JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

任務ほぼ完了

2010年12月30日 | v-x

雪になるかもしれないとの予報もあった今日ですが、気温がそれほど下がらず雨がシトシトと降っています。
いよいよ今年も今日を入れてあと二日、押し詰まってきましたねぇ
とか言いつつ、あまり実感のない私でありますけど。そのくせ何かにつけて○○納めと言ってしまう矛盾は許していただくとして、昨晩はいつものバーでの呑み納めで、午後9時頃からだったでしょうか、ビール、日本酒、ウイスキーと盃を重ねることウン盃、「よいお年を」と店を出たのは午前3時をまわってからでした。いやはや納めも納め大納めですよね。(笑)

「はて?たしか昨夜常連客のO君とブログに何かを書く約束をしたような??????」やばいです、何だったのかまったく思い出せません。
「だってぇ、O君来るの遅いからぁ、ボクちゃん出来上がっちゃってたんだも~~~ん。」(笑)

てなわけで、一生懸命思い出すというような無駄な事はせず、今日与えられた任務を遂行せねばいけません。

4時近くに帰宅したにもかかわらず9時にたたき起こされ、まずは神棚のお掃除であります。
ホコリを落とし、雑巾がけをし、お札を替え、ごぼうじめと榊を新しくし、塩と米と水を供えて・・・・
「おっと、御神酒、御神酒」
そんでもって二礼二拍手一礼

「次は?????玄関ね、ハイハイ」
玄関の内外を掃き掃除、ガラス窓を拭いて、
「年神様、いつでもいらっしゃ~~~~い」
てなもんですね。(笑)
ちなみに、玄関の飾りは掃き清めてからつけなくちゃイカンのですよ。年神にここはお清め済みですよと知らせる印ですからね、ただ付けりゃいいってもんじゃないんだから。


今年は裏白無し、まっいいでしょ

最後にお供え餅をそれぞれに配置する頃には、すでにお昼をまわっておりました。

お昼はインスタントラーメンで済ませ、午後からはいよいよお節の準備でありまして
「煮豆よ~し、昆布巻きよ~し、煮つけよ~し、すじこの粕漬けよ~し・・・・あとは明日でイイやね。」
ハッと気付けばもう3時、う~~~~んせっかくの休みなんだけどなぁ(笑)


ブログネタにちょくちょく使うんで
来年の暦はチェックしとかないとね。(笑)

さて、今日の一枚は、ミリー・ヴァーノン、ボーカルものです。

とりあえず与えられた任務を無事終えた私は、先ほどから珈琲を飲みながらレコード鑑賞に浸っております。
何となく、大人っぽいボーカルが聴きたくなりまして、この一枚を選んでみました。

雲隠れしちゃった謎多きボーカリスト、ミリー、彼女の場合、歌自体にもそんな謎めいた雰囲気があるように思いますよね。
まっ、ことボーカルに関しては多くを語れない私ですが、こき使われた後珈琲を飲みながら聴くミリーは、なかなかよろしいんでありまして
こういう時はガキはいりませんねぇ、キャピキャピ(これって死語?)チャラチャラの女性は「あっち行ってろ!」みたいな(笑)
その点、ミリーには大人の女性を感じます。

昨夜の深酒も今日の任務も一杯の珈琲とミリーが癒してくれたのでありました。とさ。

INTRODUCING MILLI VERNON
1956年2月録音
MILLI VERNON(vo) RUBY BRAFF(tp) JIMMY RANEY(g) DAVE McKENNA(p) WYATT REUTHER(b) JO JONES(ds)

1.WEEP FOR THE BOY
2.MOMENTS LIKE THIS
3.SPRING IS HERE
4.ST. JAMES INFIRMARY
5.MY SHIP
6.THIS YEAR'S KISSES
7.ROON RAY
8.EVERYTHING BUT YOU
9.EVERY TIME
10.BLUE RAIN
11.I DON'T KNOW WHAT KIND OF BLUES I'VE GOT
12.I GUESS I'LL HAVE TO HANG MY TEARS OUT TO DRY


毎日餅でもOKよ

2010年12月28日 | m-o

300台もの車が雪で立ち往生したり、3日間停電が続く地区があったりという中、同じ県内とは思えないほど晴天が続き、日当たりがよいところなら昼間は暖房もいらないというこのあたりはほんと天候には恵まれているわけですが・・・・・
なんでこんなに忙しいんでしょ?この年末はここ数年、いや、ここウン十年にない忙しさで、不謹慎ではありますけど、大雪で麻痺してくれた方がなんて考えてしまうほどです。
おかげでブログの更新はもとより正月準備もままならず、年賀状の発送も25日には間に合わない始末、受け取られる方々、元旦に届かなければそんな事情があったのだとご理解下さい。

