JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

♪ノンノノノン・・・

2016年03月30日 | m-o

昨日今日とまさに春本番、このあたりの桜もやっと目覚めそうです。

3月も明日で終わり、4月から始まる新生活に、心躍らす、もうすでに不安でいっぱい・・・いろんな方がいらっしゃるのでしょうねぇ
お引っ越しされた方も多いでしょうが、「拉致した少女が引っ越し荷物にまぎれている」・・・・そんなヤツはあいつしかいませんやね。「まったくもうどういうこった」であります。

 ♪・・・お引っ越しのお祝い返しは 微笑みにして届けます・・・♪

先日、「ラブソングを」というリクエストに応え、ベタではありますがチェット・ベーカーの「SINGS AND PLAYS」を持っていつものバーへ、するとママが
「そういやぁ、そんな事言ったっけねぇ」
「はぁ~~~?」
「ところで、キャンディーズは?」
「は?はぁ~~~?」

前回、ラブソングの話も確かに出たのですけど、キャンディーズの話もあったような????(たがいに忘れてりゃどちらも怒れません。)

もうずいぶん前の事ですが、セブンイレブンで特定の商品を買うとミニCDやフィギュアがもらえるという『キャンディーズ・キャンペーン』なるものをやっとりましてね。
そのミニCD全8種類が、何故か我が家にあるという・・・
しかも、Mさんから流れ着いたのならわからなくも無いのですが、S君が我が家に持ち込んだという代物です。

「キャンディーズは懐かしいよねぇ・・・バブさんなんかドストライクでしょ?」

へぇへぇ、確かにキャンディーズ、ピンクレディー、高三トリオ、みなさんほぼほぼ同世代ですし、これに熱を上げていた同級生もおりましたよ、

「だがしかし・・」
「ハイハイ、そっからは長くなるからおしまいね。」
「へぇ、でも好きなアイドルぐらいはいたでしょ?」
「だから、フルなって、長くなるんだから・・・アイドルはアメリカだかフランスだかの女優さんね、はいおしま~~~い。」
そんなママはおかまいなし
「そうねぇ、アイドルかどうかはわからんけど、太田裕美? 尾崎亜美や石川セリ、庄野真代に中島みゆき、って、こりゃアイドルじゃないか、う~~~んとねぇ、そうそう彼女がフリまで教えてくれた・・ほら、あれ、今もオバサンになってテレビに出てる・・・♪ノンノノノン♪の・・・・」
「石野真子」
「そう、それ」

『ジュリー命』だった当事の彼女がベストテンだけは見逃さないほどの歌謡曲好きだったというお話しは以前もしましたよね。
その彼女に、YMCAのフリをやらされて写真撮ったりしてね。


これは私じゃありません。(笑)

「この子ぜったい可愛い、とかなんとか一生懸命オレに言うわけよ、そんでもってチョンチョンチョンって指あわす格好を・・」
「してたんですか?バブさんが?・・クックックック、それ笑える。」
「うるさいなぁ、♪どんな事にも恐れはせぬが、カワイイ彼女にゃ勝てやせぬ♪ だったの」(居直り)

あれ?なんの話しでしたっけ?
そうそう、今度はキャンデーズを持って行きますから、けしてお客さんがいるときには、かけないようにね。
「でも、「キャンディーズ好きでしょ」とかなんとか言って、流しちゃうんだろうなぁ・・・キャンディーズ聴きながらスコッチって?どうなの?」

さて、今日の一枚は、私にとっては一種アイドルですかね、アニタ・オディです。

なんたってア~タ、『真夏の夜のジャズ』の ♪ スウィ~~~ト、ジョージブラウン・・・♪ でありますよぉ、じつにチャーミングでアイドル的要素アリアリでしょ?
このアルバムも、ビッグ・バンド、ボーカルという私が大得意な分野ですんで、「アニタちゃ~~ん」みたいな、いかにもミーハーな心一つで手に入れた一枚です。

でも、アニタの声はミーハーじゃ無くても魅力的ですよねぇ?いかがでしょ?

INCOMPARABLE ! / ANITA O'DAY
1960年8月16, 18, 23日録音
ANITA O'DAY(vo)
BILL HOLMAN and His BIG BAND
[Conte Candoli, Al Porcino, Ray Triscari, Stu Williamson(tp) Bob Edmonson, Lew McCreary, Frank Rosolino(tb) Kenny Shroyer(btb) Charlie Kennedy, Joe Maini(as) Richie Kamuca, Bill Perkins(ts) Jack Nimitz(bars) Lou Levy(p) AL Hendrickson(g) Joe Mondragon(b) Mel Lewis(ds) Bill Holman(cond)]

1.IT COULD HAPPEN TO YOU
2.BLUE CHAMPAGNE
3.AVALON
4.OLD DEVIL MOON
5.THE PARTY'S OVER
6.WHY SHOULDON'T I
7.EASY LIVING
8.CAN'T WE BE FRIENDS
9.SLAUGHTER ON 10th AVENUE
10.IF I LOVE AGAIN
11.SPEAK LOW
12.INDIAN SUMMER


