ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

脳梗塞・半身不随・磁気刺激治療法・真向法・逆腹式呼吸

2011-06-22 08:09:56 | 

 先日、初めてお伺いしたお家で、ご主人が脳梗塞で半身不随になり、現在は手は動くようになり、片足だけが未だ不自由していると聞き、早速、慈恵医大のリハビリテーション科の安保先生の磁気刺激治療法の話をしました。

 損傷を受けた脳ではない正常な脳に磁気の刺激を与えて、正常な脳の活動を抑えながらリハビリの運動をすることにより、損傷を受けた脳の活性化を図るという治療法です。 1週間の入院治療で、多くの患者さんが動かなかった手足が動くようになり、笑顔を持って退院されていきます。

 その治療法とは別に、真向法の話もしました。 創始者の長井わたるさんが、40数歳で脳梗塞で半身不随になり、生家のお寺に戻り、勝まん経というお経の中で出会った「頭面接足礼」という言葉を調べるうちに、その礼がお釈迦さまのお話を聞いた後に行なう座礼であることが分かりました。

 自らその座礼を行い、更にそれから発展した体操を考案し、実践しているうちに数年で、いつの間にか半身不随が治ってしまったという話をしました。 頭面接礼の座礼は真向法の第1体操になっています。 真向法の体操のコツは、体を曲げる時に息をゆっくり吐くことです。 息をゆっくり吐く時に、体の中へ息を吐くことが大切なのです。

 更に、逆腹式呼吸の息の仕方を、目の前でご本人に分かるように行いました。 逆腹式呼吸は自己免疫力を高めるとともに、神経を刺激し神経障害を改善するものです。 後日、私が書いてきたブログの一部をコピーして、送付いたしました。 声も大きく明るい感じがした方ですので、きっと足の不自由さも、改善されてくるものと思っております。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