仕事も通常であれば明日からお休みとなるのが、どうも明後日くらいまで忙しさが続きそうなので、比較的時間がとれそうな今日は、午前中で仕事を終え帰ってまいりました。

「昼飯、昼飯」
お腹を空かせて帰ると
「今から餅つくんだけど、ご飯食べる?それともちょっと待って餅にする?」
まさに、お供え用の餅をつき始める時でした。

そりゃもう私しゃ無類の餅好きですから、ベーコンエッグてな朝飯みたいなおかずで飯を喰うより餅が良いに決まってます。
「ようし、おろし汁つくんどぉ!」
「あっ、でもお供え作ってからね。」
「・・・・・・」

てなことで、まずはお供え餅作りです。
毎年作っているわりには、どうにも形にならないんでありますが、とりあえずは神棚用と床の間用を作り上げ、やっと昼食にありつきました。

 

納豆餅におろし汁餅、つきたてはエエですねぇ、4個ペロリといただきました。この後つきたてを食べられるのは元旦、恒例の胡桃入り田舎雑煮が待ってます。
「俺は、毎日餅でもいいなぁ」
来年一日はMさんのお店の手伝い日になっていますので、朝から呑み惚けるいつもの元旦というわけにはいきませんから、朝からペロッと餅を5個くらいいけんじゃないかな、今年はいただき物の餅米も食べきれないほど集まり、餅好きにはたまらん年末年始になりそうです。(笑)

ともかく、玄関のお飾りも買って来ましたし、蓬莱飾りとはいかなくとも鏡餅も出来ました、あとは30日に飾り付けをして・・・・・・・
あっ!お節、そうですよ、我が料理当番の年末行事が残ってましたぁ、こりゃお休み初日もダラダラしてられないかな?

さて、今日の一枚は、セロニアス・モンクです。
いわゆるモンクのラストレコーディングは、ジョージ・ウェインがニューポート・ジャズ・フェスの海外パッケイジ・ショーとして企画したジャイアンツ・オブ・ジャズのヨーロッパツアー中に行われました。アルバム制作の話を持ち出したのはアラン・ベイツ(ブラック・ライオン、フリーダムの創設者)です。

1971年11月15日、他のメンバーより早くスタジオに入ったモンクは、独りピアノを弾きはじめました。3時間にもおよぶソロは、自由でなんの束縛も受けないまさにモンクのやりたい放題、もとい、もっともモンクらしい演奏でした。

以前も言いましたが、「気むずかし屋で偏屈、変わり者、回りは合わせるのが大変」そんなイメージを持たれがちなモンクですが、じつは共演者にあれほどの気遣いをする人もいないわけで、しかるに私なんぞのように「モンクの真骨頂はソロだ」と信じ込んでいる者にとって、ここでの演奏は理想的なものでありました。必聴だと思います。

もちろん、アート・ブレーキー、アル・マッキボンが加わってからの演奏もそりゃ良いんでありまして、二人がモンクの盟友であればこそでしょうか、モンクを前面に押し出したフォローぶりがエエですわ。(笑)

ともかく、計6時間にもおよぶソロとトリオの演奏は、モンクのラストレコーディングにふさわしい演奏であったと、私は思っています。

THE LONDON COLLECTION / THELONIOUS MONK
1971年11月15日録音
THELONIOUS MONK(p)
1.CHORDIALLY
2.TINKLE TINKLE(3 takes)
3.LOVER MAN
4.SOMETHING IN BLUE
5.MY MELANCHOLY BABY
6.LITTLE ROOTIE
7.THE MAN I LOVE
8.JACKIE-LNG
9.MEET ME TONGHT IN DREAMLAND
10.DARN THAT DREAM
11.NICE WORK IF YOU CAN GET IT
12.BLUE SPHERE
13.CREPUSCULE WITH NELLIE(take2)
14.INTROSPECTION(tak1)

THELONIOUS MONK(p) AL McKIBBON(b) ART BLAKEY(ds)
1.EVIDENC
2.MISTERIOSO
3.HACKENSACK(2 takes)
4.RUBY MY DEAR
5.CREPUSCULE WITH NELLIE(take4)
6.NUTTY
7.CRISS CROSS
8.INTROSPECTION(take2)
9.I MEAN YOU

おまけ、
忙しさで『料理当番、本日の一品』すら紹介せずに終わっていました。まっ待ってる人はいないと思いますが、いちおう前回日曜日のメニュー紹介です。

目指したのは「定食屋のハンバーグ」・・・・どうでしょ?

いちおうチーズ・イン・ハンバーグだったんですが、わかりますかねぇ?


クロパトキンの玉?