テレビっ子バブ

2016年03月28日 | s-u

「二年ぶりに少女保護」のニュースにはビックリしましたねぇ、そうそうに容疑者も確保されたようで、とにもかくにも無事でなにより、ご両親はほっとされた事でしょう。
それにしても2年間でしょ、私のような年齢での2年じゃありませんからねぇ、さぞかし長かったでしょうねぇ、さらにはしばらくマスコミ等の必用以上ともいえる騒がしさが周りで続くでしょうし、これからが大変なんでしょうが、なんとか頑張ってその2年のブランクをゆっくり時間をかけ埋めていってもらいたいものです。

「日曜日はテレビを見るんで忙しいんだよ」
「なんで?」
「ほら、土曜日に『精霊の守り人』が始まったじゃん、なんつったってカワイコチャン二人が出とりますけん、録画したのを見にゃいけんわけさ」
「二人????バブの心の君、はるかちゃんはわかるけど・・・・」
「へへへへ・・ほれ、前に話した清原果耶ちゃんも出とるんですねぇ(ウキウキ)」

「はいはい」
「それに大河も見なくちゃいけないしさぁ、忙しいのよ」

ということで、私、日曜日は『テレビっ子』になっとります。

そんなテレビっ子曜日の昨日はさらに忙しくて、
『BS1スペシャル「TOSHIKO~スウィングする日本の魂~」』
これも見んとイカンかったわけですわ。

録画と時間を駆使して、『精霊の守り人』『真田丸』そして『BS1スペシャル「TOSHIKO~スウィングする日本の魂~」』を一気に見るという・・・酒も飲まなきゃイカンしねぇ(笑)

まぁまぁドラマの話はそのうちとして、秋吉敏子のドキュメント?これがなかなかよろしかったですねぇ
『木更津甚句』の演奏が始まると
「オイオイ、ほんとにこの人、86才かよぉ?」
何処からこのパワーがわき上がるのかって感じ?
いやはや葛西選手もビックリの、まさにレジェンドであります。

「秋吉敏子はビックバンドもエエかもしれんけど、やっぱピアノだよねぇ・・・」

番組中、ご本人は「テクニックは若い頃の方が上だったかも知れない」とおっしゃっておりましたが、
「何をおっしゃる敏子さん」
その味わいは、若さも感じつつの、まさに年輪のごとく刻まれた深く濃厚なものへとなっとりますよ。
番組内にちりばめられていたソロ演奏、あれをもっと聴いてみたかったですねぇ
新譜『PORGY AND BESS』をどうにか入手できんか、今考えております。

それにしてもさぁ、あのソロはNHKが特別収録したんでしょ?リンカーン・センターでのビッグバンドの映像もあるんだし、ドキュメンタリーじゃ無く音楽番組として放送しないのかなぁ?
どなたか情報あります?
テレビっ子バブは期待するのでありました。

ここで、『料理当番、本日の一品』です。

冷凍ご飯がちと溜まりすぎまして、それをチーズたっぷりの蟹クリームリゾットにしてみました。(もちろん蟹は安~~~い缶詰ね。笑)

お弁当は、こんなんでした。

さて、今日の一枚は、もちろん秋吉敏子です。

と言いながら、私、敏子のアルバムをそれほど所有しておりません。
今日のこのアルバムも、何を隠そうカセットテープ発掘ものです。
その時同時にCD化した(自分でね。)「LONG YELLOW ROAD」と、どちらにするか迷ったんですが・・・・・
たまには、全員日本人ってぇのもエエでしょ

アルバムタイトルのとおり、5年間のアメリカ生活から帰国した敏子が、杉並公会堂と文京公会堂で、昔の仲間達とライブを行った時の収録アルバムです。

バークリー時代、敏子は卒業後の帰国を前提に「ここで学んだ事を、仲間達にどう伝えようか」と考えていたそうですが、けっきょくはアメリカに帰ってしまいます。(帰るという表現は適当じゃ無いかなぁ?だって未だに敏子はアメリカの市民権を取っていないんだそうですよ。)
はたして、このセッションで敏子は何かを伝えられたのか?
お聴き召され。

トシコ、旧友に会う / 秋吉敏子
1961年3月7, 8, 27日録音
秋吉敏子(p)
渡辺貞夫(as) 宮沢昭(ts) 原田政長[1,2,5,6] 栗田八郎[3,4](b) 富樫雅彦[1.2] 白木秀雄[3,4] 猪俣猛[5,6](ds)

1.SO WHAT
2.NIGHT HAS A THOUSAND EYES
3.DONNA LEE
4.QUEBEC
5.OLD PALS
6.WATASU NO BIETHOVIN


ちっちゃくなっちゃった!

