JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ねぇママ、ゴジラも焼肉食べる?

2016年08月29日 | a-c

今週も台風が近づいています。
太平洋側から東北に直接上陸するのは初めての経験なんだそうで、古い我が家なんか吹っ飛ぶんじゃないかと母は心配しておりますが
「オイオイ、福島第一原発直撃じゃねぇ?」
どんな想定外が起こるのか私はそちらも心配しております。

さてもそんな月曜日の今日、8月29日は『焼肉の日』なんだそうで、こういう語呂合わせ的日ってぇのは、まぁ得意ですねぇ

体型から言って私なんぞいかにも「焼肉大好き人間」みたいに思われがちですけど、昔っからそんなに「焼き肉を食いてぇ!」といった趣向は薄く、せいぜい「たまに牛タンの塩焼きが喰いてぇなぁ」くらいのもんであります。

これは、「焼肉といえばビール」これに原因があるのかも知れませんねぇ。
つまりですね、私の主食がアルコールであるため、焼肉にビールが合う事は分かっていても、ビールをそこまで飲み通す自信は無い、さりとて
「焼肉に日本酒はねぇだろう?ウイスキーの水割り?だって水割り嫌いだもん。」
とこうなって、
「同じ肉なら、焼肉より焼き鳥じゃねぇ?」
ってね。(笑)

最近焼肉屋に行ったといえば・・・・・・
何年も前にS君と行って、喰えもしない椎茸の焼き方を云々言った時・・・・・
ごめんなさい嘘を言いました。つい先日、○ークママと行ったんでした。

バー○ークでいつものように飲んでいると、ママが
「よし行こうか」
「って、何処に?」
突然カラオケを歌いに行こうと言うんであります。
ところが、行く当てを電話で探し、向かっていた途中の事であります。
「ママごめん、今いっぱいになっちゃった」
と、そのお店から電話が入りましてね
「まったく、失礼しちゃうよねぇ、(席が)空いてるって言うから・・・しかももう向かってる途中だよ!」
ママはご立腹であります。
「あったまきた!肉喰おう肉!」
「えっ?」
結局、お目当ての店の上の階にあった焼肉屋で、カルビとホルモンをつまみに〆のビールを飲んできたという・・・・(笑)

そういえば、「男女二人っきりで焼肉を食べている奴らはデキている。」みたいな話を聞いたことありません?
「ママ、本人達は自覚がないけど、二人はデキてんのかも・・・・」

説明しましょう、
「二人っきりで焼肉を食べている奴らがデキている」というのは、結果論でありましてね、
つまり、「深い仲の二人なら、カッコつけずに臭い物でも喰えるという」事でありまして、深い仲でもない男女が行くってぇことは、逆に「深い仲になる心配も無い」という・・・・
「その説明いる?」(笑)

とまぁ、「私が最近焼肉を食べたといえば」てなお話しでありました。
そういやぁ、
「今度、姉ぇさん(怖いあのお姉ぇ様・・・・ほら、怒られるよ)と(○ークママと)三人で焼肉喰いに行こう」
てなこと言ってたけど・・・

「私は、お姉ぇ様がたお二人(ゴジラとキングギドラ?)で、もうお腹いっぱいでござんす。」(笑)

てなことで、『料理当番、本日の一品』です。

『焼肉の日』に合わせたわけでは無いのですが、昨日は無性にタンネギが食べたくなりましてね。

その他のみなさんには、初物の秋刀魚を煮てあげました。

お弁当は、またまた生姜焼き弁当です。
「あれ?オレって・・・・肉好きじゃん!」(笑)
おっと、フォローしておかないと
「私は、ゴジラもキングギドラも 好きですよ」(フォローになってるか?)