2010年12月20日 | m-o

今日は暖かい一日でしたが、クリスマスあたりからまたぐっと冷え込むとか、う~ん、年末年始に風邪っぴきってぇのも面白くありませんから、今週は自制して過ごそうかなぁ・・・・なんちゃって。(笑)

 ♪ 日本の、乃木さんが、凱旋す
  すずめ、めじろ、ロシヤ、野蛮国
    クロパトキン、金の玉、負けて逃げるはチャンチャン坊
    棒で叩くは犬殺し、シベリア鉄道遠けれど、
    土瓶の口から吐き出せば、婆あの年は八十二、♪

「なんじゃい急に」てな話ですけど
『龍馬伝』も終わり、数少ない視聴テレビ番組がまた少なくなると思いきや、昨年一生懸命見ていた『坂の上の雲』の第二部の放映が始まり、この視聴を楽しみにしています。
それにしても、三年越しの飛び飛びドラマっちゅうのはいかがなものかとも思いますねぇ、どうも健忘症ぎみの私としちゃぁ、来年の最終部まで今年の詳細を覚えていられるのか、不安であります。

ともかく、正岡子規が亡くなり、いよいよ日露戦争開戦というところまで来ました。地上波では来週が第二部最終話となるわけですが、気の早い私はBSの先行放送を録画して見ているもので、忙しくて見られなかった先週分も含め、昨晩、第二部最終話まで一気に見てしまいました。

そして今朝、
「いよいよ日露戦争開戦だねぇ」
と母に言うと
「あ~~あ、ドラマかぁ、先週見んの忘れっちゃったから、はぁ見でねぇ」
との答え、その代わりじゃないんでしょうけど、最初に紹介した「日露戦争しりとり歌」なるものを披露してくれたのでした。(よう覚えてたこと)

ところで、正岡子規を演じた香川照之ですが、『龍馬伝』の岩崎弥太郎もしかり、ここでの子規もしかり、じつに唸らされるほどの名演ぶりでありました。
そんでもって「彼の子規を見ているとかの写真と完全にダブってしまう」と感じたのは私だけじゃなかったようですね。今発売中の漫画雑誌「ビックコミック」の表紙を見てくださいよ。

最近まったく漫画雑誌を見ない私も、Mさんのお店でこの表紙を見たとき、「やっぱりなぁ」とおもわず微笑んでしまいました。

いずれにしても、来年の最終部が待ち遠しくてなりません。「NHKにもっと早く放送しろ!」と言いたい気分なんですが、そうもいかんでしょ。
騎馬隊を率いる秋山好古は?バルチック艦隊に挑む秋山真之は?日露戦争の行方は?
全部わかっちゃいますけど、楽しみなんですよねぇ。(笑)

 ♪ いちれつらんぱん 破裂して
  日露戦争 始まった
  さっさと逃げるは ロシアの兵
  死んでも尽くすは 日本の兵
  五万の兵を 引き連れて
  六人残して 皆殺し
  七月八日の 戦いは
  ハルピンまでも 攻め入って
  クロパトキンの 首をとり
  東郷大将 万々歳 ♪

さて、今日の一枚は、ハンク・モブレーです。

ジャズ評論家のレナード・フェザーはモブレーを「テナー・サックスのミドル級チャンピオン」と呼んだそうでありますが、時代を代表するプレーヤーでは無いものの、腰を振り回る軽さもない。流行りとか時代の嗜好に無頓着なのか、頑固なのかしらないけど、その相手がマイルスであろうと誰であろうと、そのスタイルは変えようともしない。

けっきょく最後まで貫き通したスタイルは、混沌とした70年代に向けて彼をジャズの一線から引きずり落とす原因でもあったわけですが、だからこそ、どのアルバムを聴いても安定感がある、安心感がある、失敗は無い、とこうなるわけです。

王道の三管フロント・セックステット、ブルー・ミッチェルにジャッキー・マクリーン、ビリー・ヒギンズのドラムも三人を盛り立てているように感じます。

押さえ込むような圧倒的なパワーパンチは持たずとも、徐々に効いてくるパンチは正確で、けして逃げないそのスタイルは、それもまた味わい深いに違いありません。

HI VOLTAGE / HANK MOBLEY
1967年10月9日録音
HANK MOBLEY(ts) BLUE MITCHELL(tp) JACKIE McLEAN(as) JOHN HICKS(p) BOB CRANSHAW(b) BILLY HIGGINS(ds)

1.HIGH VOLTAGE
2.TWO AND ONE
3.NO MORE GOODBYE
4.ADVANCE NOTION
5.BOSSA DE LUXE
6.FLIRTY GERTY

おまけ、
昨晩の『料理当番、本日の一品』です。
冷凍庫にある冷凍食材を使うよう命じられましたので、冷凍ホタテの貝柱と冷凍海老を中華にしてみました。

こちらは、貝柱と葱のオイスター炒め

こちらは、海老マヨです。

スープも中華風にワンタンスープにしてみました。


自分だけの時空

2010年12月18日 | y-その他

突然下がった気温が朝布団から飛び出るタイミングを遅らせています。寒いですねぇ、意地になってまだ試験運転しかしていなかったマイストーブも、さすがにここ二、三日の朝晩は本運転へと切り替えました。

とはいっても、この年末は何故か忙しくて、家には寝に帰っているだけみたいな日々が続いているのでそれほど灯油は使ってないんですよ、省エネ省エネ(笑)

