JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

バブ、テンテコを舞う

2014年12月30日 | m-o

2014年もいよいよ押し詰まってまいりました。
私にとって今年はあまり良い年とは言えませんでしたが、来年こそは・・・・
毎年そう思うんですがねぇ(笑)
まぁまぁ一日二日期待してもこれ以上罰は当たらんでしょう。

そんな師走の30日、予想通り朝からてんてこまいでして、
やり残しの掃除を強要され、神棚をセットし、床の間に鏡餅、玄関にお飾り、お節もどきの仕込みもしなきゃいかんでしょ、それからそれから・・・・・・・

昼にラーメンを食べて、ひとまず一服
「あれ?この珈琲、今日最初の一杯じゃねぇ?」
朝珈琲が無いと不機嫌な私が、それすら忘れてテンテコを舞っていたとは、いやはやまさに師走ってヤツですか?
「こりゃあ、今夜のビールは美味しかろうね。」
昼の珈琲を飲みながら夜のビールを考える・・・う~~~んそこはいかにもバブらしい(笑)

てなことで午後のお仕事(?)に取りかかろうとしたとき

ピンポ~ン

来ました来ました、今年も来ました『檜枝岐蕎麦』
「まったくEちゃん(私の従姉妹です)も、毎年毎年贈ってくれなくてもいいのになぁ」
とは、母。
「そうだよねぇ大変だし」
と言いつつ、大喜びするのはその息子でありました。
(「かあちゃんは蕎麦よりうどん好きなんでんなこと言うんだよ~~だ!」)

ともかく、これで明日の年越しは『檜枝岐蕎麦』をアテに日本酒をキュッと・・・
「たまんねぇなぁ、オイ」(笑)

がぜん午後のお仕事(?)にバブは闘志を燃やしたのでありました。

「換気扇の掃除終わってないよ!」
「エ~~~!これから仕込みで汚れるし、年明けでいいんじゃねぇ?」
「ダメです!」

さて、今日の一枚は、この人モンクであります。
以前このアルバムを紹介したのは、2006年4月25日ですかぁ・・・
えっ?8年以上前?いやいやいやかなり昔でありますねぇ、そりゃ老化も進むはずだ。
そして、内容を見ると、こりゃまたビックリ、大好きなモンク話とはいえずいぶんとジャズログらしい話題を取り上げておったのですなぁ(感心感心)

好きなジャズメンに関しては、音楽そのものより「裏話」的事についつい詳しくなったりします。
いまだに「これはいかがなものか」との想いは強いのですが、ことモンクやコルトレーンなんぞの書物がさらに増えていたりして
「字より音を聴け!」
自分に言い聞かせるところは、8年前と何ら変わっていませんな。

おっと、このアルバムの解説的なことは何も話しておりませんね。
「モンクはあまりに個性的すぎて協調性も無くわけわからん。」
てな方によくお会いするんですが、
私は、高校生の頃、このアルバムの3曲目「LET'S COOL ONE」を聴いて、バックを全て外したグリフィンのソロ、ここにモンクの本当の意味での優しさ、協調性を感じたりしたことを思い出します。
たぶんその頃でしょうか、
「モンクを聴くならソロじゃよ、他のが入るとモンクは気ー使いだから」
なんて、偉そうに言っていた記憶があります。

MISTERIOSO / THELONIOUS MONK
1958年7月9日、8月7日録音
THELONIOUS MONK(p) JOHNNY GRIFFIN(ts) AHMED ABDUL MALIK(b) ROY HAYNES(ds)

1.NUTTY
2.BLUES FIVE SPOT
3.LET'S COOL ONE
4.IN WALKED BUD
5.JUST A GIGOLO
6.MISTERIOSO

追伸、結局今日は夕方6時ぐらいまで動き回っていました。
おかげさまで、その後のビールとウイスキーの美味しかったこと美味しかったこと(もとへ、過去形じゃありませんね、今も美味しい。笑)


ウ~!マンボウ!?

