JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

良いのかそれでバブ?!

2011年05月29日 | j-l

地震の次は台風って・・・・温帯低気圧になったようですが被災地にこれ以上の被害を与えぬよう、神様お願いしますよ。

そんな神様に怒られそうなのは先週の私。『大人のおもちゃ』を手に入れたあの日から、なっなんと三連夜のご乱遊?です。

初日は、前回紹介したとおり○ークママにご挨拶。
その翌日はMさんのお店のフェアー準備のお手伝い、これが思った以上に早く終わりまして、
「そうだぁ今日は昼飯も食ってなかったじゃん、早く帰って・・・・・いや、焼き鳥喰いてぇ、ぜったい焼き鳥、レバーレバー」
そう思っちゃったらもうダメですね、しばらくご無沙汰していた焼鳥屋のおやじにも会いたくなって、
「ちょっとだけね」(笑)

あはは、ちょっとだけで済むバブじゃないっちゅうねん!
けっきょくメインが焼き鳥から酒に変わり、
「やっぱバーボンが飲みてぇやねぇ・・・」
かといって○ークママのお店はちと遠すぎたもので、こんなバーに出没してみました。



マスターに「紹介してイイよ」と言っていただきましたので、店名バッチリ名刺付で紹介させていただきます。


この名刺をプチッとしてみてください。
地図と電話番号が見られます。

こちらのマスターはまだ若いんですがなかなかのイケメンで、お父様がMさんのお店の常連さんということもあり、Mさん共々たまに顔を出させていただいています。
しかも○ークママとも知り合いという・・・・う~~ん、この街は狭い(笑)
こちらも○ークママのお店同様(そう言わないと殺される。笑)お洒落な雰囲気の良いバーです。是非ともお近くにお立ち寄りのさいはご利用下さい。

てなことで三日目ですが、さすがにこの日は早く帰ろうと心に決めていたんですよ、決めてたんですけど、Mさんからの一本の電話で決意ははかなく崩れ去ったのでありました。
ワインの美味しいENちゃんのお店をかわきりに、「カラオケスナックだぁ~~~!」みたいな

「オイオイ、良いのかそれで、大丈夫かバブ」
昨日今日と深く反省しながら、自宅で飲み続けているバブ君でありましたとさ、チャンチャン。

今日は日曜日、いちおうの決まり事ですから『料理当番、本日の一品』です。

久方ぶりのスペアリブです。さすがに今晩は出かける理由もありませんので、ニンニクたっぷりのバーベキュー風にしてみました。付け合わせはタコサラダ、ビールとワインで「カンパーイ!」って、家にいてもやることはいっしょってぇのが、バブたらんところでありますよね、ね。

さて、今日の一枚は、ジョー・ジョーンズです。
私としてはやっぱりレイ・ブライアントの一枚、といった位置づけのアルバムです。
とはいっても、パパジョーンズはしっかりリーダーの位置を保っているわけで、短い曲がまるでメドレーのごとく続いていく感じは、彼のドラミングがあってこそでしょうか。(手でたたいている云々なんてぇのはどうでもいいんですけど)

レイ、トミー、両ブライアントも悪くない、正直言うとこれ以上曲が長いアルバムなら、私は飽きてしまう感がなきにしもあらずですが、この長さだと「もうちょっと聴いてもイイかな」的後味を残す、これがこのアルバムの魅力のように思います。
途中にピアノソロが入ってもそのせいでしょうか、私は違和感を感じません。もちろんレイ・ブライアント好きということもあるでしょうけど(笑)

 ♪ 狭いながらも楽しい我が家 ・・・・・・・ ♪
酔ってもカラオケじゃ歌いません。(笑)

JO JONES TRIO / JO JONES
1959年5月録音
JO JONES(ds) RAY BRYANT(p) TOMMY BRYANT(b)

1.SWEET GEORGIA BROWN
2.MY BLUE HEAVEN
3.JIVE AT FIVE
4.GREENSLEEVES
5.WHEN YOUR LOVER HAS GONE
6.PHILADELPHIA BOUND
7.CLOSE YOUR EYES
8.I GOT RHYTHM
9.EMBRACEABLE YOU
10.BEBOP IRISHMAN
11.LITTLE SUSIE


 


