JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

昭和生まれには、よう分からん

2016年04月29日 | g-i

今日は『昭和の日』、いよいよゴールデンウィークの幕開けですか・・・まっ私には関係ありませんがね。(笑)

『昭和の日』は、昭和で言うところの『天皇誕生日』でありますよねぇ
私にとっちゃそっちのほうがなじみ深いですが、小渕元総理が『平成』の文字を高らかに掲げてからはや28年、『昭和』という時代は遠い昔になってしまいました。

ところで、昭和の頃、私の年号の基準は『元号』でありました。ところが『平成』になってからは、どうにもその『元号』が分からなくなってきています。つまり西暦を用いる方が楽になってきているのです。
「あれ?今年って平成何年だっけ?」
「え~~~とねぇ、娘が○○才だから・・・28年かなぁ?」
なんてね。

そうしてみるてぇと、自分の生まれ年から追えている時は、元号が分かりやすかったのが、一度違う元号に変わったとたんわけが分からなくなる、そういう事って私だけの現象なのでしょうか?

銀行や役所の書類でわざわざ「平成 年 月 日」なんて、記載箇所に印刷してある書類があるじゃないですか、毎日利用していれば直ぐに分かるんでしょうが、私なんざぁその手の場所は極力行くのを避けたい輩ですし、西暦で頭の中がいっぱいになっているもんだから、またも
「あれ?平成何年だっけ?」
そんでもって、目の前に「月日」の表示は良くあったりするんですよね。
「バカにすな、月日は分かってんの、だから平成何年だっけって?!」
ほとんどアホです。(笑)
ああいう書類って西暦記載じゃまずいんですかねぇ?できればあの頭の平成印刷は止めてもらいたい。

さてと、このまま昭和話に行きそうな雰囲気ですがさにあらず、今時の私が知らなかったお話しを一つ

「昨日は、携帯の着信音を変えようと思って、編集なんかしちゃってさぁ」
すると、Saちゃんが
「えっ?着メロですか?着うたですか?」
「あ?着メロ?着うた????それって何か違うの?着信音は着信音だろ?」

まぁ私はね、単純にMP3の音源を刻んで、それを携帯の着信音にしたというだけなんですが、
「それは、着メロ?着うた?」
「ああ、それは着うたですね。」
「????????」

「着メロ」は、商標登録されています。
・・・・・・・
着メロはもともと携帯に登録されている着信メロディだったのですが、着メロ配信サービスが登場したこと、また『ケータイ着メロ ドレミ BOOK』という本が出たことで、既存の J-POP などが着メロで楽しめるようになり、着うたが登場する前ということもあって、市場規模は1000億円とも考えられた時期もありました。
・・・・・・・
着メロは一例をあげて言うと、オルゴールでJ-POPなどを奏でる音源がありますが、あれなどが着メロになります。つまり原盤のCD音源ではなく、別の音源データということです。そして基本的に歌は入っていません。メロと言われるのは、結局歌がなく楽器だけのインストゥルメンタルだからです。
・・・・・・・
着メロのデータは一般的にMIDIファイル
・・・・・・・
着うたはもっとシンプルで、通常レコード会社が持つ原盤音源を携帯で扱えるファイル形式にしたものです。
・・・・・・・
なお、日本レコード協会による有料音楽配信の区分では、
「Ringtunes」着うた
「Ringback tunes」呼び出し音(メロディーコールなど)
「シングルトラック」着うたフル
となっている。

だそうです。
つまり歌は入って無くとも、CDから編集して使用した物は「着うた」らしいのです。
初めてSaチャンから教わりました。

ちなみに私の着うたは
通常の電話呼び出しが「MY FAVORITE THINGS」、通常メールが「横浜エンディング」の冒頭、Rメールが「MOANIN'」、Sメールが「HARLEM BLUES」。
娘のメールは「栞のテーマ」、仕事関係の電話は「帝国のマーチ」(ダースベイダーのあれね)となっておりますです。

「そこのあなた、知ってました? えっ?今年は平成28年だろうって? だからそっちじゃ無くて・・・」(笑)

さて、今日の一枚は、サー・ローランド・ハナです。

そういえば、北島三郎さんに旭日小綬章が贈られましたねぇ「サー・北島三郎?」んなこたぁありまませんが

ともかく、私はジョージ・ムラーツ、ローランド・ハナのコンビは大好きです。
1974年、リチャード・ディビスが突然来日せず、代わりにサド・メルのベーシストとして来たのがムラーツでした。この時のサド・メルを生で聴いたときからです、私が「ハナとムラーツ」(朝ドラの題名じゃござんせん。)のファンになったのは。

二人はまさに相棒ですねぇ、なんだか二人の会話が聞こえてくるようなそんな演奏だと私は思っています。

TIME FOR THE DANCERS / ROLAND HANNA
1977年2月17日録音
ROLAND HANNA(p) GEORGE MRAZ(b) RICHARD PRATT(ds)
1.CHERYL
2.TIME FOR THE DANCERS
3.FLIGHT TO ANN'S VILLE
4.ODE TO A POTATO PLANT
5.JED
6.DOUBLE INTENTIONS


