JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

疲れたぁ疲れたぁ

2013年09月30日 | s-u

いよいよ9月も今日で終わり今年もあと3ヶ月、ほんとにまぁ早いですねぇ月日が過ぎるのが、ヤダヤダ(笑)
ここ数日は、朝晩の涼しさ?いやへたすりゃ寒さすら感じますが、秋もいよいよ本番ですか、そういえばトイレで聞こえる虫の音が妙に大きかったり、つい昨日まで青々としていた木々も秋の装いへと変化しつつあります。

秋と言えばスポーツ?芸術?読書?食欲?
スポーツ以外ならまさに私なんざぁウハウハの季節でありますが、「疲れたぁ疲れたぁ」とついつい口に出してしまう自分が情けない。
しかし、先日の「葬式疲れ」で体調をほんとに狂わせたのは母でありまして、先週は庭を眺めながら「やっぱ、庭いじりは無理かなぁ?」なんて申しておりました。
「まぁまぁ、しばらく我慢すれば、昼間も動きやすい気温になるし、好きな庭仕事も出来るようになるってばさ」

そんな母を大いに盛り上げてくれたのは、やはりプロ野球でしたかね。
大好きなジャイアンツの優勝はもとより、マー君ファンの母は東北と名の付く楽天が優勝したこともとても嬉しいらしく(マー君以外、楽天の選手をよく知らないにもかかわらずですよ)、
「困ったなぁ、日本シリーズがジャイアンツと楽天になったらどっち応援しよう?」
なんて今から心配しております。
まっそれで元気が出るならエエでしょ

そうそう、秋だなぁと思うのは、毎週末いろんなところで秋らしいイベントが行われている事からも感じますよね。
先週の土曜日は我が町内会の運動会が行われておりました。

昔のような活気がないのは少し寂しい気もしましたけど、子供達が楽しそうに走っている姿は見ているだけで元気をもらう思いです。


会場の隅に設置されたモニタリングポストの数値は?

ただねぇ、来年は町内会の役員をやる順番が我が家に回ってくるわけで
「役員は大変だなぁ」
と、ブルーな気持ちも生まれたりして・・・・・
「いやいや、あの子供達のためにも、中年オヤジは頑張らにゃイカンのだよ」
あはは、来年は今年よりもっともっと「疲れたぁ疲れたぁ」と言っとるんでしょうな。

てなところで、今週の『料理当番、本日の一品』であります。

まずはお通しね(って、オマエんとこは飲み屋か!)、烏賊とエビの酢の物

焼き物は鶏つくね

そして、サンマの煮付けです。
「よし、ほんじゃまぁもう一杯だけ」
「そのもう一杯が多いんだよ」

さて、今日の一枚は、ラルフ・シャロンです。
シャロンというと、私のイメージは「クリス・コナーの伴奏者」という一本でありますが、元々はロンドン生まれのヨーロッパデビューというピアニストでありますよね。
メロディー・メーカー誌では4年連続でピアノ部門のトップを取った方ですので、そこそこの実力をお持ちなんでしょうが、私なんぞは聴く機会が非常に少ないピアニストであります。
ただね、このアルバムなんかを聴くに、実にオーソドックスではあるものの、その安定感は「なかなかじゃねぇ」なんて、偉そうに私に言わせてしまう、そんなピアニストであると思うのですがいかがでしょ?

難点を言えば、「変化に薄い分飽きやすい?」そんなとこでしょうか?
それでも読書の秋に本でも読みながら聴いている分には、そりゃエエんじゃないかと、思う次第です、はい。

THE RALPH SHARON TRIO
1956年録音
RALPH SHARON(p) JAY CAVE(b) CHRISTY FEBBO(ds)

1.DON'T BE THAT WAY
2.GIVE ME THE SIMPLE LIFE
3.I DON'T KNOW WHAT TIME IT WAS
4.I'M GRAD THERE IS YOU
5.I'M BEGINNING TO SEE THE LIGHT
6.THEY CAN'T TAKE THAT AWAY FROM ME
7.STEEPLE-CHASE
8.ANGEL EYES
9.YOU STEPPED OUT OF A DREAM
10.BLUES FOR SUZ