2016年03月21日 | g-i

今日も朝から青空が広がっています。気温は思うほど上がらないようですが、それでも春の日差しは十分な暖かさを感じさせてくれます。

ここ二日ほどの間に姉たちから相次いで荷物が届きました。
私の誕生日だったから?いえいえ違います。じつは昨日が母の誕生日でして・・・
ほらね「母の誕生日」は不滅なんですよ。(笑)

それはともかく、そんな荷物の中にこんなもんが入っていました。

どう見ても珈琲には違いないのですけど
「さくら?」
パッケージともう一つの包みに「kichijoji original blemd」とありますので、吉祥寺の珈琲屋さんの物だとは思うのですが、
「まさか、桜フレーバー入り珈琲てなことは無いよねぇ?・・・ともかく、開けてみよう」
おそるおそる袋を開けると、ちょっと浅煎りっぽいコーヒー豆が
 クンクン
桜の香りは全くしません。

さっそく淹れて飲んでみますてぇと
「う~ん、珈琲だ」(あたりまえですが、笑)
まっ、ちょっと苦みを抑えたマイルドブレンドてな感じ、つまり「春のブレンド」的珈琲なんでありましょう。
「まぎらわしいラベル付けんなよなぁ・・」
ちょっとだけ、桜フレーバーを期待した自分がアホみたいに思えました。(本当にそうなら、飲めなかったでしょうけどね。笑)

もう一つ、こんな物が一緒に送られてきました。

福島市のお菓子『太陽堂の麦せんべい』であります。
「太陽堂の麦せんべいはいいけど、福島市の物が何故に東京に住むCちゃん(姉)から?」
すると母が
「そういえば、ネットで麦せんべい注文できるみたいだから、とってみようかなぁって言ってたわ。」

我が家にはこの麦せんべいにちょっとした思い出がありましてね。
昔、父が福島に出張すると必ずお土産に、この『太陽堂の麦せんべい』か、『菊屋の羊羹と最中』のいずれかを買って帰ったのでした。
まして、姉はその福島市で高校の二年間を下宿生活しましたので、なおさら懐かしかったのでしょう。

「あれぇ?箱の形はいっしょだけどもっと色が濃くなかった?」
開けてみて
「ゲゲ、2枚ずつ袋に入ってるよ(昔はそのまんまトド~~ンと入っとりました。)。それに・・・小っちぇ」
一枚の大きさが、私の記憶からすると二回り?いやそれ以上に小さくなったような。

袋入りになったのは、おそらく今の衛生規定かなんかによるものなんでしょうし、
「こういう物はどれもこれもみんな小さくなってるからね」

身近で言えば、銘菓じゃんがらもママドールもエキソンパイも、かしわやの薄皮饅頭も、かんの屋のゆべしだって・・・・
身近ばかりじゃござんせん、仙台の萩の月しかり、鎌倉の鳩サブレしかり・・・・・
なんでもかんでも、『ちっちゃくなっちゃった!』でありますよね。

「何でなんだろうねぇ?やっぱ値段をあまり上げたくないからかなぁ?」
「まぁまぁこれも時代ってヤツじゃない、まっ甘いもんが小さくなろうと私ゃどうでもいいけどね・・・・・でも、麦せんべいは甘くは無いしねぇ」

何事考え方ですよ。ヤクルトといっしょで、「もうちょっと食べたい」くらいの大きさが適当って事もありますからね。(笑)

んなことで『料理当番、本日の一品』です。

蒸し鶏です。鶏の臭いが不得意の母のために、ニンニクとショウガをたっぷり付けて蒸したので、見た目は少し悪くなりましたが、酢の利いたタレが良かったのか、その母も食べてくれました。

土曜日にちょいと忙しくなってお弁当を作られなくなったので、お弁当用にと少しずつ残しておいた厚揚げ、笹かまを炙り、カニかまも加えてごっちゃ混ぜのサラダにしました。

こちらは私専用の中華風ヅケマグロです。

さて、今日の一枚は、バンキー・グリーンです。
と、いかにもよく知ってるように紹介しておりますが、ほとんどこのアルト奏者を私は知りません。(笑)
このアルバムも、MD発掘物です。ですからジャケ写真は借り物です、ご了承あれ。

ものの本によれば、1935年ミルウォーキー出身、バードに大きく影響を受けたらしいのですが、どうしてこれほど私に印象を残さなかったかといえば、この方、1960年まで生まれ故郷を離れなかったみたいですねぇ
では、私はこの方の音源を他にも持っているのか?
2枚見つかりました。

「TESTIFYIN」と「MY BABY」
ついでに聴いてみると(なんとまぁ、おそらく十数年聴いていなかった音源?)
「TESTIFYIN」なんか、張りのあるアルト吹いてんじゃないっすかぁ
どうして私はこの音を忘れていたんでしょ?

ともかく、十数年聴いていなかった音源がある事にもビックリしましたが、この方の名すら忘れていた自分が不思議でもあります。これもまたMD発掘のおもしろさですかね。

おっと、肝心のこのアルバムですが
ラテンラテンです。(なんのこっちゃ)
「古典落語ならぬ古典ラテンはノリ一つ」
そんな言葉ありませんが、まさにそんなアルバムです。

THE LATINIZATION OF BUNKY GREEN / BUNKEY GREEN
1966年11月録音
BUNKEY GREEN(as) LARRY BOYLE(tb) BOB OJEDA(valbe tb) ARTHER HOYLE(tp) ANTONIO CASTRO(p) TONY LAROSA(el-b) WILLIE NEGRON(congas) VITIN SANTIAGO(oijdo) MANUEL RAMOS(timbales) THE DELLS(vocals)

