刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

キッチン今村亭(フレンチレストラン)

2016年06月17日 09時18分16秒 | 欧州、中華 など自国以外料理
裏寺町通り四条を上った場所にある仏国料理店。
京都の老舗仏レストラン「萬養軒」で長年料理長を務められた方が腕を振うお店である。



ディナーは少し値は張るがランチは1000円前後で利用できる気軽なプランを
提供されている。

中に入ると70年代の落ち着いたアダルトなレストランが広がっている。
フレンチ’の雰囲気ではなく昔懐かしい洋食屋さんの世界があり、比較的
年齢層の高い方には懐かしい、今の方には新鮮な店内である。



オーナーが阪神ファンなのかちょっと場違いな象の人形も経営に参加している。



ランチメニューは4種類 上は4千円近いものから用意されているが某がお願いしたのが
一番リーズナブルなBコース1080円 Bコースの中でも5種類の選択が出来るのが嬉しい。





ベーシックコースといえど食前スープにパン、コーヒーとしっかりコースになっている
チキンの照り焼き はポテトとともに真っ白な洋食皿に盛られてやってきた。

2品種だけと寂しい構成 価格を考えるなら仕方ないことか!
チキンは柔らかく大変ソフト仕上がり、オリジナルソースもストレートかつ
マイルドな味わいで奥が深いのだが真綿タッチの味付けなので若年層やコッテリ
好きのユーザーなら量と共に物足らない。



食後のコーヒーは今村亭の名物になっているデミタスコーヒー
大変美味しいのだそうだが残念ながら某はコ-ヒー音痴、いい香りで
あったことは間違いない。

大人の洋食のお店、深い味わいと熟された技量で人生を知り尽くしてきた人たちの
心を揺さぶるレストランである。



「京都市中京区裏寺町通四条上る中之町576」
コメント
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