ボウボホウ防衛毛

2016年04月25日 | j-l

ちょっくら汚らしい話で申し訳ないのですが
何気に外を歩いていると、無性に左鼻の鼻毛が気になって思わず抜いたんですね、するてぇとこれが白髪(そう呼ぶべきか?)で
「なんとなく違和感を感じるのは、いつも白髪の鼻毛だよなぁ・・・」
なんて(笑)

以前お話ししたように、私の髪はいっこうに薄くはなりません。これは喜ばしい事であります。がしかし、散髪をするたびに白髪の量が増えてきています。(まっ今のところ染めるつもりもございませんけど)

加齢とともに増えているのは白髪ばかりじゃござんせんよ。
眉の端の方は村山元首相よろしく変に長くなってきてるし(父もそうでした)、耳毛だって若い頃に比べりゃそらもうボウボボウ(笑)

ものの本によれば、体毛は「無性毛」と「性毛」という大きく二つのグループに分かれるそうでありますね。
「無性毛」は思春期以前から生えている体毛であり、「性毛」は思春期に目立ってくる体毛なんだそうですが、さらに「性毛」は、「両性毛」と「男性毛」に分けられるんだそうで、耳毛なんかは何故かその「男性毛」という輩らしいのです。

「するってぇとなにかい、歳を取るとその男性毛が勢いを増すってぇのかい?いやいや、それは変だろ、男性力は日に日に落ちてんだからさぁ、それにだよ、眉毛は無性毛だってぇじゃねぇか、それがどうして端の方だけがのびてくるわけよ」

一説では新陳代謝の衰えが原因とも言われるそうで、つまり、若い頃はどんどん生え替わる体毛も歳とともに生え替えのサイクルが長くなって、結果太くなるまで成長を続けてしまうてんですが・・・ねぇ?(笑)

はたまた、自己防衛説ってぇのもあるそうですな。
これは年齢を重ねるにつれ免疫力が落ちるので、敏感な部分を保護しようと体毛が勢いを増すてな話で、これぞまさしく『ボウボボウ防衛毛』なんちゃって

いずれにせよ、老化が引き起こす不思議である事に変わりは無いわけでして・・・・
「つまりはだ、歳を取るとどんどん子供化していくのと同じように、もっとさかのぼって原人に近づいていくってことなんじゃね(今風な言い回しで、笑)」

 我が人生 貯蓄と白髪が 反比例

 国費など 使わなくとも 防衛毛

二句したためさせていただきました・・・・・寂し~~~い!

てなことで、『料理当番、本日の一品』です。

べつに白髪頭にかけたわけじゃござんせんが、昨日スパーで「金頭」が安く売っていたので、煮魚も考えたんですよ、でも午前中に仕込んだ角煮があったので、三枚におろして唐揚げにしました。

いちおう角煮も。

お弁当は、諸事情によりお休みです。

さて、今日の一枚は、「フィリー・ジョー、エルビン、二人のショーンズ、二人のドラム合戦、イエィ!」という一枚です。(笑)

二人以外のメンバーも、ハンク・モブレー、ブルー・ミッチェル、カーティス・フラー、ウイントン・ケリー、ポール・チェバースって、ほら名前だけでそそられるメンツじゃごさんせんか。

とはいえ、やはり聴き所は右から聞こえるフリィー・ジョー、左から聞こえるエルビン、この分かりやすいステレオ録音ですね。(笑)
じゃっかん先輩を立ててか、エルビンが控えめのようにも感じますが、ドラム合戦はやはりいつの世も華やかなんであります。

その他のメンバーのソロは「BROWN SUGAR」よろしいかと
余談ですが、私は「BEAU-TV」の合戦後入ってくるポルチェンのベースが好きなんですけどね。(笑)

「TOGETHER しようぜぇ!」
と、感じ取れるか否かは・・・あなたしだいです。

TOGETHER ! / PHILLY JOE JONES & ELVIN JONES
1961年2月2日録音
PHILLY JOE JONES, ELVIN JONES(ds) HANK MOBLEY(ts) BLUE MITCHELL(tp) CURTIS FULLER(tb) WYNTON KELLY(p) PAUL CHAMBERS(b)

1.LE ROI
2.BEAU-TV
3.BROWN SUGAR


値段じゃないと貧乏人は思う

2016年04月22日 | j-l

東日本大震災の時も「自然の力は恐ろしい」と恐怖しましたが、今回の熊本地震もまた同様の思いであります。
それにしても、ここ数年、頻繁に大災害が日本を、いや世界を襲っているように感じるのは私だけでしょうか?
これはやはり『神の警告?』信仰心など全くない私ですらそんな事を考えてしまいます。
「神様、どうせ警告するなら、庶民では無く、もっと効果的にピンポイントで行うという手もあると思うのですが・・・・」
んなこと言っちゃイカンか