バブも喜ぶ『大人のおもちゃ』

2011年05月26日 | d-f

私の所有するデジカメは、一眼レフが一台、それにコンパクトなちっちゃいヤツね、それが一台の計二台だったんですが、地震の影響でもないでしょうけどちっちゃなほうが故障しまして、何処へ行くにも一眼レフを持ち歩かねばならぬという、これがけっこう邪魔になったりするんであります。
「こりゃ一台買わなきゃいけんかいなぁ?」
と考えていました。

そんなこんなの一昨日、たまたま私の車に同乗したTさんが助手席にあった一眼レフを見つけて
「なになに、バブちゃんはいつもこんなん持ち歩いてんのかい?」
いやぁ話っちゃしてみるもんですねぇ、ちっちゃなデジカメが故障した事、新しく買おうかなぁと思っていた事を話すと
「あのさぁ、まだ買って半年も経ってないカメラなんだけど、使うんだったらあげようか・・・・・とりあえず明日持ってくるから見てみなよ」

そして昨日、持ってきてくれたんですが、なんとソニーのNEX(3のほうですけどね)じゃござんせんか
「いやいやいやいや、そりゃあ願ったりかなったりですが、もらうわけにはイカンでしょ」
「だって、使ってないし中古店に持ち込んでも二束三文だろ」
とはいっても、やはりいただくわけにはいきません。そこである程度の金額で譲っていただくことにしました。

えへへへへへへへ、つまり、ひょんな事から思わぬ『大人のおもちゃ』が手に入っちゃったってわけです。
さっそく昨日はいつものバーで説明書がいいつまみになっちゃったりして
「一眼レフの広角レンズ欲しいんだけど手が出せなくてさぁ・・・・ほらこういうアングルで撮れたりすると面白くねぇ?」
「・・・・・・・・・・!?」

○ークママはまったくの無反応でしたが、私は思わぬ『大人のおもちゃ』にしばらくウキウキした気持ちをいだけそうで・・・・・ウフ、楽しい(アホか)
あっ、でも○ークママには言ってきませんでしたけど、この出費で一、二回、バーへの出没が減ることは確実ですので、そこんとこよろしく。

さて、今日の一枚は、アート・ファーマーです。
私らしからぬ一枚ではあるんですが、なぜか最近、公園の駐車場でマッタリと聴いたりしている一枚です。
スウェーデンのミュージシャンとの共演盤で、面白味があるかどうかは別としても、疲れた中年オヤジが、昼飯でふくれた腹をさすりながら車中で聴いている姿を想像してみて下さい。

「ちょっと、そこのあなた、今笑ったでしょ・・・・・ここはね、その寂しい姿に涙する、そんなとこなんですよ。」(笑)

ともかく「GREEN WITCH」は飛ばして、「A BITTY DITTY」を聴いて「よう~~し、やるか」と心を決めるまで、まるで今日の曇り空のような中年の哀愁を感じる、私はそんな時間が愛おしいんですよぉ~~だ、もんくあっか!(笑)

ともかく、そんな一枚です。(なんのこっちゃ)

A SLEEPING BEE / ART FARMER
1975年録音
ART FARMER(tp,flh) JAN SCHAFFER(g) GORAN STRANDBERG(p) RED MITCHELL(b) TONY INZALACO, ISLAND OSTLUND(ds) SABU MARTINEZ(pec)

1.IT MIGHT AS WELL BE SPRING
2.COME RAIN OR COME SHINE
3.GREEN WITCH
4.A SLEEPING BEE
5.A BITTY DITTY
6.SMILLING BILLY


ちったぁ、心配せぇよ

2011年05月22日 | y-その他

なんなんざんしょこの気温変動、昨日は大汗かいていたのが今日はア~タ夜になったら寒いくらい、7月の気温が一気に4月ってねぇ・・・・いやいや避難所の暮らしを思えば文句を言えた立場じゃありませんでした。

そんな気温変動のせいではないでしょうが、今日私はあわや大惨事という大失態を演じてしまいました。

「はぁてさて、今日の晩飯は何を作ろうかなぁ・・・」
てなノリで、珍しく自分から買い物に出掛けた私。
ひととおりの買い物を済ませ、カートを押しながら車に向かう途中、駐車場内の歩道から車道降りたその時でした。
カートが何かに引っ掛かったと思った瞬間に
「アレ~~~~~」
こけちゃいました、どころじゃありません、なんとか左手一本で一回転は免れたものの、胸で受け止めたカートのハンドルを起点に前方半回転、
「ウグゥ・・・・・・」
せっかく仕入れた食材は袋ごと道路に投げ出しちゃうは、声は出ないは、もう息が止まっちゃったかと思いましたよ。
「グググググ・・・・・・た、た・ま・ご」