2014年12月29日 | s-u

昨日は天気も良くお正月の準備にテンテコマイ?いやいやそれほどの準備もございませんし、手抜き度は半端じゃないんですけど・・・
それでもほんの一部の大掃除(笑)でしょ、「お節もどき」の仕込みを少々、そして、

ほらメインのお供え餅作り、私にしちゃ頑張った方ですって(笑)
ただねぇ少ないとはいえまだ準備は残ってしまったわけで、
「いいよ、いいよ、あとは明後日」
明日30日はちと大変そうであります。

話はコロッと変わりますが、
2,3ヶ月前から新しいペットを飼い始めまして・・・なんとマンボウをはじめとする海の魚たちであります。

って、そうバーチャルなんですけどね。

 

その魅力をいかに語ろうとほぼほぼ理解は得られないので、一人寂しく楽しんでおります。
ちょっと指をかざせばみんな集まってくるし、なでりゃ喜んだり、子供まで産んでくれて、餌の食べっぷりもエエんですわ、可愛いもんですよ。

「昔はさぁ、水槽ながめながら酒を飲む、もちろんBGMはジャズよ。それがオレにとっちゃ最大の癒やしだったからねぇ・・・」
「暗っらぁ!」

ちなみに、バーチャルでは無いカメタ君もこの時期寒くてほとんど動きませんが、確実に寿命を延ばしております。

さてと、お正月前の『料理当番、本日の一品』でありますが、手抜きですね(笑)

銘々雪鍋です。(ちなみに写真は、シメジが入ってますので私のではありません。笑)
鍋ってほんと楽なんですよね。出汁もほとんど具材から出てくれるし、そうですねぇ強いて手がかかったといえば鱈を唐揚げにしたくらいで、あとは具材を切っただけですから(笑)

さて、今日の一枚は、「ウ~!マンボウ!」で「Mambo No 5」じゃ芸が無いてんで、トリスターノです。

この「TURKISH MAMBO」が、いかにもマンボらしいかというと「?????」ではありますが・・・・
「いいじゃぁぁないのぉ」
しかも、トリスターノのピアノってぇのは、いくぶん理屈っぽい感じがもしますしねぇ・・・・
「いいじゃぁぁないのぉ」
それじゃいっそのことサザンの「BOHBO No.5」を
「ダメよ、ダメダメ」
なんのこっちゃ

LENNIE TRISTANO
1955年録音
LENNIE TRISTANO(p) LEE KONITZ(as) PETER IND(b) GENE RAMEY(b) ART TAYLOR(ds) JEFF MORTON(ds)

 1.LINE UP
 2.REQUIEM
 3.TURKISH MAMBO
 4.EAST THIRTY-SECOND
 5.THESE FOOLISH THINGS
 6.YOU GO TO MY HEAD
 7.IF I HAD YOU
 8.GHOST OF A CHANCE
 9.ALL THE THINGS YOU ARE

 得意の追伸、


冬至南瓜で中風予防

2014年12月23日 | g-i

寒い毎日が続きますねぇ、インフルエンザも流行っているようで、ご注意下さい。

ところで昨日は冬至、『冬至南瓜』はお召し上がりになりましたでしょうか?

「冬至の南瓜を食べると中風にならない」

まっ『冬至南瓜』にどれほどの効能があるのかは定かではありませんが、「一陽来復」とはいえ、これから益々寒さが本格化するこの時期、「寝たきりなんぞになった日にゃみんなに迷惑かける」てな想いが『冬至南瓜』には込められておるんでありましょうなぁ。

縁起食にさほどこだわりの無い我が母ではありますが、何故か『冬至南瓜』だけは食べたがる。
「○○、南瓜買ってきたか?『冬至南瓜』煮んなんねぇべ」
母曰く、「父がそういうものにわりとこだわる人だったから」だそうでありますが、なんちゃない「甘く煮た南瓜が好きだ」ってぇだけなんであります。

とにもかくにも、『冬至南瓜』を煮、
「ちょっと甘すぎたか」
なんて言いながらご満悦な母でありました。(我が家ではゆず湯は御法度、母の肌に合わないようです。)

 
これは今日の写真ではありません。今日も青空良い天気なんでありますが
先日、チラッと雪が降った日の写真を載せてみました。

そんな母が、先週ちょっとだけホッコリとした話がありましてね。

我が家のまわりは典型的な個人住宅地でありますが、ところどころに小さなアパートも点在しております。
そのほとんどが近くの大学に通う学生アパート、いやいや震災以降は独身社会人も多く住んどります。
当然、その店子達が古くからある自治活動(いわゆる町内会ね)なんぞにかかわるわけも無く、直ぐ隣のアパートでも「どんな人が暮らしているのか分からない」というのが実情であります。