ともかく、大災害もプリンスの死も関係なく季節は進んでいきます。
桜の花は散り、もうすぐツツジが咲くでしょう、黄緑色の若葉も日を増すごとに濃い緑に変わっていって、また次の季節を迎えるのですよね。

  ♪ 夏も近づく 八十八夜 ・・・・・♪

今年の八十八夜は5月1日?
まっそれを前に、昨日「静岡の茶市場で新茶の初取引が行われた」とのニュースが、震災関連ニュースの合間に流れてきました。

最高価格は1キロあたり88,800円
平均価格は去年より安い5,204円だったそうですよ。 

しかしまぁ、夏も近づくと歌いつつ、昔っから八十八夜あたりは遅霜の最終警戒時期なんだそうで、これを『八十八夜の別れ霜』とか『忘れ霜』というそうでありますが、つまり「この時期なのにこの寒さ?」てな事がまだあるということ
避難所生活で不自由な思いをされている方々のためにも、今年は霜なんてぇもんは、本当にもう忘れてしまって欲しいものです。

  新茶の香 昼間の眠気 転じたり (一茶)

私に「朝のルーティーン」があるように、母にもそれはございまして、朝一番に欠かせないのが「一杯のお茶と梅干し一つ」であります。
そんな母に美味しい新茶でもプレゼントしようかと

「かあちゃん、たまに高いお茶でも買ってくっか?」
「いやいや、高けりゃそれなりに旨いだろうけど、庶民には庶民向けの値段で旨いお茶を探すのがイイんだから」

って、これが一番難しい。

それって安い日本酒で「『何とか大吟醸』なんか屁でも無い」てなもんにブチ当たったときの喜び、みたいなもんでしょ?
お茶よりおちゃけの方が飲む量がはるかに多い私にそれを探せというのは・・・・
「無理無理」(笑)

ぜひ何か良い情報があればお教え願いたい、ついでに安くて美味しいおちゃけの情報があればそちらもよろしく。(笑)

さて、今日の一枚は、ミルト・ジャクソンとコールマン・ホーキンスの共演盤です。

互いの相性を引っ付けて「お手玉」てぇのも私はどうかと思いますが、内容は普通に良いと思います。
「普通に良い」って、いかにもいいかげんですけど、夜、ゆっくり本を読んでいても、書き物していても、おちゃけを飲んでいても・・・・・・
ともかく、何をしていても、違和感なく聴く事が出来る、そんな一枚だと私は思っています。
それは、同郷の後輩として参加したトミー・フラナガン、ケニー・バレルという、ともかく安心セッションであるが故の事なのかもしれませんね。

BEAN BAGS / MILT JACKSON & COLEMAN HAWKINS
1958年9月12日録音
MILT JACKSON(vib) COLEMAN HAWKINS(ts) TOMMY FLANAGAN(p) KENNY BURRELL(g) EDDIE JONES(b) CONNIE KAY(ds)

1.CLOSE TOUR EYES
2.STUFFY
3.DON'T TAKE YOUR LOVE FROM ME
4.GET HAPPY
5.SANDRA'S BLUES
6.INDIAN BLUES


こんなアホな話をしているときじゃないんですが

2016年04月18日 | j-l

今朝はとても暖かく、「春眠暁を覚えず」じゃありませんが、少し寝坊をしてしまいました。まったく九州地方の方々には申し訳ない限りです。
Mさんのお店に週一で入っているアルバイト、彼はふだんトラックの運転手をしているのですが、今回の震災で急遽物資搬送のためバイトを休まざる得なくなりました。私らにはその彼の穴埋めをする事くらいしか出来る事がありません。情けないですけど後は祈るばかり、いつ終わるとも知れぬ苦しみは想像もつきません、一刻も早くほんの少しでいいから気の休まる時間ができますよう願っています。

そんな時に脳天気な事をほざいてると怒られそうではありますけど、まぁアホの独り言とお許しあれ

先日の休日、なんやかやと所用を済ませるとすでに夜の7時くらい
「こりゃ一杯ひっかけないと」(訳のわからん義務感?)
でも、その日は昼食もとっていない事にふと気付き、「いくらつまみの量は無くともいい」という私でも、
「そのまま強めの酒を胃に流し込むのは・・・・」
そこで、
「寿司か?焼き鳥か??????いや、ワンタンだ!」


イメージとしてはこんなのね

私自身、全く理解できない発想ですが、ワンタンがどうしても食べたくなってしまいました。
そこで、昔、〆でよく行った中華屋さんを思い出しましてね、行ったんですが・・・
「休みジャン!」

ここであきらめればいいのに『ワンタン』がどうしても頭から離れません。
「ワンタン、ワンタン、ワンタンじゃ無きゃヤダ!」(子供か!)
すると遠くに赤い看板が見えます。
「ひょっとして、○○(その赤い看板のお店ね)にはワンタンがあったかもしんない」