1.LET ME GO
2.FEELING GOOD
3.HOW'S YOUR MAMBO ?
4.A TING-A-LING
5.SONG FOR MY PARENTS
6.GUAJIRA CON CHA-CHA-CHA
7.FAST'N'FOXY
8.DO IT LIKE YOU FEEL IT


春はうれしや、ひとりきり

2016年03月18日 | m-o

 ♪Happy birthday to me, Happy birthday to me,
   Happy birthday, dear バブちゃん, Happy birthday to me ♪

なんと昨日は私の誕生日でありまして・・・・
誰も祝ってくれないので自身で歌ってみましたが・・・・
侘しい!(笑)

まぁねぇ、家族内で最初に消え去る記念日が「親父の誕生日」てぇのはあたりまえっちゃあたりまえなんですけど、考えてみると「母親の誕生日」はもとより、下手すりゃ最近コンビニで騒いでいる「春の土用の丑の日」てなわけのわからん日よりその地位は低いかもしれませんねぇ。
さりとて、
「今日は何の日だったか覚えてる?」
てなこと訊いて
「彼岸の入り」
なんて言われたひにゃ立ち直れませんからねぇ、止めときました(笑)

暑さ寒さも彼岸まで

私の誕生日を祝ってくれたのは天候くらいですかね、昨日からまさに春本番といった暖かさです。
仙台では鶯の初鳴きが観測されたそうで、東北にも春がやってきましたねぇ。(このあたりは、ずいぶん前から鳴いとります。)
それに合わせ大敵花粉も一気に攻めてはまいりましたが、寒くてふるえているよりは良しとしましょう。

「ヘックション!」

こうなってくると、やはり気になってくるのは桜ですか?
開花まではまだ時が必要でしょうけど、それでも堅いつぼみをじっと見つめたりして、
ここ数年、花見らしい花見もしていないのにそれほど気がかりになるというのは、日本人だからなんでしょうかねぇ?

 ♪ 春はうれしや 二人揃うて花見酒 庭の桜におぼろ月
    それを邪魔する雨と風 ちょいと散らせて又咲かす ♪

端唄『春はうれしや』でありますが、この後、♪夏は・・♪秋は・・♪冬は・・と続きます。
そんな端唄を鼻歌に「桜恋しや」とまだ咲かぬ桜の木を愛でて一献

「あんた、よしとくれよぉ、まだまだ夜風は冬の風、風邪でもひいたらせっかくの桜を二人で見られなくなるじゃないか、中に入ってお飲みよぉ」

なんてね(妄想)

ところが、おんなじように春から始まって冬で終わるてんで

 ♪ 春はよいよい ちょいと桜の下で(よいよい)
   桜掻き分け 桜掻き分け真ん中へ
   ○○っと入れたらいいだろな ○○っと入れたらいいだろな
       お父ちゃんもお母ちゃんも元気出して元気出して
          (減るもんじゃねぇじゃねぇか、やらせろやらせろ) ♪

こんなんを鼻歌しながらカップ酒でも飲んでると、いかにまだ咲かぬ桜の木を愛でようとも、風邪をひくのがオチですわな。

「へぇへぇ、アンタはどうみても『春はうれしや』より『東京音頭』だって言うんでしょ、そのとおり、誕生日すら忘れられた、お・や・じですから」
泣くなバブ(笑)

さて、今日の一枚は、こりゃまた私としては珍しウィントン・マルサリスです。
前にも言いましたかねぇ、私は彼がけして嫌いではありません。ライブで盛り上がった事もありますしね。
「レコードよりライブの方が良い」
てな、適当な事を言っていましたが、今となっては、先日やっと紹介したミシェル・ペトルチアーニ同様、私の音楽を聴いた時期と微妙にズレていたことが、彼をあまり聴かなくなった一番の原因だと思っています。
それと、ほら、ストリングスとけっこうやってるじゃないですか、いかにもインテリっぽいとこもあるし、それがねぇ・・・・・

いやいや、
今日紹介するこのアルバムなんざぁ、ワンホーンで聴かせるイイ~アルバムなんですよ。
私もこのへんをもっとオッツメて聴きゃあ良かったと、今になって思います。

テクニックに裏打ちされた圧倒的な迫力?そんなもんがヒシヒシと伝わって来ます。
いやまて、私的には泥臭さが無いのが嫌なのか?(ここに至って、まだ抵抗を続けたりして。笑)

MARSALIS STAMDARD TIME Vol.1 / WYNTON MARSALIS
1986年5月29, 30日, 9月24, 25日録音
WYNTON MARSALIS(tp) MARCUS ROBERTS(p) ROBERT LESLIE HURST Ⅲ(b) JEFF WATTS(ds)

1.CARAVAN
2.APRIL IN PARIS
3.CHEROKEE
4.GOODBYE
5.NEW ORLEANS
6.SOON ALL WILL KNOW
7.A FOGGY DAY
8.THE SONG IS YOU
9.MEMORIES OF YOU
10.IN THE AFTERGLOW
11.AUTUMN LEAVES
12.CHEROKEE II

追伸、
○ークママ、ありがとう、アンタだけだよ私の誕生日覚えてくれていたの・・・・
今日、ウィントン・マルサリスを紹介したのは、夕べ聴いた事もありますが、じつは、YouTubeにマルサレスが演奏する「Happy birthday to you」がアップされておりましてね。
これを聴いていたという・・・・・やっぱ誰かに祝ってほしかったんですかね。(笑)


家と学校の間に無い通学路?