疲れてんのにぃ・・・

2013年09月25日 | s-u

帰ってきてから一日も休みを取れなかったということもあるのでしょうが、体中がだるくて、どんなところで横になろうとも睡魔が襲ってくる始末、葬式疲れがどうにも取れません。やっと昨日休めそうだってんで、
「今日一日、オレはなんにもしない!」
と宣言した矢先、
「車洗っておいた方が良いんじゃないのぉ」
だとか、
「台所の換気扇をこれ以上ほっておくと機能しなくなる」
なんて・・・・
「鬼か!」(笑)
けっきょく、洗車をし、換気扇の掃除を済ませたら・・・・
「もう午後ジャン、もうヤダ、もうほんとになんにもしない、絶対に動かない!」

昼食を済ませ、CDをかけながら横になると・・・案の定の睡魔です。
「あれれ、今何時だ?」
気がつくともう午後の3時を回ってるじゃござんせんか、台所で麦茶一杯飲み干していると
「あっ、そういやビールも何にも無いよ」
「じぇじぇじぇ! そりゃいかん、急いで買ってくるわ」
「あっそうそうついでに夕食の買い物もよろしく」
「じぇじぇじぇじぇじぇのじぇじぇじぇ!」

というわけで、せっかくの休日もあわただしく過ぎ、日曜日でもないのに『料理当番、本日の一品』でありますよ。

唯一の抵抗とでも申しましょうか、食事より酒を大いに意識した夕食を作り、日本酒も少しだけ高級なものを買ってまいりました。

  

一応料理の説明をしますとですね、母の田舎で美味しいトマトをいただいてきたので、ビールのアテ用としてモッサァレラチーズと、豚は大葉を巻いた物とそのままをショウガ味の唐揚げに、添えてあるのはモヤシと辛味噌を巻いて揚げた大葉、それにがんもの煮付けです。

その後は、日本酒をほぼ7合ほど飲み干しバタンキューでありました。
「そんでも疲れが抜けないんだけど・・・・どうしたらいい?」

さて、今日の一枚は、アート・ティタムです。
疲れているときはこういうピアノがエエんですって、しかもソロ、ねぇ、確かに全曲聴くと「終いにゃ飽きてくる」感はありますけど、へたな訳分からんピアノ(誰とは言いませんよ)聴いているよりは、私はこちらの方が好きですねぇ

考えてみりゃ、大好きなバド・パウエルのピアノもセロニアス・モンクのピアノも、ルーツは紛れもないこのストライド・ピアノにあるわけで、私がティタムを嫌う要素は何処にもありません。
こうして聴いて疲れが癒えるなら、
「アリナミンがなんぼのもんじゃい!ユンケルがどうしたぁ?」
てなもんでしょうかね。(笑)

PIANO STARTS HERE / ART TATUM

1933年3月21日,1949年4,5月録音
ART TATUM(p)

1.TEA FOR TWO
2.ST. LOUIS BLUES
3.TIGER RAG
4.SOPHISTICATED LADY
5.HOW HIGH THE MOON
6.HUMORESQUE
7.SOMEONE TO WATCH OVER ME
8.YESTERDAYS
9.I KNOW THAT YOU KNOW
10.WILLOW WEEP FOR ME
11.TATUM POLE BOOGIE
12.THE KERRY DANCE
13.THE MAN I LOVE

おまけ、
豚の唐揚げに添えた辛味噌の大葉巻き揚げは、以前お話しした蕎麦打ち名人(私はそう呼んどります。)、いとこの嫁ぎ先のばぁちゃんお手製のもので
「うんめぇ、これ一個で一合はいけんじゃねぇ」
「○○にぃちゃん(いとこは私をこう呼んどります。)は、ばぁちゃんと口が合うのかもしんねぇなぁ」
いとこの嫁ぎ先は民宿を経営しておりまして、いつかその口の合うばぁちゃんの蕎麦と手料理を食べに行ってみたいものです。

もちろん、酒だけでなくご飯にも合うんですよ。土曜日の弁当にも入れていきました。


疲れがとれまシェ~~ン

2013年09月20日 | m-o

先日母方の伯父が亡くなりまして、まっ前々から死期は近いと聞いておりましたので、それほどの驚きもなかったのですが、それでも楽しい出来事ではありません。しいて良かったと思えるのは、まだ受け答えがハッキリ出来るうちに母を合わせてあげられたことくらいですかね。ともかく、葬儀出席のために、またまたあの遠い奥会津、只見まで行ってまいりました。