昨晩も帰宅したのは11時近く、いつものように風呂に入り、いつものようにビールを飲み、いつものようにウイスキーに手をつけ、いつものように就寝・・・・・・
となるはずでしたが、ここしばらく自宅でゆっくりと夜を過ごした事がなかったので、ウイスキーの時間が長くなってしまいました。

昔、ドライビールが爆発的ブームになった頃、そうどこの飲み屋さんに行っても「ビールはスパードライ」みたいなときがあったじゃないですか。
当時もなんだか仕事が忙しくてね、夕飯を自宅で食べることは基本的に無理だったので、接待の酒席か同僚との酒宴でほぼ毎日を過ごしているといった時期でした。あの頃口にはいるビールといえばスーパードライばかりでしたねぇ(笑)いやいや文句を言ってるわけじゃないんです、私もスーパードライが美味しいと思っていましたから

そんなある日、得意先の課長と行った寿司屋さんだったかなぁ?久しぶりにキリンのラガーを飲んだんですよ。
「ん?・・・・??????」
これがア~タ、なんだかとても旨くて・・・・・思い出したんです。「私が生まれて初めて飲んだビールも、バイト先のジャズ喫茶でミーちゃん(ママね)が浴びるように飲み、私にも飲ませたビールもキリンラガーだったんだよなぁ」ってね。
以来、「キリンラガーの瓶ビールが俺は一番好きだ!」と思い込み、貫き通しています。(笑)

あれ?何の話でしたっけ?
そうそう、だから、キリンラガーのように、夜中久しぶりにエラとジョー・パスの「TAKE LOVE EASY」なんぞを聴きながら、古い本を読み返しつつウイスキーを独り飲んでたりすると
「そうだよ、俺が一番好きなのはこんな時間だったんだ!」
って思い出したりするって話ですよ。(笑)

誰にも邪魔されない自分だけの空間、それは傍目から見たら、ある意味寂しそうで、滑稽で、アホみたいかもしれないけど、「自分だけが知っている最も充実した自分だけの時空、これもまた好し」ととても満足する、そんなことありません?
いやいやいや、毎日これじゃ寂しいですけど、そんな時空を持っているだけで「俺ってあんがい幸せかも?」なんて、じつに単純に思っちゃったりしてね。

そのせいでしょうか、今日はなんだかとても気分がいいんです。
いつもの仲間とバカっ話をして飲む時空も好し、バーで気心知れたママと(ママはそう思ってないかも知れませんけど、笑)おおいにダベリながら飲むも、そりゃ何物にも代えられない時空でありますが、まさに「自分だけの時空」も時には必要だと・・・・
なんのこっちゃか分からない話になってしまいました。ともかく、まだまだ忙しい年末が続きます。
「頑張るどぉ~~~!!」


いつものバーにも、暖かな炎が灯りました。

さて、今日の一枚は、変化球です。昨夜おもわず本を置いて聴き入ったタンゴにしました。アストル・ピアソラです。
「オイオイ、ジャズじゃないジャン」
と言われそうですけど、まっモントリオールにも出ているということで、ご勘弁下さい。

このアルバム、じつは私が隠れピアソラ・ファンだと知った友人がネットでダウンロードして録音してくれたCDです。ですから、純粋ないわゆるジャズアルバムですとメンバーもおおよその察しはつくんですが、録音日、メンバーに関しては不明です。(友人も詳細までは明記してくれませんでしたので)調べた範囲では、1957年ウルグアイ・モンテビデオで録音されたもので「ロ・ケ・ベンベラ」というアルバムがもとのようですけど。

エエんですわ、ピアソラ(笑)
目を閉じて聴いていると、なんていうかなぁ、情景が浮かんでくるというか(何の情景だかはわかんないんですけどね。笑)、ジャズとはまた違った心の一部を刺してくるというか・・・・・・・
タンゴのことは良く知りませんが、彼はある意味異質でありそれ故にタンゴの革命児とも称されるわけですが、そのリズムと哀愁あるメロディーと・・・・
良い音楽はジャンルじゃないんですよ、ね。

もし万が一、まだ彼の演奏を聴いたことがないと言う方がいらっしゃいましたら、ぜひとも一度はお聴きになってみて下さい。
ジャズに相通じるものと、彼独自の世界と、きっと感じるものがあると思いますよ。

ADIOS NONINO / ASTOR PIAZZOLLA

1.ADIOS NONINO
2.OTONO PORTENO
3.MICHELANGELO 70
4.CONTRAMILONGA A LA FUNERALA
5.FUGA Y MISTERIO
6.CORAL
7.FUGATA
8.TOCATA REA
9.TANGATA DEL ALBA
10.ALLEGRO TANGABILE
11.SOLEBED
12.FINAL