♪ピンポ~~ン

母が一人でいるところに見知らぬ若い女性が尋ねてきたそうで
「忙しいとこすいません、私そこのアパートに今度越してきたS○と申します。」
なんとわざわざ挨拶に来たんだそうで、しかも大福餅の手土産まで持って、
そして
「あのう、班長さんって書いてあったし、ちょっと伺いたいんですがゴミは・・・・・」
と、この地区のルールを訊いてきたってんですよ。

もちろん母はザックリではありますが教えてやったそうで
「そんなに気にしなくていいんだよ、私たちもいい加減だし、ましてアパートの人なんかほとんどお付き合い無いしねぇ、ゴミの分別だけ気をつけてもらえば・・・

私が帰宅すると、その事を母が嬉しそうに話すんでありまして、
「いやぁ今時珍しく可愛い子だったよぉ・・・ありゃぁいい子だねぇ・・・」
まぁ、ちょっと合っただけの子なのにべた褒めで
「きっと、親がしっかりしてんだねぇ、ああいう子は」
と、合ったことも無い親まで褒めるんであります。

ありぁ母はその子のゴミであれば多少分別に不備があっても許しちゃうんでしょうねぇ。
でもおそらく人間ってそんなもんですよ。
古くからあるしきたりじゃ無いけど、ちょっとした気遣いが円満を生む事を先人は分かっていたわけで、
「それが徐々に薄れてきたから、昨今の分け分からん犯罪も増えてきたんじゃないか?」
なんて、偉そうに思ったりもするわけです。

「冬至の南瓜を食べると中風にならない」

眉唾でも、先人の教えに耳を傾け、一日遅れだけど今晩は甘~~い『冬至南瓜』を喰おうかな
「かぁちゃん、南瓜残ってる~~~?」

てなことで、『料理当番、本日の一品』でありますが

ビーフシチューです。牛肉嫌いの母もビーフシチューは食べるという「どういうこと?」という一品です。(なんだい『冬至南瓜』じゃないんかい!)

それに得意のビーンズサラダを添えて

さて、今日の一枚は、ハンプトン・ホーズです。
もちろん過去紹介済みの一枚です。

ホーズといえばコンテンポラリーのザ・トリオ三部作とくるわけで、当然私が聴く回数もその三部作が最も多いと思います。
ほら、疲れないし、かといっていい加減じゃないし、曲と曲のメリハリもあるし・・・・・ってね。

そんでもって、このアルバムですが、あのホーズではありませんなぁ、正直全く違います。違いますが、そこがホーズの凄さだと私は思うのであります。
「EVENING TRANE」というコルトレーンに捧げるその心が「感動した!」ってんじゃありませんよ。
なんといってもア~タ、タイトル曲「HIGH IN THE SKY」でありますよ。
「タイナー、ハンコック、コリア、ジャレット・・・何をや言わんや、ホーズがおるでよぉ」
みたいな(笑)

HIGH IN THE SKY / HAMPTON HAWES
1970年録音
HAMPTON HAWS(p) LEROY VINNEGAR(b) DONALD BAILEY(ds)

1.LOOK OF LOVE
2.EVENING TRANE
3.MUFFIN MAN
4.HIGH IN THE SKY
5.CARMEL
6.SPANISH GIRL

またまた追伸、お待ちかね「今週のお弁当!」(誰も待っとらん)


可愛いから刺しちゃう?

2014年12月15日 | p-r

昨日は、国民の権利を滞りなく行使し、投票率の速報を見た瞬間に今回の選挙の無意味さを痛感、使用された国費の一部でも我が懐にお返しいただければなどとならぬ願いを抱きつつ、その後の選挙速報を見る気さえ失せたのでありました。
いやいやそれも結果、選挙権を有する国民の限りなく半数に近い人達、さらにそのうち投票数が一番で必要投票数を抑えた方々が、今後の国政を担うことに不安を感じながらもその選挙に一票を投じた責任は感じるべきだと思うバブであります。

 ♪ When you wish upon a star
    Make no difference who you are
    Anything your heart desires
    Will come to you ・・・・・♪