2016年03月16日 | g-i

「S君のバカたれが、今日は身体が痛くて仕事にならんがや!」
昨日、S君の
「ちょっとだけ手を貸してくれんかね、昼飯付きで
この「ちょっとだけ」と「昼飯付き」に惑わされた私は、気軽に
「エエよ」

ところが
「ちょっとだけ?なぁ~~にがちょっとだけよだい!」
行ってみれば、大物の資材を運び上げる力仕事に人手が足りんと
「この優男(?)に、これほどの大物が持ち上げられると思うてか」
それでも、必死の思いで持ち上げましたよ。四人がかりでやっと持てる大型給湯器をなんと3階まで・・・・
案の定、今日は二の腕が筋肉痛で悲鳴を上げとります。
「これで昼飯とビール一杯じゃ割に合わんなぁ・・・」(うっそぴょ~~ん、笑)

おっと、本題はその事じゃ無くて、そのS君の現場が、私が高校生の時アルバイトをしていたジャズ喫茶の直ぐ近くだったのです。
「どれ、今はどんなになっとりますかねぇ」
てんで行ってみましたよ。

そこには、入り口がツタで覆われたオンボロジャズ喫茶の面影は無く、3階建ての小さなビルが建っとります。

 

隣にあった駐車場(ジャズ喫茶のものではありませんが)がまだ残っていて、確かにそこがあのジャズ喫茶であった事を感じさせるのみ。
「そうかぁ、ここが我が高校の通学路だったんやねぇ・・・・」
「本来の通学路じゃないけどね。」
「酔っ払ってそぞろ歩いた道でもあるけどね・・・」
「どんな高校生じゃい!」

「そうそう、そこに小っちゃなアレンジ(ボール)屋があったんだよな。」
「○っさんがよく通ってたわ」(高校生がそういうことしちゃイカン)
「映画館が向こうでぇ・・・○○なんか覚えてるかね?」
近くの中華料理屋で昼食をとることにした二人は、道すがらそんな事を話しておりました。
同級生(学校は違いましたが)ならではの会話っちゅうヤツですか?

 
左がアレンジ、右が雀球です。(写真はネットより拝借しました。)

ところで、みなさんアレンジボールとか雀球ってご存じですかねぇ?
思えば私ら高校生くらいの時が全盛期だったんですかねぇ?
パチンコの一種と言いますかね、あっ、でもパチンコ玉を買う(正確には借りる?)んじゃ無くてメダルを買って遊戯するんですがね、といっても、今のスロットとはまるっきり違うもんです。
以前話題に出た旧友(女子)のCチャンもアレンジにはまっとりましたなぁ、ショートホープ咥えてアレンジを打つ姿、鮮明に蘇ります。(高校生だろ!)

「あの頃、千円ありゃパチンコにしてもアレンジにしてもそうとう時間潰せたしなぁ、へたすりゃ百円で潰せたもん・・・景品のタバコにずいぶん助けられたし」(だから、おまえは高校生だったろって)
「パチンコ、アレンジ、ボーリングにビリヤード、映画も観たし・・・誰もが行きつけの喫茶店もあったよな、アハハ、喫茶店っていっても半分飲み屋みたいな所もずいぶんあったけど」
「アンタは完全な不良高校生だったけど、みんなそこそこ不良だったなぁ、ところで、今の高校生はどういう所で遊んでんだろうなぁ?」
と、S君
「そうさねぇ、ファミレス?ミスド?スタバ?????あぁカラオケか?」

飲酒、喫煙、酒に賭け事、入り浸りの店・・・そりゃ高校生にあるまじき事ではありますが、雁字搦めに縛り上げるのも・・・
いや、やっぱりイカンものはイカンですな。
「若者よ、私を見なさい、若い頃からそんな事ばーしとるからこんなになっちゃったのよ。ねぇ、私を反面教師と思い健全なる日々を過ごしなさいよ・・・・何が健全かは、私にはわからんけど(笑)」

さて、今日の一枚は、ベニー・ゴルゾンです。
前に「ゴルゾンはテナーマンとしてしょっちゅう聴くもんじゃ無い」みたいなことを言ったように覚えています。
アレンジャー、つまり「ゴルゾン・ハーモニー」の評価とテナーマンとしての評価には大きな開きがあるのも事実ですし、私も「ウオ~~ン、ウオ~~ン」というゴルゾンのテナーは、聴き続けるといくぶん耳に付く感じも否定しません。

ただ、このアルバムに関しては「アレンジよりテナーを聴け!」と、ゴルゾンが言ったか言わなかったかはしりませんけど、テナーマンとしてのゴルゾンを味わうにはもってこいの一枚だと思います。

タイトルは「FREE」ですけど、もちろん中身はフリー・ジャズじゃござんせん。タイトルやジャケに惑わされず一聴の価値はあるアルバムだと私は思います。

FREE / BENNY GOLSON
1962年12月26日録音
BENNY GOLSON (ts) TOMMY FLANAGAN (p)
RON CARTER (b) ART TAYLOR (ds)