任せる仕事は選ぶべし

2010年12月13日 | g-i

急に寒くなったように感じる、そんな一日でしたが・・・・・
久しぶりですよねぇ更新、というのもちょっくらお風邪を召しまして、って、いやいや私じゃないんですよ、じつはPCがお風邪を召しまして、約一週間使えない状況が続きました。ほんと他人様(S君)のPC立ち上げになんやかんややってる時じゃないっつうの。(笑)
まっ、たいした風邪ではなかったのですが、12月に入り変に忙しいこともあって、復旧に昨日までかかってしまいました。

そんな一週間、こらまたいろんな事がありまして、何からお話ししてよいやら迷ってしまいますけど、
そうですねぇ・・・・木曜日の深夜に起きたちょっとした事件からお話ししましょうか。

9日木曜日はMさんのお店の手伝い日でありまして、
「バブちゃん、この生ドーナツってぇの一度とってみようかと思うんだけど」
と、Mさん。
「フムフム、生ドーナツ、聞いたことありますよ。」
生ドーナツなる代物は、甘いのが大好物(笑)の私ですら知っているほど、そこそこ話題のスイーツでありますよね。
「いいんじゃないっすか、とってみましょうよ。」

ところが、この生ドーナツ、ふだんの発注方式では注文が出来ない商品でして、
「毎日、午前0時更新で即発注締め切りになるらしいんだわ」
つまり、午前0時過ぎに急いで発注をかける必要があるということ
「じゃあ、深夜のヤツによく説明して発注させましょう。2種類各10個10個、20個でいいですよね。」

てなことで、私が深夜の担当者に方法を伝え発注させることに・・・・・
これがいけませんでした。2種類合計20個発注の予定が、なんと4倍の80個発注になっておりまして、・・・・・私が残って発注すべきだったんですよねぇ
しかし、「後悔先に立たず」翌々日の土曜日午前10時頃には確実に80個の生ドーナツが搬入されてしまいます。ピーーーンチ!
「何でわからんかねぇ!?」
深夜の担当者に文句を言っている場合じゃありません。なにしろ相手は生ものですから、なんとしても一日、二日で売り切らなけりゃいけません。急遽手伝い日じゃない金曜日に出掛けていって、販売場所やらポップやらの準備をするハメになりました。

さぁ土曜日の結果は!!!!!!!!
ホッとしましたぁ、努力のかいあって私が帰宅する夜10時過ぎには残り10個を切っておりましたから、昨日中には売り切れたでしょう、なんとか廃棄を出さずに済んだんじゃないかなぁ(今日行ってみないと結果は分からないんですけどね。)

そんでもって、甘いのが大好物(しつこい)の私も責任を感じて買って来ましたよぉ

昨日、午後のティータイム(笑)にいただきましたが、甘みが抑えてあって私でもそこそこいただけました。ただ、値段的にそれに見合った満足感があるかというと、我が家では意見が分かれるところでありましたけどね。

なんとか事無きを得た今回でありましたが、販売準備をしてその後呑みに出掛けた私とMさんの結論は、
「他人に任せる仕事は選ぶべし」
でありましたとさ、チャンチャン。(笑)

ということで、甘い午後のティータイムの後はとうぜん夕食の準備でありまして、『料理当番、本日の一品』です。
みょうに疲れた一週間でありましたので、料理当番も手抜きをさせていただきました。鍋です。

味は、突っ込む材料に任せりゃいいわけですから、鍋ほど楽な料理はないんでありますが、いかに「安く、美味しく」、これが料理当番の腕の見せ所でありますよ。
蟹は安物の平蟹、鱈はこれまた安物のブツ売りを、とうぜん鶏団子も手作りで、これをまたまた安物の昆布でとったダシで煮るという・・・・でもほら、愛情がこもってますから、最後の雑炊まで、いちおうそのへんの下手な鍋より旨かったと、私は思いました。(笑)

さて、今日の一枚は、ときおり出てくるアーニー・ヘンリーです。(笑)

ヘンリーのアルトはどれを聴いても印象的で私は好きなんでありますが、なにしろこの方も早死にしたせいでアルバム数が少ないのが残念ですよね。
ケニー・ドーハムとのツーフロントというと、ドーハムがリーダーを務めた「2 HORNS 2 RHYTHM」もありましたね。もっともあちらはピアノレスでしたが、ここでは私好みのケニー・ドリューがしっかりピアノを弾いています。

この時期のアルト奏者というと、どうしてもチャリー・パーカーが呪縛のようにとりついているところは誰これしかたのないところですが、その呪縛から多くのアルト奏者が自立しようとする努力もかいま見られる時期でもあります。それは時にあがきだったり、時にただの反発だったりするんですけど、けっきょくはキラリと光る何かを持つ者だけが生き残っていくという試練の時でもあったのかもしれません。

そういった観点でヘンリーを聴いてみると、じゃっかんジャキー・マクリーンとかぶるような感じはあるものの、間違いなく光るものを持っているように思えます。(少々のねちっこ感はこの人の特長ですからね。)
とするなら、31才これからというときに亡くなったのことは、じつに残念に思ってしまう私であります。