急いで袋を拾い上げ、突き刺さるようなまわりの目線を避けながら平然を装ったんですけどね、車に乗り込んで駐車場を出た頃には、スネやら腕やら、とくに回転起点となった胸がズッキンズッキンと
「エ~~~ン、エ~~~ン、痛いよぉ」
おそらくは買ったニンニクが潰れたかなんかでしょう、車内は強烈なニンニクの臭いに包まれ、必死の思いで帰ってまいりました。

「卵はわれなかった?・・・あ~~あ、牛乳漏れちゃってるし、ニンニクも潰れてぇ、カートも壊れたんじゃねぇか」
って、オイオイ、その前に心配することがあるだろうが
「あのぉ、いちおう身体じゅう痛いんですけども」
「よかったなぁ、こういう時のための皮下脂肪、お金かけたかいがあったじゃないの」
「・・・・・・・」

幸いにも大きな腫れもなく打撲と擦り傷ていどで済んだようで、まっ良かったんですがね。
「ちったぁ、心配せぇよ」

そんなこんなで苦労しての『料理当番、本日の一品』です。

本当は生で食べようと思って買って来たサーモンですが、潰れたニンニクを利用して半生香草ソテーにしました。
身体が痛さで思い通り動かず(言い訳です。笑)見た目はイマイチですが、トマトとニンニクとオリーブオイル、それに大葉を入れたソースとも相性はバッチリで、美味しくいただきました。

さて、今日の一枚は、ジョン・ヤングです。
アール・ハインズやアート・テイタムに影響を受けたというヤングですが、サイドメンとしていっていの評価を得るピアニストでもあります。
つまりそれはどういうことか?
テクニックもありぃの音色も美しいのという半面、個性に欠けるという難点もあるということに他ならないわけで・・・・・

ごめんなさい、普通に良いアルバムです。
痛む胸には適当なアルバムだと私は思います。

SERENATA / JOHN YOUNG
1959年9月25,30日録音
JOHN YOUNG(p) VICTOR SPROLES(b) PHIL THOMAS(ds)

1.I DON'T WANNA BE KISSED
2.BABY DOLL
3.CIRCUS
4.CUBANA CHANT
5.IN LOVE IN VAIN
6.BONES
7.SERENATA
8.WHEN I FALL IN LOVE

追伸、
先日ヤナイ珈琲さんに伺うと今や輸入量が極端に減ったと言われる貴重なモカをいただいてきました。

ちょっと日にちが経ってしまったので今も在庫があるかは保障しませんが、美味しい仕上がりで、美味しくいただきました。
お近くにお越しの際は是非ともお試しアレ。


プチいい話・・・だと思う

2011年05月19日 | a-c

なんとか毎日の生活をいつもに戻そうと努力しておりますが(ほんとか?)、余震はまだまだ24時間営業で続いているし、仕事も通常に戻る気配無し、なにしろ原発問題の先行きが不透明でとうぶん不安な日々は解消されそうもありません。
それでも、我が家の復興?は日曜日あたりから再開(笑)、家族に言われるままにコマンドとして庭やら家の中やらを整理させられております。
私としては最大の問題、我が部屋の復興を急ぎたいのですが・・・・
ほら、レコードでしょCDでしょ本でしょ、それから家族にはゴミとまで呼ばれた数々の宝物(私にとってはね)、一度ばらまかれたそれらをそれらしく整えるのにはそれなりの労力と時間が必要なんであります。(こういうところだけはいいかげんにしたくないですよねぇ、私。笑)
頑張ろうっと

 
庭の花は、放射能も気にせず
今とばかりに咲き競っています。

と、いつもの長い前振りはこのへんで、本題『プチいい話』です。

先週の土曜日にMさんのお店を手伝っていると、その日に引っ越してきたというお客様がみえました。
ほんの一部が原発30キロ圏内に含まれるとはいえ、我が市は不思議と放射能の影響が少なく(海はどうか知りませんけど)けっきょく計画的避難地域はもとより市内全てがなんの指示も受けない地域になったこともあって、Mさんのお店のまわりにも市内の被災地からはもとより他市からの避難者も移り住まわれているようで、常連さんにもかなり新顔が増えてきています。