て、今日の一枚は、デイブ・ベイリーです。

ベイリーというと「ジェリー・マリガンのとこのドラマー」てな印象が私は強いのですけど、それほど目立った存在でも無かったりします。
そのベイリーのリーダーアルバムは、たぶん4、5枚あったと思いますが、そこそこそれなりによろしいんでありまして、
この、スタジオに観客を入れてのライブ盤も、けっこうカッコイイ。

なにしろ、「オレが主役だぁ!」みたいところが無いのがこの人の魅力ですかねぇ、
そのぶん、テリーもフラーもクックもノビノビしているというか、そこにちょっと黒いパーランが味付けしたみたいな感じが・・・・

ともかく、聴いて心地良い一枚だと私は思います。

ONE FOOT IN THE GUTTER / DAVE BAILEY
1960年7月19,20日録音
DAVE BAILEY(ds) CLARK TERRY(tp) CURTIS FULLER(tb) JUNIOR COOK(ts) HORACE PARLAN(p) PECK MORRISON(b)

1.ONE FOOT IN THE GUTTER
2.WELL YOU NEEDN'T SANDU
3.SANDU


ミュージカルにジェネレーションギャプ?

2016年08月24日 | v-x

台風が去ったかと思ったら、昨日は母曰く「未練がましい腐った男のような雷」が半日以上遠くで鳴り続け、雨が降ったり止んだり、今日とて重苦しい雲が空を覆い・・・パッとしませんねぇ
母の言うとおり、それはまるでいつまでも過去を引きずる未練がましい男のごとく、予報によればしばらくこんな天気が続くんだそうで、「女心と秋の空」あの空が恋しい思いです。(ちなみに「女心と秋の空」も、もともとは「男心と秋の空」だったそうですが)

「♪ジャーン ジャン (指パッチン)バッチン バッチン バッチン・・・パラパラ パラパラパラー パッチン パッチン パッチン・・・・♪」 
「???知りませ~~ん」

一昨日、台風が最も我が田舎に近づいていたとき、私はMさんのお店におりましてね。
アルバイトのSNちゃん、TA君と三人体制、当然ながらお客さんはいつもの半分以下ですから、雑用でもこなすしかありません。

市の広報誌を整理していたSNちゃんが
「あっ劇団四季が来るんだぁ・・・・ウエストハンド???」
「はぁ?西に手は無かろう、それは『ウエストサイド』の間違いよ」
「『ウエストサイド物語』?私、『キャッツ』とか『ライオンキング』とかしか知らないし・・・」
「嘘でしょぉ、僕でも知ってますよ」
(との年下TA君の発言に、SAちゃんはチト凹んどりましたが。笑)

それでさっきのフリです。えっ?あなたも分かりません?
ほら、映画『ウエストサイドストーリー』でリチャード・ベイマー扮するトニーが出てくる冒頭のシーンを再現したわけで・・・・
「あらま!ポール牧かと思った!」
って、若いSNちゃんにそんな突っ込みもっと出来ません。(笑)

「そんならねぇ・・・・♪トゥナイト トゥナイト なんちゃらかんちゃらぁ ♪とか、♪なんたらかんたらアメリカ なんたらかんたらアメリカ♪とか・・・知らん?・・・だから、現代版?って現代じゃ無いか、その当事の現代版『ロミオとジュリエット』・・・知らんかなぁ???」

そこでふと感じたのは、やはりジェネレーションギャップ?でありました。
いえいえそれはね、彼女が『ウエストサイドストーリー』を知らなかった事に対してでは無くて、彼女が話していたのが舞台の事であって、私が頭に浮かべたのは直ぐに映画であったというギャプであります。

『サウンド・オブ・ミュージック』『王様と私』『マイ・フェア・レディ』『南太平洋』、ちょっと古いけど(って今上げたのも十分古いけどね)『スター誕生』『雨に唄えば』『巴里のアメリカ人』に『バンドワゴン』、変わったとこじゃ『シェルブールの雨傘』、公開と同時に映画館で見たのは『オリバー』『屋根の上のバイオリン弾き』『ジーザス・クライスト・スーパースター』『キャバレー』・・・・
私にとってミュージカルと言えば全て映画、元々はブロードウェイの舞台である事は知っていてもアメリカに行けるわけも無く、せいぜいそれこそ劇団四季の『キャッツ』を一回観たくらいです。