その店は、正直綺麗なお店とは言えず、まっ昔っから何処にでもあるような小っちゃな中華屋って感じ、私も昔はよく利用してたんですよ、ラーメンがちと味は濃いめなものの美味かったんです。
中に入ると、厨房には爺が二人、フロアー(とは言えないか、笑)には婆が一人(言い方は悪いですがそれほどご年配な三人という意味です。)、お客さんは私を含め4組(ほぼこれでいっぱいです。)てな感じ。

「いらっしゃい」
腰の曲がった婆がお冷やを持ってきてくれました。
メニューを見ながら
「ワンタン、ワンタン・・・・」
残念、単体のワンタンはメニューには無く、あったのはワンタン麺です。
「おかぁさん、ワンタン麺とビールね。」

いかにも濃さそうな醤油色のスープ、チャーシュー、メンマ、ほうれん草にナルト(王道です王道、笑)、ネギを散らした下には待望のワンタンが・・・
少々しょっぱいのがこの店の味、ワンタン一つ口に運んで飲む瓶ビール(こりゃまた私の好きなキリンラガーです。)の旨さと来たらア~~タ(笑)


ネット上に同店のラーメンがアップされておりましたので
参考資料という事で(笑)

予定外の麺をすすり終えると、もうお腹いっぱいです。

「よ~~し、腹の準備は出来た、後は香り高き琥珀色の命の水をば・・」

その後、昔懐かしのバーに行ったりとか、突然の知り合い遭遇とか、けっきょくいつものバーになだれ込んだりとか、話は尽きないのですが、今日はこのへんで

『料理当番、本日の一品』は、

土曜日のこと、
「タケノコご飯炊いたんですけど、残ったタケノコを何にしたらイイと思います?」
と、Saちゃんが言ってきました。
「そうねぇ・・・ワカメも美味い季節だし、若竹煮が一番簡単じゃねぇ」
そんな話をしたら、食べたくなってしまいました。

もう一つは、ちょっと小さかったんですがアサリが安かったので酒蒸しです。
これで今度は透明な米の水をいただきました。

お弁当はそぼろ弁当です。

さて、今日の一枚は、ユセフ・ラティーフです。
過去、彼のアルバムを紹介するたびに思うのは、何だかんだと言いながら「私は彼が好きなんだなぁ」って事でありますかねぇ
それは、いわゆる彼の個性に魅力を感じているのだと思います。

ところが、このアルバムに関しては、ちと彼らしからぬ雰囲気が漂っているように感じます。
いや、だから駄目なアルバムっちゅうわけじゃ無いんですよ。ただ、彼にしちゃオーソドックスすぎるというか・・・・・
まっ、オーボエのジャズなんて聴いた事無いという方は、「EXACTLY LIKE YOU」なんぞを聴くと「ホホー」と言ってくれそうな、そんな期待を込めて紹介します。

THE GOLDEN FLUTE / YUSEF LATEEF
1966年6月15,16日録音
YUSEF LATEEF(ts,fl,oboe) HUGH LAWSON(p) HERMAN WRIGHT(b) ROY BROOKS(ds)

1.ROAD RUNNER
2.STRAGHTEN UP AND FLY RIGHT
3.OASIS
4.A GHOST OF A CHANCE WITH YOU
5.EXACTLY LIKE YOU
6.THE GOLDEN FLUTE
7.ROSETTA
8.HEAD HUNTERS
9.THE SMART SET

追伸、
○ークママ、頼まれていた録音終わりました。
「FRIED PRIDE」と聞いて、「聞いた事あるなぁ」なんて言っておりましたが、私もネットでダウンロードした「A TIME FOR LOVE」を持っていましたので、それも合わせて録音しましたから持って行きますね、お楽しみに。


ぼっちじゃないよ。

2016年04月15日 | v-x

 

夕べまだMさんのお店にいた時間でした、携帯に緊急ニュースが着信、ふと見ると「九州熊本地区で震度7の地震」
「震度7?!」
おもわず二度見してしまいました。

帰宅すると家人が食い入るようにテレビのニュースを見ています。
他人事じゃないんですよね、あの恐ろしさは経験した者にしかわからない事がたくさんあります。
自然にあらがう事は出来ません、だからこそ何も出来ない恐怖。
あの3.11、余震が来るたびに庭の真ん中で小さくなっていた母の姿を思い出します。
しかも夜の地震、どれほどみなさんが不安な事か・・・・

「やっぱ、原発はやめだほうがいい」
テレビを見ながら突然母がそんな事を言いました、原発のニュースなど何もやっていないのに母はそんな事を言いました。

わかりますかねぇ、被災者の本当の苦しみは地震が起きたときじゃないんです。その後ですよその後。
この地震で亡くなられた方はもちろん不運ですし、とてもかわいそうですが、残された方も「助かった」と安堵するのは数日間、その後の不安と現実が・・・
きっと、母はそれを思ったのかもしれません。