1.SOCK CHA CHA
2.MAD ABOUT THE BOY
3.JUST BY MYSELF
4.SHADES OF STEIN
5.MY ROMANCE
6.JUST IN TIME


el-pは嫌いでもELPは好きでした

2016年03月14日 | d-f

朝の冷え込みは緩んだものの、雨模様の空が今日も気温を押し上げる事は無さそうです。

特別な日、3.11に私は何をしていたか?
もちろん鎮魂の意は他と変わらず心に持ちつつも、けっきょくは飲みに出かけてしまい、いつものバーで水族館の館長さんとゴキブリやらフナムシの話をしながら
「止めて!頼むから別の話題にして」
と、心底嫌そうにいるママをつまみに美味しい酒を楽しんでしまいました。

館長さんご帰宅の後は、残った常連さんと音楽話に、
「バブさんは最近は何を聴いてるんですか?」
と言われましても・・・・ねぇ
「おもにMD発掘を」
なんじゃそりゃ

まぁまぁ、この手の話になれば、我が得意分野に引き込む術は、他の追従を許さぬ私、
「失敗したぁ!バブにこの手の話をふったら・・・・」
ふぁふぁふぁふぁ、後悔先に立たず、ともかくふったあなたが悪い
「話は終わらんぞぉ~~~」(笑)

酔っての事ですから中身なんてくだらん事なんですが、何故かその中にELP(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)の話も出てきましてね。
それがア~タ、翌日になってその3.11にキース・エマーソンが亡くなったというニュースを知りまして、ええ、なんだかこれって虫の知らせ?・・・・んなこたぁないでしょうけど。

我が青春のスターは、もちろんジャズメンではあったのですけど、JAZZだけ聴いていたわけじゃ無い、ELPのキース・エマーソンもまさにその一人でありました。

そんなわけで、昨日はJAZZを少し離れ、ELPを聴いてみました。

私はどうにも同年代がこぞって好きだと言われると、それに反発する癖があったようで、当事ELPを聴いているという友人は文化系の部に所属していたY君だけ、我が周りではいたってマイナーな存在であったように覚えています。(もちろんJAZZもそうでしたが)
というか、もう少し大人の方が聴いていたのかもしれませんねぇ。
しかも、LPをバンバン買えるほど裕福ではありませんでしたし、やっと買うLPもJAZZに向かうばかりで、雑誌『FMファン』を隅から隅までチェックして新譜をあさるみたいな(笑)

そんな中、初めて買ったLPは、1973年の「恐怖の頭脳改革」だったと思います。あの変な風に開けるLPを強烈に覚えてますもん。
ところが、そのLPが今は手元に無いんですねぇ・・・おそらくは誰かの所へ出張してそのままなんだと思います。

「えっ?何処に行ったのあのLP」
で、ELP?(アホです。)

ともかく、JAZZに飽きるとカセットに吹き込んだELPを聴く、なんてぇことがよくありました。
あれほどJAZZの電化を嫌っていた私が、何故にキース・エマーソンのシンセを好んだのか?
それは自分でも不思議ですねぇ。
JAZZ以外の電化は素直にカッコいいと感じたんでしょうね。

青春時代の我がスターが、また一人逝ってしまった事は悲しい限り、しかも頭を銃で撃たれて?自殺の可能性も高いようですが・・・・・
ご冥福を祈ります。

てなことで、『料理当番、本日の一品』です。

スコッチエッグもどきです。ソースはトマトベース、卵も肉も好きでは無いはずの母が「美味かった」って言ってくれましたので、そこそこだったんじゃないでしょうか。

お弁当は、生姜焼き弁当です。

さて、今日の一枚は、調子に乗って電化マイルスです。

el-p、el-bと入っているだけで、あの頃はゾゾッとしたものですけど
今改めて聴くと、毛嫌いした理由がよく分からない気もします・・・・
「いや、やっぱり電化マイルスは好かん!」
意地になっているようなところがありますねぇ(笑)
当事、O君とわかりもしないくせに「電化マイルスと後期コルトレーンと」てな訳の分からない論争をした事を思い出します。(笑)

今聴き比べれば、確実に聴きやすいのは電化マイルスだと思いますが、私の心に深く入り込んだのは違っていたんですねぇ・・・あれも若さかなぁ?