「そうかぁ、今や田舎でも『ウエストサイドストーリー』の舞台が観られる時代になったのかぁ・・・」
ってね。

「ガッビ~~~ン! やっぱオレ年寄りだぁ・・・・」
台風の余韻の中、独りシェリー・マンの「MY FAIR LADY」を聴いたのでありました、とさ。
「なんか、昨日の雷みたいに未練がましい」
「・・・・・・」

てな事で、『料理当番本日の一品』です。

さっと炙ったサーモン(母にはよく焼いた)に、バター、ニンニク、醤油で煎ったパン粉を添えてみました。けっこういけました。

それに、簡単ミニピザです。

お弁当は説明いらずですね。

さて、今日の一枚は、フランク・ウェスです。
彼の場合、「カウント・ベイシー楽団で活躍した」と言った方がピンとくるでしょうかね?
アルトとフルートてな組み合わせはマルチ奏者によくありますが、テナーとフルートてぇのは珍しいっちゃ珍しい。
考えてみるとビッグバンドにいたからこその結果かもしれませんよね。ほら、ビッグバンドじゃ楽器の持ち替えってよくあるじゃないですか。

それはともかく、このアルバムは8人編成という大所帯、こういうのを束ねる上手さは・・・やっぱオリバー・ネルソンという事になるんでしょうか?
コンガも入ったリズム隊を上手い事使っていると感じます。
「ネルソンお上手」(オネェか)

いずれにしてもビッグバンド感覚は抜けていないのも確かですが、安定感は抜群だと思います。
心底私好みかどうかは別として、心地よさは十分に感じられる一枚だと思います。
(「GIN'S BEGUIN」のトミフラ、けっこう好きです。)

SOUTHERN COMFORT / FRANK WESS
1962年3月22日録音
FRANK WESS(ts,fl) ALBERT AARONS(tp) OLIVER NELSON(ts) GEROGE BARROW(bs) TOMMY FLANAGAN(p) GEORGE DUVIVIER(b) OSIE JOHNSON(ds) RAY BARRETTO (conga)

1.SOUTHERN COMFORT
2.BLUE SKIES
3.GIN'S BEGUIN
4.BLUES FOR BUTTERBALL
5.SUMMER FROST
6.DANCING IN THE DARK
7.SHUFFLIN'


雑誌「オゥ、なんてこったい!」?

2016年08月18日 | a-c

 

「台風は行っちゃったんでしょ?なのに大雨洪水警報?」
難しい事はわかりませんが、今回の台風が通った経路にはっきりとした台風一過をもたらさなかった原因があるんだそうで、
「憎きは南からの湿った風!」
だそうです。
どうでもいいですけど、昨日の何とも不愉快な蒸し暑さと、夜中断続的にザーッと降った雨、今日の午前中の雷、ありぁ止めてもらいたいもんですねぇ

さても、更新をサボった事もありますが、オリンピックの話題にはいっさい触れておりませんでしたね。
まぁまぁ、こんな私でも日本人の活躍には心躍らされております。
今朝の「女子レスリング3連続金メダル」なんか、そりゃもう興奮いたしましたし、私的には、メダルを取るまで行かなかったものの、男子7人制ラグビーの日本代表の頑張りに軽く感動を覚えました。(笑)

ならば今日はオリンピックの話題・・・・チッチッチ、そうじゃないのがバブであります。

「ポ~パ~~イ!」
「オゥ、なんてこったい!」

「おっ!十八番!似てねぇぞう!イイぞう!」

って、確かに似てもいないのに昔から物まねをやらされた時の私の鉄板であります。
ところが、物まねが鉄板のポパイも、雑誌『POPEYE』となるとほとんど読んだ事が無い。創刊が1976年ですから、年代的にストライクのはずなんですがね。

