JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

あなたのお花見は?

2017年04月13日 | v-x

一昨日の寒さからまた少しずつ暖かさが戻ってまいりました。桜は満開であります。
そんな今日、昨日からうずき始めた風邪のバカヤロウが、繊細な我が身(?)を苦しめております。
「どうも風邪っぽいなぁ」
「熱でも測って、薬飲んで寝てれば」
「いや、絶対に熱は測らない、この雰囲気は(熱が)あるもん。」
熱を測ったところで熱が冷める訳でも無く、その数値を見てさらに具合が悪くなったらどうしてくれるんだっちゅう話ですよ。(笑)

先日LINEデビューした義理の兄が、頻繁にLINEを送ってくるようになりました。


義兄も身重のお嫁さんにデレデレです。

月曜日に「花見に行ってきました。」と送ってきたかと思ったら

夕べまた「お花見に行きました。」
って、
「何回花見に行きゃ気がすむんじゃぁい!」

しかもその間に何度か別のLINEを送ってきたりして
「こりゃハマってんな」
依存症にならないことを祈っとります。(笑)
まぁねぇ、義兄もあと一ヶ月ほどでお爺ちゃん、初孫が生まれます。今まさに毎日が幸せ、春真っ盛りなのかもしれません。
「はいはい、ごちそうさま」(笑)

そういえば、ここ数年花見らしい花見をしていません。
いや、桜は見てるんですよ、見てるんですが、一升瓶を抱きかかえながらペロペロになって、ふと上を見上げると
「あれ?桜咲いてたんだ」
「お前はなにしにきたんじゃぁい!」
って、そんな花見(笑)

さりとて、以前も言いましたかねぇ、杯に花びらを浮かべて
「綺麗ねぇ」
「ん?何が」
「何がって、桜に決まってるでしょ」
「あっ桜ねぇ・・・君の美しさに見とれてついつい忘れていたよ。」
「もう・・・(ポッ)」
そんな花見も・・・・・
これはここ数年では無く、一度も経験はありませんけどね(笑)
いづれにしても、今年もまた風邪のせいで花見らしい花見は無さそうです。

大宴会で・・・
素敵な彼女と寄り添って・・・
かわいい子供達と家族で・・・
夫婦水入らずで・・・
孫達といっしょに御弁当を広げて・・・・
今年、みなさんはどんなお花見をなさるん(なさったん)でしょうか?

話はコロッと変わりますが、ペギー葉山さんがお亡くなりになりましたね。
私が小学生の頃『ドレミの歌』をひっさげ、子供向け歌番組の中心におられました。

 ♪ つたのからまるチャペルで 祈りを捧げた日
   夢多かりしあの頃の 想い出をたどれば
    懐かしい友の顔が 一人一人うかぶ ・・・・・♪

ご冥福をお祈りいたします。

さて、今日の一枚は、ジミー・ウッズです。
たぶん、彼のリーダーアルバムは、以前紹介した「CONFLICT」とこれ2枚くらいしか無いと思います。

コルトレーン、オーネット・コールマン等の影響を強く受け、二十代後半までほとんど仕事も無かった彼は、一時演奏者を止めようとも思ったそうでありますが、止めなくて良かったと思いますよ、この演奏を聴くと。
なかなかのアルト奏者であります。
それは、彼にしてはオーソドックスな「CIRCUS」や「NOT YET」「LOVE FOR SALE」の出だしなんぞを聴くとさらにそう思ったりして(それは彼を評価しているのか?)

ともかく、私はなかなかのアルバムだと評価しております。

AWAKENING / JIMMY WOODS
1961年9月13日,1962年2月19日録音
JIMMY WOODS(as) MILT TURNER(ds) MARTIN BANKS[1,4,5], JOE GORDON[5,8](tp) AMOS TRICE[1,2,4,5,8], DICK WHITTNGTON[3,6,7](p) JIMMY BOND (b)[1,2,4,5,8], GARY PEACOCK[3,6,7](b)

1.AWAKENING
2.CIRCUS
3.NOT YET
4.A NEW TWIST
5.LOVE FOR SALE
6.ROMA
7.LITTLE JIM
8.ANTICIPATION


最近母は、野球中継とcmが好き?