伯父の死に顔はじつに穏やかで、「最後は家族に見守られ眠るように亡くなった」との話に安堵し、涙ながらに死装束を準備する叔母には申し訳なかったのですが
「できればオレもこうありたい」
なんて思ったりしてね。

  

台風一過の青空の下、一連の儀式はつつがなく進み、無事伯父を送ることが出来ました。
そんな中、私は受付なんぞを頼まれたもので、葬儀当日はほぼ立ちっぱなし
「もっと若手はおらんのかい」
と思いつつも、
「大丈夫大丈夫、立ち仕事には慣れてるから」
てなこと言っちゃったりして
ところが、長運転アンド立ちっぱなしってぇのは、やはり効きますなぁ、葬儀の晩の酒はいつも以上に酔いが早かったように思います。
「それは疲れてるからじゃない、前の晩も飲み過ぎたからだ」
とは、母の弁でありますけど。

そのなこんなで、少々二日酔い気味のかな、葬儀明けの昨日は、親族とともにお布施とお供え物を持って寺にご挨拶に行くという、あまり私は経験したことのない儀式に同行いたしました。

  

それがねぇ、いかにド田舎のお寺とはいえ、
「ちょっと寂れすぎじゃねぇ?」
と、思わず口に出したくなるような・・・
「昔は、もっと綺麗なお寺さんだったような気がするけど・・・・」
母もまたそう思ったようです。

こうして、親族としての役目をいちおう果たし、また、長時間運転で帰ってまいりました。

「おうおう、中秋の名月が眩しいわい・・・・グッタリ」
一杯のビールと日本酒数杯でバッタンキュウでありますよ。

とっところが、夜中の2時過ぎ
ガタ、ガタ、ガタ、、、ガタガタガタガタ
『震度5強』ですって
「オ~~ナンテコッタイ!」
まぁねぇ、あの3.11のような事にはなりませんでしたが、棚の上の物が幾つか落ちたりして・・・・
それよりなにより、震災以降、母はことさら心配性になっておりまして、
「大丈夫大丈夫、津波も無いようだし、疲れてるんだからもう一眠りしないと・・・」
と、言っても
「駄目だ、もう寝れね、起きてるしかね」
って、着替えてしまうし、こっちまで寝られやしない。
けっきょく一連の疲れを癒すことも出来ず、今となっております。
「仕事大丈夫かなぁ・・・・・」

さて、今日の一枚は、ジェリー・マリガンです。
私にとっては「癒し系?酒の友?」とでも言いましょうか、なんとなく気持ちを落ち着けられるアルバムでありまして・・・・・
「バブさん!バブさ~~ん!」
あはは、これ聴いてたらいつの間にか居眠りこいとりました。
「こりゃ、今晩は素直に帰って寝にゃイカンね」

NIGHT LIGHTS / GERRY MULLIGAN

1963年9月, 1965年録音
GERRY MULLIGAN(bs,p,cl) ART FARMER(tp,flh) BOB BROCKMEYER(tb) JIM HALL, JONY GRAY(g) PETE JOLLY(p) BILL CROW, JIMMY BOND(b) DAVE BAILY, HAL BLAINE(ds)

1.NIGHT LIGHTS
2.MORNING OF THE CARNIVAL
3.IN THE WEE SMALL HOURS OF THE MORNING
4.PRELUDE IN E MINOR
5.FESTIVAL MINOR
6.TELL ME WHEN
7.NIGHT LIGHTS


台風だというに

2013年09月16日 | a-c

台風18号が猛威をふるっています。災害も広がっているようですねぇ、被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。

そんな中、私は昨日のんきにも日本酒の試飲会に行ってまいりました。
県内の酒蔵(一件山形の酒蔵もありました。)31件がそれぞれ自慢の酒を持ち寄っての試飲会でありましたが、旨い不味いなんてぇのを語ったのは途中までで、後半はただただ「元取るぞう!」てなもんで、いつもの酔っぱらいになってしまいました。(まっ予想通りですけどね。笑)

そうですねぇ、何処の酒が美味しかったでしょ?
私は豊国酒造の純米原酒『一歩已』がお気に入りだったかな?試飲といいながら三杯おかわりしてきましたから、きっとそうだったのだと思います。(笑)