「バブさん、ところで、ディズニーのアニメで一番好きなのは何?」
「はぁ?」
Mさんのお店のSちゃんがこんな質問をするのには訳があります。
彼女は、限定販売の「ディズニー・ビニール傘」(税込980円)を三本も予約購入なさいまして、
「Sちゃん、んでその傘どうするわけ?」
「どうするって・・・さすんですよ。」
「ぎぇ~~~!オレをかい」
「違いますよ、普通に雨の日にさすんです、可愛いでしょ」
「・・・・・・・」
(『いい歳こいて』とは言いませんでしたが(笑))
「バブさんも買ったらいいのに」
「オレがぁ?ディズニーの傘?・・・アホか」
「エェェェェ、ぜったい可愛いですってぇ、ねぇAさん」
「うん、可愛い」(Aさんのその返事には完全に悪意がある)

とまぁそんな会話の中でさっきの質問であります。
「ディズニーアニメねぇ?????・・・好きな曲はあるかな」
「へぇ~~~何ですか?」
「ピノキオの『星に願いを』、ありゃエエ曲だいね」
「あっ!知ってます、っていうか、この前、妹とその曲がイイよねって言ってたんですよぉ・・・へぇ奇遇ぅ」

てんで、最初の
 ♪ When you wish upon a star ・・・・♪
と、(ブランクがあっても我が話が長いのに変わりは無い)

「そうかい、ありぁ名曲だもんねぇ・・・ジャズ演奏でもけっこうエエのがあるよ」
「エェェェェ、ブハブハでですかぁ?」
(「言っちゃなんだが、そりゃアンタ、アンタのJAZZに対する偏見だぜよ」)
「よしわかった、『星に願いを』のJAZZの名演を、チミとついでに妹にも聴かせてあげよう」

とは言いながら、いったい誰のどの『星に願いを』を聴かせようか?????
我がライブラリーを、さっそくデータベースから紐解くと(データベースなんてぇのは、こんな時にしか使えない、笑)
「ケニー・ドリューにエバンス、ブルーベックにフレディー・グリーン・・・・サッチモまであんジャン」

さて、娘のようなSちゃんにいったい何を聴かせるべきでありましょうか?

ひょっとしたらなにを聴かせても反応はいっしょなのかもしれませんが・・・・
それでも選ぼうとするボクちゃんが・・・・・
か・わ・いぃい
(「あきれて失笑すらおきんわい!」)

てなことで、国政選挙のさなか昨日も作りました『料理当番、本日の一品』です。

まぁここ東北の湘南(勝手にそうほざく方がいます。笑)も、昨日は今年一番の寒さ、
「暖かいもんがエエやねぇ」
ってんで作ったのは煮込みハンバーグです。
ちなみに写真は母のプレートです。(何故かって?私の大好物、シメジが乗っとるでしょ、私のにそんなんが乗るわけ無いでしょうが!笑)

コンソメスープを使用したので、ついでに竹輪コンソメスープを添えました。

さて、今日の一枚は、バド・パウエルでありまして・・・・
何故に「ケニー・ドリューにエバンス、ブルーベックにフレディー・グリーン・・・・・」ではないのか?

じつは本文には続きがありましてね、ディズニーアニメ『ピノキオ』の話から何故か『オズの魔法使い』へと進み・・・
「『虹の彼方に』も名曲だぁねぇ」
「あっ!知ってる知ってる・・・知ってるけどどんな曲でしたっけ?」
てな事で、このアルバムなんであります。

バドの「OVER THE RAINBOW」がどうかという前に、「ベルヴュー病院で痛めつけられる前」の彼だったら、この曲をどう弾いただろうか?という疑問を持ちながら聴いてもじつに興味深いと私なんか思ってしまうわけで、
きっとこんなにもメロディアスな「OVER THE RAINBOW」ではなかったでしょうなぁ
超絶に音がちりばめられた「OVER THE RAINBOW」・・・・・まぁ聴いてもみたい気もしますが、JAZZを「ブハブハ」とのたまったSちゃんには、この時期のバドで良いのではないかと思う次第です。

STRICTLY POWELL / BUD POWELL

1956年10月5日録音
BUD POWELL(p) GEORGE DUVIVIER(b) ART TAYLOR(ds) 

1.THERE'LL NEVER BE ANOTHER YOU
2.COSCRANE
3.OVER THE RAINBOW
4.BLUES FOR BESSIE
5.TIME WAS
6.TOPSY TURVY
7.LUSH LIFE
8.ELEGY
9.THEY DIDN'T BELIEVE ME
10.I COVER THE WATERFRONT
11.JUNP CITY

追伸、
羽生君凄い!と若干二十歳の青年に励まされ、こりもせずお弁当も載せちゃいます。(何の関連も無いけどね。笑)


ほんとに患ってる?