いずれにせよ、昨日はシンセだのel-pだのを聴きすぎました。
また毛嫌いしないうちに、今晩はコテコテのビバップでも聴こうかと思っています。

FILLES DE KILIMANJARO / MILES DAVIS
1968年6月19.20,21日, 9月24日録音
MILES DAVIS(tp) WAYNE SHORTER(ts) HERBIE HANCOCK, CHICK COREA(el-p) RON CARTER(el-b) DAVE HOLLAND(b) TONY WILLIAMS(ds)

1.FRELON BRUN
2.TOUT DE SUITE
3.PETITS MACHINS
4.FILLES DE KILIMANJARO
5.MADEMOISELLE MABRY


ちょっと真面目にアトミック

2016年03月10日 | a-c

一昨日は暑いくらいだったのが、昨日は雪まじりの雨、まったくもって極端すぎますって、ねぇ(笑)

さても、今日の話は、じつを言うと明日、3.11にお話ししようかと思っていた事です。

昨日、大津地裁で高浜原発差し止めの仮処分が決定されました。
「福島第一原発の事故原因が解明されていない中、地震・津波への対策や避難計画に疑問が残り、住民の人格権が侵害されるおそれが高い」との判断で、山本裁判長が決定されたようですが

その新聞記事を見ながら
「○○、原発止める事は、おらぁは賛成だけど、誰が訴えてなんで止める事になったんだ?」
と、母
「あのなあ、今動いている、動かそうしている原発も、立地都道府県と市町村の同意が無ければ動かせないわけよ。だけど、今回訴えたのは立地県である福井の住民じゃ無くて、隣県の滋賀の住民なわけ、つまりは福島第一原発で言えばだ、茨城県や宮城県の住民が訴えたって事だわな。これがけっこう大きな判断だと思うよ。」
「?????」

母にはよく分からなかったようですけど
もちろん、現在、いやあの時以降、福島県内で原発(第二原発がまだ残っています。)の再稼働を県民はけして許す事は無いでしょうが、実際の事故により、隣県にも大きな影響を与える事が明白になったわけです。
まして、原因究明はもとより、事故責任も不明、収束も計画はあってもほころびだらけ、たまり続ける放射性廃棄物、事故後に生まれた住民同士の確執・・・・何をとっても良い事なんかありゃしない。
いかに国が、電力会社が、原子力規制委員会が「安全」と言ったところで、安全であったはずの福島第一原発を見なさいよ、ひとたび想定外だかなんだかが起これば、このありさま
そんなものは誰も責任とらないんですよ。

今、宮城県の県内放射性廃棄物(福島第一原発の事故で飛散した)の処理が大きな問題になっています。処分地候補とされた地域の方々はこぞって反対、中には「福島で出したゴミをなんで宮城で処理せにゃならん」との声もあるとか。
福島県民である私ですらそう言われるのは当然だと思います。
いやいや、言わせてもらえば、もともと東京(関東)で使用するための電気を作っていた原発ですよ。そのゴミは電気を使っていた地域の方に押しつけましょうか?
って、まぁまぁ「それを言っちゃあおしめいよ」

つまりは、それほど根の深い問題になるという事ですよ。

確執は県境ばかりじゃありません。とある方がこんな事をおっしゃってました。
「岩手や宮城は津波被害の現状をよく報道しているけど、福島となると原発ばかり、福島だって原発事故以外の津波被害があるんじゃよ、そこも知ってもらわなくちゃ」

原発事故被害者(その中に津波被災者の方ももちろんいらっしゃいますよ)と、津波被災者の確執もけして無くなっていません、というか、むしろ溝が深まっているような気さえします。
知って下さい、仮設生活を余儀なくされている方々は、福島でも原発被害者ばかりでは無いのです。

しかし、これ全て、起因はあの3.11の震災では無く、原発事故である歯がゆさは、共通の認識だと思います。

漁港が再建されても放射能汚染に苦しむ漁師、福島産だというだけで買いたたかれる農作物を育てる農家、いかに検査をし安全だと訴え続けても、あの日起きたメルトダウンが世界に広めた負の福島ブランドが消える事は無いのです。

あの日から明日で5年、長かったような短かったような、津波の傷はいずれ癒えていくかもしれません、復興も進むのでしょう
だけど、
「廃炉まで30年から40年?その補償はあるんかい?いや、負のブランドをいつまで背負わなけりゃイカンのでしょ?誰か責任持って答えてちょ」
再稼働だけは早いのに、その質問には誰も答えてくれませんわ。

いやいや、語ってしまいましたねぇ。
遅ればせながら『料理当番、本日の一品』です。

鰺の南蛮漬けではないんですが、揚げた鰺に甘酢の野菜だれをかけました。何故か母が大喜び(笑)

こちらはかにかまサラダ、この日はヘルシーでしょ?

お弁当はあいかわらず、しいて「これ!」というなら、中央左に座した身欠きニシンの煮魚です。

さて、今日の一枚は、今日の話題からすると、どうにもイラつくジャケかもしれませんがあえてこれにしました、ベイシー楽団の通称『アトミック・ベイシー』です。

1957年あたりは、まさにアトミック(原子力)は夢のエネルギー、兵器として開発された神の力を人間の英知が制御できると誰もが信じていた時代です。
それにしてもこのジャケ写真は、広島・長崎を想うと不謹慎きわまりない物であります。再発するなら爆発した福島第一原発の写真にでも・・・・・オイオイ

1957年というと、ベイシー楽団がキャピトルの傘下ルーレットに移籍し、レスター・ヤングなんかのスタープレーヤーを配した第一期黄金時代(1930年代ね)に次ぐ黄金期、アトミック・バンド時代の始まりです。
そして、そのネーミングの素、出発点とも言うべきアルバムがこれです。(「原子力楽団」って、これも今となっちゃふざけておりますが)