ともかく、試飲で本気呑みをかませてしまえば、台風もヘッタクレもありゃしません。その後はS君、新潟から遊びに来ていたK君、そしてオッサン等々、同級生とともに夜の町へと繰り出したわけです。

いやはや酔っぱらいました。だってア~タ、試飲だけでもできあがっているのが、その後料理屋で日本酒をやっつけ、スナックでウイスキーをやっつけ・・・・あたりまえの結果でしょ

それにしても、オヤジの酔っぱらいってぇのはタチが悪い、すっかり酒に弱くなってしまっているのに気持ちだけは若いようなつもりでいるもんだから・・・・
どんな話題で盛り上がったのかもよく覚えてないんですよ、よく覚えちゃいないんですけど
「○○は我らのマドンナだったのよ」
「何を言っとる、今もマドンナさぁ、ほら、今でもこんなに美しい」
いまだ女子と見れば口説いたり
「お前は、じゅうぶん不良だったからなぁ」
って、思い出さなくてもいいようなことを思い出してけなし合ったりして
なんだか分からないけど大いに騒いでまいりました。
まっ、他人にはそれほど迷惑をかけなかったでしょうし(ホントか?)、楽しんできたんだから由としましょう。
「いいかい、みんないい歳なんだから、酒の飲み過ぎには気をつけなよ」
「そういうオマエが一番な」

てなことで、今週の料理当番はパスです。

さて、今日の一枚は、スタンリー・カウエルです。
このアルバムを「録音してやるよ」とK君に約束したのは二年前の7月、昨日やっと渡すことが出来ました。
以前紹介したときも言いましたが、「ジャズ?」って疑問は残るものの、我々思い出のジャズ喫茶で流していたんですからエエでしょ。
K君にとっては特に思い出のアルバムのようですから、今頃車の中ででも聴いているかな?
っていうか、
「この台風のさなか新潟に無事帰れるのか?」
そっちを心配するべきですかね。

THE PIANO CHOIR / STANLEY COWELL

1972年
STANLEY COWELL, NAT JONES, HUGH LAWSON, HAROLD MABERN, DANNY MIXON, SONELIUS SMITH(p) WEBSTER LEWIS,(p,org)

1.JABOOBIE'S MARCH
2.STRAIGHT NO CHASER
3.PRECIOUS LORD
4.SANCTUM SAINTORIUM
5.NATION TIME
6.EFFI
7.MAN EXTENSIONS
8.THE ALMORAVIDS
9.KILLERS


そんな「ひろし」に・・・お越しやす

2013年09月13日 | j-l

今日はまぁ良いんですが、昨日、一昨日と暑さがぶり返して、一度涼しい思いをした後での暑さってぇのは、へんに効いたりしますねぇ、体が妙に重いように感じます。
季節の変わり目、お互いに体調には気をつけましょう。

話は火曜日のことでして、またまたS君の事務所へ行きますってぇと
「おっ届いてるねぇ、エロDVD」
もちろん冗談ですよ。
いえね、以前、彼はゴルフのDVDをネット注文したのですが、それを届けに来た宅配便のお兄さんが、
「あのぉ~~~Sさん宛なんですが・・・・」
と、奥さんに手渡すのが悪いような仕草をしたという笑い話がありまして、それを受けての冗談であります。
今回届いていたのは、

NHKの落語名人選『五代目 古今亭志ん生 全集』全15巻であります。
「やったぁ!」
って、どうして私が喜ぶのか(笑)
その真意はともかく、ここ3日間は「車中ではJAZZ、自宅では志ん生」という、私的には実に幸せな日々を過ごしたのでした。(もちろん、アルコール付きね。笑)

話を戻しましょう、そんなんでまぁその日はいつものごとく、奥様の冷たい視線を背に受けながら
「いやあ、志ん生、エエやねぇ」
てんで、夜の町に繰り出したのでありました。

そんでもって行ったのが、ここもお馴染み『割烹ひろし』であります。

じつは『ひろし』は、この8日に移転新装オープンしたのでありまして、
「いやあ、綺麗だよねぇ、いいねぇ、前より広いねぇ・・・・」
なんてね。

若干場所は変わりましたが、相変わらずの味、よろしければ皆様も新装『割烹ひろし』にお越しいただければと思いますねぇ


詳しくはここでチェックしてください。

その後はお決まりのコースで終いでありました。
「あれ?そういや、今日はS君、寝ずに帰ったなぁ」(笑)