それが昨日、ふと雑誌コーナーを覗いていると
『ジャズと落語』と銘打った雑誌『POPEYE』が
「ジャズ?落語?オゥ、なんてこったい!」
これは見逃すわけにはイカンでしょ、買ってきてしまいました。

冒頭、立川志の輔が
「初めて落語とジャズの特集をやることになりましたって、"ポパイ、おまえもか"(笑) -中略- 時代を代表するような文化人が時折取り上げたくなるテーマなんだよね、落語とジャズって、いつもメジャーではないけど、・・・・・」
んな事おっしゃるところから特集は始まるわけですが

その後、山下洋輔のインタビュー記事からレーベル『澤野工房』の記事まで、そこそこ読んでいて楽しい特集ではありました。

その中で、恵比寿のアンティークス タミゼの店主、吉田昌太郎氏が、古今亭志ん朝の『火焔太鼓』、エリック・ドルフィーの『OUT TO LUNCH』を引き合いに出しとりまして、
志ん朝の『火焔太鼓』は、父志ん生が語るそれとは風景が違う、一方『OUT TO LUNCH』は、聴くだけでパリ・モンパルナスの路地裏を、リノ・ヴァンチュラが早足で立ち去っていくシーンがブワーッと頭の中に沸き立つ(すげぇ)
ここに共通点を感じると、まぁそういうことなんでしょうか

すぐに夕べ『OUT TO LUNCH』を聴きましたけど、残念ながら私にはその風景が浮かんできませんでした。
「だって、行ったこと無いもん」(笑)
って、チャチャを入れちゃいけません。

おっしゃるとおり、同じ噺も違う落語家で聴くと全く違う、いや、同じ落語家でも噺の都度少しずつ風景が変わるし、ジャズもまた同様でありますよね。

ともかく、雑誌『POPEYE』「文化人が時折取り上げたくなるテーマ」をどう表現しているのか、興味のある方はご覧あれ。

さて、今日の一枚は、カーメル・ジョーンズです。

ブラウニー直系と言われるカーメルですが、このアルバムなんか聴くととても分かるように思ったり、「ブラウニーよりチト暗いんじゃね」なんて思ったり・・・
いやいや「いかに直系でも志ん朝は志ん生じゃない」のでありましょう。

私的には、ホレス・シルバーの「SONG FOR MY FATHER」でのカーメルも、この西海岸を出る前のカーメルも好きですねぇ
端正で真っ直ぐ、これが彼の最大の魅力だと思います。

THE REMARKABLE CARMELL JONES / CARMELL JONES
1961年6月録音
CARMELL JONES(tp) HAROLD LAND(ts) FRANK STRAZZERI(p) GARY PEACOCK(b) LEON PETTIS(ds)

1.I'M GONNA GO FISHING
2.COME RAIN OR COME SHINE
3.NIGHT TIDE
4.SAD MARCH
5.STELLISA
6.FULL MOON AND EMPTY ARMS


唯一の我が時間

2016年08月17日 | a-c

心配した台風も今朝早くに通り過ぎたみたいで、今は青空が広がっています。
今年のお盆は変に忙しく、こちらも台風のごとく過ぎ去っていきました。一昨日の晩、十時過ぎから飲みに出かけ、明けの昨日はオリンピックにも目をくれず、一日中CD聴きっぱなしぃの、本を読みぃの、昼寝をしぃの・・・・、それが唯一「我が時間」てなところだったでしょうかね、なんだか疲れました。(笑)