家が潰れても、残っていても、ライフラインが途絶え、情報が錯綜し・・・・・・
「それに原発事故なんてあった日にゃ」
という想いなのでしょうか。


加藤清正も想定外の地震にビックリしているでしょうねぇ

どうぞみなさん、踏ん張って下さい、頼って下さい、頑張りすぎないで下さい。あなたは一人ぼっちじゃありません。今はどうしようも無い事も、きっと解決策はありますよ、時間が解決してくれる事もありますしね。今はただただ命ある事に感謝しましょうって、それだけでイイですから。

そして、母に代わって申したい
「やっぱ、日本じゃ原発は止めません?国内何処だから安心なんてこたぁ無いんですって、今回の地震だってもうちょっと南の断層が原因だったら、川内原発あたりわからんですよ。あれだけは、時間が解決してくれるなんて言えるしろもんじゃないんだから。もう一度、再稼働を考え直して下さいよ。」

最後になりましたが、地震で亡くなられた方への心からのお悔やみと、被災された方々にお見舞い、そしてエールをおくります。

さて、今日の一枚は、フィル・ウッズです。

白人ジャズメンにありがちなのは逆差別だったりしますが、彼もまたそんな事があったのでしょうかねぇ
この時期ウッズが「ホワイト・バード」と呼ばれた、そこんとこにそんな感じを覚えたりします。

しかし、初期のこんなアルバムを聴くと、そのテクニックは抜群だし、バードに対する敬愛はそりゃもう半端じゃないものの、しっかりウッズ節とも言える個性も感じる、まぁまぁ並じゃ無いのは誰だって感じ取れると思います。

「WARM WOODS」と並ぶ初期の傑作だと思います、ご試聴あれ。

WOODLORE / PHIL WOODS
1955年11月25日録音
PHIL WOODS(as) JOHN WILLIAMS(p) TEDDY KOTICK(b) NICK STABULAS(ds)

1.WOODLORE
2.FALLING IN LOVE ALL OVER AGAIN
3.BE MY LOVE
4.ON A SLOW BOAT TO CHINA
5.GET HAPPY
6.STROLLIN' WITH PAM


情けは・・・・酒のため?

2016年04月11日 | d-f

昨日、一昨日と上着すらいらないような暖かさが一転、今日は風が強くてちょっと肌寒い一日になっています。

「どれ、弁当でも作って花見にでも行ってみんか」
それはもう私としては最大限の気づかいであったのですが
「いろいろ忙しいんだから」
の一言であえなく却下。
しかし、
「男たる者、一度口にした事をおいそれと・・・・」
てんで、独り自転車で近くの公園へ

え?お弁当?んなもん・・・・
洗い物が大変だという理由で、おにぎり二つ、しかも「お茶け」は、途中コンビニで買った玄米茶って、落語『長屋の花見』より品祖ですわいな。

ともあれ、春の暖かな風を切ってのサイクリングは気持ちが良いもので、公園までの道すがらいろんな所に寄り道して
「♪サイクリング、サイクリング ヤッホーヤッホー・・・♪」

公園に到着すると

  

桜は満開、陽気は最高、
「さて、まずは公園を一回りしてと・・・」
てんで、自転車を引きながらゆっくり小一時間ほど公園を散策しましたかねぇ。
「汗もかいて、そろそろお腹もすいてきたし、適当な場所でお昼タ~~イムかな?」
ところが、

そりゃね、日曜日、最高のお花見日和ですよ。周りを見渡せば家族連れがおのおのお気に入りの場所にシートを広げ、楽しそうに美味しそうなお弁当を食べとるわけですわ。
「あれ?これって寂しい?オヤジが独りおにぎり二つって・・・寂しい?」
「気付くのが遅い!」
と、ツッコミを入れられて当然みたいな(笑)
けっきょく、端のベンチでそっとおにぎりを食べてきました。

「いや、それでもいいもんねぇ~~だ、花は綺麗だし、風は心地よいし、運動もしたし・・・・・・・」
益々落ち込んでいくのは何故でしょうか?

でも、イイんです。ホントに良い事は帰宅して待っていましたから。
「○○、アンタにって、△さんが持ってきてくれたよ。後でお礼言っときなよ。」
届いていたのは、ちょっと高級そうな和牛肉とボウモア(スコッチのね)
「なんでまた、こんな素敵な物を△さんが?」

そういえば、先日、独り住まいの△さんが、パソコン設定が出来ないと言うんで、設定のお手伝いに行って、ついでにLED照明の付け替えやら何やらをやってきたんでしたっけ
「アンタは、他人の家の事は良くやるのに、自分の家の事はなんにもしてくんないんだから」
と、文句をタラタラ言われて・・・・
「そっか、あんとき、『お酒は何が好きなの?』って訊かれたんだっけ」