さて、今日の一枚は、ブッカー・リトルです。
私の大好きなアルバムの内の一枚ですから、もちろん過去に紹介済みですよね。

このアルバムばかりでなく、リトルそのものが私は大好きなんですが、なにしろ23才という若さで逝っちゃいましたからねぇ
ともかく、高音域での響きっていうかなぁ・・いかにもトランペットらしくて好きです。
本来、ブラーニー亡き後、この人がジャズトランペットの一翼を成していたはずと、今でも疑わないバブ君であります。

BOOKER LITTLE / BOOKER LITTLE

1960年4月13,15日録音
BOOKER LITTLE(tp) WINTON KELLY, TOMMY FLANAGAN(p) SCOTT LaFARO(b) ROY HAYNES(ds)

1.OPENING STATEMENT
2.MINOR SWEET
3.BEE TEES MINOR PLEA
4.LIFES A LITTLE BLUE
5.THE GRAND VALSE
6.WHO CAN TURN TO

 


女々しいバブ

2013年09月08日 | m-o

「TOKYO 2020」というカードをあのオッサン(失礼)が、ペラって見せたときから、今日一日「話題はそればっか」みたいになっておりますが・・・・「東京オリンピック」ですかぁ、
東洋の魔女、アベベ、円谷、三宅・・・・覚えてますもんねぇ、それだけ大きなイベントであるし、そりゃまぁみんなが大騒ぎするのもよく分かります。

ただねぇ、いやいや文句をつけるわけじゃなくて、ほら、最終的に最大の問題となった「汚染水流失問題」ね、あれですよあれ、
日本国民として「2020東京オリンピック」を素直に喜びたいのは山々なんですよ。山々なんですが、いろんなところで「FUKUSIMA」って地名が出て、それもけっして良いイメージじゃないじゃないですか、あれってねぇ福島県人としてはじつに複雑な思いなんですよねぇ
そして、最終プレゼンの質問に答えた安倍総理の回答、「ほんとかぁ?」って、ついつい突っ込みを入れたくなるような・・・・今の福島県人はIOCの委員より疑い深くなってるんでしょうか?
すごくイヤで卑屈な考えですが、心の何処かに「東京を潤すために努力させられてきた我々は置き去りで、東京じゃお祭り騒ぎかい」みたいな気持ちがあるのかもしれません。ヤですねぇ、女々しいったらありゃしない。

いずれにせよ、その効果が東京だけでなく、日本全国に伝播し、その「FUKUSIMA」の印象をも改善される・・・それは難しいか
とりあえず「良かったんじゃないですか」

そんな日曜日、このあたりは市長選挙の日でもありました。
「あの地震、津波、原発事故を受け、市長として何をやろうとしているのか?」
けっきょくはよく分からないところもありましたが、私なりの一票を投じてまいりました。結果新市長が誕生しましたが、何とか一歩でも二歩でも前へ進む努力を見せていただければと思います。

「たまにはお酒抜いてみたら」
女々しい男は、酒でも飲まなきゃやってらんねぇんだよ」
「ア~~女々しい女々しい
てなことを言われたので、なんと今日の夕食時にはビールしか飲みませんでした。(「偉い!」って何処が 笑)
『料理当番本日の一品』です。

アルコールが入らないとなると米が必需品です。

こちらは、ゴマドレッシングを使った白和えです。

さて、今日の一枚は、ジュニア・マンスです。
じつを言えば、夕食時はビールしか飲まなかったんですけど、今はこんなアルバムを聴きながらバーボンを飲んどります。
だってぇ冒頭の「BEFORE THIS TIME ANOTHER YEAR」なんか聴いてると、なんとなく体が動いてきて、ついつい飲みたくなりません?
8ビートのブルースは酒を誘うんですって(笑)
てなことで、女々しいバブも今はちょっとだけ良い気分になっています。

LIVE AT THE TOP / JUNIOR MANCE

1968年9月6,27,28日録音
JUNIOR MANCE(p) WILBUR LITTLE(b) RUDY COLLINS(ds) DAVID "FATHEAD" NEWMAN(ts,fl)

1.BEFORE THIS TIME ANOTHER YEAR
2.I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREE
3.THAT'S ALL
4.TURNING POINT


病んでる?

