このところ、なんとなくですけど秋が深まってきた感がありますねぇ
先日、床屋に行ってきたんですが、頭髪が・・・・・
いえいえ、無くなってきているって話じゃなくて、まぁこれが白髪が増えたこと増えたこと、
いえね、以前もこのログで書いたことはありましたけど、その白髪化が最近は尋常じゃなく加速しておりまして、髪にも晩秋を感じる今日この頃です。
「見ろ!ええ、てめぇらがゴチャゴチャいらぬ心配事を増やすから、こんなに白髪が増えちゃったじゃねぇかよぉ」
若い者にそんなことを言いますと
「バブさん、他人のせいにしちゃいけませんよ、たんに老化が加速しただけなんですから」
「エエイ!だからその口のききようも原因だっちゅうの」
まったくもう、少しは老人をいたわる・・・・あっ!自分で老人って言っちゃった。(笑)
白髪 三千丈
愁ひに縁りて 箇くのごとく長し
知らず 明鏡の裏
何れの処にか秋霜を得たる
李白の悲しみは真っ白な悲しみ、私の悲しみは・・・・・
「いやぁ秋だねぇ」(なんのこっちゃ)
我が家の軒下に、いつのまにやらこんなんが居座りまして
「何?この犬?」
「あ~~、この前の台風ん時、家の前の道に何処からか飛ばされて来てね、誰かが取りに来るかと思って、しばらく門の所にかけといたんだけど、誰も来ないから洗ってそこに干しといたの。」
なるほど、可愛さはあるものの、どことなく感じる寂しさは、主人と離ればなれになったその悲しさからか
「うんうん、物言わぬお前にもそんな辛さがあったのだねぇ・・・・いやぁ秋だねぇ」(だから、なんのこっちゃって)
なんのこってもイイんですよ、秋っちゅうもんはね、厳しい冬を迎える入り口じゃぁござんせんか、つまりは、加速する老化にまさに片足を踏み込もうとする・・・・・(あ~あ、認めちゃったよ。)
考えてみりゃ、恋に破れてセンチに浸るそんな秋だってあったものを、これから迎える老に秋を感じるなんざぁ・・・・・・う~~~~ん、悲しいよぉ(笑)
さて、今日の一枚は、ブロッサム・ディアリーです。
と、紹介はしたものの、ほら、私の得意分野であるボーカルですから、全くほとんど彼女に関する知識は持ち合わせておりません。(笑)
それじゃ、これを聴いて好きになったか?というとそうでもなかったりして(笑)
どちらかというと「シットリジワ~~~系」か「ボンボンパワー系」が、私は好きなのかもしれません・・・・いや、嫌いでイヤな事ですが、人種差別的要素もそこには含まれている気もしますけどね。
じつに愛らしいお声で、秋の花と言うよりは春の花を思わせる歌声でありましょうか?(曲名も春ばっかだしね。笑)
でもまぁ、「おセンチ」な心の私には、こうした可愛らしいボーカルも癒しになろうかと、聴いておりました。
BLOSSOM DEARIE
1956年9月11,12日 1959年4月8,9日録音
BLOSSOM DEARIE(vo,p) HERB ELLIS(g) RAY BROWN(b) JO JONES(ds) JAMES
1.DEEDIDO
2.LOVERMAN
3.EVERTTHING I'VE GOT
4.COMMENT ALLEZ VOUS
5.MORE THAN YOU KNOW
6.THOU SWELL
7.IT MIGHT AS WELL BE SPRING
8.TOUT DOUCEMENT
9.YOU FOR ME
10.NOW AT LAST
11.I HEAR MUSIC
12.WAIT TILL YOU SEE HER
13.I WANT DANCE
14.A FINE SPRING MORNING
15.THEY SAY IT'S SPRING
16.JONNY ONE NOTE
17.BLOSSOM'S BLUES