2014年12月11日 | v-x

今度の日曜日は衆院選でございますが、誰に、どの政党に投票するか、いやそれ以前に投票へ行くか行かないか、もう皆さんはお決めになられましたでしょうか?
しかしまぁ毎度言うことですけど、棄権はいかんですよ。
方や世界にはいまだ投票権を得られずにそれを得ようと必死に戦っている庶民もいると思えば、しつこいようですが、やっぱ棄権はいかんのですよ。

選挙権という権利が、今の日本人はあたりまえすぎてそのありがたみを忘れているような気がしますねぇ。
そして、投票率が低くあることを願う選挙なんて、まさにその庶民をバカにしている何物でも無いわけで・・・
私ゃ選挙管理委員会の回し者でもなんでもないんですよ、でも
「みなさん、選挙権を大切にしましょうよ。」

とまぁそんな話は置いといて、
先日○-クに飲みに行ったとき、
「理由はどうあれ最近の静かなウィスキーブームは、ウイスキーを扱う私としてはそこそこありがたい」
と、ママ

ハイボールでの仕掛け、そしてNHKの連続テレビ小説『マッサン』効果で、ウイスキーの需要は右肩上がりだそうで、ウイスキー好きの私としても何となく嬉しく感じる部分もあるかなぁ?????

「そういえば、マッサン(竹鶴さん)は、そこそこの年齢まで一日一本スーパーニッカを空けてたらしいけど、一番好きだった飲み方は何だったか知ってる?」

先日やっとの思いで読んだ(目がねぇ・・・)竹鶴孝太郎著『ウイスキーとダンディズム』から得たニワカ知識。

「ストレート?ロック?????」
「チッチッチッチ、なんと水割りだったんだってさぁ、それもいわゆる日本風水割り」
「エェ~~~~~?????、でもさ、そんで一日スーパーニッカ一本ってぇのも凄いねぇ」
「・・・・(確かにそれで一本飲めるかなぁ?お腹ガッブァガッブァになるよねぇ)」
なにしろバブ流ニワカ知識は浅いので有名、そんな時は直ぐに話題を変えます。

「マッサンが亡くなった時にさぁ、ほらほらそれほどの酒好きだったもんだから、よくみんなで唇を水で湿らすみたのがあんじゃん、あの代わりにウイスキーで湿らしたんだってさ、そしたら孫の孝太郎氏は、「じいちゃんはこんなんじゃ足りんよ」とばかりにウイスキー丸ごと一本、顔やら身体にかけたんだって」
「それエエねぇ、うらやましいねぇ、墓にかけられるより直接的だし・・・お互い死んだときはそれでいくかねぇバブ」

その後もニワカ知識のお披露目を続けたかったのですが・・・
「まっそんな話より飲むべぇよ」

けっきょくは、日本のウイスキーがどうのこうのなんてぇ話より、目の前の美味しいウイスキーの方が大切だとばかり、なっなんと帰宅時間は朝の4時になっていたという・・・・・・
「ほんとにテメェは患いの身か!」

さて、今日の一枚ですが、フィル・ウッズにしてみました。(以前紹介済みアルバムです。)

いつだったでしょうか、若干情緒不安定で散歩をしていると、ランダムで聴いていた携帯プレーヤーから5曲目「THE SUMMER KNOWS」が流れてきたんであります。
ウッズという人は、「曲調の違いにかかわらずその音に何とも言えない哀愁がある」と私は感じています。(実際このときのウッズは、欧州への哀愁さめやらぬてな時ではありましたけどね。)
「情緒不安定なときに哀愁を感じたらドッと落ち込むんじゃないか」なんても思うのでありますが、さにあらず。
何故ですかねぇとても心地よかったりしました。
思わずベンチに腰掛け、周りの木立を見ながら聴き入ったりして・・・・
「今なら詩人になれるかもしれない」(ナイナイ)

ともかくなんかとてもイイ感じでした。

MUSIQUE DU BOIS / PHIL WOODS

1974年1月14日録音
PHIL WOODS(as) JAKI BYARD(p) RICHARD DAVIS(b) ALAN DAWSON(ds)

1.SAMBA DU BOIS
2.WILLOW WEEP FOR ME
3.NEFERTITI
4.THE LAST PAGE
5.THE SUMMER KNOWS
6.AIREGIN

復活!「料理当番、本日の一品」

ナメタの煮付けです。今の時期のナメタは旨い!簡単だしね(笑)