2013年09月05日 | d-f

2日連続でS君から電話がありました。
「バブ、今日の午後の天気見てくんねぇかなぁ?」
「んなもん嫁に見てもらえ嫁に!(笑)」
まぁねぇそんくらい天気が不安定だということですが、まったく、笑ってすまされる内は良いですけど、やれ大雨だ竜巻だと、今年ほど天候災害が多い年は過去にあったのでしょうか?そして、これが今年特有の現象ならまだしも「毎年起こる恒久的な異常気象ならどうしましょ」てな心配をしちゃいますよね。まさに「地球は病んでいるですかね。

病んでいるといえば、私の脳・・・チャウチャウ、母の背中いっぱいに赤い発心が
「かいぃよぉ~~~かいぃよぉ~~」
と、子供みたいに言うもんですから、皮膚科に連れて行きましたよ。
すると、
「失礼ですが、毛虫を背中で飼われました?」
と冗談半分に医者に言われたそうで、まっそれほど広範囲に毛虫にやられたということらしく
「これじゃ一晩二晩かゆくて寝られなかったでしょう」
「はぁ、一晩だけ」
って、掛け合い漫才かい!

ともかく、塗り薬を処方していただき、昨日、今日と私が優しく塗ってさしあげておりますですよ。

「だから、庭仕事もいい加減にしろっちゅうたべや!」
「んだげど、そのまんまにしたら、木は某々になるし、草は生えるし、芝は伸びるし・・・・・・誰かさんはなんもやってくんないし」
「けっきょく原因は、オレかい!?」

いかに私が何をしようとも、母にとって庭仕事は生き甲斐みたいなもんで、止めることは無いんでしょうが
「あのねぇ、止めろとは言わないけど、今回はたいした虫じゃなかったから良いけど、これからは蜂もいるし、またいつ変な虫を背中で飼うかも分かんないだから、気をつけてほどほどにしてくれよぉ」
アレやれコレやれ言われる前に、ちょっとだけ優しい言葉をかけてその場を逃れたのは・・・・・バブ君でありましたとさ

これも異常気象のせい?それとも病んでる
庭のアジサイがまた咲き始めました。

さて、今日の一枚は、いやいやいやいやマイルスですねぇ(笑)
もちろん、過去に紹介済みアルバムですが、マイルスのアルバムで何度も重複紹介したのはいわゆるマラソンセッションだけかもしれない。(いやいや「'ROUND ABOUT MIDNIGHT」や「KIND OF BLUE」あたりもLP、CDという形で重複紹介したかな?)
つまりは、彼のこのへんのアルバムは、私が紹介しなくとも
「あ~あ~分かっちょる、分かっちょる」
てな、アルバムばかりだからという感覚があるんでしょうね。

個人的には、なんだかんだ言いながらもこのへんのマイルスはよく聴いてるんですよ。
特に復活後(ジャンキーからのね)「ニューヨークにハードバップが燃え上がるまさにその直中」的なマイルスは、そりゃア~タ悪いわけ無いんですから

このアルバムも、ブレーキーが外れている事は別にして、ホレス・シルバーの存在感を十分に感じるあたりがエエですねぇ
テーマ曲「WALKIN'」も良いし、「BLUE 'N' BOOGIE」「SOLAR」のミュートもアタシャ好きなんでありますけど、
こういうアルバムを聴くと、
「やっぱ、オレはこういうんが一番落ち着くわ」
と、珈琲を飲みながら一服ふかしたりして
(あはは、バリバリのモードや、フリーすら聴いた時には同じ事言ったりしますけど)

WALKIN' / MILES DAVIS

1954年4月3,29日録音
MILES DAVIS(tp) J.J.JOHNSON(tb) LUCKY THOMPSON(ts) DAVEY SCHILDKRAUT(as) HORACE SILVER(p) PERCY HEATH(ds)

1.WALKIN'
2.BLUE 'N' BOOGIE
3.SOLAR
4.YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS
5.LOVE ME OR LEAVE ME


片付けに思い出は禁物

2013年09月02日 | j-l

大雨は無いものの暑さがぶり返して、夏の疲れが出るってヤツですか?体はいつにも増して重い感じで、あまり良い気分ではありません。
そんな中、昨日の日曜日は、大汗かきながら本の整理なんぞを始めてしまいまして・・・・・へぇへぇ、そりゃアンタ大変ですわいな。

