。」
「見ないったって、見たけりゃ見てくればイイじゃねぇかぁ、そうさなぁ最近は『君の名は』が好評らしいよ。」
「だから、そうじゃなくて、すっぱいものが食べたいんだよ。」
「そんなら、梅干しでも食いねぇ。」
       <中略>
「ええ、子供が、出来た?誰の?」
「誰のって、お前さんのにきまってるじゃないか。」
「そりゃありがてぇ、男か、女か。」
「生んでみなきゃ分からないやね。」
「いつ生まれるんだ、二、三日うちにか。」
「そんなわけないじゃないか。ともかく来月が五月(いつつき)だから、おばあさんに頼んで、帯を締めてもらおうと思って。」

落語『安産』の一節でありますが、
今日12月5日は、安産祈願で有名な「情け有馬の水天宮」『納めの水天宮』であります。

久留米藩藩主の有馬家は、城下の筑後川に臨む広大な土地を寄進して水天宮を造営。文政元年(1818)には、芝赤羽根橋の上屋敷内へ国元久留米より御分霊を勧請致しました。
江戸の庶民もその御利益にあやかりたいと、屋敷の中にお賽銭を投げる人が後を絶たちません。
そこで当事の藩主の情けが光る、
「毎月5日に限り参拝を認めよう、門を開けぇ~~~!!」
てんで、「情け有馬の水天宮」でありますよ。
そして12月5日は、その年最後の開門日、『納めの水天宮』となったわけでござんすな。

今月の『戌の日』は明日ですから、「今日の『納めの水天宮』にお詣りして、腹帯をいただき・・・・」がイイのか?江戸時代と違っていつでもお詣り出来る現代、「明日の『戌の日』に腹帯をいただいてくる」のがイイのか?

んなこたぁまぁどうでもいい話で、少子高齢化の現代、まさに『子は社会の宝』でありますから、SNちゃんだけでなく、多くの方々のメンコイ赤ん坊をいっぱい抱かせていただければ、私は幸せであります。

「そこまで言うなら、アンタもつくりゃイイじゃん。我が子は何より可愛いよ」
「そりゃま、実績も自信もありますがね、へえへえ、なにしろ畑が・・・」

自信はイイけど『セクハラエロおやじ』は、けして少子高齢化の解決策にはならない自覚も必要でありますよね。

せいぜい作れるのは『料理当番、本日の一品』であります。

野菜高騰の折、多くを送ってくれた叔母に感謝しつつ、野菜たっぷり雪鍋です。
具らしい具と言えば、鶏団子と揚げ鱈、豆腐くらいで、ひたすら野菜を食べる鍋になってしまいましたが、そこそこイイ出汁が出まして、すこぶる好評でした。
私も、調子こいて〆の雑炊まで食べちゃったもんですからお腹いっぱいで
「酒が減るぅぅぅ・・・」
結局、風呂上がりの酒量が増えたという・・・・意味ねぇ(笑)

弁当のメインはササミの梅肉カツです。

さて、今日の一枚は、テテ・モントリューです。
「CATALONIAN FIRE」と同メンバー同じ年の録音となる一枚です。

盲目のピアニスト、テテ、彼のピアノにはなんとも刃物のような冷たさと洗煉さを私は感じるのであります。
まっそれをいかにも欧州っぽいと言ってしまっては「はい、チャンチャン」てなことになってしまうのですけど、その刃に一度切り捨てられるとそれはそれで心地よさを感じたりします。

泥臭いブルース感は無くとも我が細胞が受け入れる理由は何か?
私自身が分かりませんが、大好きなペデルセンのベースとも相まって、あれほど好きであったケニー・ドリューの一時期より、私としてははるかに評価が高いのは確かです。

TETE! / TETE MONTOLIU
1974年録音
TETE MONTOLIU(p) NIELS-HENNING φRSTED PEDERSEN(b) ALBERT HEATH(ds)

1.GIANT STEPS
2.THEME FOR ERNIE
3.BODY AND SOUL
4.SOLAR
5.I REMEMBER CLIFFORD
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