内容的には、トランペッターでアレンジャーであるニール・ヘフティと、「ちとモダンにしてみよか」というベイシーの意向がマッチしたアルバムです。

とまぁ、知ったかぶりをしておりますが、ボーカル同様ビッグ・バンドも大得意分野の私としては、「いかにもベイシーっぽい一枚だよぉ」くらいしか言えないんですけどね。(笑)

BASIE / COUNT BASIE & HIS ORCHESTRA
1957年10月21,22録音
COUNT BASIE(p) Count Basie Orchestra

1.THE KID FROM RED BANK
2.DUET
3.AFTER SUPPER
4.FLIGHT OF THE FOO BIRDS
5.TEDDY THE TOAD
6.WHIRLY BIRD
7.SPLANKY
8.FANTAIL
9.LIL' DARLIN


祝って下さって、ありがとね?

2016年03月03日 | p-r

今日3月3日は、ひな祭り「桃の節句」ですね、と同時に、我が娘の誕生日でもあります。
桃の節句に生まれた我が子に、「男の子だったら桃の節句はかわいそうだったから良かったねぇ」なんて、心の隅で少しだけ思ったものです。
周りからは「いっそのこと名前を雛子にしたら」なんても言われましたが、断固拒否、あはは今思えば「ひなちゃんなんて呼ばれるのも悪くはなかったかも?」・・・・・
いや、いちおう悩んで付けた今の名前が一番に決まっています。(笑)

「桃の節句」、「上巳(じょうし)の節句」は、「人日(じんじつ)・端午(たんご)・七夕(しちせき)・重陽(ちょうよう)」とともに、季節の節目「五節句」であり、江戸幕府が祝日として定めた日でありますね。
新暦でいくと、まだまだ寒い頃の「桃の節句」でありますが

   五六日雛におされる花の山

てな江戸川柳にあるように、旧暦で言えば4月の初め、いよいよ春を肌で感じる季節という事になります。
江戸ではこの頃、みな花見に浮かれているのが、3月3日ひな祭りが近づくと、その準備で一時花見を中断したんだそうです。

ところで、上巳(じょうし)とは、古代中国では三が重なるから重三(じょうさん)とも呼ばれたそうで、身体の穢れを移した人形を船に乗せて川に流したんだそうですな。それが日本に伝わり宮中で「上巳の祓」てな行事になり、その曲水の宴の席で桃の花を供え白酒を飲んだと、これが「ひな祭り」の起源なんだそうですけど

最近、ひな祭りに白酒ってやっぱ飲むんすかねぇ?
日本の白酒はアルコール度数9%のリキュールに属するものだそうですけど、古代中国の白酒(パイチュウ)は50度くらいあったそうで、伝来した時、宮中じゃ何度くらいのお酒を飲んどったのでしょう?
まぁまぁ、今や未成年の飲酒は御法度、ひな祭りに飲む白酒はノンアルコール飲料であります。
って、私は飲んだ事がありません。(笑)

まぁねぇ、どうなんでしょ、なんとなくのイメージですが、中学生・高校生くらいの女の子が、友達集めて雛人形の前でちょっとだけ酔って笑い合っている姿も、姦しくてエエやろねぇ・・・・・・・

って、オヤジがほざくと、どうにも
「ナントカコメディのT橋みたいなぁ?キモ~~イ」
てなこと言わそうですが、そうじゃなくてね
「酔った上巳(じょうし)の説教聞いてるより、姦しい若いお重三(じょうさん)を見ている方が・・・・」
言えば言うほどドツボにはまりそうです。

何はともあれ、
「全国のひな祭りを祝う諸氏、我が娘の誕生日をともに祝ってくれて、ありがとう!
なんのこっちゃ(笑)

さて、今日の一枚は、先日紹介したミシェル・ペトルチアーニ、ペトちゃんのアルバムをもう一枚。
彼の後期の一枚、ということは、私からするとじつに新しい一枚ということになります。(笑)

ピアノとオルガンのデュオ・・・・
じつに斬新ですよね、ピアノの連弾ならそこそこお耳にかかりますが、この組み合わせはそうそう無いでしょう。
無いという事は「基本合わないんじゃろ」と、私は思うのですけど、
これがねぇ、期待を裏切るんですわ、もちろんイイ意味でね。

じつに興味深い1枚(正確にはVol.2がありますんで2枚かな)に仕上がっています。
ともかく、しっかりした技術と感性があれば合わないだろうものも合うんだと証明しているような、そんなアルバムだと思いますよ。

ちょっくら文句を付けるとすれば、
「ライブでこんなんやられたら、オシャレすぎる、センスが良すぎる、カッコ良すぎる、臭いオヤジには合わねぇよ」
そんなところでしょうか(笑)

CONFERENCE DE PRESSE Vol.1 / MICHEL PETRUCCIANI
1944年6月14,15,16日録音
MICHEL PETRUCCIANI(p) EDDY LOUISS(org)

1.LES GRELOTS
2.JEAN-PHILIPPE HERBIEN
3.ALL THE THINGS YOU ARE
4.I WROTE YOU A SONG
5.Rachid
6.SO WHAT
7.THESE FOOLISH THINGS
8.SIMPLY BOP