さて、その唯一の昨日、昼間っから何聴こうかと考えたあげく、JAZZをあえて避け、

  ♪・・・・・逢わせて 咲かせて 夢よもう一度 渇いた心に命与えて・・・♪

先日手に入れた桑田の「ヨシ子さん 初回版」をまだ全曲通しで聴いていなかったので、その通しからまずは始めました。

次はぁ

  ♪そして 二人は きっともうおそれない 光と影のまやかし・・・♪

柳沢暁子の「十字架」をかわきりに和製ボサのアレコレです。

台風が近づくじつにイヤァな暑さも、ボサってぇ音楽は和らげてくれるように感じるのは私の勘違いでしょうか?
「ダイキリお願い、なんて、ヘミングウェイの『老人と海』を手に、カリブ海を望むバーで一杯飲みたい気分だねぇ。」
って、ボサはキューバじゃ無いし、まして
「アンタはカクテル飲まんだろ!」
「エヘ」(可愛かないよ)

それでも、「何もしない」と決め込んだお盆唯一の完全休養日は、前日いかに飲み過ぎようとも
「ダイキリとは言わんから、ビールビールで迎え酒っと・・・・・ガッビーン!」
なんとまぁ冷蔵庫にビールが入っていません。
さりとて、正月じゃ無いんだから日本酒ってぇのもねぇ
「しゃぁない、ここはやっぱりカクテルだ」
・・・・あはは、震災以降、我が家の冷蔵庫には、常にミネラルウォーターが冷えておりましてね。ウイスキーをその冷えた水で割る、つまり氷無しの水割りですわ。
「これだって立派なカクテルだよ!」
何年ぶり?いや何十年ぶりかもしれない、水割りなんて・・・

これを二杯も飲みますてぇと、ボサが益々心に染みる・・・気が付きゃ居眠りですよ。
「エエ時間だぁ~~」

目を覚ますととうぜんCDは終了しております。
「おっと、次は何聴こうか?」
まだまだJAZZには行きませんよ、とは言えそのへんのもんが恋しくなる
「よし」てんで取り出したのは、JUJUであります。
彼女の「TAKE FIVE」を聴いて

「やっぱジャズだ!」

さりとて、オリンピック、ボサつながりで南米も捨てきれず・・・

今日の一枚は、ソニー・スティットです。

超お勧めの一枚かとの問いにはお答えを避け、チック・コリア初レーコーディングてぇのが一つ話題の、スティットとしてはチョピッと異色のアルバムです。
まぁまぁ、一時期、ジャズメン達がこぞってラテンに走るてぇ時がございましてね、これには商業的背景が大いに見えるわけですけど

さても、肝心の内容ですが、チック・コリアは思ったほど、というかほとんど目立ちません。やはり一番に来るのはコンガ?いやいやそれもですけど、サド・ジョーンズでしょ、なかなかなもんでっせ。(おっと、スティットが悪いという意味ではありませんよ。)

いずれにせよ、リキを入れて聴く一枚では無いかもしれません。が、昨日の私にはそこそこお似合いの一枚だったように思います。

STITT GOES LATIN / SONNY STITT
1963年11月6日録音
THAD JONES(tp) SONNY STITT(as,ts) CHICK COREA(p) LARRY GALES(b) WILLIE BOBO(ds)
CARLOS "PATATO" VALDES(bongo,bongo) OSVALDO "CHIHUAHUA" MARTINEZ(cowbell,maracas,jawbone)

1.ARE YOU LISTENING
2.AMIGOS
3.MY LITTLE RED SUEDE SHOES
4.RITMO BOBO
5.I TOLD YOU SO
6.CHIC
7.SENOR JONES
8.AUTUMN LEAVES

おまけ、
『料理当番本日の一品』、叔母がお盆用にと送ってくれた夏野菜の天麩羅をメインに、これまた義兄からいただいた「浦霞」に合わせた膳にしてみました。


ゲットだぜ!

