JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

夫婦仲良く?

2006年11月22日 | g-i

さても、今日は『いい夫婦の日』だそうで、間違って『よい夫婦の日』と言ってはいけないとか。なぜなら『よい夫婦の日』は、なんと別にあるんですねぇ、4月22日。しかも毎月22日は『夫婦の日』なんだそうであります。

「今日は『夫婦の日』だから早く帰ったよ」
「まぁ嬉しい!美味しい料理をつくったからはやく食べましょ。そうそうお酒もつけるわね。」
毎月これをやっている夫婦がいたら、世界遺産ものであります。

「おい、これ・・・」
「なに???まぁ!素敵なネックレス!どうなさったの?」
「今日は、ほら、『いい夫婦の日』だろ」
「それじゃわざわざ、うれしい!」
これもまた、天然記念物ものですな
へんにプレゼントなんか渡したら、「何か隠し事があるに違いない」と変な勘ぐりをされるのが落ち、まさに触らぬ何とかであります。

しかるに『いい夫婦』はなんたるか。
これを私が語れるようになれば、一種聖人の域に達するわけで、答えをお持ちの方、ぜひともご一報をいただきたいと思います。(笑)

家庭内において、父の、夫の権威が失墜してから、どれほどの月日が流れたでありましょうか。
そもそも、染色体レベルで考えても、男性より女性のほうが高位な生物体であることは間違いないわけで、『男尊女卑』と呼ばれた社会を築き上げたのは、おだてに乗った男性の見栄に他ならなかったと私は思っています。
『男尊女卑』を肯定する気はもうとうありませんが、おだてられずに見栄も張れない男性ほど惨めな生物体はいないのではないかと・・・
しょせん、男性の見栄など虚栄にしか過ぎないのですから、高位な女性はこれを操る術を安易に見つけ出せるはず、おだてを駆使して旦那を操ってみてはいかがでしょうか?
家庭で見栄を張らせれば、馬車馬のごとく働く夫に変身するやも知れませんよ。
ただし、突然の妻の変異は、旦那にとって何者にも勝る驚異ですので、加減をしながらお試し下さい。

「あらま、今日は休日前なのに、め・ず・ら・し・く飲まずに帰ってきたんだ。腰痛もいい薬になるかもね。」
こんな言葉は、旦那のやる気をそぐまさに起因!けして使ってはいけませんよ。
まったく、「腰痛、大丈夫だった?仕事たいへんだったでしょ」くらいのこと、言えんもんですかねぇ、、、、あ~あ。

さて、バカな話はこのくらいにしておいて、今日11月22日は、ミュージカルの名コンビ「RODGERS & HART」のローレンツ・ハートの命日でもあります。
彼らが書き下ろしたミュージカル・ナンバーは、多くがジャズ・スタンダードとして、今でも親しまれていますよね。
「MANHATTAN」「MY ROMANCE」「THE LADY IS A TRAMP」「MY FUNNY VALENTINE」「FALLING IN LOVE WITH LOVE」「BEWITCHED」などなどあげれば切りがありません。

そこで今日は、彼らの名作「BLUE MOON」の入ったアルバムを紹介します。
なにしろハートは作詞家ですからねぇ、不得意のボーカルものじゃないと意味がないし、
ジュリー・ロンドンも考えたのですが、以前に紹介済みですので、大御所ビリー・ホリデイのCD紹介にします。
このホリデイは、何とも可愛らしく「BLUE MOON」を歌っていますよね。演奏は短いんですけど、とても印象に残る一曲だと思います。

BILLIE'S BLUES / BILLIE HOLIDAY
1942年録音
Billie Holiday (vo) HEYWOOD HENRY(ts,bs) MONTY KELLY, LARRY NEILL, DON WADDILOVE(tp) SKIP LAYTON, MURRAY McEAVHERN(tb) BUDDY DE FRANCO(cl) ALVY WEST, DAN D'ANDRE, LENNIE HARTMAN(reeds) RED NORVO(vib) CARL DRINKARD, SONNY CLARK, BERYL BOOKER, BOBBY TUCKER, BUDDY WEED(p) JIMMY RANEY, TINY GRIMES, MILE PINGITORE(g) RED MITCHELL, ARTIE SHAPIRO(b) ELANE LEIGHTON, WILLIE RODRIQUEZ(ds)
1. ANNOUNCEMENT BY LEONARD FEATHER
2. BLUE MOON
3. ALL OF ME
4. MY MAN
5. THEM THEIR EYES
6. I CRIED FOR YOU
7. WHAT A LITTLE MOONLIGHT CAN DO
8. I COVER THE WATERFRONT
9. BILLIE'S BLUES
10. LOVER, COME BACK TO ME
11. BLUE TUMING GREY OVER YOU
12. BE FAIR WITH ME BABY
13. ROCKY MOUNTAIN BLUES
14. DETOUR AHEAD
15. TRAV'LIN' LIGHT
16. I DON'T STAND A GHOST OF A CHANCE WITH YOU
17. WILLOW WEEP FOR ME
18. STORMY WEATHER

おまけ、
今日11月22日は、『回転寿司記念日』『大工さんの日』『ボタンの日』『長野県リンゴの日』『オール川柳の日』なんかにもなっているそうであります。

ちなみに、『大工さんの日』は「11月は、国の技能尊重月間であり、22日は大工の神様とされる聖徳太子の命日にあたる。また、11は2本の柱をあらわし、二十二のそれぞれの二は土台と梁または桁をあらわすことから日本建築大工技能士会が制定した日。建築大工業界の発展と、木造住宅の振興などがその目的。」だそうで、聖徳太子が大工の神様ってえのも知らなかったし、今日が命日っていうのも、なんだか「へ~~~~」って感じですよね。