 情けは人のためならず

ってね・・・・フフフフフ

てなことで、『料理当番、本日の一品』です。
母専用に当初予定していた鮭のムニエルのプレートは用意しましたが、私は予定外のこれ

和牛ステーキです。もちろんボウモアもいただきましたよ。

お弁当は、ワラビとタケノコご飯でちょっと春らしく

さて、今日の一枚は、ブッカー・アービンです。

前回お話ししたMD発掘音源「IS THAT SO」のジョン・ヒックスがアービンと共演した一枚です。
この季節に「WHITE CHRISTMAS」てぇのはいかがなものかと思いますが、まぁそこはお許しあれ。

ミンガス派(そう言うのが正しいかはわかりませんが)とジャズメッセンジャーズに参加したヒックスの共演というのは、それだけでなんか面白い感じがしたりして、まっこれはあくまで個人的興味ですけどね。

ご存じのごとく、メッセンジャーズ時代はもとより、ラッキー・トンプソン、ケニー・ドーハムらとの共演にしても、ヒックスというピアニストはしっかりと脇役をこなすタイプですんで、ここでもけしてアービンの個性を殺すような事は無く、いやむしろ、アービン・ファンであれば十分に彼の魅力を引き立たせるという意味で、ありがたいピアニストではなかったでしょうか。

夕べ風呂上がりに、改めてボウモアをいただきながら、このアルバムを聴いていたのですけど、じつに満足できる時間だったと感じています。

STRUCTURALLY SOUND / BOOKER ERVIN
1966年12月14,15,16日録音
BOOKER ERVIN(ts) CHARLES TOLLIVER(tp) JOHN HICKS(p) RED MITCHELL(b) LENNY McBROWNE (ds)

1.BERKSHIRE BLUES
2.DANCING IN THE DARK
3.STOLEN MOMENTS
4.FRANESS
5.BOO'S BLUES
6.YOU'RE MY EVERYTHING
7.DEEP NIGHT
8.TAKE THE A TRAIN
9.SHINY STOCKINGS
10.WHITE CHRISTMAS


花より「さくら」?

2016年04月08日 | m-o

昨日の雨から一転、風は少々あるものの晴天です。

願わくば花の下にて春死なん
その如月の望月の頃

西行さんは、こう詠んでおられますが、
「どうせならさぁ桜満開の頃死にたいねぇ、お釈迦様の命日あたりが理想やねぇ。」
てな意味ですかね?
旧暦とはいえ2月15日頃、桜はどんなもんじゃろ?
まぁまぁ、西行さんがいかに釈迦を慕っていたかという事ですから、細かいところにはツッコまないのがよろしいでしょう。

ともかく桜を見ると少しでも心が明るくなるのは、私が日本人だという証でありましょうか。

「バブさん、桜餅の葉っぱを食べる方ですか、食べない方ですか?」
「はぁ?そりゃ残念だ、そもそも食べないから、桜鯛なら皮も食うけどね。」
そう言ったら身も蓋もございません。
「そうさねぇ、食べるとしたら・・・葉っぱもいっしょに喰うかな、へたすりゃ葉っぱだけが良かったりして(笑)」
「そうですか、そんじゃ、道明寺と長命寺、どっちが好きですか?」
「道明寺はあれだけど、長命寺なんて、よく知ってたねぇ、チミ」

そもそも桜餅を食べる気すら起きない私ですが、特に『道明寺』はいけません。
なんかこうプチプチしてそうじゃないですか、粟饅頭しかり、おはぎが昔から嫌いなのも、半殺しの米がプチプチ(ちょっと表現としては間違っているかも知れません。)して、ともかく甘いのがあまり得意で無いうえに、「甘くてプチプチ」てぇもんは、さらに輪をかけてイカンのですよ、私ゃ。

「花より団子」私にはこの言葉は似合いませんね。ピッタリくるのは「花より酒」でしょうが、そのくせ宴会嫌い、桜を見ながらドンチャン騒ぎというのは性に合いません。
毎年妄想しておりますけど、しっぽり二人で花見酒ってぇのが理想でありますねぇ・・・まっ叶わぬ夢ですから妄想するんですけどね。(笑)

桜餅、桜鯛、桜味噌に桜湯(塩漬けの八重桜にお湯を注いだヤツね)、桜がいかに愛されているかそんなもんからもよくわかりますよね。

「かあちゃん、スーパーに八重桜の塩漬けなんて売ってる?」
「見たことねぇなぁ、なんで?」
「いや、しばらくぶりで桜湯でも飲んでみたいなぁ・・なんてね。」
「似合わないからやめな」

あはは、
「よっ、こりゃイイ代物んだねぇ、安いねぇ!」
私ゃいわゆる「さくら」くらいしか芸がありませんってか

さて、今日の一枚は、ロニー・マシューズです。
私にしちゃ珍しい選択ですが、ここに至るまでちょっとした訳がございます。

みなさん聞き飽きた「MS発掘作業」も終盤を迎え、出てきたのがジョン・ヒックスの「IS THAT SO」でした。

以前申したとおり、私には一時「JAZZ聴きながら」とは言い難い時期がありました。
そこに突入する直前、私が興味を持ったのは、ミシェル・ペトルチアーニだけじゃありませんで、三人のベーシストにも触覚がピクピク動いておりました。
それは、ニールス・ペデルセン、ジョージ・ムラーツ、そしてレイ・ドラモンドの三人です。
もちろんペデルセン、ムラーツに関しては、アルバムも持っていたのですが、最後発で触覚に反応したドラモンドのアルバム(リーダー的存在としてね)は、持っておりませんでした。

