JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

リン・チーリンかぁ・・・エエなぁ

2019年06月07日 | a-c

昨日の晴天から打って変わって今日は雨模様、いよいよ梅雨が近づいております・・・・って、エェェェ!!梅雨入りしたの?!(笑)

 ♪ 六月の雨には 六月の花咲く 花の姿は変わるけれど
             変わらぬ心を誓いながら・・・・・♪

ジューンブライド、この雨の時期にもかかわらず、山ちゃんと蒼井優、アキラとチーリン
「レッドクリフの小喬でしょ・・・美人さんだよねぇ・・・なんか羨ましいなぁ・・・会話は日本語かな?英語かな?中国語かな?・・・」
ってそこじゃなくて、変わらぬ心を誓い合う方々は今年も多いんでしょうなぁ

そもそも日本におけるジューンブライドは、梅雨時の閑散期を盛り上げる企業戦略に他ならなかったわけですけど、今となっちゃんなことどうでもエエわけで、
みなさん変わらぬ心を誓い合ったのですから、その誓いをぜひとも全うしていただきたい・・・・
えっ?あんたに言われたくない?ごもっとも(笑)

さても、今日はジャズ話の続きをば
おっと、再三申しますがここでのジャズ話はバブの私感が多々含まれておりますのでご注意願います。
それでは、たしか「クレオール」からでしたかね。

ニューオーリンズはフランス支配下で長年やって来たため、フランス人と黒人のハーフが多く暮らしていました。彼らの扱いはアメリカのそれとは違い、白人でも黒人でも無いいわゆる「クレオール」と言う存在で、白人に準ずる特別な権限をもっとりました。
生活はある程度裕福で、フランス語を話し、本国からもたされたクラシック音楽を聴きその演奏を楽しむそんな生活環境であります。
ところがアメリカに売却されたことで彼らの環境は一変することとなったのです。
だってアメリカじゃいかにハーフだろーがクウォーターだろうが黒人は黒人ですから。こうしてクレオール達は・・・・まっそのへんはイイか。
ともかく当時ニューオリンズには楽譜を読める黒人(クレオール)も多く存在していたということになります。

いままで語った(笑)ニューオーリンズというある意味特殊な場所には、多くのミュージシャンを必要とする環境があり、つまりは娼館へと誘う客寄せパンダとしての音楽、さらにはダンス音楽、ストリップショーの音楽、ets.ets.・・・

最初はタバコ缶に弦を張ったバンジョーモドキや、今や立派な楽器?でもある洗濯板をかき鳴らす、ほら英語にすりゃ何でもカッコイイてなウォッシュボードっちゅうヤツですわな、あれや、これも立派な楽器牛のあごの骨をブオーンと鳴らすあれやら、んなもんで奏でておりました。
つまり貧困層の金稼ぎですから高い楽器なんぞ使えやしない、やっていたのはちんどん屋みたいなもんでしょうかねぇ、ところがそこに落ちぶれたクレオールが西洋音楽を持ち込む、さらにニューオーリンズは軍港でありましたから南北戦争が終結して余った軍隊で使っていた楽器が安く手に入る、するてぇとちんどん屋はブラスバンドへと進化を遂げ、さらに黒人特有のリズムが加わって・・・・・

さて、いわゆるJAZZの形態はこうして生まれたんだと、諸氏は申しております。

ともあれこうなってくるとスターが生まれるのも必然であります。
とても大きな音を聴かせるコルネット奏者バディ・ボールデン、彼が最初であったかどうかは私に確信はありませんが、そのスターの一人であったことは間違いないようですし、彼が結成したラグタイム・バンドはニューオーリンズを席巻し、その後のニューオリンズ・ジャズへと発展していったことも確かです。

と、今日はここまで、次はそのコルネット奏者バディ・ボールデンからお話しを進めましょう。

さて、今日の一枚は、ロレツ・アレキサンドリアです。

ボーカル得意バブがどうしてそうなったかのお話しを以前しましたですな。
「英語が苦手で歌詞の意味が分からんから」
というのが最大の原因でありました。
でもね、若い頃聴いた洋楽だって、最近のJ-POPにありがちな英語の歌詞だって、意味を理解しながら聴くてぇことは私の場合あまりないんですわ。
つまり、イメージで善し悪しを決めているわけで、その理由でボーカルを敬遠するというのはいかにも大人げない。 最近は素直にボーカルものも聴くようになりました。

ハワード・マギーの伴奏で歌い上げるロレツは素直になって聴くととてもイイ、
「還暦を迎え素直にバブは生まれ変わったのだ!」

DEEP ROOTS / LOREZ ALEXANDRIA
1962年2月録音
LOREZ ALEXANDRIA(vo) HOWARD McGHEE(tp) GEORGE ESKRIDGE(g) JOHN YOUNG(p) ISRAEL CROSBY(b) VERNEL FOURNIER(ds)

1.Nature Boy
2.I Was A Fool
3.No Moon At All
4.Spring Will Be A Little Late This Year
5.Softly As In A Morning Sunrise
6.Detour Ahead
7.It Could Happen To You
8.Travlin Light
9.Almost Like Being In Love
10.I Want To Talk About You

追伸、
先日、○ークで「ポートアスケイグ 2004年」というウイスキーを飲んでまいりました。(私は初飲でした)

55.1度と若干強めですが、アイラ独特の臭みや癖はそれほどでもなく(私はもう少し強くても良いんですけどね。)、そこはかとないキレの良い甘さが特徴的でした。
もちろん私はストレートでいただきましたが、アイラ系が苦手な方でもこれならいけるんじゃないでしょうかねぇ
よろしければどうぞ(笑)



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