ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

自身の生命体を呼び起こす政木和三さん

2005-07-13 11:36:01 | 
 大阪大学の工学部のすべての学科で学び、さらに医学部、理学部でも学んで3000以上の特許を取得したあとですぐに無料公開をしてきた政木和三さんは、無心、無欲になることによって、自分自身の中に存在する生命体を呼び起こし、不可能を可能にしてしまうという。
 子供のころ、胃腸が弱かった上に多少吃音(どもり)があったので、ご自分で治そうと決心して腹式呼吸の訓練をはじめたそうです。
 最初は、7秒間かけてゆっくり吸った息を、7秒間下腹部にとどめ、それを7秒間でゆっくり吐き出すという方法でした。 毎晩1時間ずつその訓練を続けていくうちに,小学3年の時には20秒間で吸い、20秒間下腹にとどめ、20秒間で吐き出すという、1分間1呼吸ができるようになりました。
 結果的にそのことが(後から分かったことですが)その呼吸の中で血液中の酸素が少なくなって脳の活動が最小限に抑え込まれ、脳波がシータ波になり自身の生命体の意識が呼び起こされ、不可能を可能にする体験を経験したそうです。  例えば、一度もピアノの稽古をしたことがなかったのに、学校で突然ピアノ演奏を15分ぐらいしてしまったとか、10数年前にもいきなり指が自分勝手に動き作曲をしてしまい、知り合いの音楽家にみてもらったら、普通の作曲家が作ったのではないかというぐらいのものでびっくりしたそうです。
 座禅(静功)を続けていきますと、脳波はアルファー波になり、深化していくとさらにシータ波にもやがて到達することとなります。 またそれは自分にしか実感できません。


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