2017年04月11日 | a-c

 ♪ 愛の言葉を射る シャイなハートがドキドキ ・・・・♪

今朝もNHKの朝ドラ『ひよっこ』を見ながら食後の珈琲を、
いつもの朝です。が、何でまた今日はこんなに寒いんでがんしょ

先週開花した桜は、市内で満開の所もあるようですけど、昨日昼食後に立ち寄った公園では

 

これから満開を迎えるてな感じでしょうか。
まっいずれにせよ、花の季節到来ではあります。が、何でまた今日はこんなに寒いんでがんしょ

まぁまぁ、「桜に雪が・・・」なんてことも過去には多々ありましたし、いわゆる『花冷え』も春の季語ですしね。明日からはまた暖かさが戻ってくるようですから、
「しかたなかんべさ、許す!」

テレビと言えば、先日母が
「この歌どっかで聴いたことあんなぁ・・・」
と、CMを見ながらボソボソ言っとります。

見ていたのは『ハウス食品』の、ほら、いかにもジブリっていうあれです。

 ♪ 庭(には)の千草(ちぐさ)も むしのねも
   かれてさびしく なりにけり
    あゝしらぎく 嗚呼(あゝ)白菊(しらぎく)
   ひとりおくれて さきにけり ♪

そりゃまぁ母が知っていて当然と言いましょうか、里見義が歌詞を付けたいわゆる明治時代の『小学唱歌』の一曲『庭の千草』でありますから(当初は『菊』という題名だったそうですよ。)、母も何処かで聴いたか歌ったんでありましょう。

話題の『教育勅語』は別もんとして、『小学唱歌』は、今でも歌い継がれている物が多いですよね。
『むすんでひらいて』『蝶々』『蛍の光』、『仰げば尊し』もそうでしたかね?

 ♪ かすみか雲か はた雪か
   とばかり匂う その花ざかり
   百鳥さえも 歌うなり ♪

『霞か雲か』なんざぁ、今の季節にピッタリでありますねぇ・・・・
まぁまぁ、「イイ歌も多い」と、そう言いたいわけであります。

懐かしい歌つながりで、友人が「この歌しっとるけ?」と聴かせてきたのが

 ♪ あまえてみたい二人 恋してみたい二人
   春の夜は ポカン ポカン ポカン ・・・・・♪

「これは、梓みちよの『ポカンポカン』でしょ」(私がこれを何故知っていたかは不明ですが。笑)
「ブブー 残念。『ポカンポカン』はあってんだけどねぇ・・歌ってる人が違う。正解は、村上ゆきの『ポカンポカン 春夏編』でした。ハワイアン調で春っぽいっしょ」
「ポカ~~~ン」

まさか『ポカンポカン』をカバーしている人がいるとは・・知りませんでした。
さっそく村上ゆきを調べてみると
「なになに?武蔵野音楽大学ピアノ科卒のピアニスト兼シンガーソングライター?・・・・・・あっ!積水ハウスのCM歌ってんのこの人かい」

「大沢誉志幸『そして僕は途方に暮れる』や、フォークルの『悲しくてやりきれない』、平野愛子の『港が見える丘』、ハハハ『テネシー・ワルツ』もカバーしてんだぁ」

こんなんで半日は潰せる自分が、いかにインドア派かと再確認したのでありました。

 ♪ 夢を見るひとときが思い出に変わるころ
   泣きながら振り返るいつかの街角・・・・♪

今日の話は、桑田佳祐の『若い広場』で始まったので、原由子の『ポカンポカンと雨が降る ~レイニーナイト イン ブルー~』で締めてみました。(なんのこっちゃ)

てなことで『料理当番、今日の一品』です。

これもテレビがらみで、料理番組だかなんかで『蕪の肉詰め』をやっていて、
「パン粉かけて喰ってたなぁ・・・・」
どうもそれが食べたそうだったので、私はその番組を見てないんですけど適当に作ってみました。

私は、初鰹をニンニク醤油で、もちろんポン酒をいただきましたよ。
「翌日が怖い」(二日酔いでは無く、ニンニク臭の方ね。笑)

御弁当は生姜焼き弁当です。

いやいや思わず長くなってしまいました。

さて、今日の一枚は、ナット・アダレーです。
兄、キャノンボールの初リーダーアルバム「PRESENTING」録音から、約10日後に録音されたのがこのナット初リーダーアルバムです。

これがねぇ、案外イイんですわ。
ラストの「YOU BETTER GO NOW」なんざぁじつにウイスキーに合うと言いますか、ナットのコルネットは堂々としてるし(全曲とも)、リチャードソンのフルートもなかなかのもんでありましてね。ハンク・ジョーンズのピアノも気持ちがイイ

飲み過ぎないように気を付けます。

THAT'S NAT / NAT ADDERLEY
1955年9月6日録音
NAT ADDERLEY(cor) JEROME RICHARDSON(ts,fl) HANK JONES(p) WENDELL MARSHALL(b) KENNY CLARKE(ds)

