刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

晦庵 河道屋 北大路店(そば)

2013年05月05日 01時12分50秒 | うどん、そば、食堂
閉店しました


北大路ビブレ グルメアベニューろさんじ一階にある江戸時代から続く老舗そば店。
麩屋町通三条にある本店は数奇屋造りの京の食文化を担って来た名店で
観光スポットとしても有名。

表にはしっかりと食品サンプルが陳列され大型モールへの出店セオリーはおさえている。

店内は小上がり席とテーブル席の標準的配置、あまり飾りっけのないあっさりした
店内である。

入店時の8月はむせ返るような猛暑日、なにかさっぱり出来るメニューはないかと
見れば、かけきつねうどん定食1000円が目に入った。
河道屋はやっぱそばであること重々承知の上だが、さっぱりうどんの魅力に負け注文!!



別途つゆをうどんにかける形式だがなにやらつゆが少ない・・・
つゆだく好きの其にとっては寂しいかぎり。

うどんは太めで多少表面が梨地になった軟弱な食べ口。
コシが無く胃には優しいうどんだが、パンチに乏しくガッツる人には不向き。
だしも昆布旨みが薄くトッピングされている大根おろしと混ぜてしまうと
さらにだしが薄くなって、ほんのりと味がついているかと思われるぐらい味が薄まる。
お揚げ”の味付けもあっさり、つゆが少ないのでじっくり浸すことも出来なく
もどかしい・・・・

こはんは麦飯、こちらもかなりのソフト志向
量も京都らしく遠慮がち・・・と、なにもかもがもう1つ足らない感じである。

お年寄りや、病み上がりの方にはちょうどいいかもしれないが
成人男女にとってはさらにもう一件定食が食べられる位のボリュームである。
創り込みも、もう1つ緻密にできないものかと思ってしまったが
このソフト具合が河道屋の道”なのかもしれない・

本業のそばの評価も食べ物サイト(Web)では絶賛する方はあまりいないようで
今”にあまり受けないよである。
江戸時代から続く河道屋を理解するには其がまだ若輩者なのかもしれない
だが一生かかっても今の其の食生活では理解できないのでないだろうか!!

HP→http://www.kawamichiya.co.jp/soba/
「京都市北区小山北上総町49-1キタオオジタウン1F」
日記@BlogRanking

コメント
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