きっかけは、ヒックスとのディオ「TOW OF A KING」だったと思います。
それでね、ずっと年を経てからこのアルバムを探したんですよ。でも見つからず、それで、トリオの「IS THAT SO」をMDに録音したのだと記憶しています。

そこで、今日の一枚、えっ?なら「IS THAT SO」でいいだろって?
まぁまぁ、それは後々にして、キッチリ持っているアルバムを先にしました。

てなことで、マシューズのピアノももちろん良いんですが、私はドラモンドのベースに心ひかれる一枚です。

SONG FOR LESLIE / RONNIE MATHEWS
1980年3月1日録音
RONNIE MATHEWS(p) RAY DRUMMOND(b) KENNY WASHINGTON(ds)

1.SONG FOR LESLIE
2.ASK NE NOW
3.IT DON'T MEAN A THING
4.SUSANITA
5.I SHOULD CARE
6.ONCE I LOVED


贅沢な夜

2016年04月06日 | d-f

昨日今日と天気も良く、これで一気に桜も満開かな?

そんな昨日は、朝から「今晩は飲み行くぞう!」と決めておりましてね、へえへえ。
午後7時ごろに身体が空きましたんで、Oークママに電話を入れまして
「今どこにいんの?」
「えっ?近くにはいるんだけどね、ちょっくら焼き鳥屋ででも一杯ひっかけてから行こうかと思って」
「なぁにそれ、もう店あけんだよ、真っ直ぐ来りゃいいじゃん」
「でもお腹がね・・・・・はい、真っ直ぐ行きます。」

とは言ったものの、昼食もほとんど食べていない状態だったので
「なら、持ち込みでイイか」(酷い話ですが)
と、行きすがら買い出しをし○ークへと向かったのでした。

「ママ、蟹とスモークサーモンとぉ揚げ鶏買ってきた、それとこれね」
冷凍のタラバとパック入りのスモークサーモン、セブンイレブンの揚げ鶏、それにお約束のキャンデーズのCDRを、お土産とばかりにカウンターに並べると
「バブ、なに勝手にカウンターで店開いちゃってんの!?」

そんなこんなで、まずは瓶ビール(キリンのラガーね、生ビールより私はこれが好きなんです。)を一本グビグビグビっと空けまして、出されるままにコップ酒を一杯、
「次何いく?」
「いやね、スモークサーモンが島ものに合うんじゅないかと・・・・」
するとママが牡蠣のオイル漬けなんぞも出してくれて、さらにはスモークサーモンを新タマネギと一緒に
「ラフロイングかな」
いやぁ、ワインじゃござんせんよ、やっぱり島もの島もの
「こりゃピッタリじゃん」

そんなんで感激していると

「こんばんわぁ」
「あら、佐川さん(佐川急便ね)待ってたわよぉ」
ママがネット注文していたウイスキーが届いたのでありました。
「こっちの箱は、全部ハーパーね、誰かさんのハーパーね。こっちはと・・・」

出てまいりました、けっこう飲む人が多いからとアート・ベックの大瓶を筆頭にズラッと。
「これ初めて取ってみたんだけど」
キル・ホーマンです。これも島もの
2005年に蒸留を開始したという島ものの新参者で、スコットランドの法律でウイスキーと呼べるのが熟成3年以上ですから、2008年以降からウイスキーとして飲めるようになった代物です。

「バブ、それぞれ味見してみる?」
「ヤッリィー!」

来たときには「我が店」のごとく持ち込み品がひしめいていたカウンターに、最後はグラスの山が出来上がりました。
「いやはや、こりゃ最高の宴会だぜや」

こうして贅沢な夜は過ぎていったとさ、チャンチャン(笑)

さて、今日の一枚は、アート・ファーマーです。
「ファーマーはフリューゲルじゃなくても、大人の音を出す」
まっ、その表現が正しいかどうかは別として、アルバム的にはとても地味な一枚かと思います。
が、ファーマーはもとより、ハンク・ジョーンズのピアノもイイ味出してるんですよねぇ

夕べお昼前(深夜12時前ね)に帰宅して、酔っぱらっているのに一っ風呂浴び、酔っぱらっているのにビールを飲みながら聴いてしまいました。
そんなバカオヤジをも包んでくれるような大人の優しさ溢れる一枚だと私は思っています。

「今夜は、ビールとウイスキー二、三杯で止めとこ」
あいかわらず私は大人じゃありません。(笑)

PORTRAIT OF ART FARMER
1958年録音
ART FARMER(tp) HANK JONES(p) ADDISON FARMER(b) ROY HAYES(ds)