2016年08月05日 | m-o

暑いと言うとなおさら暑い・・・けど暑い(なんじゃそりゃ)
まぁまぁ他人様より皮膚の下に一枚多く着ている私としては、汗が出た分その一枚が少しでも薄くなる事を期待していますけど、無理でしょうね。(笑)

さても、巷では『ポケモンGO』が大流行、一種の社会現象、社会問題まで引き起こしています。
昨日もMさんのお店に、そうですねぇ40代前半ぐらいのご夫婦(だと思います)ですかねぇ、左手にスマホ、耳にはイヤホン、覗く気はありませんでしたがスマホの画面はお二人とも『ポケモンGO』でした。
お客さんだけじゃありません。アルバイトの学生はもとより、訊いてみるとまぁみなさんやっておられるそうです。

私?私はねぇ・・・
そもそもああいったゲームに全く興味がありませんから。
さりとてやっておられる方を否定もしませんし、バカにもしていませんよ。
なにせ流行り物ですから、昔、娘のために何時間も並ばされた『たまごっち』しかり、いずれコアなマニアに利用は集約されるんだろうとは思っていますがね。

そんな『ポケモンGO』もやっていない私が、なんと近所でモンスターをゲットしたのでありました。

それがこれ、
えっ?ただの灯籠だろうってですか?
何をおっしゃいます、これがかの『妖怪徹子モドキ』であります。(キッパリ)

今や生きるテレビ史とも言われる彼女の念が、遠き東北の地まで飛んできているのでありましょうか?
「くわばら くわばら」

ってね。つまりはカメラ片手にそんな妖怪探しをしている方がいるとすれば、それはそれで良い趣味でしょうし、『ポケモンGO』を否定できない理由でもあります。

ともあれ、いよいよ今日からオリンピックが始まり、今度はメダルのゲットに一喜一憂する日々が始まります。
競技環境の不備が指摘されてはおりますけど、ここを目指して努力してきた選手にとって、晴れ舞台にかわりはありません。
メダルゲットは悲願でしょうがそれにこだわらず、ここまでの努力を全てぶつけて、選手達それぞれが満足いくパフォーマンスが出来るよう祈り、応援しましょう。
『妖怪徹子モドキ』もそれを祈っておりましたですよ、はい。(笑)

さて、今日の一枚は、チャールズ・マクファーソンです。
2002年、私にしては新しいライブ盤です。

この方のアルトにはいくつになっても『艶』がありますよね。(毎回言ってるなぁ)
王道のバード系であるには違いないでしょうけど、それだけでは無い魅力を感じます。
そうそう映画『Bird』の吹き替えはこの方、まさに適役だったように思いますよ。

いずれにせよ、「王道は王道の確実さ」であります。よろしい(笑)

LIVE AT THE CELLAR / CHARLES McPHERSON
2002年録音
CHARLES McPHERSON(as) ROSS TAGGART(p) JODI PROZNICK(b) BLAINE WIKJORD(ds)

1.SPRING IS HERE
2.ILLUSIONS IN BLUE
3.BLUE & BOOGIE
4.HOW DEEP IS THE OCEAN
5.MANHATTAN NOCTURNE
6.STAR EYES


真昼のビール

2016年08月02日 | y-その他

いやはや8月ですって、夏ですって(笑)、暑いのもしかたないか
一昨日の日曜日も
「こう暑くちゃ身体を休めているてな実感が湧きゃせん!」

「バブ、暑いときはねぇパチンコ屋がよいよ。100円パチンコかなんかで時間を潰せば」
いつか○ークママがこんな事を言っていましたが、いかに100円とはいえ、昔のパチンコじゃあるまいし、入らない事には涼しくなる前に懐が寒くなる恐れがありますしねぇ。
ほんじゃ映画?????イヤイヤ潰せてもたかだか2時間程度でしょ
ほんじゃプール?????子供でも連れて行くんだったら醜い身体を大衆にさらすもやむを得ませんが、お一人様プールはねぇ・・下手すりゃ捕まるよ(笑)
それじゃいっそのことスーパー銭湯ってぇのは?????
これもお一人様で長時間居座る自信がありません。
なにより、何処に出かけるにもその行き帰りで納豆化しそうですしね。