1.PORKY
2.I MARRIED AN ANGEL
3.BIG "E"
4.KUZZIN'S BUZZIN'
5.ANN SPRINGS
6.YOU BETTER GO NOW


カ・ツ・リョ・クに春は無し

2017年04月03日 | y-その他

いよいよ4月になって暖かくなってまいりました!きっと春です。桜の開花もここ二、三日には・・・・

そういえば、夕べ風呂に入っていると表が変ににぎわしい、耳を澄ましてみると
「ウギャー!ウンギャー!ウルルンギャー!・・・・・」
猫の鳴き声、しかもそうあの発情期独特の声であります。
「まったくもう、さかりづきやがって!」
べつに羨ましがってる訳じゃござんせんよ。(笑)
これで野良にまた子供なんぞできると、母が愚痴るんだろうなぁと思うだけです。
ともあれ、そんな季節なんであります。

俗に『人間には発情期が無い』なんて申しますが、『発情』それはある意味、活力でありますから、春になって活力が増すことは有るんじゃないですかねぇ
「よかったねぇ、若い頃のあのカ・ツ・リョ・クがだれかさんは衰えて」
「ハイ、微力ながら世界平和に貢献しております。」(笑)

そもそも、人間に発情期らしきものが無くなったのは女性に一因があるそうで、
「メスの生殖能力が高まった時点で信号を送り、これを受け取ったオスが興奮する」のが自然の摂理なんだそうであります。
だから、猫のうるさいサカリ声も「発端はメスが発してオスが答える」、つまり「メスが誘わなけりゃオスは発情しない」という事らしいです。
そして、そのメスの生殖能力が高まる季節は、子供の生まれる季節に大きく関わっていて、つまり「子供が最も生き残り安い、育て安い季節に生まれるように発情する」そういうことらしいですな。

それが、火をおこせ、生活環境を作り上げる能力を得た人間は、季節を選ぶ必要が無くなり、その結果女性のそのサインが薄れていって
「おらぁ、いつ発情すればエエんだべか」
と、男性は路頭に迷い、常に発情する生き物になってしまったという・・・
「男の浮気癖を作ったのは、女だ!」
これを『男の屁理屈』と申します。(笑)

ともかく少子化の現代、女性のそのサインの低下は人類の存亡に関わるわけで
「男性の生殖能力の衰えも、つまりは女性に原因があると、私は強く申したい!これからは、「イケメンでぇ、優しくてぇ、面白くてぇ・・・お金のある人」そんな理想は捨てなさい!ずばり「生殖能力が高い人」これです!そこいくってぇと、私なんざぁ実績もあるしぃ・・・・適任?」
「・・・・悲しいよ・・・・寂しいんだねぇ・・・・哀れだねぇ・・・・そりゃもう『男の屁理屈』以下、底辺、どん底。そもそもカ・ツ・リョ・クの低下で世界平和じゃなかったのかぁ~~い!!!」
「すんません。」
季節は完全なる春へと進もうとも、「我が心、そしてカ・ツ・リョ・クの冬は永遠です!」
巨人軍開幕3連勝おめでとうございます。(なんのこっちゃ、笑)

んなわけで(どんなわけ?)『料理当番、今日の一品』です。

先日、SAちゃんが彼氏に「ブリ大根を作ってあげた」てな話を聞いて、対抗したわけじゃありませんが、私のためにブリ大根を作ってあげました。

 

それに、季節の天麩羅(タラの芽、ウドの葉)と、手まり寿司です。

御弁当は、牛丼・鮭のハーフ弁当です。

さて、今日の一枚は、ザ・モダン・ジャズ・ディサイプルズです。
と言っても、お初ですかね。
アルトのカーティス・ピグラーを中心とした・・・ン~~~ほら、ハード・バップ全盛期にけっこうコンボ名で出たアルバムって多かったじゃないですか、これもそんな中の一つです。

なんだか、「イイカゲンに流行にノッテ」みたいな言い方になってしまいましたが、中身はバカにしたもんじゃありません。
カーティス・ピグラーもしっかりしたアルトを聴かせてくれますし、ノリも悪いことありませんよ、
そして、ウィリアム・ケリーの吹くノーマフォン、ユーフォニアムという、どうにも聞き慣れない楽器、私も詳しくは知りませんけど。(笑)
ノーマフォンとは「サックス型のユーフォニアム」、つまりユーフォニアムの一種?それじゃユーフォニアムは・・・・
ともかく音を聴けば分かりますよ。これがけっこう存在感があって、私は好きかもしんない。(笑)
そんな一枚です。

THE MODERN JAZZ DISCIPLES
1959年9月8日録音
CURTIS PEAGLER(as) WILLIAM "HICKY" KWLLY(normahone,euphonium) WILLIAM "BILLY" BROWN(p) LEE TUCKER(b) RON McCURDY(ds)

1.AFTER YOU'VE GONE
2.DISCIPLES BLUES
3.SLIPPIN' & SLIDIN'
4.A LITTLE TASTE
5.PERHAPS
6.HUCK'S DELIGHT
7.DOTTIE