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転塾

6年生になって、あらたに塾に加わる子どもたちと話をしてみると、なかなかすごいキャリアを持っていることがあります。

「大手っていうの? そういうのは全部いった」

「うちの近くの駅にある塾は多分、みんな行ったんだけど、結局電車に乗ることになった」
などなど。

それぞれ転塾には理由があるので、無闇に変えているわけではないのでしょうが、変わる子はやはり複数回変わることがあるようです。

かと思うと、もうずっと同じ塾でがんばって卒業まで続けるという子もいるでしょう。

実は6年生の最初に塾を変えることが比較的多いのです。

この1年しっかりどこでやるかを決める、ということでしょうし、志望校によって強いところもあれば、事情が良くわからない塾もあるだろうから、それなりに選ぶ必要があるのでしょう。

で、いったん変えてしまうと落ち着かなくなってしまうことがあるようですが、まあ、ここでやると決めたら多少なりともがんばった方が良いと思います。本来そういうことは5年生のうちに考えておくべきであって、今さら動きを起こすのはちょっと遅い気がします。

あと6年生の9月になって本当に志望校が決まってから、若干塾を増やすということがあるでしょうが、私はその時期は全部変えてしまわない方が良いように思います。

もちろん複数の塾に行ってすべての授業に出られるわけではないから、多少なりとも調整しないといけないが、今まで通った塾にプラスして何かを考えればいいだけであって、全部をひっくり返すのはやはりリスクが高いのです。

またその時期は、自分で過去問などをやりこまなければいけないことも多いので、全体のバランスを考えてあまり塾に依存しないようにした方が良いでしょう。


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