つまるところ、自宅で暑い暑いと文句を言いながら、暑いからと理由を付けて昼間っからビール飲んでグータラするのが一番。
てんで、さっさと所用を済ませ、冷えたビールをそっと片手に自室に引っ込みました。
「クー!!」
昼間酒、隠れ酒てぇの格別に美味いもんです。
「酒と音楽があれば、暑さなんて・・・・」
まっそれだけで暑さを乗り越えられたら世話無いですけど。(笑)

あいかわらずここ数ヶ月は毎日曜にMDを一枚づつCDに落としておるんですが
 ♪・・・・シャパラッパパ ジャパパーラパーラパ ジパラバラバシャッパララパー・・・♪
「さてこの曲は何でしょう?」
って、分かるわけありませんやね。流れてきたのはNATIVE SONの「SUPER SAFARI」です。

当事そこそこ流行りましたよね。
「なつかしいなぁ・・・」
と思いながらも、じつは私、あの頃はこのての音楽を「JAZZ」と呼ばれる事に以上なまでの反骨心をもっとりました。
「何がクロスオーバー?! 何がフュージョン?! NATIVE SONなんか大っ嫌い!」(少女か!)
なんてね。

そのせいで、ピアニスト本田竹曠(竹彦、竹広、複数の名前がございますが)をかなり軽視していた感があります。
事実、以前紹介した「THIS IS HONDA」を入手したのも彼が亡くなった(2006年1月13日)後でしたから、彼の日本人離れしたピアノをやっとその時再認識したくらいです。
それに、こうしてNATIVE SONを改めて聴いてみると、そこそこ身体が揺れてたりするんですから、アホタレですよね。(笑)
「アタシ素直じゃ無かったの」(だから、少女かって)

とにもかくにも、「SUPER SAFARI」を聴きながら飲む『真昼のビール』は、しばし暑さを忘れさせてくれたのでありました。

暑くても眠気には勝てません。知らぬ間に居眠りこいて・・・・ハッと気付けば
「晩飯の支度しなくちゃいかん時間じゃん!」(主婦か!)
てなことで『料理当番、本日の一品』です。

先日、叔母がまたまた大量の野菜を送ってくれました。その中で特に多かったのが茄子でして
「暑いからさっぱりしたもんの方がエエよねぇ?」

って、何でグラタン?

浅漬け、揚げ浸し、茄子焼き、味噌煎り、天麩羅・・・・大量の茄子をいろんなもんにしてもう喰っとりましてね。それ以外のバリエーションが頭に浮かんでこないわけで・・・・
「暑いけどグラタン作っちゃうから食べて」
中身は三層、一層目にマッシュポテト(もち手作りですよ)、二層目はミートソース(これも暑い中、汗の塩味を効かせた手作りね)、三層目がちょっと焼いた茄子。
これにとろけるチーズと食パンをちぎったヤツと粉チーズをぶっかけ焼きました。

こちらはサッパリと、豆腐とアボカドの和風サラダです。

弁当は豚の生姜焼き弁当ね。

さて、今日の一枚は、その本田竹曠です。
ナベサダ達と一緒にやっていた本田が、初めて彼名義で出した一枚です。

まぁまぁ、このアルバムも入手時期は「THIS IS HONDA」よりさらに後ですから、あまり深くは語れんのですが、これを聴いても本田竹曠を軽視した自分を恥じるのでありました。

MINTON BLUES(本田竹曠の魅力)
1969年12月録音
本田竹曠(p) 渡辺貞夫(as) 増尾好秋(g) 鈴木良雄(b) 渡辺文男(ds)

1.MINTON BLUES
2.HEY JUDE
3.BY THE TIME I GET PHOENIX
4.AIN'T TELL YOU A GOOD WAY BUT
5.STELLA BY STARLIGHT
6.QUIET SEA