おそらくそのお客様もそんなお一人だと思いますが、カゴ一杯のビールやら酎ハイやらをレジに出され
「ワインオープナーなんておいてないですよねぇ」
引っ越しの後片付けが一段落して、手伝いに来ていただいた方々にお酒をふるまおうということになったんだそうで
「引っ越し荷物からワインが出てきたんですけど、オープナーが見つからなくて」
そりゃねぇ、お酒好きとしちゃ目の前にあるワインを飲めない苦しさはじゅうぶんに理解できますし、おそらくは感謝の意味で「開けようか」となったワインですから、それなりに良いワインなんでしょう
「そりゃぁ残念ですよねぇ・・・・・・・・ちょっと待って下さい。」

私ゃソムリエでもありませんのでワインオープナーを持ち歩いているわけじゃないんですが、たしか万能ナイフ?あれが車の何処かに入れてあったはずだと気付いたのでありました。
「使いにくいですけどこれもってってください。これからはうちの常連さんになっていただけるんでしょうから、返すのはいつでもいいですよ。」
と、お貸ししたのでした。

すると、日曜日だったそうです。(残念ながら私はいなかったんですが)そのお客さんがわざわざお礼にみえられて、私にとおせんべいまで持ってきていただいたというです。
「ナンジャイそのな話かい」
かもしれませんけど、これって『プチいい話』じゃありません?
いや、震災以来、小さな事に感動する感動症候群ぎみの私にとっては、誰が何と言おうと『プチいい話』なんです。(笑)
これからMさんのお店のきっと良い常連さんになると私は信じています。

さて、今日の一枚は、ドナルド・バード&ブッカー・リトルです。
このアルバムは二つのセッション+α的一枚で、アルバム名で言えば「THE SOUL OF JAZZ PERCUSSION」と「SOUNDS OF INNER CITY」との合体盤?ということになるでしょうか、

パーカッションのドコスコドコスコから始まる「CHASING THE BIRD」を聴きながら「あっこれバード、これリトル」てな聴き方をするのが私は好きなアルバムです。(あっとエリスとリトルの聴き分けもね。)
っていうか、本当は「THE SOUL OF JAZZ PERCUSSION」が私ゃ欲しいんですよ。それが手に入らないからこれで我慢する的要素の高い一枚です。(笑)

一曲一曲の出来について不満は無いのですが、アルバム全体のバランスとしてこの2つのセッションを一緒にすることは、私はあまり良しとは思っていません。

やっぱ「THE SOUL OF JAZZ PERCUSSION」が欲しいなぁ・・・・

THE THIRD WORLD / DONALD BYRD , BOOKER LITTLE
1960年録音
MARCUS BELGRAVE, DONALD BYRD, BOOKER LITTLE(tp) MAL WALDRON(p)  ADDISON FARMER(b) EDSHAUGHNESSY(ds) ARMANDO PERAZA(cga)
DON ELLIS, BOOKER LITTL(tp) CURTIS FULLER(tb) TEDDY CHARLES(vib) MALWALDRON(p) ADDISON FARMER(b) PHILLY JOE JONES, ED SHAUGHNESSY(ds) WILLIE RODRIGUEZ(cga)

1.CHASING THE BIRD
2.PROPHECY
3.PING PONG
4.CONSTRUCTION
5.QUIET TEMPLE
6.NOVEMBER AFTERNOON
7.CALL TO ARMS
8.WEE TINA

追伸とおまけ
昨晩、いつものバーの常連さんに「また更新サボってますね」って指摘を受けまして、
「いやいや、何かと飲むのに忙しくて・・・明日の午前中には更新するよ」
なんて言ってしまったのですが、すいません午後になってしまいました。(笑)

サボリついでの遅まき『料理当番、本日の一品』です。


焼き肉用のロースとタンをいただいたので、単純にサンチュ巻きとタン塩です。もちろんO111の心配はありません。
 


ラッキー!きっと良いことあるよ。

2011年05月10日 | m-o

「ちゃんと掃除も洗濯もしてたのかなぁ?」
帰ってきた家族がそんなことを宣います。
まったくねぇ、初めて一人生活を始めた子供じゃねぇんだから「バカにすんな!」てなところですが、それでも意地の悪い小姑みたいにやれここはコウだのアーだのとうるさいんであります。