ドーハム、ドリューだけでなく、アーニー・ヘンリーのベースがみょうに効いているのは何故なんでしょ?(笑)

ともかく、数少ないヘンリーのリーダー盤の中で最もメジャーな一枚であるかもしれないこのアルバムは、聴いて損のない一枚だと思います。

PRESENTING ERNIE HENRY / ERNIE HENRY
1956年8月23,30日録音
ERNIE HENRY(as) KENNY DORHAM(tp) KENNY DREW(p) WILBUR WARE(b) ART TAYLOR(ds)

1.GONE WITH THE WIND
2.ORIENT
3.FREE FLIGHT
4.CHECKMATE
5.ACTIVE INGREDIENTS
6.I SHOULD CARE
7.CLEO'S CHANT


カラオケ〆と変わらず

2010年12月06日 | j-l

昨日今日と暖かい良い天気が続いています。

そんな昨日、日曜日は、自転車でちょっと遠出でもしようかなぁ・・・なんて思っていたんですが、S君が新たにパソコンを購入したということで、セットアップ諸々を仰せつかりほぼ半日これに費やしてしまいました。
「あ~あ、もったいない。」(笑)

そんなわけで、ほとんど何もしないまま料理当番の時間になってしまいました。
その料理当番も、なんだか手間をかけるのがイヤになって、
「母が食べたがっていた粕汁と、肉をササッと炒めて終わりにしよう」
すると、ありがたいですねぇ、ご近所さんが刺身を持ってきてくれまして・・・・作ったのはほぼ粕汁だけという、あはは、まさに手抜きになってしまいました。
ということで、一日遅れの『料理当番、本日の一品』です。

まずは、母のリクエストに応えて鮭のアラの粕汁です。じゃっかん骨は邪魔になりましたが美味しくできました。

そんでもって、完全手抜きの「マイ酒のアテ」です。
手抜きでもほら、このアテなら酒がクイクイ進むじゃありませんか
気が付けば四合瓶が空になり、新しい一升瓶に手をつけようとすると・・・・
「いいかげんにしな」
しかたがないんで趣味部屋に退散して、隠し置いたバーボンをグラスに注ぎぃの隠れドリンカーであります。

いつもなら、間違いなくレコードをかけるところなんですが、昨晩は一昨日読まずにいた朝日新聞土曜版beを、そこで読んでしまったのが間違いでしたねぇ『song うたの旅人』のお題は、吉田拓郎の「旅の宿」でありまして
「♪ 浴衣のきみは 尾花の簪 熱燗徳利の首 つまんで・・・・♪」
ギターを持ち出しちゃいましたぁ

こうなると止まりません。
吉田拓郎をひとしきり歌った後は、泉谷、岡林、高田渡とひととおり歌い尽くし、陽水、かぐや姫、ユーミンときて「遠い世界に」で〆みたいな(笑)

喉が渇いたので「ビールをもう一杯!」てんで、下に降りると真っ暗になっていて
「あれ?もう寝ちゃったん?」
そりゃそうですよね、もう午前一時半を回ってましたもん。
誰も聴かないなんと3時間にもおよぶワンマンショーは、こうして終了したのでありました。とさ。
まったくねぇ、「飲みに行ってカラオケで〆ってぇのとかわんねぇじゃねぇか」っちゅう話ですかね。(笑)

さて、今日の一枚は、ジョン・クレマーです。

ここではめったに出てこないプレーヤーですので、まずはザックリ経歴を紹介しますと、
1946年7月3日シカゴ生まれ、容貌からはちと想像しがたいところがありますが、パワフルでどちらかと言えば黒人的?演奏が注目され、このアルバムの録音とあいなった方であります。
その後、ビリー・メイなどのバップ・バンドを渡り歩き、ドン・エリス楽団ではオリバー・ネルソンとも交友があったり、ミルウォーキー交響楽団との共演なんかもしたりして、意欲的な行動を見せていたテナーマンでした。
ただねぇ、このログにそうそう登場しない最大の理由は、ご存じのごとくインパルスで出たフュージョンバリバリのアルバムに原因があります。
こうなってしまうと、どうにも私には手が出ないわけで、その後「「NEXUS」はちょっと違うから聴いてみな」と言われても、その気にはなれなかったプレーヤーであります。(ずいぶんたってから「NEXUS」は聴きましたけど、なかなかのもんでした。)

おっと、今日のアルバムですよね。
その後はともかく、21歳の白人テナーマンは、当時多くのプレーヤーがそうであったようにロリンズ、コルトレーンという二大巨匠を徹底的に研究したんでしょうねぇ、随所にその努力の跡が聴き取れるように思います。そして、彼の魅力は、それだけににとどまらず、個性が滲み出ているところにあるのかもしれません。(ここが多くのプレーヤーとは違うんでしょうね。)
その個性とはなんぞや?これは上手く説明できませんねぇ、ただ、このアルバムを聴き終えた後には、ロリンズ、コルトレーン以外の何かが心に引っ掛かるみたいな事を誰でも感じ取れるのではないでしょうか。