1.BACK IN THE CAGE
2.STABLEMATES
3.THE VERY THOUGHT OF YOU
4.AND NOW ...
5.NITA
6.BY MYSELF
7.TOO LATE NOW
8.EARTH


貧困家庭にも春が来た

2016年04月04日 | j-l

今日は朝から雨、夕方にはあがるみたいですが、それにしても気温が朝から比べて下がったように感じるのは、私の五感の衰え?
公園の桜は昨日で五分咲きぐらい?まぁこの雨が散らす事も無いでしょう、いわゆる『桜雨』でしょうかねぇ。

人間には、いやいや私にも寿命はありますが(「もういつでもイイ」なんて思っているのに、バカほどそれが伸びたりしますから上手くいかないもんです。笑)物にも寿命てぇもんがありまして、我がスマホもついにその時を迎えました。

最近、何かと出費が続く貧困家庭の我が家には、たかだかスマホの買い換え金も惜しいわけでして
「ともかく、電話が出来て、できればワイファイが飛ばせて・・・・・」
ありましたねぇ、0円スマホは今や無くなったと認識していたのですが
「こちらでしたら、実質(ここがミソなんでしょ)本体価格はかかりません。」
「へへ~~もちろんそれでけっこうでごぜぇますだ。」

って事で、そのスマホで初めて桜の写真を撮ってみました・・・
が、、使い方が理解できていないせいはあるでしょうけど、やっぱいつものカメラで撮った方が良さそうです。(笑)

 

てな事で、貧困家庭は名所へ花見に出かける余裕も無く(笑)、寂れた庭にやってきた小さな春をいつものカメラで撮ってみました。

 

「貧困家庭にだって春は来るんだぁ!」
そんな心意気が・・・・見えない見えない(笑)

話はコロッと変わりますけど、
先週の日曜日に「TOSHIKO~スウィングする日本の魂~」を見たというお話をしましたよねぇ、
昨日何気に同じ時間帯にBSを点けると、「中島みゆき名曲集 ~豪華トリビュートライブ&貴重映像~」という、もちろん再放送ですけど番組をやっとりまして、
「ひょっとして毎週この時間帯はこういう番組をやってるの?」
んなこたぁないか。(笑)

まぁまぁ、『RESPECT LIVE「歌縁(うたえにし)」』の模様と中島みゆき本人の映像とがごちゃ混ぜの番組でしたが、映像はほとんど見ずに一緒に歌いながら夕飯の支度をするという・・・
「おまえは主婦か?!」

さらに、感化されやすい私は、夕食後もウイスキーグラスを片手に部屋へ籠もり、ファーストアルバム「私の声が聞こえますか」を聴きながら、もとい、歌いながら夜を過ごしたのでありました。

 ♪ ララバイひとりで眠れない夜は・・・・シクシク ♪

「イカン、『真田丸』を見逃したぁ!」
「あんしんしてください、撮ってますよ。」(笑)

ということで、中島みゆきを聴きながら作った『料理当番、本日の一品』です。



レンコンの挟み焼きです。それと、マカロニサラダね、焼き茄子もあったんですけど、それはいいでしょう。

弁当はこんなん、一工夫というと・・・・唐揚げでは無くフライドチキン風にした、そんなくらいかな。

さて、今日の一枚は、風呂上がり、今度はビール片手に聴いたスタン・レヴィです。
レヴィといえば、オスカー・ペティフォードのコンボ、バード、ガレスピーとの共演、ライトハウス・オールスターズ、そうそうペギー・リーやエラの伴奏なんかもやりましたよね、ともかく白人屈指のドラマーでありますが
彼のリーダーアルバムは・・・たぶんこれしか持ってないんじゃないかなぁ?
もちろん、他の人のリーダー・アルバムのドラマーとして、ここでも幾度となく紹介はしているお方であります。

レヴィのドラムは、まぁキッチリしてますねぇ、血液型はきっとA型なんじゃないかと思いますが(笑)、フォービートにブレが無い。
それが他を引き立てる良さであり、彼だけをピックアップできない悪さでもあると・・・ちと言い方が偉そうですね。

このアルバムでも「今こそドラムを叩くとき」ってぇわりには、全面主張をしておりません。
そんでもって、ゴードンとっさぁんがヤクレロってぇとこがいけませんなぁ
それでも、キッチリ叩くレヴィを良しとして受け入れるアルバムではないかと、思っとります。

THIS TIME THE DRUM'S ON ME / STAN LEVEY
1955年9月27日、28日 LA録音
CONTE CANDOLI(tp) FRANK ROSOLINO(tb) DEXTER GORDON(ts) LOU LEVY(p) LEROY VINNEGAR(b) STAN LEVEY(ds)

1.DIGGIN FOR DIZ
2.RUBY MY DEAR
3.TUNE UP
4.LA CHALOUPEE
5.DAY IN DAY OUT
6.STANLEY THE STEAMER
7.THIS TIME THE DRUMS ON ME