「○○(私のこと)、洗濯物おもてに干してたんかい?」
そりゃまぁ雨でもなければとうぜんおもてに干すのが常識ですから
「ああ、いつも一度は陽にあててたよ」
「まったく無神経なんだから」
「???????」
「まわりの家を見てみなよ、おもてに洗濯物干してる家はほとんど無いでしょうが」

つまりは「放射能を気にして洗濯物はおもてに干さない」これが今どきのこのあたりなんだそうで、
「ずっとここにいて、そんなことにも気が付かないのかねぇ」
「いいんだって、たいした放射線量でもないし、そんくらいのこと気にしてたら生活できなくなっちゃうよ。」
「いや、たとえそうであっても、みんながそうしてるんだったら、そうしなくちゃいけないの」
(「なにかい、するってぇと、みんながバク転しながら歩いてりゃそうしなくちゃいけなくて、逆立ちでションベンすりゃそうするってぇのかてめぇわ!」)

まっ、今どき幸せな会話でありますが
放射能に対しての過剰反応はいかがなものかと思います。
妊婦や子供、将来のある若者ならまだしも、もともとそんな方々が住んじゃいないこのあたりの老人や老に足のかかった中年が気にかけるほどの放射線量でもなく、まして何十年も先に仮に何かあったとしても、それが放射能のせいか歳のせいかも分かりゃしませんて。
だとすれば、陽や風にもあてない洗濯物を身につけるほうが、逆に不健康のように思うんですがねぇ・・・・
これって「郷に入っては郷に従う」ともちょっと違うでしょ?

いずれにしても、まだ与太話で済ますことの出来る我々は良いんでありまして、自然災害と人災が何重苦にものしかかる地域では、復興の兆しどころかこれから起こりうるさらなる災難に恐怖しながら苦しい生活をおくる日々が続いているんです。

「オイ!そこのおまえ!権力や利権に固執しているバヤイじゃねぇだろうが、なんとかせぇ!」

話はコロッと変わりまして、
不肖バブ、人生二度目の快挙であります。



ちなみに前回の『ラッキーカール(カールおじさん)』映像はこちら

そう、昨晩ウイスキーのアテにしていたカールから、またしても『ラッキーカール』を発見してしまいました。
まっ、どういう比率で入っている物なのかは知りませんが、我が家にカールがあることじたいそうそう確率が高くはなく、さらにそれが我が口に入るとなると・・・・・
一回目の快挙「2007年10月9日」以来かもしれませんから、これってスゴイ確率じゃありません?
思えば『大吉』を引いたのは今年の正月、「にもかかわらずこの震災ってなんのこっちゃ」とも思いましたが、大きな被害がなかったことはそのおかげかとも思い、だとすれば「この『ラッキーカール』もまた、今後の明るい未来へつながるはずだ」と、そう信じたいのであります。(同じ当たるなら宝くじの方が良かったんですけどね。笑)

「そうだぁ!きっと良いことがある!ラッキー!」

さて、今日の一枚は、またまた好きに乗じてファニアス・ニューボーンJrです。
今日みたいになんだかモァっとした、変に蒸し暑いような日には、ヨーロッパでのアート・ファーマーなんてぇのも考えてみたんですが、ここはやっぱり好きで押し切るべきだと。

ファニアス初期のアルバムです。始めて聴いた人が「なんじゃこの男は?!」と感嘆したテクは私の音感帯をもメロメロにしたんでありますが、何かとバド・パウエルとの超テク比較、あるいはその後の人生比較とそのあたりがピックアップされがちですけど、同じ超テクでも二人には間違いなく違いがあると私は思っています。(もちろんパウエルも大好き派ですけど)
そうだなぁ、泥臭さではパウエル?インスプレーション的にはファニアスみたいな(笑)

以降「出来不出来は時の運」的要素が間々あるところは二人の最大の共通点かもしれませんが、それゆえ、何かが乗り移ったかのごとく弾きまくる出来の良いファニアスに、他を圧倒するパワーを私は感じます。

PHINEAS' RAINBOW / PHINEAS NEWBORN Jr.
1956年10月16,22日録音
PHINEAS NEWBORN Jr.(p) CALVIN NEWBORN(g) GEORGE JOYNER(b) PHILLY JOE JONES(ds)