ところで、レコードやCD、それに本やら写真やらの片付けってぇのは、順調に進んだことがないなんてぇこと、みなさんはありませんかねぇ?
つまりね、途中で聴き入ったり見入ったりしてしまって手が止まってしまうってヤツですよ。
昨日の私は、ついついこんなんで手が止まってしまいました。

以前お話ししたことがありますよねぇ、昔、熱帯魚にハマってたって。
そのなごり本であります。

これも以前お話ししましたが、特にプレコという全く動きのない魚が私は好きで、「夜中にジャズをBGMにジーッとそいつを眺めながら一杯飲むのが至福の時」てな、じつに暗い趣味を持っておりました。

そしてもう一種類、好きで集めていたのが、我が家では「コリちゃん」なんて呼んでおりましたけど、コリドラスという種類の魚たちです。
比較的安価で、種類も多く、そこそこ飼いやすい、てなこともあって、当時我が家には「コリちゃん専用水槽」なるものがあり、水槽の底の方を動く彼らに心癒されておりました。

「何がそんなに面白い?」
飼っていた頃に他人に話すと、おおむねそんな反応で
「見てみなよぉ、可愛いジャン」
「何処が?可愛いっていうより、気持ち悪くねぇ」
なんだかね、その周りの反応の目が、高校時代にジャズを聴いてるっていう私に対して、周りが向けたあの目によく似ていて、逆に燃えたっちゅうかなんちゅうか・・・・(笑)
つまり、そういうのが好きなんでしょうね、私。

「トリリネアートスもいたでしょ、アガシジィにぃアマパエンシスにぃボンディボンディにぃエクエスにぃナヌスにぃエレガンスにぃハラルトセシュルツィにぃバルバトスにぃエリザエにぃ、メタエにぃアトロペルソナトゥス・・・パンダもいたよなぁ」
って、独り言とはいえ
「何言ってんの?!」
って、必ず突っ込みが入りそうなことをつぶやきながら・・・・
「あらら、片付けるどころか、散らかってんじゃん!」
チャンチャン、でした。

てな事で、現在の趣味である『料理当番、本日の一品』です。

単純にハンバーグですけど、豆腐と大葉を練り込んだ和風ハンバーグです。何となくお子様ランチをイメージしてナポリタンを添えてみましたが、いささかミスマッチでしたね。

それに久々のバリバリサラダです。

さて、今日の一枚ですが、「早く秋よ来い」の思いを寄せて、前回と同じくウィントン・ケリー、しかも今回は名盤であります。(もちろん7年前に紹介済みね。)

明るいケリーを聴くなら、やはりこのアルバムがエエでしょうねぇ、ビー・ジェイ盤三大作(「KELLY AT MIDNITE」「KELLY GREAT」)の中でも、最もウキウキ感が強いのがこのアルバムだと思います。
それはやはり「ここにゃマイルスの目も届くまい」との安心感があったのでしょうか?
キャノンボールの「IN CHICAGO」もそうですけど、そんな時にふと固さの抜けた良い演奏が聴けるなんてぇアルバムがありますよねぇ
まっそんだけマイルスという人の存在感が凄かったという事なんでしょうけど
(それでいて、「枯葉」「SURREY WITH THE FRINGE ON TOP」といったマイルの得意曲をやるあたりが、マイルスに気を遣っているって事なんでしょうか?)

いずれにしても名演です。
「♪パランパパン・・・・・・・あ~あ、早く涼しくなんねぇかなぁ」

WYNTON KELLY !

1961年7月20,21日録音
WYNTON KELLY(p) PAUL CHAMBERS(b)[2-5,7-9] SAM JONES(b)[1,6] JIMMY COBB(ds)

1.COME RAIN OR COME SHINE
2.MAKE THE MAN LOVE ME
3.AUTUMN LEAVES
4.SURREY WITH THE FRINGE ON TOP
5.JOE'S AVENUE
6.SASSY
7.LOVE I'VE FOOUND YOU
8.GONE WITH THE WIND
9.SURREY WITH THE FRINGE ON TOP