なんでフュージョンなんかに行っちゃったんだろ、私は不満です。(笑)

INVOLVEMENT / JOHN KLEMMER
1967年録音
JOHN KLEMMER(ts) MELVIN JACKSON(b)WILBUR CAMPBELL (ds)
SAM THOMAS(g)[1,3,4,6] JODIE CHRISTIAN(p)[2,5,7]

1.PASSION FOOD
2.HOW DEEP IS THE OCEAN ?
3.WILL'N' JUG
4.STAND IN THE SUN
5.MY BLUES
6.YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS
7.LATER WITH THEM WOES


ウイスキーが好きだから、すこし愛してちょ

2010年12月04日 | m-o

季節外れの嵐もなんとか去り、キリッとした寒さが雲一つない青空をを連れて帰ってきました。

「同じ曲をいろんな人がカバーする」考えてみりゃジャズなんてそんなんが山ほどあるわけで珍しくもないわけですが、

「バブさん、どっちがいいと思います?」
と、突然振られてもねぇ

 ♪ ウイスキーがお好きでしょ もう少ししゃべりましょ
   ありふれた話でしょ それでいいの今は ・・・・・♪

N君とO君が激論(笑)を交わしていたのは、石川さゆりと竹内マリア、どちらの「ウイスキーがお好きでしょ」が良いかということでして・・・くだらねぇ
「いや、ゴスペラーズだろ」
と、話を濁しておきましたけど、本当はやっぱ石川さゆりかな(笑)

とにもかくにも、この曲が流れるCMのおかげで、酒屋どころかMさんのコンビニですら缶入りのハイボールが・・・いやいやウイスキーそのものも、炭酸も、あいかわらず売り上げは順調に推移しています。
「恐るべし小雪、恐るべし『ウイスキーがお好きでしょ』、恐るべしサントリー」
でありますね。

ところで
「誰の『ウイスキーがお好きでしょ』が良いか?」もいいんですが、
「小雪と大原麗子、どっちがいい?」なんて話はしないんでしょうかねぇ?
私なんかは、最近見るCM量と当時見ていたCM量に比例してかやっぱり大原麗子にホロッと行ってしまうかな?

「すこし愛して、ながく愛して」
言われてみたいですよねぇ・・・・・・(笑)
彼女もねぇ、私にそのセリフを言っていれば、あれほどの不幸な最期は無かったと思うんですけど・・・・(アホか)
えっ?他人の不幸を語ってるとこじゃないだろうって?
そりゃまぁ不幸を絵に描いたような私がとやかく言う・・・って、オイオイ(笑)

ともかく、今晩もMさんのお店から帰れば、「すこし愛して、ながく愛して」どころか「ウイスキーがお好きでしょ」とも言われず、独り寂しくグラスを傾けているんでしょう。
「寂し~~~!」

さて、今日の一枚は、リー・モーガンです。
一種の模索常態が現れた一枚であるようにも思います。
死の半年前、ラスト・セッションと呼ばれる演奏とはいえ、死に方が死に方ですからねぇ、「今後、どう歩もうか」と模索していてもなんらおかしくないわけですが・・・・
いや、逆に次の方向が見えた一枚だと思われる方もいるんでしょうか?

私としては、私のイメージするモーガンとは若干食い違いを感じる一枚ではありますが、嫌いじゃありません。
もし、あの男としてある意味幸せな死がモーガンに訪れなければ、ウエイン・ショーターを迎えたマイルス、そしてビリー・ハーパーを迎えたモーガン、二人がどんなジャズシーンを作り上げていったのか?
「CAPRA BLACK」なんか聴くと、私はひょっとしたら後者を追っていたんじゃないでしょうか。

あいかわらず、この時代の電子音に違和感は感じるものの、ジャケが気に入らないものの(笑)、この先のモーガンをちょっと聴いてみたかったと思わせる一枚であると思います。

ちなみにアルバム名は「THE LAST SESSION」ではなく、ジャケに書いてある「LEE MORGAN」これで紹介させていただきます。

LEE MORGAN
1971年9月17,18録音
LEE MORGAN(tp) GRANCHAN MONCUR Ⅲ(tb) BOBBI HUMPHERY(fl) BILLY HARPER(ts,alto-fl) HAROLD BABERN Jr.(p,el-p) JIMMIE MERRITT(el-p) REGGIE WORKMAN(b,per) FREDDIE WAITS(ds)

1.CAPRA BLACK
2.IN WHAT DIRECTION ARE YOU HEADED
3.ANGELA
4.CROQUET BALLET
5.INNER PASSIONS EXPELLED


本当は

2010年12月02日 | y-その他

どうしたんでしょう?12月になったというのにみょうに暖かくて、最高気温は昨日も今日も18度を超えたようであります。まっ明日からはまた冬の寒さに戻るってんですが、その温度差が身体には効くんだっちゅうにねぇ・・・・・