1.OVERTIME
2.ANGEL EYES
3.COME TO BABY, DO
4.STAIRWAY TO THE STARS
5.LAND'S END
6.CLARISSE
7.SHE (SHE MEANS EVERYTHING TO ME)
8.TIN TIN DEO
9.AUTUMN IN NEW YORK
10.WHAT IS THIS THING CALLED LOVE

 


恥ずかしながら『復活!』

2011年05月08日 | a-c

約一ヵ月更新もせずに何をしていたのか?
「バブはどうしたんだ?」「いよいよお陀仏か(古い!)」等々あらぬ噂が飛び交う中、ありがたいことに心から心配していただいた方も多くいらっしゃいまして、本当にありがとうございました。本日バブは復活いたします。

それじゃあ心配をおかけしたここ一ヶ月「あんたぁ何をしてたんだい?」ってぇ事でありますが・・・・・
じつはその間やっていた事といえば、その後も避難を続けていた母を迎えに行ったくらいで、ほとんどなんにもしていなかったというのが現状でありまして(情けない・・・)、ブログの更新すらする気が起きなかったという日々が続いておりました。
この堕落を生んだ原因でありますが、もちろん、今もなお続く余震、原発問題等々による不安はあるものの、決定的だったのは先月11日、ちょうど本震からまる一ヶ月後に起きた余震でありました。

震災で不自由な生活を強いられている方々を横目に、ライフラインが復活し「よぉうし!!」と思っていた矢先、突然襲ってきたのがあの余震でした。
私のまわりでは「本震よりひどかったんじゃねぇかぁ」との声も多いあの余震は、「よし、これからだ」という空元気を削ぐに余りあるもので、一度片付けたもの全てを元の木阿弥にきするという、なんて言ったらいいかなぁ「死人に鞭打つ」そんな感覚があったんです、少なくとも私には。

生活基盤である本業もいまだままならない状況には余震の影響はほとんど無かったんですが(笑)、またまた水は止まり、生活基盤を根こそぎ奪われた方々に贅沢なことを言わせていただきますと、もとの棚に整理し直したレコードやCDは、本震直後よりさらにひどい常態で散乱し、我が手で修理しようと意気込んでいたレコードプレーヤーも再度落下、アームとヘッドが修復不可能かという状況に陥りました。しばらくジャズすら聴く気が起こりませんでした。
いやいやそれだけじゃありません。先日交換したばかりのルーターもぶっ飛び、ネットすらつながらない・・・・・・

いや、たわいのないことです、避難所に駆け込む必要もなかったのですから。それでも、我が空元気を削ぐには充分なダメージだったんです。
自宅に一人っきりで居る寂しさあったんでしょうかねぇ、毎日続くMさんのお店手伝いだけで目一杯になってしまったのでした。

それでも再度片付けを済ませ、家族も帰宅して、また空元気に火を灯す気分になりました。
震災はもとより原発問題等々言いたいことが沸々と湧き上がってきています。一度は閉鎖も考えたりしたこのブログですが・・・・
私にとっての精神的な復興の起爆剤はここにあると信じ復活です。新たなスタートをきろうと思います。

じつは、三・四日前から自宅書き込みは可能になっていたのですが「どうせ再スタートするならこれも同時復活だ」と今日を選びました。
震災後初の『料理当番、本日の一品』です。

まずは蕪を芯まで柔らかく煮て、鶏挽肉の餡をあけてみました。

メインは鯵の甘酢漬け、

こちらは、私の酒のアテ、漬け鮪の山かけです。

最後に、ご心配いただいた方々には心より感謝と御礼を申し上げます。さらに本日は個々へのご返答まではいたらぬ事をお詫びし、明日以降あらためてご挨拶する旨ご了承下さい。

さて、今日の一枚は、プレーヤー復活の時、一番先に聴くであろう一枚を選びました。
もちろん過去に紹介済みですが、コルトレーンかぶれの一因でもあった一枚です。今晩はCDで聴きます。

CRESCENT / JOHN COLTRANE
1964年4-7月録音
JOHN COLTRANE(ts) McCOY TYNER(p) JIMMY GARRISON(b) ELVIN JONES(ds)

1.CRESCENT
2.WISE ONE
3.BESSIE'S BLUES
4.LONNIE'S LAMENT
5.THE DRUM THING