ついでにお弁当です。いちおう中華弁当風なんですが・・・分かりにくいですよね。だってそれらしいのは、エビチリとチャーハンだけですもんね(しかもチャーハンは竹輪チャーハンという・・・・笑)


長かりしブランク

2014年12月05日 | a-c

たいへんなご無沙汰でございました。

プッツリと更新を途絶え何ヶ月がたったでありましょうか?
いったい私に何があったのか・・・・・

「ついにバブも御用となったかぁ?」

「いやいや、飲みすぎで肝臓が破裂したりなかして」
「いやいやいや相談所で出会った女に毒殺されたとか・・・それなら新聞に載るか、っていうか資産もねぇしな」

とまぁどこぞのハナさんのごとく想像の翼を広げるのは勝手でございますが(ちょっと古いか)、残念ながら生きてはおりました。

ただ、体調を崩していたというのは「当たらずとも遠からず」ってぇヤツでありまして・・・・じつは目がね・・・・
まぁまぁ暗い話になりますんで詳しくは申しませんが、能天気の私でも幾分神を恨むほどの落ち込みがあったのであります。(無神論者が神を恨むとは片腹痛い)
しかしまぁそこは「超能天気パブ」、時と仲間が少しずつ回復させてくれたというそんな話ですわ。(笑)

クイズです、ではその間私は何をしていたでしょうか

んなもん分かるわけありませんやね
表面はいたって普通に生活しておりました。
病は気から、精神的病のほうが大部分を占めていたのでありますが、飲む打つ買う?いやもとへ、飲む飲む呑むは相変わらず、表面上は平常心を装うといういつにもまして見栄を張りまくっておりましたし、何処か高飛車な態度にも磨きをかけ(なんじゃそりゃ)
「アンタみたいな性格が躁鬱になりやすいらしよ」
てな事を言ってくれる方もおりましたが・・・・
あんがいそうかもしれません。だって心はボロボロになりかけてましたもん(笑)。

おっとイカン、暗い話は無しでありました。
例えば、気を紛らすためではありませんが、雑誌『ジャズ批評』に投稿してみたり

相も変わらず下手な料理をしてみたり、

 

もちろん、JAZZはあたりまえ、音楽全般は聴きまくってましたよ。

 ♪ ひとりひとり いつもおひとり
   ひとよんでその名も お一人様・・・・♪

上上颱風の『おひとりさま挽歌』なんざぁア~タ、一人酔っ払って涙流しながら熱唱しておりましたよ。(笑)

まっ、いずれにせよ、なんやかや言いながらそこそこ元気です。
そこで、このブログを今後どうするかでありますけど
頻繁な更新は完全に無理になると思います。(こちらは身体的原因でね)
その前提で、「気が乗ったら更新する」てなことにしようかと考えております。
考えてみりゃ、見栄っ張りの私が愚痴をほざける場所はじつに少ない、その一つがこのログであったりもしたわけで・・・・
皆様にはご心配ばかりおかけいたしますが、今後このログにお越しいただくか否かは皆様次第、
かといって別に皆様を無視するつもりはもうとうございませんよ。ただ、体調に合わせての更新となりますし、「愚痴る酔っ払いオヤジのブログ」に成り下がるのは必定、ご容赦あれ。

さて、てなことで、ほんと久々の今日の一枚です。
バド・パウエルを選んでみました。

ヴァーブの10インチLPジャケットを配した一枚でありますが、デヴィッド・ストーン・マーチンのイラスト、このジャケデザインが何とも言えない一枚でありまして、残念ながら私はCDのみの所有盤です。できるなら10インチLPを手に入れてみたくなるほどの魅力があると私は思っています。

もちろん中身は、バド+レイ・ブラウン+マックス・ローチ、悪かろうはずがないわけでして、絶頂期のバドはやはりすばらしいと再認識するのでありました。

PIANO / BUD POWELL
1949年2月23日録音
BUD POWELL(p) RAY BROWN(b) MAX ROACH(ds)
[「YESTERDAYS」のみ1950年2月録音のピアノソロ]

1.TEMPUS FUGUE-IT
2.I’LL KEEP LOVING YOU
3.CELIA
4.ALL GOD’S CHILUN GOT RHYTHM
5.YESTERDAYS
6.STRICTLY CONFIDENTIAL