午前中はよく晴れてたんですが、午後3時頃には
黒い重たそうな雲が西の空から拡がってきました。

てなわけで風邪がどうも進行したようで、昨日は年休を取ってお休みを・・・・・
「本当の原因は風邪じゃないでしょ!」
まぁまぁまぁまぁ、その話は後ほどということで

今世間を騒がせているのは市川海老蔵事件でありますが、今日も、中華屋さんでラーメンを食べているとテレビではその話ばかり、面白くも何ともないものの、強制的に見せられるとついつい
「こんなん、ただの酔っぱらいどうしの喧嘩だろ」
と、反応しちゃったりするんですよね。(笑)
「ほんと、酔っぱらいはヤダねぇ・・・」
私の口からそんなセリフが出ると、誰もがキョトンとして
「おまえが言うな」

と前振りをしたところで、肝心の年休本当の理由でありますが

「バブちゃん、仕事終わった?」
だから、店のオーナーが「早く終われ」みたいなこと言わないの
29日月曜日の、イヤもとい、30日火曜日の午前0時過ぎ
「バブちゃん、○○ちゃんの店で飲んでるからおいで」
いかにMさんの誘いでも、平日の0時過ぎから飲みに行くってぇのはねぇ・・・・・
「は~~~い」
私、断れないタイプなんです。(笑)
けっきょく帰宅したのは午前3時過ぎでありました。
そりゃア~タ、翌日(正確には当日ですが)は、グッタリですわねぇ

そんでもってですよ。
その日、つまり30日火曜日夜、この日は粋用(野暮用の反対ね、そんな言葉無いけど)もあって、早くには帰宅できなく、さらに野暮用も重なって
「バブちゃん、遅いよぉ・・・・」
火曜日はいつものバーO-クの定休日でして、ママ以下二人の常連さんと共に「共通の知り合いのお店へ挨拶に行こう」てなはなしが前々からあって、粋用のために遅れた私は二軒目から合流となったのでありました。
「挨拶」ったって、ようは飲みに行ったんですけどね。
ほら、またまた午前様ですよ。

つまりぃ、
30日の午前0時過ぎにしこたま飲んだ私は、30日の晩10時過ぎにはまたまた飲みだし、体内に蓄積されたアルコールが消える間もなく師走の初日朝を迎えたというわけです。
「あっ!?風邪がひどくなったみたい・・・・今日休んじゃおうかなぁ・・・・」
未だかつて酒で仕事を休んだことのない私が・・・・・・・
「だから、酒じゃないって、風邪、か・ぜ!」

「酒と人間は、絶えず闘い絶えず和解している仲のよい二人の闘志のような感じがする。
負けたほうがつねに勝ったほうを抱擁する。」

ボードレールさん、いいことおっしゃいますねぇ、そのとおり!
昨日は、お酒が私を抱擁してくれたんでありますよ。ね。

最後に、海老蔵さんには、永井龍男のこんな言葉を贈りましょうかね
「元来、酒という奴は気の好い奴だから、素直に呑まれると、決して悪さをしない。」


昨日今日と暖かいとはいえすでに師走
飲む機会の増える季節です。
お互い飲み過ぎには注意しましょうね。

さて、今日の一枚は、モンゴメリー三兄弟です。
やっぱり兄弟だからなんでしょうか「JEANNINE」の出だしの部分なんかじつにピッタリときてますよねぇ
私としては「GROOVE YARD」よりはいくぶん評価が低いんですが、それでも三兄弟の演奏は安心感に満ち溢れているように思います。
ただねぇ、いかにライブだからって、しかもお客さんが少なかったからって言ったって、拍手を上乗せしちゃあイカンですよねぇ
その違和感がどうにも無粋であると感じるなら、それをカットしたCD、もしくは二枚組再発盤で聴いた方が良いかもしれません。

いずれにしても、THE MONTGOMERY BROTHERSは、もう少し名が売れたグループであるべきだったし、アルバムもあと二,三枚残してくれればなぁと私は思います。

ちなみに、録音日ですが、12月16日、あるいは9月16日なんて紹介も見た記憶がありますし、「彼らがカナダに行ったのは、1961年4月ごろ3週間の日程だった。」という表記もあったりと明確ではありません。1961年録音と記させていただきます。

THE MONTGOMERY BROTHERS IN CANADA
1961年録音
WES MONTGOMERY(g) BUDDY MONTGOMERY(vib) MONK MONTGOMERY(b) PAUL HUMPHREYS(ds)

1.JEANNINE
2.SNOWFALL
3.ANGEL EYES
4.BARBADOS
5.THIS LOVE OF MINE
6.ON GREEN DOLPHIN STREET
7.YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS
8.BEAUX ARTS